岩山のお不動さん、浪切不動院は格好良いです。 | 西村治彦の日記

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日々の出来事を書いています。

岩山のお不動さん、浪切不動院は格好良いです。

千葉県山武市は7年前までは、「山武郡成東(なるとう)町」と呼ばれていました。市になり、「山武市」となりましたが、本当の読みは「さんむし」と呼ぶそうであります。でも 誰も そうは読みません。「さんぶ、さんぶ!」と読んでおります。どうしたら良いでしょうか?

 山武市に岩山の上に格好良い、「赤いお不動さん」があると言うので 行ってみました。


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 目立ちますね! まるで スポットライトの光を浴びた、超有名人であります。
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岩山に 赤い、でんと構えた寺院があるではないですか。遠くからでも 誰でも分かります。
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近づくにつれて、一段と 格好よさが 目立ちます。
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大勢の人々が 日本各地から 訪れても良さそうなものですが、何せ 遠い。
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 車が なかった時代には 歩きでは とても行けません。現在は 高速道路も発達し、千葉からも 車で、「山武市」まで わけなく 行くことが出来ます。
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 私は 東京にも事務所があり、都内の名所旧跡にも 折りを見て 行けますが、あまり 都内の名所旧跡には 出掛けません。混雑しているし、往復の時間が掛かります。駐車場に困り、すぐ駐車違反で摘発されます。ウチの事務所の前に 車を10秒 置いただけで、一時は 反則切符を切るおじさんが飛んできて、紙を張ろうとしました。喧嘩になりかけますね。

 その点 田舎は そんな心配は いりません。
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どこも駐車場代は タダです。あまり人もいません。

 空気が良い。緑が多い。田舎の人の人柄は とても良くて トラブったことなど 殆ど ありません。
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ただ 食事が、レストランが あまりないので、町まで出ます。腹減りすぎた時が 困ります。食事か撮影か。土産は もっぱら 農産物です。

 「浪切不動院」とは、その昔 浪が荒くて 船がよく遭難したそうなので、遭難しないよう願って、海の波を鎮めるために、人々が 寺院を建てて 祈ったそうであります。
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 「浪切不動院」からは海が見えないのに、「浪切」とは 不思議です。
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その昔は この辺りは 海に面していたのです。長い間に 陸の隆起も含め、海が後退したのです。

 それで 現在も「浪切不動院」は 海に堆積した石灰質の「凝灰質砂岩」の岩山
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の上に建っています。
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「浪切不動院」を 遠くからも よく見ることが出来ます。また 「浪切不動院本堂」から 遠くをよく 見渡すことが出来ます。

 昔は、灯台代わりに、船は「浪切不動院」の灯りを頼って 漁をしていたそうであります。岩山は 現在でも 岩肌を 晒(さら)しています。
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その岩の上に「浪切不動院」が 建っているのです。

 お坊さんが 毎日 岩山に登って お経を 上げることは、大変でしょう。
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毎日 何回も 登山するのは 疲れるでしょう。

 それで 境内にある、低い場所にある「社務所」で この日は 法要が 営まれておりました。
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確かに 大勢の老若男女が 岩山登山では 倒れる人が 続出するかも知れません。

 「岩山の上のお不動様」は 遠くから 眺めて祈る、「幸福祈願のシンボル」なのでしょう。私も 下から 一気に 上まで登るのは 辛かった。途中で 休みました。

登れば そこは 別世界。景色が良いですね。山武の町が一望です。
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旧 成東町がこうなっていたのかと、初めて知りました。


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 「お不動様」とは 仏教の信仰対象であります。密教の根本尊である「大日如来」の化身だそうです。アジア圏の中でも 特に 日本で 根強い信仰を得ているのだそうです。
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「お不動様=不動明王」は、「空海」により伝えられた密教のシンボルであり 今日まで 根強く 庶民の信仰対象とされています。

 私は 特に 特別の宗教を信仰している訳では ありませんが、日本の歴史に根付いた、このような「浪切不動院」を 訪れて、
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日本の歴史と文化財を大切にしよう、と言う気持ちを 一層 強くしたのでありました。
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 「山武市」まで 出掛けるのは 大変なので、
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私が 皆さんに代わって あちこち 出掛けます。そして 古い日本の文化財を ご紹介致しますので、一緒に 歴史探訪を楽しみましょう。



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