今年初の遠征撮り鉄・・・そにょ⑧~雨はだんだん激しく~ | ヘタレ車掌の戯言

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前回記事の続きです。

香櫨園駅にはやってこない急行を撮りたくなって移動します。

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香櫨園駅から乗車した5500系5515の梅田行き普通(西宮駅にて撮影)
西宮駅で特急快速急行などが先発しますが、次に向かう駅も普通しか停まらないので乗り通します。で、向かったのはホーム全体が駐車場に覆われて出屋敷駅です。

では、そんな出屋敷駅での撮影画像を撮影順に・・・

車両についての概要はこちらもご覧いただければ幸いです。
2014年7月7日の記事
2014年7月8日の記事
2015年1月22日の記事


阪神8000系8246の須磨浦公園行き特急
試験的になのか、前照灯がLED化されています。ちなみに8000系のLEDタイプの前照灯はこのタイプ以外にも四角状に小さめのLEDを配したタイプもあります。


阪神5331形5334の高速神戸行き普通
15時台です(この場所で撮影していたの全て)が、厚めの雨雲で暗めの空でした。



近鉄5820系ク5722の阪神神戸三宮行き快速急行
これだけ暗くても前照灯は点灯していません(笑)


阪神5500系5510の高速神戸行き普通


阪神9300系9502の回送


阪神8000系8232の西宮行き急行
8000系のリニューアルは2002年から始まり、途中1000系増備や9000系の近鉄線直通対応へ車両関係予算を集中したことから中断していた時期があって、全編成(当然ですが震災廃車となった車両を除いて)が完了したのは2015年でした。2011年度に施工された8231~8232編成からは1000系同様のフルカラー表示のLED表示器(行先は白色)やLED切替式の標識灯を採用、車内でも扉への盲導鈴や開閉予告表示灯の設置など、一層のバリアフリー向上が図られています。但し、1990年まで導入の側窓が独立し、側面表示幕窓がHゴム支持の車両でこのタイプのリニューアルとなったのはこの1編成のみで、グレーのHゴム支持の表示窓とフルカラー表示のLED表示器は独特な感もあります。


阪神5001形5016の高速神戸行き普通
前照灯が点灯していないのになにやら白っぽく見えるのは、従来からの外枠や表面レンズを活かしたままLED前照灯を組み込んでいるからです。
8246とは異なるタイプですが、やはりまだ試行段階なのであっていずれは統一されるのでしょうか?


阪神8000系8536の須磨浦公園行き特急
阪神・淡路大震災発生時に御影駅留置線にて脱線転覆し、搬出不能と判断されて現地で解体された8236の代替新造車です。8000系震災廃車の代替新造車は代替対象となった車両の車号+300の車号となっています(8502については後述)。8000系の代替新造車は8523(8223の代替)、8336(8036の代替)とこの8536(8236の代替)の3両あるのですが、極力代替対象車の部品・部材などを活用して製造されていますので、仕様もその車両に合わせてあります。


近鉄5800系モ5804の阪神神戸三宮行き快速急行
LED表示の5820系では“神戸三宮”表示になっていましたが、字幕表示の5800系ではまだ“三宮”の表示が健在でした。



山陽5000系クハ5609の山陽姫路行き直通特急


阪神8000系8502の西宮行き急行
2月12日の記事で掲載した8523と同じ編成の神戸方先頭車です。
この編成の神戸方3両は、1984年に導入された8000系最初の編成(8201~8202)でした。阪神・淡路大震災発生時に石屋川車庫にて被災・脱線し、損傷の激しい8001、8101と8202が廃車解体されました。残った8102、8002と8201は、大阪方を向いていた8201を神戸方に方向転換して8502に改造、8523、8023、8123と組み合わせた8523-8023-8123-8102-8002-8502の編成を組成しました。片や3901・3801形の流れを汲む2段窓・国鉄タイプのクーラーを載せた1984年製造の車体を持ち、もう一方は1段下降窓・いかにもな私鉄タイプのクーラーを載せた1989年製造(8523は1995年製造)の車体を持つ両者の形態差は誰が見てもワケアリな雰囲気が漂っていて、この画像を見ても手前3両と後3両の車体断面などに違和感が感じられると思います。
1998年に始まった山陽電車山陽姫路駅まで乗入れる直通特急運転開始に際しては、8502の運転台構造が他の8000系と異なるということから直通特急運用編成(運転開始当初は8000系9000系)から除外されていました。2007年に施工されたリニューアルにおいては、神戸方3両も含めて山陽電車直通対応工事が併施されていますが、運転台の仕様は統一されていないため直通特急に使われることはないようです。但し、2009年以降は直通特急以外の阪神電車須磨浦公園・東須磨発着列車でも高速神戸駅以西で山陽電車の乗務員が乗務(それまでは阪神電車の乗務員が東須磨駅・須磨浦公園駅まで乗務していました)することになったことから、図らずも山陽電車の乗務員もこの特殊編成に乗務するようになりました。今後は直通特急に充当されることがあるかもしれません。

レア編成が撮れたのでこの日の撮り鉄は終了し、梅田行き普通で出屋敷駅を後にするのですが・・・


やってきたのは5700系5701でした。


5700系で初採用の半自動扉ボタン

このまま梅田駅まで乗り通し、大阪地下鉄御堂筋線に乗り換え



蛍光灯シャンデリアがなくなっていました・・・
ちなみにあの蛍光灯シャンデリア、3面形状になっていたのですが、1面あたりのの蛍光灯の本数を数えてみたら20本、全部で60本!?

で、千里中央行きに乗車するのですが・・・


点字タイルの上を進入する電車に背を向けて歩きスマホ、しかも耳には・・・
発生しうる危険への想像力がないんですかねぇ・・・“バ○は死ななきゃ直らない”とはよく言ったものですね(笑)

千里中央駅改札外の店で食事して駅に戻ると・・・


大阪地下鉄30000系31603のなかもず行き
30000系に発情…じゃなかった初乗車(笑)

この日はこれにておしまいおしまい・・・