この日は、茨城県竜ケ崎市にある「牛久沼」に行きました。「牛久沼」と言うので、茨城県牛久市にあると思いました。実は、全沼「牛久沼」は「竜ケ崎市」にあるのです。
行くと沼の近くには「ウナギ屋さん」がたくさんありました。うな丼は、「牛久沼が発祥の地」といわれています。国道6号沿いを初め、沼付近(龍ケ崎市庄兵衛新田町など)には現在でも鰻料理店が多いです。この日 私と同行の橙色子さんは、ウナギを食べようと思いましたが、訪れたウナギ屋さんは、すべて「休業」でした。「コロナ」の影響でしょうか。おそらく 外出規制のために、お客様が殆ど来ないので、採算が合わないと思い、「うなぎ屋さん」は 休業してしまったのでしょう。我々も楽しみにしていた「うなぎ」を食べられませんでした。
「牛久沼」は「牛」が着きます。何故でしょうか?
食べてすぐ寝ると「牛」になる、と申します。竜ケ崎の金龍寺の「小坊主」が 食べては すぐ寝ていました。この小坊主は、食べてはすぐ寝ていたので、ある日 突然「牛」になってしまいました。(金龍寺に、知雲(あるいは智雲)という小僧がおりました。知雲は体は小さいのですが、食べることだけは誰にも負けないという大食いでした。
和尚さんが「知雲や、食事というものはおまえのように欲しいだけ食べるものではないぞ。食べすぎはよくない。もう少し体のことを考えて食べなさい。」としばしば注意をするのですが、いっこうに聞き入れようとしませんでした。
それどころか、食べたいだけ食べると後かたづけもせずに、ゴロリと横になってそのまま寝てしまうのです。
あるとき、それを見た和尚さんはとうとう堪忍袋の緒が切れてしまいました。
「食べてすぐに寝てしまうとは何事じゃ。牛のような動物と同じではないか。そのようなことを続けていると本当に牛になってしまうぞ。」と厳しくしかりつけました。
それから何日かたったある日、朝から知雲の姿が見えないのです。
和尚さんをはじめ小僧たちが寺のあちこちを探しまわりましたが、見つかりませんでした。
しばらくして和尚さんが村に出かけると、一頭の子牛が近づいてきて、「和尚さま!知雲です。私は和尚さまの言うことを聞かなかったため、とうとう牛になってしまいました。大変お世話になりました。さようなら。」そう言うと沼に向かって走り出したのです。
驚いた和尚さんはすぐに後を追いかけ、沼に入ろうとする子牛のしっぽをつかんで必死に引き止めました。
ところが、ブツッとしっぽが切れ、子牛は沼の中に消えていってしまったのです。
それ以来、この沼は“牛を食う沼”ということから牛久沼と呼ばれるようになったのだそうです。
また、この時ちぎれたしっぽは払子となり、お寺で使われたということです。(竜ケ崎のサイトより)
「牛になった小坊主」はこの沼がモデルと言われ、その時の牛の尻尾が、この同市の金龍寺に保管されていると言います。ちなみに「牛になった小坊主」はこの沼に入水自殺をはかり、以後「牛を食う沼」、「牛久沼」と名づけられたとも言われています。不思議な話です。
私と橙色子さんは、牛久沼の中の半島に行きました。そこは、「七浦弁財天」と書かれた祠がありました。ここで「牛久沼」に向かって撮影です。だれもいませんね。「濃厚接触」はありません。大丈夫。
「牛久沼」のシンボル「白鳥」が泳いでいました。のどかです。足場は 木で囲いがあり 足元も木で出来ているので危なくありません。
以前 この場所で 釣り人が魚を釣っていました。入れ食いでした。「ワカサギ」です。釣れますね!
餌を投入すると、すぐに浮きが沈みます。竿を持ち上げると「ワカサギ」が数匹 針に着いていました。バケツの中は 小さな「ワカサギ」がたくさん入っていました。
今度、私も 牛久沼に「ワカサギ」を釣りに来たいと思ったのでした。ただ「ワカサギの佃煮」は数百円でパック一杯ありますので、買ったほうが安いかもしれません。
帰り、「JR牛久駅」に寄って 撮影して帰りました。「牛久駅」は 東日本旅客鉄道の常磐線の駅であります。
この日は、「コロナ」を心配しながらの撮影でした。早めに帰ります。田舎だから大丈夫ですが、私は、なかなか落ちつきません。
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