HPE BIRTHDA to RAN. | 24/7 ILUSM<3
今日は。
此処最近、暖かい日が続いて居たのに、急に寒い日が訪れちゃったね。

僕達家族が住んでいる地域では、薄らとだけど雪が積もったよ。
昼間、窓から見えた舞い散る春雪は凄く綺麗で、「冬に逆戻りっていうのも悪くないな」なんて思っちゃった(にこっ)




さて、と。
じゃあ、今日のBLOGの本題に入るね。

題でも解ると思うけど、今日は僕の愛娘で或る藍の誕生日の事を書かせて貰うね。
日付としては一昨日だったんだけど、当日・昨日は御祝いをしたり多忙だったりで、BLOGを書く暇が無くってさ。

だから、二日遅れだけど、此の場を借りて藍の誕生日を祝って置こうと思う。
興味の無い人はスルーして呉れて構わないから、暇な人は暇潰しって気分で目を通して呉れると嬉しいよ(微笑み)



一昨日、3月10日は、藍の誕生日だった。
まあ、敢えて年齢は書かないけど、藍が一つ齢を取った事を、仕事で居なかった水勢を省いてではあったけど御祝いしたんだ。

水勢の誕生日も今月だから、元々二人の誕生祝は合同でやろうって話でさ。
特に此れという何かをする心算は無かったんだけど・・・折角だから、という事で、ね。


先ず、前日だった9日、生クリームが大好きな藍の為に、クリームをたっぷり使ったケーキを一つ用意して、一日早い誕生祝を簡単に済ませては居たんだけどさ。

誕生日当日であった一昨日。
僕の母(藍にとっては祖母)から「此れで欲しいものを買いなさい」って現金を渡された藍は「如何せならパパとママと一緒に御買い物に行きたい」って言ってさ。
じゃあ、禾月が仕事から帰宅するのを待って、三人で出掛けようかって事に為って、禾月の帰りを待って。

禾月が帰宅したと同時に、外出する準備を整えて・・・其の時に「折角のバースデイなんだから」って言って、僕が藍の髪を弄って、少しだけ御洒落をさせて、ね。





注釈して置くと、藍は物凄く手先が不器用で、自分で髪をセットしたりっていうのが出来ない子でさ。
反対に、僕は若い頃から美容師の勉強をしていた姉の影響で、ヘアメイクとかが凄く好きで、女の子(彼女含む)に可愛らしい格好をさせたりっていうのが大好きだったものだから、即席ではあったけど藍の髪をセットした所で、改めて三人で出掛けたんだ。


近くの店に入って、藍に似合いそうな服や靴なんかを僕が選んで、「此れとか、きっと藍に似合うよ」なんて言い乍ら、沢山の商品を藍に宛がえてさ。
僕が選んだものに対して、嬉しそうに「パパが選んで呉れた服にする!」なんて言って喜んで呉れた藍を微笑ましい気持ちで見ながら其の店舗での買い物は終了。


次に、ずっと・・・然うだな、彼是、三年越しの願いだったのかな?
藍はずっと「ピアスを開けたい」って言っててね(此れに関しては、僕がピアスを沢山開けているから其の影響かも知れないけど)

藍に初めて然う言われた時、季節は夏真っ盛りでさ。
勿論、きちんとケアさえすれば問題は無いんだけど、何かと面倒臭がりな藍が毎日ケア出来るかが心配だったから、「開けるのなら、せめて涼しくなってからにしなさい」って言ってたんだけど、其の後、色々と有って藍は家を出て離れて暮らす事に為ったから、期を逸してしまって、結局ずっと開けられなかったんだよね。

だから、如何せなら記念に為る様に、って事で、誕生日にピアスを開けようって事に為ってさ。
初心者の藍でも簡単に開けられる様にと、デパートメントストアに行ってピアッサーを買って、帰宅したら開けて上げると約束して、其処での買い物も終了。


次に行ったのが、藍と禾月が二人揃って「御寿司が食べたい」って言ったから、鮨屋に行く事に為ったんだけど・・・
前日から降り始めた雪の所為で、時刻としては夕方過ぎだったんだけど、既に路面が凍結して居る所が有って、万が一にも事故なんか起こしちゃ大変だからという事で、何時も行く美味しい鮨屋では無く、家から程近い回転寿司の御店に行ってね。
初めて入った所だったんだけど、流石は全国チェーン店なだけあって、値段の割には美味しい御寿司を食べる事が出来て、藍と禾月が満足した所で、僕達は安全運転で家に無事帰宅した。


そして帰宅後、藍の念願だったピアスを開けようって事に為ってね。
きちんと消毒とかをした上で、僕の手で藍の両耳に一つずつ、ピアッサーでピアスを開けて上げたんだ。

「藍の此の先の日々が、如何か幸多きものである様に」っていう願いを込めながら、ね。

ピアッサーで開けた、藍の誕生石であるアクアマリンの小さなピアスを、嬉しそうに触ってた藍に向かって「弄り過ぎちゃ駄目だよ」なんて窘め乍ら、面倒臭がり屋の藍でも出来る様な簡単なケアの仕方を教えて、全てのレクチャーが終わった時に、本当に嬉しそうな表情を浮かべた藍が「開けて呉れて有難う、パパ」って言って呉れたのを聞いて、僕も嬉しい気持ちに為って、幸福そうに微笑む藍に向かって、僕も微笑んで頷いた。




こうして、藍の何度目かの誕生日は、終始嬉しそうな藍の微笑に充たされたまま無事終了。

藍が一つ齢を取る度に、自分も一つずつ年老いて行くんだな・・・なんて思い乍ら、其れでも、やっぱり愛しい娘が成長して行くのを見られる事は凄く嬉しくってさ。

藍の母親・・・僕にとって大切な女性の、其の忘れ形見である藍。
そんな彼女を親として見守って行く事は、此の世の中で僕しか居ないんだと思うと、自然と背筋が伸びる気持ちに為るよ。



其の気に為れば自分で開ける事だって出来ただろうピアスを、僕と離れてる間も「パパに開けて欲しい」と思い乍ら待ち続けて呉れた藍に、約束通り、僕の手で開けて上げられて好かった。

藍の大好きなケーキを食べさせて上げられて好かった。

藍に似合う服や靴を、選んで上げられて好かった。



沢山の喜びと、幾らかの安堵感と、藍の此れからを想った時に感じる、ほんの少しの期待と不安。
色々な気持ちを抱きながら、幾度目かの藍の誕生日を祝えて、本当に好かったと、僕は心から思った。

如何したって、僕は藍を置いて、先に死んでしまう。
僕に、藍に残して上げられるものなんて、本当に高が知れているものしか無いけど・・・其れでも、決して形として残る物ばかりでは無いだろうけれど、僕が居なくなった後も、藍が幸福な日々を送って呉れたらと、心から強く願っているのは、揺るぎない、事実。


小さなピアスの穴だったり、何時かは着れなくなってしまう服だったり、食べたら無くなってしまうケーキだったり。
共に暮らした時間が与えて呉れた思い出だったり、ほんの些細な約束であったり、揺るぎない誓いであったり・・・

僕が消えてしまっても、そんな細やかなものであっても好いから、藍の心の中に存在して呉れたら好いな、・・・だなんて、ね。




何だか柄でも無い様な事を言ってしまって、如何にも照れ臭かったりするんだけどさ。
此れ以上恥ずかしい事を言ってしまわない内に切り上げたいから、今日のBLOGは此れで御終い。

書いた文章を読み返して、「こんなの、藍には見せられないなあ・・・」っていうのが、正直な話なんだけどさ(苦笑い)
まあ、偶には、こういうのも好いかな? なんて気持ちで、照れ隠しをして置くよ。


こんな個人的な感情の吐露だけの記事でも、目を通して呉れた皆の暇が少しでも潰せたのなら、其れで充分。
きっと僕は此れからも、こうやって好き勝手に此の場所で色々な事を書いて行くんだろうなって思うけど・・・其れでも、誰か一人であっても、暇潰しに役立てて呉れれば、書いた意味ってのも少しは生まれるかな、なんて思ってみたり、ね(微笑み)

また時間に余裕が有ったら、是非、暇潰し程度の気持ちで好いから、此処に遊びに来てね。
また僕は好き勝手な事を書いちゃうだろうけど、其れを許して呉れる優しい人なら、何時でも大歓迎だから。

だから、また皆が遊びに来て呉れる其の日を、楽しみにしてるね(にこっ)




Thu.Mar.12.2015  CHOJI AMAMIYA