シーニッククルーズ、2回小倉5日 2歳新馬 2,000m(芝)結果は4着! | カニコロの下剋上、1口馬主 と 株のブログ

20/9/2  武幸厩舎

  • 2日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ただ、思惑とは違う芝レースでもいきなりから能力のあるところは見せてくれてホッとしました。レース後、右前を落鉄していることが分かったので、脚元については心配したのですが、特に問題なく疲れも見られないため、このまま次走に向かうことにしました。中京の2週目にダート1800mが2鞍組まれていますので、そこを目標に進めていきます」(武幸師)19日か21日の中京競馬(2歳未勝利・ダ1800m)を目標にしています。
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  • 20/8/29  武幸厩舎
  • 29日の小倉競馬ではまずまずのスタートから出たなりで後方を追走。じっくり進めて直線は外目に持ち出すと、ジワジワ長く脚を使って4着。「今日は最良の結果にならず申し訳ありません。大型馬だけにまだ緩さが残り、馬体も少し太いかなという状況。性格もおっとりしているのでいきなり芝はどうかと思ったのですが、最後はジリジリ差を詰めていましたし、初戦としては悪くない内容だったのではないでしょうか。暑い中で競馬をした後なので、トレセンで状態をしっかりチェックしていきます」(武幸師)もともとダートを予定していただけに条件変更がどうかと思いましたが、芝のレースにもしっかり対応していました。大きなストライドで広いコースの方が良さそうに見えましたが、その中でこの結果ならこの後が楽しみです。今後については馬体をよく確認してから検討します。
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シーニッククルーズの結果は4着でした。

 
どうして・どうして!
調教師からのコメントで加速の面で劣るというコメントがありましたので、全くダメかと思いきや、あわやの4着。
もうちょっとで馬券圏内の3着もあったくらいのように思えました。
 
私としては、掲示板に乗れたら上出来と想像してただけに、それを上回る着順でビックリですし、外を回すロスもありましたから使っていけば未勝利戦は勝てそうな気がしてきました。
 
最後の直線の伸びからして、全然でもいけますね。
 
レースとしては、スタートダッシュが付かずに後方に位置してて、ほぼ最後方で縦長の展開。
この段階でかなり苦しいと思ってましたが、松若騎手は焦らず、道中は動かなかったですね。
そして3コーナー手前から徐々に上がっていき、大外をブン回して最後の直線に掛けてました。
そして伸びては来てるんだけど、向こう正面で上がっていくときにかなり押してましたし、あそこで脚を使ってましたから、切れるまでの脚は残って無かった。
もう少しで3着馬を差せるかというところでしたが、ゴールの方が先にやってきて4着。
 
欲を言えば、もう少し前の位置で競馬したかったかもしれませんが、今日の感じだと入れ込んでるわけじゃなかったが、行き脚が無かった分、あの位置で我慢したのは正解と言うか、仕方なかったように思えます。
 
今後に繋がるイイ競馬で、メンバ中最速の上り(1位タイ)を使えててたのも期待できそうです。
 
まぁ~コートジャルダンが本気で走っていないだけに、上がり最速は微妙でしょうけどね。
 
差しの展開になったし、上手くハマった感もありますが、デビュー戦としては十分でしょう。
1度使ったことで、行き脚も付くでしょうし、レースの流れもつかんだような気がするんで、疲れさえなければ、続戦もイイんじゃないかと思っています。
ブラックタイド産駒なので、連騰とかは勘弁願いたい。
あまり詰めて使うのはよくないし、パフォーマンスが下がる傾向にある。
使いつつ、イイ間隔を開けて使っていけば、疲労も取れて集中力も途切れず走れる産駒なので、滞在競馬になるのかわかりませんが、レース選択を上手くチョイスし使ってもらいたい。
 
しかもレース後のコメントで、落鉄してたとの事。
 
「え!?そうなんだ~。」
 
それであのデビュー戦でのパフォーマンス!
間違いなく、芝でもいけるはず。
というか、ハンデがあったわけで、普通に勝ち上がる可能性が出てきたのは嬉しいですよ。
 
また一方で、落鉄の影響で脚元の状態を気にしましたが、それも大丈夫との事。
この部分に関しては、ホッとしました。
次を使うというコメントも出てますから、大事を取って放牧するという選択肢もあっただろうに続戦するみたいなので、本当に大丈夫なんでしょうね。
安心しました。
 
ダートに行かなくても全然大丈夫でしょう。
1回使ったことで変わってきそうな気がしています。
 
と、期待も込めてそう思ってたんですが、最新の更新では、やはりダートを使うと書いてある。
まぁ~ダートなら落鉄の影響も軽減できるし、レース間隔を詰めたとしても疲れも大丈夫でしょうしね。
ある意味、調教師はダートにこだわってるみたいですが、そもそも適性があるか?どうか?というのもありますからねぇ~。
どのタイミングで落鉄したのかは、わかりませんが、その状態であったのはまた以外無いので、それで、あれだけの脚使えてるんなら、芝で十分行けると思うんですけどね。
 
まぁ~ポジティブに考えれば、早い内から適性を掴んでおくのもアリかもしれませんね。
 
さすがに、ブラックタイド産駒なので、
 
「ダートでドントこい!」
 
って感じでは無いような気がしています。
全くない訳じゃないと思うが、どっちかといえば芝かと!?
想像しています。
ただ、完全な状態で無いにもかかわらず、脚が使えてるので、もしかするとかなりの能力を秘めているのかもしれません。
 
とりあえず、次走は勝ちに来て欲しいものです。
ですが、適性も含め、次もお試しレースとなってしまうかもしれませんね。
とりあえず、この芝血統なので、ダートなら馬場が渋ってくれる方が上位に来る確率が高いように感じます。
 
 
勝ったのは同じキャロットのハーツ産駒、しかも母親はカニョット。
以前キャロットで、牝馬でしたが、同じ配合のカラドゥラに出資してただけに、気にはなっていました。
最後は持ったままで、普通に強かったですね。
位置取りとしてはシーニッククルーズの前にいて上がっていったんですが、ほぼ馬なりでスルスルとあがっていき、直線でもアッサリと抜いてムチも入れず。
結果的にはかなりレベル差のあるレースで強い競馬。
北村友騎手もほとんど追って無いだけに、伸びしろもありそうですね。
この馬は、良く考えたら牝馬だったんですね。
限定戦に出てもおかしくないのに、わざわざ同斤のこのレースを選択。
そして芝の2,000m。
メンバーレベルはあると思いますが、いくら仕上がりが早い牝馬とはいえ、牡馬相手に完勝はヤバいですね。