7月29日(水) 晴 33℃
再建のお次のステップである
乳輪タトゥーの日。
家を出る時に玄関で日傘がポッキリ折れてしまって私の心も折れる勢いでしたが、酷暑にも負けず行ってまいりました!
人生初のタトゥーがまさか乳輪になるとはねぇ( ̄ー ̄;
乳がん手術を経て、シリコン入れ替えと続き、回を重ねるごとに気持ちに余裕は出てきました。
胃痛になったり、泣いたり、そんなことはさすがに今回はありません!
①最初にお会計
保険適用外。
にじゅういちまんろくせんえん。
現金一括お支払い!
カードが使えないのがこの病院の致命的なマイナス点だと、院長はお気づきなのだろうか?
一般人はポイントためたいんですよ~
大切ですよ~。
②タトゥーの場所決め
こちらBSクリニックでの乳輪タトゥーは先生ではなく担当看護師さんが一人で施術なさる。
私を担当してくれるのはいつもの看護師Mさん。
看護師さんが物差しやらペンやらで健側との位置関係と大きさを設定。
デジカメで写真をとり、これでいい?って私に確認。
いい、、、、、、
のか、こちらが聞きたいです!
③タトゥーの色決め
何色かの色を足して、なるべく健側の色に近づけるべく看護師さんが奮闘。
さて、ここで質問。
私
色って健側と同じじゃあなくて、希望があれば聞いてもらえるんですか?
看護師さん
ききますよぉー。
ご年配の方なんかはピンクにして欲しいっていう希望も時々聞きます。でもご年配の方ほど色素が薄くなってきていてすでにピンクだったりするんでぇ、健側に合わせてもピンクになるんですよね。
若い人の方が色が濃いかな。
ほんと、十人十色。
あとね、形も自由にできますよ。
大きいとか小さいとか。
例えばハート型とか。
私
へ?
ハート?
ハート型にタトゥー入れるってこと???????
看護師さん
そう。 ハート。
もうね、楽しむ段階って考え方もありですよ、ここまでくると。
ハートかぁ、
考えてもみなかったわ~。
凡人の私は健側と同じ色で同じ形を希望したのは言うまでもありません。
④局所麻酔
予想どおり、結構な痛さのお注射!
何故だか、注射を打った場所ではなく、脇やシリコンの周縁に痛みが走って悶絶。
看護師さん
「結構みなさんそうおっしゃるんですけど、何故だかは謎です」
ですって。
注射さえ打てばその後は痛くありません。
⑤タトゥーと色入れ
ブブブブブブブブブブブブブブブブ
とか、
ガガガガガガガガガガガガガガガ
とか、
ちっさなドリルのようなもので傷をつけそこに色を埋め込む感じ。
振動のみで痛みはナシ。
気持ち小さめにタトゥーを入れるそう。
小さいぶんには二度三度と色を足すことが出来るけど、大きすぎた場合に消すことが出来ないからそこは慎重にってことで。
ちなみに、この施術の間、
とってもヒマ。
だって局所麻酔なんだもん。
脂肪注入のこと、先生のこと、私の主治医の事、看護師さんがなぜこういう専門性の高い病院で働くようになったのかという人生談、乳がんのこと、今後の乳頭移植のこと、いろんな話を看護師さんに振って、マンツーマンで語り合う。
邪魔だっただろうなぁ(笑)。
⑥終了
当然タトゥー部分は血が滲んで、現段階では乳輪とは思いたくない恐ろしい色をしています。そこにゲンタシン軟膏を塗り、ガーゼを貼って終了!
施術当日と翌日は患部シャワー禁止。
3日目には全身シャワー解禁。
8日目~14日目でかさぶたができて乾いたら湯船解禁。
3日目~塗り薬&ガーゼ交換毎日。
特に問題なければ10月の2回目のタトゥーが次の診察って、かなり放任主義。
しかも、自分で見て色を足さなくて大丈夫と判断したら電話で予約キャンセルしてくれていいですよ~ですって。
そんなに信頼されても困ります。
ちなみに乳頭の作成方法は、
悩みに悩んだ末
健側からの移植で決めました。
どちらの方法にもメリットデメリットがあることを熟考。
体験談を教えてくださった先輩方、
実際にお見せくださった先輩方、
ありがとうございました。
とっても参考になりました!
出来れば健側をいぢりたくない気持ちがハーフ、でもKSHSで佐○先生は「健側をいじらずに再建を進めるのは難しい」と言ってたし、がハーフ。
最終的には、術後のメンテナンス期間の短さと、自分の面倒臭がりな性格が今後の一番大きな問題だと考えてこちらに決めました。
乳頭移植も予約してきましたよ~。
→つづく