この日は、千葉県印旛郡栄町龍角寺にある「龍角寺」に出掛けました。「龍角寺」は関東地方で一番古い寺であります。
千葉県内最古の瓦葺き寺院であり、発掘調査の結果、7世紀にさかのぼる伽藍跡が検出されており、創建年代の古さという点では、関東地方で最も古い寺であります。
近くに「竜腹寺」
と「龍尾寺」
があります。
屋根瓦がほぼ同じ瓦であり、古さも同じです。
それで、この三つの寺は 同時期に建てられたと考えられています。
現在の「龍角寺」は、長い間に火災に遭い、建て直されても、また火災に遭い、堂宇の礎石しか残っていません。ただ、寺の本尊である「薬師如来」は、健在であります。現在は、収蔵庫に鎮座されておられます。
普段は、この「薬師如来像」を拝見することは出来ませんが、以前、「御開帳」の時に、私は、「龍角寺」で拝見することが出来ました。その時の写真を載せます。
「龍角寺」の「金堂跡」があります。「金堂」とは「本堂」の事です。立派なものには、「金」を付けます。「金〇」「金字塔」「金の卵」などなどです。
「塔」の礎石がありました。「三重塔」なのか「五重塔」なのか、分からないのだそうですが、ここには、立派な塔が建っていました。
隣には、「龍角寺」の金堂の瓦が埋められていました。
将来の研究の時に掘り起こします。
「龍角寺」は関東地方でも最も古い寺です。誰が建てたのでしょうか。それは、「龍角寺」の周囲に、たくさんある「古墳」の主が建てたと思われます。
「古墳の主は 当時の力のある「豪族」です。
その「豪族」が、「龍角寺」を建てたのです。「竜腹寺」も「龍尾寺」も、同じ豪族が建てたと考えられています。その「豪族たち」の葬られた「古墳」が、「竜腹寺」周辺にたくさんあります。
分かっているだけで、114基あります。
力のある「豪族」でないと、こんなに多くの「古墳」を作ることは出来ません。
私と同行の次女は、「龍角寺古墳群」を歩きました。たくさんあるので、撮影するだけで、大変です。
大きな古墳の「岩屋古墳」がありました。
「岩屋古墳」は「方墳」です。
「岩屋古墳」は、一辺は78mを測り、周堤帯の外側まで含めると105m、高さ13.2mになる非常に大型の方墳です。 規模は奈良県桝山古墳に次ぐ全国第2位の方墳ですが、7世紀(古墳時代終末期)につくられたものとしては全国で最大です。
墳丘は三段築成をとっており、墳丘の東・西・北側には周堤帯が巡っています。 南側は前庭部からすぐに崖線となり、崖線部には舌状張出地形と呼ばれる斜面地形が確認されています。私は以前、「岩屋古墳」に登ったことがあります。
現在は管理が厳しくなって、この日は、「岩屋古墳」に立ち入ることは出来ませんでした。
「龍角寺古墳群」はたくさんあり、草をかき分けて、撮影しました。
「龍角寺古墳群」の裏には「坂田ヶ池」があります。古墳時代人も「水」が必要でした。
「坂田ヶ池」に寄り、
更に「印旛沼」に寄って、
二人は帰ったのでした。「古墳群」と「龍角寺」を訪れて、古代の息吹に触れ、楽しかったです。
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