元寇防塁(げんこうぼうるい):博多 | 投資 播種 目を出せ! 植木屋のブログ

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鎌倉時代に北部九州の博多湾沿岸一帯に築かれ蒙古襲来(元寇)に備えて築かれた防塁。

「石築地(いしついじ)」が本来の呼び名。

弘安の役の際には防塁が築かれたのでモンゴル・高麗軍は一切上陸することが出来なかったという。

 

生の松原(いきのまつばら)地区 復元 石築地

 

博多では、市営地下鉄の一日券を購入 620円

 

①市営地下鉄 箱崎線の東の終点「貝塚」駅から500m

東区筥松(はこまつ)4丁目 地蔵松原公園内

JR線路沿いに2か所あるが、いずれも見学できる石塁はない。
地蔵松原公園内に碑と説明板が設けられている。

試掘調査では防塁構築に伴うと考えられる、人頭大の自然石が直線状に並んでいるのが発見され、元寇防塁と考えられている。

 

 

②「馬出九大病院前」駅下車

東公園内の日蓮上人銅像 像本体10.6m。

1260年「立証安国論」を記し、当時の鎌倉幕府執権北条時頼にいち早モンゴル(元)の襲来を警告した。

 

元寇資料館

日蓮聖人銅像護持教会の敷地にある。元寇関連史料や武具、日蓮宗関連資料などが収蔵される。

土休日のみ開館(開館時間10:00 - 16:00)。入館料は、大人300円。

 

京公園の「亀山上皇」像

13世紀後半の元(モンゴル)軍の来襲の際に、「我が身をもって国難に代わらん」と伊勢神宮などに敵国の降伏を祈願された亀山上皇の故事を記念し、明治37年(1904年)元冠に緑あるこの地に建立されました。

元寇の時に掲げられた「敵国降伏」の文字と、高さ約6メ一トルを誇るこの像の原型となった木彫像は、現在は「筥崎宮(はこざきぐう)」に安置されています。

 

 

③福岡市博物館や福岡タワーの最寄り駅になる「西新」駅下車 500m

西新地区の市街地のやや西の外れ。百道と同じく、文永の役で元軍が上陸し戦場となった地である。築造を担当した国は不明。
西南学院大学の緑地にある。堀を設けて石塁の上部を露出させ、保存展示されている。

 

 

④地下鉄の西端の駅「姪浜」から西へ1.5キロほど

九州大学姪浜職員住宅の先の松原から海岸へ

生の松原元寇防塁

当時の石塁は埋められているが、当時と同じ高さの石塁が復元されている。

この地は弘安の役における激戦地であり、『蒙古襲来絵詞』には竹崎季長がこの地で戦う姿が描かれている。

長垂海岸から小戸海岸にかけての約2kmの防塁は肥後国が築造を担当。

 

さらに北西の福岡市西区、今津長浜海岸には、「今津元寇防塁」(国指定史跡)がある。

大原海水浴場のそばに、約200メートルに渡って復元・整備されていて、休憩所を兼ねた展示施設もあるらしいが、

JR筑肥線からは離れてしまうので(4~5キロ)今回は行けなかった。

 

2018年5月24日(木)