3日ぶりの更新です。
5月22日は、山陽電車の撮り鉄をすべく、西の方へ進みます。
友人宅から京阪電車京阪本線千林駅へ向かうこの道は、大阪市旭区清水3丁目(左側)と、守口市滝井元町1丁目(右側)の市境になっていて、足元に目を向けると大阪市のマンホールと守口市のマンホールが共存しています。
京阪電車京阪本線千林駅から、京阪5000系5601の中之島行き普通に乗車します。ラッシュ対策としての多扉車の元祖であるこの車両も、昨年で登場45周年を迎え、前面に45周年のヘッドマーク(副標)が掲出されています。
各車片側5箇所の扉のうち、両端扉から2つ目の扉(車外側扉上半がアルミまたはステンレスの無塗装)はラッシュ時専用となっていて、平日朝ラッシュ時以外は開きません。
で、開かない時(平日朝ラッシュ時以外)は、扉上部に収納されている座席が降りてきてご覧の通りに・・・
京阪電車と製造元の川崎重工の特許でしたが、現在はその権利も消滅しているようです。それでも、京阪電車より20年以上後に出現した他者の多扉車では、一部扉を締切とする機能はあっても、このように座席が増える機能はなかったかと思います(ラッシュ時に全ての座席をロックして使えなくする車両や、クロスシート車で補助いすをロックする車両、一部座席の折りたたみとスライドで座席数が変化する車両はありますが、
このような構造の車両は他にありませんね)。
こんな京阪電車ならではの5000系に終点の中之島線中之島駅まで乗車し、ここから阪神電車本線の福島駅へ・・・。この間、歩いて10分程度の距離で、乗換駅とはなっていないものの
両者の出口案内にはそれぞれ案内があります。ただ、京阪電車中之島線の割高な運賃(中之島線は中之島高速鉄道が第3種鉄道事業者として建設・所有した施設を京阪電車が第2種事業者として使用料を支払って運行している路線なので、京阪本線と並行する大江橋駅以東を除いて加算運賃が適用されます)と、普通しか停車しない阪神電車本線福島駅(一時期は急行が停車していましたが、現在は通過します)では、ここで乗り継ぐメリットがあまりないかも知れません。
阪神電車本線福島駅から阪神5500系5518の高速神戸行き普通に乗車し・・・
次の野田駅で阪神1000系1254の阪神尼崎行き急行に乗り換え
阪神尼崎駅で阪神8000系山陽姫路行き直通特急に乗り換え
福島駅から乗車して、10㎞足らずの阪神尼崎駅から直通特急に乗車するために2回乗り換えを要するのは、確かにメンドくさいですね。かといって野田駅で急行に乗り換えなければ、阪神尼崎駅での直通特急or特急への乗り換えは1本後になってしまいますし・・・
この直通特急にしばらく乗車し・・・
山陽電車本線大塩駅で山陽姫路行き普通に乗り換え、的形駅で下車します。
的形駅から八家駅方向へ歩いた線路際で撮り鉄開始です。ここまで、線路沿いから離れる場所もありますが、道中、どことなく昭和の雰囲気が色濃く残る町並みが続きます。
それでは撮影順に・・・
山陽3000系クモハ3030の山陽須磨行き普通
今後が気になる3000系のリニューアル工事未施工編成です。
阪神8000系8245の梅田行き直通特急
阪神甲子園球場で阪神タイガースの試合がある日だったので、阪神タイガースの副標が掲出されています。
山陽3050系クモハ3056の山陽須磨行き普通
3050系のリニューアル工事施工編成です。
山陽5000系クモハ5016の梅田行き直通特急
阪神8000系8241の梅田行き直通特急
3枚上の8245同様、前照灯がLED化されていますが、8245とは異なるタイプですね。
山陽3000系クモハ3016の東須磨行き普通
山陽5000系クモハ5022の梅田行き直通特急
阪神8000系8227の梅田行き直通特急
だんだんと前面が影になってきたので、この後撮る向きを逆にして続行します(次回以降に続きます)。