本日、漢方外来デビューしました。
ホルモン治療の副作用対策でよく漢方が処方されるのは知っていたけれど、
じゃあ私は?
漢方を使ってみたいかと問われたら、ん~~~~~~、どうなんだろう、って感じでした。
漢方とは言え副作用がないとは限らない。
薬の副作用を薬で対処するという薬の上乗せ感がどうもしっくりこなくて、薬のスパイラルに陥るんじゃあないかという不安から手を出せずにいました。
要は、副作用は気にしないようにする作戦と、ひたすら耐える作戦を断行していたわけで。
そんな時、漢方を使っている先輩の
「長い治療になるんだから、少しでも副作用を楽にして、気持ちも楽にした方がいいよね」
という一つの考え方を聞いて、なるほどと素直に思えました。
たぶんね、同じことを超健康優良児のシャルルに言われたら「お前になにがわかるのか」とキレてたと思いますけど(←これもイライラ副作用の所作)。
そこは副作用のしんどさを知っている先輩の言葉だからしっくりきたのだと。
基本チキンなので何事も不安感から入るけれど、落ちついて考えると受け入れられるという自分の素直な傾向にも気づきました。
さて、いざ漢方を処方してもらおうとしても、私はいま主治医不在のジプシー期間なので、漢方外来でお世話になることにしました。
完全予約制。
3週間待ちましたさ。
かなり詳細についての問診表を記入するのだけど、今1番気になっている症状という欄に、1番だよね?1個じゃなくていいんだよね?と、思いつく全てを小さい文字で書き詰めました。
ホットフラッシュと冷え。
からの睡眠不足。
特に首から上の発汗がひどい。
ひどい時は数分単位。
爪が薄くて割れやすい。
冷えは20代から自覚あり。
物忘れが激しい。
というあたり。
とーーーっても細やかな問診と、足先から腹部までの触診、舌の裏表を診せたり。舌の裏を人様に見せることなど初めてで、見せ方がぎこちなかったでしょうね。
お腹を押されながら
「このへんイヤな感じする?」
「このあたりもそうだね?」
と聞かれまして、バッチリイヤな感じなんですけど。
今回先生が選んだ精鋭は
ツムラ 23番 当帰芍薬散
(更年期対策の一般的な漢方のひとつ)
とりあえず1か月飲んでまた次回お話しましょうとのこと。
先生
冷えをね、よくすれば大丈夫な気がするよ
私
わたし末端冷え性の自覚あるから家では靴下を履いてるんですけど、その靴下を履いただけで汗が止まらない日もあるんです。履かないと足先はキンキンに冷たいし、それって温めてもダメってことでは?
先生
それは外側から温めてるだけでしょう?ももすけさんは内側から温めないとね。
私
内側・・・・具体的にはどうしたら・・・
先生
だから漢方を飲むんですよ(苦笑)
そんなやりとりをした記憶があります。
筋肉が一体に軟弱・・・・・・
筋肉なし子の烙印を押されました。
自覚あるので認めます。
今後の目標はやっぱり運動と筋力増量だとまたひとつ道が見えましたよ!
漢方は1日3回食前服用。
最初、先生は
「お湯に溶かして飲んでください」
と言いました。
「口にザザッと入れて水で流し込むのじゃあダメなんですか?」
と聞いたら、結局それでOKを出してくれたけれど、先生的にはお湯が望ましいようで、飲み方の指導もあるのにはちょっとビックリ。
例えば葛根湯とかの「湯」が付く漢方はお湯でといて飲んでほしいのだそうです。
★お会計★
Bクリニック
再診 1310円
(クリニックなので特定疾患療養管理料、特定疾患処方管理加算が付く)
薬局
ツムラ当帰芍薬散 1030円