MAY I BE of SERVICE to YOU? 2 | 24/7 ILUSM<3
今日は。
今日、僕の住む地域は凄く暖かくて好い天気だよ。
春が近いんだなって思うと同時に、また冬に逆戻りする日が来るのかな・・・なんて考えちゃうくらいに、最近は天気が良くなったり悪くなったりっていう日が続いてるから、油断は出来ないけどね。

少なくとも、気温の上下が激しいと体調を崩し易いからさ。
折角、春が其処まで来てるっていうのに、体調不良なんかに為っちゃったら勿体無いからね。
皆、風邪とか引かない様に気を付けて、きっと直ぐ其処まで来て呉れてる春を楽しみに待ってみようよ(にこっ)




さて、と。
じゃあ、今日のBLOGの本題に入るね。

今月14日に書いた記事(→ 『MAY I BE of SERVICE to YOU?』)が、意外と反響が大きくてね。
動物の多頭飼育に興味を持ってる人は多いだなって、改めて驚いちゃったんだけど、僕なんかが書いた記事でも少しは参考に為ったりするのかなって思ってさ。

だから、今日は前回同様、頂いた質問の中で一番多かった質問で或る <多頭飼育は難しいのか> について話してみるね。
前回の対象が猫だったから、今回は<犬の多頭飼育>のメリットやデメリット、注意点を順に書いて行く心算だよ。

犬の多頭飼育に興味の有る人、暇だから暇潰しに見てみるかっていう人は、是非目を通してやってね(微笑み)

・・・あ、前回も言った事なんだけど、僕は別に動物飼育のプロフェッショナルじゃないから、飽く迄も此処で書くのは<僕の個人的な返答>であって、必ずしも全ての事象の正解に該当する答えでは無いという事は忘れないでね?

其の上で、此処に書く事が、此れから多頭飼育をしてみようと思ってる人達の役に少しでも立てれば、僕は凄く嬉しいよ(にこっ)




犬の多頭飼育のメリット

一番のメリットは猫の多頭飼育のメリットと変わらないけど、犬自身の社交性が高まって、遊び相手が出来る事で運動不足や寂しさを紛らわせて上げられる事、だね。
特に、犬は本来、本能として群れでの生活を好む動物だから、多頭飼育は正に其の本能を充たして上げられるって訳。
他の犬と生活する事で犬同士でのフィジカル・コンタクトを取らせて上げられるし、じゃれたり舐めたり、匂いを嗅いだり・・・っていう犬同士の挨拶の仕方なんかも覚えて呉れるよ。

勿論、沢山の犬に囲まれて生活するという事自体が、飼い主側の喜びや楽しさを掛け算で増やして呉れるし、ね。
如何したってペットは僕達よりも先に天国に行ってしまうけれど、其の時に他の仔が居て呉れる事は本当に大きな心の支えに為るし、悲しみや喪失感を少し軽減しても呉れる。

残った仔達を見るだけで、居なくなってしまった仔を想い偲ぶ事が出来るって、僕は凄く素敵な事だと思うよ(微笑み)

後、此れは、或るコラムを読んで知った事なんだけど、先住犬が老犬だった場合、仔犬の存在・・・其の元気の良さとか活力なんかが老犬の脳に刺激を与えて呉れる御蔭で、痴呆を遅らせたり、寿命を延ばして呉れる事も有るらしいよ。
少しでも長生きして欲しいっていうのは、愛しいペットの家族が居る人なら共通する願いだと思うから、此れが事実なら凄く嬉しいし有難いよね(にこっ)


・・・けど、やっぱり、だからと言って、「じゃあ多頭飼育の方が好い」なんて簡単には結び付けない方が好いと思うよ。
猫の多頭飼育同様、メリットが有れば、必ず其れとセットでデメリットも有るんだって事は忘れないで欲しいんだ。

だから、此処からは、犬の多頭飼育に関してのデメリットを書いて行くから、是非とも目を通してみてね。



犬の多頭飼育のデメリット

一番のデメリットは、やっぱり<犬同士の相性>だね。
当然の事だけど、生き物なんだから、其々に個性や性格が有るからさ。
先住犬が居る場合、其の仔がどんな性質の子か、其れを確りと頭に置いた上で新しい仔を迎え入れて上げて欲しい。

好奇心が旺盛な仔、おっとりとした仔、甘えん坊な仔、気弱な仔、攻撃的な仔・・・と、本当に個性はバラバラだからさ。
最悪、激しい喧嘩が原因で命を落としてしまう事だって無いとは言い切れないから、一緒に飼って行くのであれば其々の個性を確りと見極めた上で、新しい家族を迎え入れる事を検討してね。

次に、犬は猫と違って、きちんと躾けをして置かないと、どんな不幸に遭遇するか解らないって事。
飼い主がリーダーと為って全ての犬を従わせられる様にして置かないと、散歩中に人に襲い掛かったり、迷惑を掛けたり・・・なんて事に為れば、最悪、其れは大惨事に繋がっちゃうから、さ。

犬自身はじゃれてる程度の心算でも、相手が小さな子供や足腰の弱い御年寄りだった場合、大怪我をさせてしまう事だって有るから、躾は甘く考えず、きちんと人間の言う事を聞く様にして置かなきゃ駄目だよ?

躾け方は犬の個性に合わせて、途中で投げ出したり諦めたりせず、根気良く続ける事が大事。
時間が掛かる場合だって有るけど、諦めて放置する様な事だけは絶対に避けて、主従訓練を繰り返してペットと良い関係を築ける様に頑張ってね。

噛み癖や吠え癖など、迷惑行為に繋がる事は沢山有るからさ。
「御気に入りの靴を噛んでボロボロにされたから」なんて理由で、其れまで室内飼いをしていた犬を外に出した途端、大声で鳴く様に為ってしまった、という事例も実際に有るけど、抑々、其れは噛まれたら困る物を犬が届く所に置いておいた飼い主の責任だからね。
其れで怒って、剰え犬を外に追い出した、なんて、人間のエゴでしか無いんだって事は忘れないで。

あと、仔犬を産ませる事を望まないのならば、避妊・去勢は確りと遣って置くべきだよ。
飼っている数が多ければ多い程、其れに掛かる費用は匹数分掛かる事を覚悟しなきゃいけないし、飼う仔が雌だった場合なら、成犬に為る頃に生理も来るから、其れも決して軽視しない方が好いと思う。
犬は猫と違って経血が出るから、特に長毛種の場合、経血で毛が汚れてしまう事も有るし、室内飼いなら部屋が汚れる事も有る。
中には自分で上手に舐めて綺麗にする仔も居るけど、全てが全て、然うとは言い切れないからね。

妊娠させる予定が無いなら、僕は色々な意味で避妊手術を推奨するけど、中には「必要以上に身体にメスを入れたくない」って考えの飼い主も居ると思うから、其れならば其れで部屋が汚れたり毛が汚れる事を覚悟しなくちゃいけなくなるけど、最終的な判断は多方面から自分のライフスタイルに合わせて、臨機応変に遣って行けば好いと思うよ。

・・・但し、犬は散歩の際に脱走してしまう危険性が有るから、若し避妊手術を受けて居なかった場合、最悪、野良犬や他の家の仔と交尾をしてしまって妊娠してしまった、という事例も有るから、其れも加味した上で検討する事を御勧めするよ。

丁度、散歩の話が出たから此処で言って置くけど、犬はどんなに小さな仔でも散歩が大好きだから、一日の内の何分かは、必ず散歩の為の時間を捻出しなくちゃいけないって事は忘れちゃ駄目な事だね。
小型でのんびりとした仔なら散歩の時間は短くて済むけど、大型犬でアクティヴな仔なら一日に最低二回、朝と晩で其々一時間程度の時間を散歩に費やす覚悟が必要。

其の散歩の時間も、暑さに弱い仔なら、真昼間は避けて、涼しい明け方と陽が暮れた夕方以降に連れて行ってあげなきゃいけないし、逆に寒いのが苦手な仔の場合は、冬の散歩で風邪を引かせない様に防寒対策もしなきゃいけない。

犬にとって、散歩は飼い主との大切なコミュニケーション・ツール。
其れを踏まえれば、犬を置いて旅行なんて出来ないし、如何しても旅行に行きたいのなら散歩のサーヴィスが付いてるペットホテルに預けるのが最低限のルールだと僕は思ってるし、其れを強く推奨するよ。

其の上で、犬は基本的に飼い主がグルーミングをしてあげないと毛が絡まって大変な事に為っちゃうから、毎日のブラッシングも必須だね。
毎日、例え三〇分でも好いから、ブラッシングをしてあげるだけで、毛が絡まる事は可也の確率で防げるから、面倒と思わずにきちんとブラッシングしてあげて欲しいし、其の時間もペットとの信頼関係を築く為に凄く有効だから、上手い・下手は関係無く、飼い主である君自身が頑張ってあげて欲しい。

如何しても自分では上手に出来ないって言うなら、ペット美容室は何処にでも有るから、プロに頼るっていうのも一つの手だけどね。
其れに掛かる費用は決して安くは無いから、僕は自分の手で、コミュニケーションを兼ねて頑張った方が好いと思うよ。

まあ、『御金が惜しい』なんて言い出したら、抑々、動物なんて飼えないからね?

だから、此れが一番大きな問題だと思うけど・・・猫の多頭飼育と一緒で、複数匹の犬を飼うと為ると面倒を看る為の費用が掛け算で増えて行くって事は絶対に忘れちゃいけない重要項目だよ。
其の上で、犬は基本的に、猫よりも生涯費用が高い。
大型犬なら最低でも350万円位は掛かる覚悟をしなきゃいけないよ?

其れが大型犬なら尚の事、ワクチン接種にフィラリア予防薬、必要なら避妊・去勢手術、可能ならばプレミアムフードを食べさせて、室内飼いならペットトイレやペットシーツも必要だし、ね。

其の上で、此れ等は犬が病気に為らなかったらの計算で、若しも何らかの病気を発症したら、其れとは別に治療費が掛かるって事も、決して忘れちゃいけない重要項目だよ。

猫の多頭飼育の時にも書いたけどさ、「御金に余裕が無いから病院に連れて行かなくても好いか」なんて考えるヒトには、動物を飼う資格なんて無いからね?



以上を踏まえて「ウチは大丈夫!」っていう自信が有るのなら、多頭飼育にトライしてみても好いと思うけど、猫の多頭飼育よりも、ずっと手間もコストも掛かるし、決して安易な多頭飼育はしないでね。
其れは絶対に、人間にとってもペットにとっても、不幸な結果にしか繋がらないから、さ。



長々と書いたけど、メリット・デメリットも踏まえても、可愛い仔が沢山居るのは、やっぱり大きな幸福を感じるよね。
見ているだけでも心は和むし、此方の命令を素直に聞く仔なんて、可愛くて仕方が無いよ。

猫の場合と一緒だけど、其々の個性をきちんと理解した上で、其の尊い命が尽きる瞬間まで、愛情を注ぐ事を忘れない事。
何だかんだ言ったけど、無責任な事をしないという大前提さえクリア出来るのなら、愛しい家族が増える事は大きな幸福と喜びを君に与えて呉れるものだって事は、決して揺らがない事実だよ。


猫の多頭飼育の記事でも、同じ事を書いたけどさ。
大切なのは、猫でも犬でも兎でも、夫々に<命><個性><感情>が有るという事を忘れない事。
然ういう所は、僕達人間と一緒だからさ。
自分がされたら嫌な事はせず、自分がされたら嬉しい事をして上げる、っていう気持ちで接して行けば、きっと素敵な関係を築けると思うよ。



犬が、何故、鳴くのか。
其れ一つ取って見たって、其処には勿論、理由が有るんだよ。

寂しいから、苦しいから・・・然う言う場合だって勿論有るけど、外で繋がれた犬が良く鳴く一番の理由は「自分が飼い主を守る」と外界に対して警戒しているからなんだって事、知ってる?

犬にとって、僕達飼い主は<守るべき大切な家族>って事。
大きな声で鳴く其の仔を怒る前に、一呼吸置いて、考えてみて欲しいんだ。

其の仔は、君が無事で、元気で、笑っている時にも、無駄に鳴き続けたりする?
他の人間・・・全く知らない人間と一緒に居る時に、此方を見乍ら酷く鳴く事は無い?

勿論、甘えん坊な仔や躾が出来ていない仔は、無駄に鳴く事だって有る。
でも、其れだって、「無駄に鳴いてはいけない」というルールを教えて貰えなかった可哀想な仔だって事。

最後まで根気良く、諦めずに躾ければ、どんな仔だって名犬に為るんだよ?
僕達は、其れを忘れがちで、時々「犬なんだから仕方が無い」と諦めてしまう事がある。

・・・けど、ね。
犬は、ちゃんと此方が何を言ってるのか、解ってるんだよ。
唯、其れに従うだけの価値・・・飼い主を尊敬し、心を許して居るか居ないか、リーダーに相応しいと思って貰えているか。
其れだけの事で、・・・正に、本の些細な事が原因で、犬は駄犬にも狂犬にも為ってしまうんだって事を、決して忘れないで欲しい。


ごちゃごちゃと長々書いたけど、結局、相手は自分と同じ<生き物>なんだって事を忘れないのが一番大切だって言うのが、猫の多頭飼育の時と同じだと思うんだ。
自分とは違う形をしていても、言葉が通じなくても、君が迎え入れようとしているのは僕達人間と同じ存在だって事は忘れないでね。

君が其の子に注いだ愛情は、必ず信頼と安心という形で、君自身に返って来るものだから。
反対に、君が其の子に痛みや寂しさを注げば、其れが自分に返って来るものだって事を、如何か覚えて置いてね?




・・・と、何だか、またしても偉そうな事を知った様な顔して言っちゃったけど、さ。
少なくとも「僕はこうだな」っていう身勝手な事を書き連ねた所で、今日のBLOGは御終い。

前にも言ったけど、僕が書いた事が全て正解で、正しい事だなんて勘違いはしないでね?
然うされても、僕は一切、責任は取れないからさ(苦笑い)

飽く迄も、此処に書いた事は<僕の考えと理想>であって、テキストでも無ければ模範解答って訳でも無い。
相手も生きているんだから、色々な意見や方法が有って当然だって事に過ぎないからさ。


偉そうに色々と書いちゃったけど、だから「こうしろ」って言ってるんじゃ無くってさ。
飽く迄も「こんな風に育ててる人も居るんだ」って位の認識で、其れを踏まえた上で、自分に合った動物との付き合い方って言うのを模索して、素敵な関係を築き上げてね。

僕の身勝手に書き連ねた事が、君達の今後の選択に少しでも役に立てれば好いな、と願いつつ・・・

また皆が此の場所に、暇潰し程度の気持ちで好いから、遊びに来て呉れる事を楽しみにし乍ら待ってるね。
僕には待つ事しか出来ないけど・・・其れでも、そんな僕が書いた記事でも、少しでも皆を楽しませる事が出来るのなら・・・文章を書くのは下手な僕だけど、頑張りたいとは思うから、さ。

皆が遊びに来て呉れる其の日を、心から待ち侘び乍ら、僕は此処で待ってるね(にこっ)




Sat.Mar.28.2015  CHOJI AMAMIYA