言問だんごを食べに行く・言問橋のたもと・在原業平の団子
この日は、「言問だんご」を食べに出掛けよう、と言うことになりました。
その昔、「在原業平(ありわらのなりひら)一行」が、武蔵の国と下総の国との間にある隅田川までやってきて、都がとても恋しく思われたので、しばらく川岸に下りて、「思えば限りなく遠くまで来たものだ!」と心細く感じていました。渡し守が「早く舟に乗りなさい。日が暮れてしまうよ!」と言うので、舟に乗って渡ろうとすると、一行は物悲しくなって、京に恋しい人がいないわけではない。そのとき、白い鳥でくちばしと足が赤いのが、川のほとりで遊んでいました。京には見かけない鳥なので、皆名前を知らない。渡し守に「これは何と言う鳥か?」と尋ねると、「これがあの都鳥さ!」と言うのを聞いて詠んだ歌があります。
【名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと】(古今集)
(訳) 【そういう名前を背負っているのならばちょっと聞いてみよう。都鳥よ、私の恋しいあの人は今も元気でいるかということを】
この現在の「隅田川」には、古今集の在原業平の読んだ歌から、「言問橋」が架かっています。「言問橋」の周辺には、「在原業平」を偲んで、「名物・言問団子」を売る店が何軒かあります。
その「言問団子」を食べに 私と大久保遥香と松浦良介は出掛けたのです。「在原業平」を偲んで 食べに出掛けたのです。
一軒目の「言問団子屋さん」は 少しだけ上流の「桜橋」の袂にありました。「入りましょう!」
「団子」ですから、「米粉」を使って団子を作ります。その団子の上に「あんこ」「色違いの同じくあんこ」をまぶしてあります。
「美味し~い!」、
程よく甘くて、柔らかいです。
3個で560円でした。昔から 旅人は、「言問橋」の袂に来ると、「言問団子」を食べて 休んだのです。
この団子屋さんは、江戸時代から続いているのだそうです。「言問団子」を美味しく戴きました。
この団子屋さんは、「言問橋」のほんの少し上流の「桜橋」の袂にありました。
「桜橋」に立ち寄って行きましょう。
「桜橋」は X字型の変わった格好をしています。橋の中央まで進みましょう。
題して、「双鶴飛立の図」です。
江戸時代は「大川」と呼ばれていました。
次の「言問団子屋さん」に行く予定も立てています。では 次に向かいましょう。「桜橋」から下流に歩いて行きます。
しばらく歩くと「言問橋」がありました。
平安時代の「在原業平」を思い浮かべながら、橋を見て、その橋の下を通って
先に進みました。
店の中で食べようと思ったのですが、事務所には、甘い物を期待している社員たちが待っています。
「土産に買って帰りましょう!」、
神田事務所に戻ったのでした。全員には 行き渡りませんが、「大久保遥香」のいる5階の社員たちには、行き渡るでしょう。
二人は ご苦労様でした。
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