やっぱりまだまだ知られていない「フィルタリング」 お子さんのスマホ大丈夫? | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

 
 
 
こんにちは!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
和田 博正(ひろまさ)です!



先日、お世話になっている
アドラーあいちの
ELMリーダー勉強会にて
セミナーを開催させて頂きました!



テーマは、
インターネットやゲームと
子どもとの関わり方セミナー




お子さんをお持ちのお母さん、お父さんや
学校で子どもたちと関わりがある先生方に
ご参加頂きまして開催いたしました!


 
 
 
 
 
インターネットやゲームの現状
 
 
 
資料を作成していて感じたのが、
ここ数年でスマートフォンの
保有率は驚くスピードで増えている!



2011年から2014年の3年間に
約4倍~約6倍も伸びているんです!



細かく見ていくと、

小学生:6.6% ⇒ 37.9%

中学生:10.2% ⇒ 55.3%

高校生:26.5% ⇒ 87.9%


高校女子に至っては、約95%が保有している!



ゲーム専用機(3DSやPSPなど)は、
約70%~90%が保有しているという実態!



みなさんは、どう思いますか?



これらスマートフォンやゲーム機は
すべてインターネットに繋ぐことができるのです!



そう考えると、今の小学生~高校生の子どもたちは
より身近にインターネットが存在しているのです!


 
子どもとインターネット
 
 
 
インターネットがすぐそばにあることは、
現代を生きていく上でとても便利である反面、
一歩間違えると、とても危険が隣り合わせにいる!



このことに、気づいていない方も多い!



代表的な問題として、

・ネット依存

・ネットいじめ

・なりすましや誘い出し

・個人情報の漏洩

・ネット詐欺

・チェーンメールなど

・著作権や肖像権の侵害


などなど!



これらの事例を耳にしたことはあっても、
うちの子に限って」的に、
ご自身のお子さんの使っている機器に
何の設定も施していない、という方も
たくさんいらっしゃいます!



インターネットを繋ぐことができる
各種機器を持つお子さんには、
常に危険が隣り合わせにあることを
ぜひ知ってほしいです!


 
インターネットやゲームとの関わり方
 
 
 
危険が隣り合わせの各種機器なのに
フィルタリング」設定がされていない!



そもそも「フィルタリング」を
ご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?



「青少年インターネット環境整備法」で
お子さんに持たせる携帯電話には
フィルタリング」を設定することは
義務付けられていました!



これは、フューチャーフォン
いわゆる「ガラケー」の時代に
各通信会社特有のインターネット接続を
制限するために作られていました!



しかし、スマートフォンの普及により、
これまでの「ガラケー」から
ほとんどが「スマホ」に代わり、
フィルタリング」は各通信会社では
制限することができなくなり、
設定は各使用者が行うことになったのです!



このため、お子さんに与えるときに
フィルタリング」を導入しないで
渡してしまい、大人と同じ環境で
使うことができてしまうのです!



インターネットトラブルの被害にあった
子どもたちの事件を調査すると、
被害件数のおよそ90%以上が、
フィルタリング」を導入していなかった!



フィルタリング」を設定することで
防げた被害も多くあったことになります!



この実態をお聞きになって、
みなさんはどう思われますか?



お子さんが使っているスマホ、
ぜひ設定など見直して欲しいと思います!



あくまでも予防で、
フィルタリング」が絶対ではありませんが、
していないよりは確実にトラブルから
守ることができますので!


 
使い方や使用時間などルールを明確に!
 
 
 
スマホやゲームを使う子どもとの間で
ルールや約束を決められている家庭も
多いと思います!



でも、そのルール
親の思いや都合で決められていることは
ないでしょうか?



ルールや約束を決めるときには、
子どもたちとよく話し合って
子どもたちの意見も聴きながら
お互い納得のいくものを作りましょう!



また、大人である私たちも
そのルールを守れるようなものに
するのが1番いいと思います!



お母さん(お父さん)は仕事で使うの!

とか

大人になったら使えるようになるから!

とか

今は我慢しなさい!

というような
威圧するようなルールにならないように
注意したいですね!



年齢的な制限などは、
フィルタリング」機能にある程度任せ、
使い方などを家族でしっかり話し合って
ルールや約束事として纏め、
出来れば紙などに書き出しておくと
良いのではないでしょうか!




このルールは、
誰かの威厳や権威を示すのではなく、
危険がいっぱいのインターネットから
子どもたちを守る
という目的であると肝に銘じたいですね!









最後までお読みいただき
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
■募集中セミナーのご案内■

◆個人相談・ライフスタイル診断
詳細はこちらへ!

◆自分おこしセミナー(ELM)
詳細はこちらへ!

◆人おこしセミナー(SMILE)
詳細はこちらへ!