★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ -2ページ目

MJとNC

$★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


マイケルジャクソンのThis is it.を観たその日の夜、バージニアビーチに来ていたナタリーコールのコンサートに行ってきました。

ナタリーコールは、今年の五月に腎臓の移植手術をしたばかりだそうで、5年前に東京のブルーノートで見たときとは別人のように痩せこけ、最初のほうは歌声もか細く、心配になってしまうほどでした。でも途中から調子が出てきたのか、どんどんよくなって、最後はスタンディングオベーションをもらうほどの熱演に、とても胸を打たれました。

10代のころから、好きだったナタリーコール。「Unforgettable with Love」は持っているアルバムの中でも多分一番聴いているんじゃないでしょうか。「More than you’ll ever know」では、思わず涙が・・・!で、「次は、チャーリーチャップリンが、父に贈った歌です」と言って、「Smile」を歌ってくれました。マイケルの好きな歌ではないですか。朝映画を観たばかりだっただけに、感慨深いものがありました。本当にいい歌・・・。この歌の通り、今週も笑顔でがんばりましょう!

        

マチュピチュ

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


もうずいぶんたってしまいましたが、8月に訪れたマチュピチュの話など。

Sacred Valley(聖なる谷)にあるOllantaytamboの駅から電車に乗り、約一時間半で、マチュピチュの麓の町、アグアスカリエンテスに着きます。遠くに見える美しい氷山、ベロニカ山と、すぐ横を流れるウルバンバ川を眺めながら、出されるスナックとコーヒーをいただいているうちに、あっという間に到着してしまいました。

アグアスカリエンテス駅で降りたら、今度は登山バスに乗り換えます。ここから一気に25分ほどでマチュピチュの入り口まで登るのです。入り口を入ったら、まさに空中都市という名前にふさわしい、マチュピチュの遺跡と、周りを囲む山々が目の前に広がります。入り口のあるところは、広大なマチュピチュ遺跡の中腹あたり、なのでどんどん上に上がっていくと、さらに景色はよくなっていきます。

Wikiによると、1440年ごろからスペイン人が征服してくる1532年ごろまで、ここでインカの人々が暮らしていたそうな。ということは、そんなに昔のことではないらしい。なのになぜインカの人々が突然いなくなったのかとか、どういう人たちが住んでいたのかとか、まったくわかっていない、まさに謎に包まれているマチュピチュ。目を閉じてみたら、白い木綿の服を着た小さい子どもたちが、楽しそうに走り回っている姿が目に浮かんできました。のどかに暮らしていたであろうインカの人々は、いったいどこへ行ってしまったのでしょう。

日本からのペルーツアーの多くは、マチュピチュ観光は半日だけだったりするそうですが、うれしいことに私たちのツアーはアグアスカリエンテスに一泊し、翌朝早くに地元のシャーマンとマチュピチュへ向かい、日の出とともにシャーマンの儀式を体験させていただくことができました。本当に貴重な経験でした。下のほうから昇る朝日と、立ち込める霞のきれいだったこと。遠くを飛ぶコンドルの優雅な姿、そして朝日に照らされた洞窟の一角で、行われたシャーマニック・セレモニーでは、ひとりひとりお願い事をしました。家族の健康、家内安泰、子宝と博士論文。最近は誕生日のろうそくを吹き消すときも、流れ星を見たときも、神社、仏閣を訪れたときも、そしてマチュピチュでシャーマンの儀式に臨む時も、いっつも同じお願い事です。神様もきっと、「聞き飽きたよ!」と思っているに違いありません。欲張りな私はそれに付け加えて、世界平和と、人格の向上もついでにお願いしています。全部かないますように・・・!

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


朝のマチュピチュは、本当に素晴らしかった。霞(雲?)が下から上へどんどん上がっていく様子を見ていたら、自分が雲の上?天国?にでもいるような気がしてきました。

最後に、シャーマンはこんなところに立って、セレモニーを締めくくりました。そして「コンドルが呼んでいるから」と言い残して帰っていきました。

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


また行きたいな、ペルー。


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ

Welcome to Candidacy!

先週の木曜日、Proposal Defenseというのをやってきました。

博士論文のための研究計画を発表して、学科の先生方にOKをいただく「審査」です。博士論文の審査は、主査(Chair)の教授と、2~3名の副査(Committee Member)の教授によって構成される、Dissertation Committeeという組織が行います。

あらかじめ提出しておいた70ページほどの研究計画書(Proposal)を元にパワーポイントのプレゼンテーションを作成し、30分程度の発表をした後、質疑応答があって、発表者は一旦部屋から出されます。その間に審議が行われ、再び部屋に呼び戻されて審議の結果を聞くと言う、堅苦しく、重苦しい儀式。

通訳をしていたときは、何千人の前で通訳してもあがらなかったのに、たった3人の教授の前にもかかわらず、膝が笑うほど緊張してしまいました。

なぜなら、少し前から周りに「来年の5月に卒業する!」と宣言しているからです。ここで審査に通らなかったら、5月卒業の夢は消え、さらには卒業のめどさえも立たなくなってしまいます。

どきどきしながら廊下で待っていたら、5分もしないでドアが開き、部屋に呼び入れられました。3人の教授はニコニコしています。主査の教授が、「After a long and heated deliberation (長い時間をかけて、賛否両論戦わせた結果…)」と冗談を言った後、満面の笑みで「Welcome to Candidacy!(博士候補生の世界にようこそ!」と言い、3人がいっせいに拍手!

「はい、とりあえずオッケーだから、次もがんばるように」、とでも言われるかと思ったら、アカデミー賞でも取ったかのような賞賛の嵐!まるでテレビのオーディション番組のような、わざとらしさ!日本ではありえない、この演出!正直、受けました。でも、実は心の底からうれしかった。パスしたこともうれしかったけれど、努力をたたえようとする、生徒思いの教授の優しさが、身に沁みて・・・。

まだまだ道のりは長いですが、引き続きがんばります。次もいいご報告ができるように・・・。

つまらない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

日本から戻りました

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


日本から戻りました。

スカイプでいつも話しているけれど、同じ空間で、同じ時間を過ごすということの大切さを、改めて感じました。美輪明宏さんの著書に、家族は「思い出の積み重ねが作り上げる人間関係」と書いてありました。泣いたり笑ったり、心配したり壁にぶつかったり、それらの経験を一緒に乗り越えてこそ、家族と呼ばれる存在になるのだと言っています。優しくされた記憶、思いやりの温かさが家族を作るのだそうです。最後の日、福岡空港まで、総出で見送りにきてくれた、我が家族。毎朝大好きな味噌汁を作ってくれた母。夜遅くまでおしゃべりに付き合ってくれた姉ふたり。かわいい甥や姪たち。

学期の途中、2週間あけるのは少し不安がありましたが、やっぱり帰ってよかった。

2週間、ほとんど上げ膳据え膳の生活に、手荒れもすっかりよくなりました。今は再発しないように、手袋をしっかりはめて家事をしています。

約半月放置して、バッテリーが上がってしまった車をジャンプスタートしてもらうため、入っている保険のロードサービスに来てもらいました。ものの2分で無事ジャンプスタートが完了し、帰ろうとするお兄さんに、チップとして5ドルを渡しました。後でそのことを夫に話すと、「少なくとも10-20ドルは渡さなきゃ」と言われました。いつもOvertipper(チップを渡しすぎる人)気味の夫なので、そうなのかな~と思い、翌日同じオフィスで働く同世代のステファニーにその話をすると、まったく同じ返答が。へえ~~~~。海外生活って、本当にむずかしい。こういう「言わずもがな」なことが、世の中にはたくさんあって、異国人は気付かずに過ごしてしまう。ロードサービスのお兄ちゃんにはチップを渡すけれど、家に来るケーブル会社のお兄ちゃんには渡さなくていいとか、クリスマスシーズンには郵便配達人に焼菓子を渡すとか、ホテルのコンシャルジュにも、サービスに応じてチップを渡すけれど、その金額なども、相場が細かくあって、本当に大変!逆にチップを渡すと失礼にあたる人などもいたりして、アメリカのチップ文化は、本当に奥が深いです。

その点日本は楽だなぁ。

チップ文化の背景にある所得格差や、社会奉仕に対する考え方などなど、本当に、日々勉強です・・・。だから何も考えなくていい日本に時々帰って、羽を休めるのって大事なんだなぁ。

(写真は母の作る古典的日本の朝ごはん)

日本へ

明日から日本に行きます。

今回は実家のある福岡がメインのため、東京の友達に会えないのが少し寂しいですが、1年半ぶりの日本に、なんだかどきどきしています。留学していたときから、だいたい毎年夏休みかお正月には帰っていたので、こんなに日本に帰らなかったのは、実は初めてなんじゃないかなあと、今日ふと思いました。

日本から帰ったらすぐに論文の審査があるので、重たい本を何冊もスーツケースに詰めて行きます。でも甥の運動会や神社の秋祭り、大好きな秋刀魚やキノコ、そして家族との時間を、短い間ですが、たくさん楽しんできたいと思います・・・!

これを読んでくれている地元の友達、暇だったらメッセージくださーい。

・・・マチュピチュの日記もまだアップしてないのにぃ・・・・!(焦)

マグロとアボカドとトマトのサラダ

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


二日連続で朝5時まで論文書きをしたのでちょっとした時差ぼけです。昔から夜、しかも深夜にならないとお勉強モードにならないので、困ったものです。でもおかげで第3章の「方法論」のところが大体まとまりました。統計学は難しいですねー。Probability、Likelihoodに、Oddsの違いなんて、読んだ瞬間はわかった気がするのに、次の瞬間忘れていますから。

先日BBQのときに持っていったマグロのサラダのレシピを聞かれましたので、ここに載せておきます。

材料

マグロ(刺身用)かたまり
ドレッシング(ビネガー系だったらなんでも)
ブラックペッパー たくさん
オリーブオイル
しょうゆ
トマト 
アボカド
レモンまたはライム
ルッコラ
香菜

分量はすべて適当です…。

作り方

刺身用のマグロは、ドレッシングに最低20分漬け込み、挽きたてのブラックペッパーをたーっぷりすりこみます。フライパンで周りが白くなるまで軽く焼いて、5ミリくらいの厚さにスライスしておきます。

トマト、アボカドも5ミリくらいにスライス。

ルッコラをたくさん敷いたお皿にトマト、アボカド、マグロを順に並べて、上から刻んだ香菜をふりかけ、レモンを絞り、おいしいオリーブオイルとおいしいお醤油をたら~っとかけて、出来上がり。

香菜が苦手な方は、ねぎでもいいでしょう。全体の味のバランスとハーモニーが大切なので、ぜひ大口を開けてばくっと食べちゃってください。

ワインにも、ビールにも、そしてご飯にも合う一品です。

行正り香さんのレシピをアレンジしました。

ペルーで食べたもの、飲んだもの

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


ペルーから帰ってきて、会う人、会う人に「ペルーどうだった??」と聞かれるんだけど、「Amazing!」とか「Great!」しか言えない自分が哀しい!

いろいろ考えた結果、ペルーの正直な感想は・・・「また行きたい!」なのかもしれません。食べ物も、おいしかったし(これ重要)、人も、穏やかで優しかったし、自然や遺跡は、言うまでもなく素晴らしかったし。インカ・トレイル*や、ワイナ・ピチュ(マチュピチュの向かいにある山)に登ったり、クスコの街でのんびりしたりして、全部で3週間くらい滞在したら、楽しいだろうな~~~。

(*インカ・トレイル: 4日間かけて古代道をクスコからマチュピチュまで行くトレッキングコース。地元のポーター(荷物運び屋さん)を雇って、キャンプをしながらの道程。アウトドアとは無縁の私だけれど、いつか挑戦してみたい、冒険です。)

今日はペルーで食べたもの、飲んだものについて・・・。

ペルーの旅に行って、必ず出されて飲むのが「ピスコサワー」。これはホテルのバーのサミーさんに作る行程を見せてもらったのだけど、ピスコ、という地元のぶどうで作ったお酒と、ライム果汁、砂糖と氷に、生の卵白を入れて、ブレンダーでがーっと混ぜて出来上がり。少しとろみのある、まったりとした、なかなかおいしいカクテルでした。生卵が入っているので、すこしどきどきしながら、ちびちび飲みました。知らなければごくごく飲んでいただろうに、時として、知らないほうがいい事もあるらしい。メキシコでおなかを下した経験のある私は、旅先での食について、ちょっぴり小心者。何を食べても壊れない、鉄のような胃袋が欲しい!

とはいえ生もの以外は、なんでも食べました。2000種類はあるといわれるいろいろな種類の芋に、一粒一粒が親指のつめよりも大きいんじゃないかっていう、巨大とうもろこし。アルパカやモルモットのお肉にも挑戦しました。アルパカは鹿のお肉のような、癖のない淡白な味でした。モルモットは、生臭くて、一口食べるのもやっとでした。夫は「チキンのようだ」といっておりましたが、風味は魚のようでした…。もう二度と食べることはないでしょう・・・。

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ
★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ
★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


お肉とたまねぎなどの野菜の炒め物、「Lomo Saltado」は、とってもご飯が進む味、滞在中何度も食べました。マチュピチュの「Inca Terra」というレストランで食べた「Rocoto Relleno」という、ピーマンの詰め物グラタンみたいな料理の、おいしかったこと・・・!これはぜひ家でも作ってみたい味。

ペルーでは、毎日コカ茶を飲んでいました。ホテルの部屋にも湯沸かし器と一緒にティーバッグが置いてあるし、レストランでも、ビュッフェでも、必ず置いてありました。ホテルのターンダウンサービスのあとに、ベッドのそばにおいてあるチョコレートも、コカチョコレートという徹底振りでした。コカの葉を乾燥させたものを、噛みタバコのようにして服用する方法もありますが、お子ちゃまの私にはちょっと苦すぎて、長く噛んでいられませんでした。コカの葉の主な効能は、疲労回復や空腹感軽減、だそうで、コカの葉を抽出して結晶化させてできるのがコカインなんだそうです。私はてっきり飲んだら幻覚とか見るのかと思っていましたけれど、まったくそんなことはなく、味も普通のハーブティ。滞在中高山病にも悩まされず、健康で過ごせたのも、毎日コカ茶を飲んでいたからなのかな。

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


概して食べ物がおいしかったので、少々食べ過ぎました。同行者の中に、ワイン好きな人もいて、ワインもほぼ毎食いただきました。ペルー産のワインは、う~ん・・・という感じでしたが、地元のビール、Cusquena(クスケーニャ)は、さっぱりしていて、とってもおいしかった!!

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


高度について。
富士山登山したときにも、高山病にはならなかったので、さほど心配はしていませんでしたが、クスコに着いたとたんに、空気の薄さを感じました。深呼吸を心がけて、と、何かで読んだのを思い出し、意識的に呼吸を深くしてみたりしたけれど、だんだんと頭が重くなっていく感じがしました。少しの階段の上り下りも、ぜーぜーはーはー、まったく体力のない人のようになり、だんだんと頭痛もひどくなってきて、少し心配になりましたが、一晩寝たらあら不思議、翌日はスッキリ!走ったりはできませんでしたが、普通の状態ですごすことができました。

富士山に登ったとき、湯気がもうもうと上がっているラーメンがぬるくて、標高が高くなると、水の沸点が下がるということを学んだのですけれど(大気圧が下がるから、ということらしいです)、不思議なことに、今回富士山と同じ位の標高の、クスコで飲んだお茶は、毎回舌をやけどするほど熱かったので驚きました。富士山で食べた、煮え切らない硬いラーメンは、なんだったんだ!??

次回は、マチュピチュについて・・・。

マイアミお勧めレストラン

今日はお休みをいただいているので、写真の整理や洗濯などをしてすごしています。さっき夫のスーツケースに足をぶつけ、負傷しました。血が出てるよ!あー、もう!

今日はマイアミで食べたものなど、備忘録・・・。

マイアミに行く数日前、忙しそうにレストランの予約をしている夫に、店選びの手伝いを申し出たら、すごい勢いで断られました。楽しみを奪うなと。というわけで、今回も夫がリサーチし、厳選したレストランをまわってきました。あとは植物園で熱帯植物を鑑賞したり、ホテルのプールで泳いだり、海を眺めながら読書したり・・・。海の見えるホテルの部屋がとても素敵で、あと一週間くらい、のんびりしたかったな~!

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


Matsuri 

一日目のランチはMatsuriという日本食レストラン。ここは私のリクエストで、到着した日に連れて行ってもらいました。ランチセットが8ドル前後と、とても値段がお手ごろで、しかも揚げだし豆腐やさば、秋刀魚の塩焼きなど、かゆいところに手が届く品揃え。おすしもおいしかったけれど、カウンターの向こうに立っているシェフ全員がラテン系のお兄さんでした。さすがマイアミ。

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


Azul 

マンダリンオリエンタルホテルに入っている、ハイエンドな感じのレストラン。サービスもお味も、とても素晴らしかったです。特別な日に来るレストランなんだろうなー。隣のテーブルに座った若いカップルは、婚約したてなのかな、お店の人が「おめでとう」といって、シャンパンを注いでいました。そして反対側のテーブルに座ったキューバ系アメリカ人のカップルと仲良くなり、最後は一緒に座ってコーヒーを飲みながらおしゃべりをしました。カンパチの前菜や、黒トリュフたっぷりのゴルゴンゾーラニョッキ、ツナのたたき風など、ワインペアリング(コースごとにあわせたワイン)つきで、たくさん食べて飲みました。素敵だった~~~。夢心地のディナーでした。

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


直江 

3月にオープンしたばかりの直江は、14人限定の小さなレストラン。というよりも、割烹、という感じ。オーナーシェフ兼皿洗い(と、名刺に書いてあるところがお茶目)のケビンさんは、お母様が金沢の方なのだとか。親戚がお醤油とお酒の醸造元で、日本の割烹で懐石料理の修行をした「本気」の日本料理職人。カウンターはオレゴン産のヒノキの一枚板、これを日々丁寧にカンナがけしているのだとか。昆布は日高昆布、鰹節も削り器で削って、わさびはもちろん生わさび、お醤油は素材にあわせて何種類も。ここまでこだわった日本食やさん、アメリカにはたぶんほかにないでしょう。本当の日本食を食べて欲しい、というこだわりから、アメリカで人気のマヨネーズやクリームチーズたっぷりの「なんとかロール」は決して出さない。アメリカに迎合していないところが、稀少で勇気ある。マイアミで末永くがんばって欲しいお店でした。


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ

ただいま!

★通訳ごんたのひとりごと★ in アメリカ


マイアミ、ペルーの旅から帰ってきました。

マイアミでもペルーでも、おいしいものをたくさん食べてきました!

マイアミから飛行機で約6時間のペルーは、本当に素晴らしいところでした。これから少しずつペルーの印象を書いていきたいと思います・・・!

それでは取り急ぎ、写真だけ・・・。

ペルーに行ってきます

明日から、夫の仕事にくっついて、ペルーに行ってきます。ついでに経由地のマイアミに立ち寄って、3日ほどバカンスしてきます。ペルーは首都のリマ、古都のクスコ、それからマチュピチュをめぐってきます。一番高度の高いクスコの町の標高は3300メートルもあるんだそうです。富士山が3776メートルだからいきなり富士山の頂上に行くような感じなのでしょうか~。どきどきです。

予習のために「The Last Days of the Incas」という本を読みました。富と権力を求めた若干160人のスペイン人によって滅ぼされたインカ帝国が、どんな文明だったのか、そして今のペルーの様子も見てきたいと思います。シャーリー・マクレーンのアウト・オン・ア・リムや、聖なる予言にも登場するスピリチュアルスポットとしても有名なペルーで、どんな経験ができるのか、今からとっても楽しみです。

8月末に帰ってきます。それでは行ってきます!