MAY I BE of SERVICE to YOU? | 24/7 ILUSM<3
今日は。
直ぐ其処まで春が来てるんだなっていう暖かい日だったり、冬に逆戻りっていう寒い日だったりと、何だか天候が忙しい事に為ってる日が続いてるね。

こういう時は体調を崩し易いって言うし、皆、充分に体調管理には気を付けてね?
僕は莫迦だから、風邪なんて滅多に引かないから全く心配要らない性質の御目出度い人間なんだけどさ(笑)




さて、と。
じゃあ、今日のBLOGの本題に入るね。

此のBLOGを始めて、気が付いたら四ヶ月も経ってたんだけどさ(其の割には、記事数が少なくて申し訳無いけどね・苦笑い)
其の間に、此処に遊びに来て呉れた人から、色々な質問を頂く事が結構有ったんだ。

其の内容は、僕が<ペットBLOG>をメインにしているからだろうけど、やっぱり、ペットを飼う際の質問なんかが凄く多くてね。
幾つかは手紙(メッセージ)で御返事させて貰ったんだけど、重複する質問が意外と多々として有ってさ。


別に、僕は動物を飼うプロフェッショナルでは決して無いけど、一度も動物を飼った事のない人や多頭飼育に挑戦しようとしてる人に対して、少しならアドヴァイスを提示する事くらいなら出来るのかなって思ってね。
だから、今日は此の場を借りて、今迄に頂いた中で多かった質問に対して、僕個人の考えや方針なんかを含めた返答を挙げてみようと思ってるんだ。

しつこく言うけど、僕は別に動物飼育のプロフェッショナルじゃないから、飽く迄も此処で書くのは<僕の個人的な返答>であって、必ずしも全ての事象の正解に該当する答えでは無いという事は覚えて置いてね?

其の上で、此処に書く事が、此れから動物と暮らしてみようと思ってる人達の役に少しでも立てれば、僕は凄く嬉しいよ(にこっ)




じゃあ、取り敢えず今日は、頂いた質問の中で一番多かった質問に答えるね。

頂いた質問の中で、断トツで多かったのは <多頭飼育は難しいのか> っていう質問。
先ず、此の質問に対しての、僕なりの答えを話させて貰うよ。

一言で言って、此れに関しての答は<個体差が有る>っていうのが僕の経験則なんだけどね。
プラスして、猫の多頭飼育と、犬の多頭飼育では、メリットやデメリット、注意点も変わって来ちゃうからさ。

だから、今日は先ず<猫の多頭飼育>のメリットやデメリット、注意点を順に書いて行くから、好かったら参考にしてみてね。




猫の多頭飼育のメリット

一番のメリットは、猫自身の社交性が高くなって、遊び相手が出来る事に依って運動不足が解消される事かな?
ペットを飼ってても仕事に行かなきゃいけない人は居るだろうし、例えばだけど、小さな仔猫が家で独りで飼い主の帰りを待つ・・・なんていうのは、やっぱり寂しいだろうし、可哀想だからさ。

因みに注意点として挙げて置くと、離乳食を始めたばかりの仔猫は些細な事が原因で死んでしまう事も有るから、長時間放置する様な事は絶対に避けるべきだって事は特筆して置くよ。
自力で餌が食べられる様に為った後ならば、猫は基本的に留守番の上手な生き物だから、一日中見張って居ないといけない、って事は無いけどね。
・・・まあ、其れでも、だからと言って全く寂しくないかって言ったら、其れは違うって事。

でも、遊び相手が居れば其の寂しさは半減されるし、一緒に遊ぶ仲間が居れば自然と運動する様に為るから運動不足の解消に為るっていうのがメリットだと思う(大抵の場合、仲が良ければ追い掛けっことかして勝手に遊ぶ様に為るからね)

僕は猫に関しては<完全室内飼い>を推奨してるんだけど、家の中だけで生活している猫にとって、肥満は健康を損なう身近だけれど留意すべき危険な状態だって事は覚えて置いた方が好いと思う。
外で自由に遊ぶ仔に比べれば、如何したって運動不足に為っちゃうからね。
だから、一緒に遊ぶ仲間がいるという状態は色々な意味で其の仔達にとって好い環境に為ると思うんだ。


・・・けど、だからと言って、「じゃあ多頭飼育の方が好い」なんて簡単には考えないでね?
メリットが有れば、必ず其れとセットでデメリットも有るんだって事は忘れないで欲しいんだ。

だから、此処からは、猫の多頭飼育に関してのデメリットを書いて行くから、是非とも目を通してみてね。



猫の多頭飼育のデメリット

僕が考える、猫の多頭飼育の一番のデメリットは<猫同士の相性>
勿論、最初から他の猫(先住猫とかね)と仲良く出来る、社交性の高い仔だって居るのは事実、なんだけど・・・

全ての猫が然うである、とは絶対に考えない方が好いと、僕は思うんだよね。
運良く、僕達が暮らす家は一軒家×2の持ち家で、部屋数も広さも確保出来る状態だったから、いざと為ったら別々の部屋で飼おうと思ってブリーダーさんから成猫を譲り受けたりしたけどさ。
先ず最初は先住猫とは別部屋(御互いの存在を認識させる為に隣の部屋からスタートした)で飼い始めて、少しずつ慣らして行って、最終的に同じ部屋で仲良く過ごさせる事に成功したんだけどさ。

例えば、ペット可の物件(アパートとかね)だったとしても、部屋数や飼育スペースが充分に確保出来ない様なら、安易に多頭飼育はしない方が好いと思う。
物件に依っては飼育出来る匹数に制限が有る場合も有るから、其処は絶対に確認してから多頭飼育を検討してね。

そして、此れを知らない人が多いから、敢えて言って置くけど、オス猫が複数匹居ると、マーキング行動と呼ばれる問題が起こったりするんだ。
まあ、一言で説明すると、自分の縄張りを主張する為に、トイレ以外で尿スプレーで臭い付けをしちゃうって事なんだけどね。

因みに、此のマーキング行動。
僕は「オス猫が複数匹居ると」って書いたけど、オス猫が居なくても複数匹で飼うと起こる可能性は有るらしいから、注意が必要。
ハッキリ言って、臭いは可也キツイし、大抵はトイレ以外(布団の上なんかでも御構い無し)で遣っちゃうから掃除も大変だし、甘く見る事は絶対にしない方が好いと思うよ。

そして、此れが最後に為るんだけど、以上を踏まえた上で、複数匹に為ると面倒を看る為の費用が掛け算で増えて行くって事だね。
理想としては信頼のおける動物病院でカルテを登録して、必要なワクチン接種をしたりした方が好いし、其の上で、今はスーパーでも安い餌が買えるけど、長生きして欲しいと思うなら安価の餌は避けて、値段は高いけどプレミアムフードと呼ばれるきちんとした餌を与える事を僕個人は推奨するよ。

然うして気を付けて居たって、絶対に病気に為らないって訳では無い、って事も、覚悟する必要が有るのは必至。
我が家にも身体が弱い仔が居るし、長期治療が必要な病気を患っている仔も居る。
其れが永続的に治療が必要な病気であれば、当然、獣医師に定められた期間、ずっと治療をして行かなくちゃいけないし、然う為れば病院代だって莫迦に為らないからね。

ブリーダーさんから直接買ったから大丈夫だろう、なんて考えは本気で甘いよ?
人間だって先天的・後天的に病気に罹る事が有るって言うのに、猫だったら大丈夫、だなんて事が有る訳無いじゃない。

「御金に余裕が無いから病院に連れて行かなくても好いか」なんて考えるヒトも居るみたいだけど、若しも其れが自分の身だったら、本当に其れで好いと思う? 言うまでも無く、思わないよね?

猫だって犬だって兎だって、病気を患えば苦しいし、痛かったり不安だったりするんだからさ。
常に最悪な状況を想定しろとまでは言わないけど、万が一にも自分の家に迎え入れた仔が病気に為ってしまった時、助けて上げる為の金銭的余裕は無いって言うなら、其の時点で、君には動物を飼う資格は無いんだって事は、絶対に忘れないで。

先に話したマーキング行動に関してだけど、此れは去勢手術を行えば殆どの場合は緩和されるから、マーキングされたくないのならば生後十ヶ月以上を目安(※動物病院の獣医師に依って推奨される時期は様々だから要確認)に去勢手術をしてしまえば好いんだけど、其れだって安いものじゃ無いからね。
メス猫の場合でも、避妊手術で子宮・卵巣の病気を100%回避出来る上で、望まない仔猫が産まれてしまう事も無くなる訳だけど、やっぱり其れが複数匹と為れば費用は安いものでは決して無い。

そして必要なグッズ・・・例えばトイレとか寝床とかキャットタワーとか、複数匹飼うのなら出来る限り多めに設置した方が好いし、複数匹居ればトイレの量だって多くなる訳だから、トイレ掃除だって小忠実にしなきゃいけないし、然う為って呉ればトイレの砂代も決して安くは無いしね。
猫って意外と綺麗好きな動物だから、トイレが汚いと其処でトイレする事を嫌悪して、トイレ以外で排泄してしまう事だって有るし、トイレ自体を我慢して病気になってしまう場合も有るから、決して「少し位なら汚れてても大丈夫だろう」なんて軽視せず、きちんと清潔に保って上げる事を推奨するよ。



以上を踏まえて、「ウチは大丈夫!」っていう自信が有るのなら、多頭飼育にトライしてみても好いと思うけど、最後に付け加えるとするならば、飼う匹数が増えるって事は、其の匹数分、愛情が分散されるって事は忘れないで欲しいって事かな?
一匹だけ飼って一匹に100%の愛情を注ぐのと、五匹飼って五匹其々に20%ずつの愛情を注ぐのだったら、当然前者の方が好いに決まってる訳だからね。

猫だけで十何匹も飼っている僕が言う台詞では無いって解ってるけどさ。
複数匹飼うって事は必然的に然う為ってしまうという事は、決して忘れないで欲しいんだ。

其々に掛ける愛情が分散してしまう分、他で其れを補える様に努力しないと、可哀想な仔が増えるだけだからね。
我が家では少しでも愛情の不足を補う為に、個別でローテーションを組んでガッツリ遊んで上げる日を用意する様にしてるんだけど、其れでも完璧とは、やっぱり言えないからね。



長々と書いたけど、メリット・デメリットも踏まえても、可愛い仔が沢山居るのは幸福を感じるし、猫同士がじゃれているのを見れば心は和むし、寄り添って眠っているのを見れば可愛くて仕方が無くなるからね。
其の幸福は<二倍>じゃなくて<二乗>されていくものだって僕は思うし、沢山の猫に囲まれての生活は、やっぱり楽しい。

其々の個性をきちんと理解した上で、其の尊い命が尽きる瞬間まで、愛情を注ぐ事を忘れない事。
何だかんだ言ったけど、無責任な事をしないという大前提さえクリア出来るのなら、愛しい家族が増える事は大きな幸福と喜びを君に与えて呉れるものだって事は、決して揺らがない事実だよ。


大切なのは、猫でも犬でも兎でも、夫々に<命><個性><感情>が有るという事を忘れない事。
然ういう所は、僕達人間と一緒だからさ。
自分がされたら嫌な事はしない、自分がされたら嬉しい事をして上げる、っていう気持ちでさえ居れば、きっと素敵な関係を築けると思うよ。


仔猫にとって、僕達飼い主は<親>と一緒。

君は親に捨てられたら、どんな気持ちに為る?
安いからと言って、身体に悪いファストフードで食事を済まされたら、如何思う?
碌に相手もして貰えなくて、御飯とトイレだけ用意された部屋に閉じ込められて放置されたら、嬉しいと思える?


ごちゃごちゃと長々書いたけど、結局、相手は自分と同じ<生き物>なんだって事を忘れないのが一番大切だと思うんだ。
自分とは違う形をしていても、言葉が通じなくても、君が迎え入れようとしているのは僕達人間と同じ存在だって事は忘れないでね。

猫は・・・否、猫に限らずだけどさ。
猫も犬も兎も、言葉は通じないけど、ちゃんと此方が言ってる事は理解してるし、僕達にされた事は決して忘れないよ?

虐待されれば、其の傷は決して簡単には癒えないし、無視されれば、其の悲しみは其の子の感情を壊して行く。
愛情を注がれた子は愛情を注ぎ返して呉れるけど、其れを得られなかった子は愛情の注ぎ方を知らないまま年老いて死んで行く。


・・・ね? 人間の子供と一緒だって、然う思わない?
人間じゃ無いから、言葉を話せないから、何を言ってるのか解らないから・・・そんな理由で蔑ろにする事だけは絶対にしないでね。

君が其の子に注いだ愛情は、必ず信頼と安心という形で、君自身に返って来るものだから。
反対に、君が其の子に痛みや寂しさを注げば、其れが自分に返って来るものだって事を、如何か覚えて置いてね?




・・・と、何だか偉そうな事を知った様な顔して言っちゃったけど、さ。
少なくとも「僕はこうだな」っていう身勝手な事を書き連ねた所で、今日のBLOGは御終い。

僕が書いた事が全て正解で、正しい事だなんて勘違いはしないでね?
然うされても、僕は一切、責任は取れないからさ(苦笑い)

飽く迄も、此処に書いた事は<僕の考えと理想>であって、テキストでも無ければ模範解答って訳でも無い。
人と人との接し方にだって正解なんて無いんだからさ。
其れが言葉の通じない、種族すら違う存在なら、更に難しいのは言う迄も無い事だからね。


偉そうに色々と書いちゃったけど、だから「こうしろ」って言ってるんじゃ無くってさ。
飽く迄も「こんな風に育ててる人も居るんだ」って位の認識で、其れを踏まえた上で、自分に合った動物との付き合い方って言うのを模索して呉れれば好いと思う。

僕の身勝手に書き連ねた事が、君達の今後の選択に少しでも役に立てれば好いな、なんて、思っては居るけどね。

可哀想な子が、此の世から居なくなって呉れる事を、何よりも強く祈りつつ・・・
また皆が此の場所に、暇潰し程度の気持ちで好いから、遊びに来て呉れる事を楽しみにし乍ら待ってるね。

其の時には、また、皆の暇を少しでも潰せる様な記事が書ける様に頑張るから、さ。
皆が遊びに来て呉れる其の日を、心から楽しみにし乍ら、僕は此処で待ってるよ(にこっ)




Sat.Mar.14.2015  CHOJI AMAMIYA