大会直前に引退宣言をするスポーツ選手をたまに見かけるが、仮にオリンピックなどで優勝しても引退したいという気持ちは変わらないだろうか。まだ世界一になる力がある絶頂期に引退したいのだろうか。さらに言うなら、本当に1位を目指し、実際にその可能性が高い実力のある選手が、本番前に引退を口にするだろうか。

 大切な大会直前に引退宣言をする選手は、心のどこかですでに負けを自覚していて、やる気がうせているから、最後に自分の気持ちを少しでも奮い立たせるために発言しているように私には見える。その負けの覚悟は、他の選手達や監督にも自然と伝わる。

 私は詳しくないのでよくわからないのであるが、パリ五輪では女子バレーや男子バスケットはだめなのだろうか。そういえば、オリンピック出場を目標にしていたような気がする。目標が達成できて、気が抜けたのだろうか。目標設定を低くしておき、長年努力してようやくそれが達成されると、やる気が一気になくなるものである。私も一番行きたい大学を目指し、それが達成された後は一気にやる気がなくなってしまった。そこから向上心を同じレベルまで再び高めることはできなかった。目標を、最初から「〇〇大学に入って世界で注目される論文を3点以上書く」などとしておけばよかった。あきらめずに最後まで全力で取り組む性格の人にとっては、目標はできるだけ高いほうがよい。

 都知事選に立候補した石丸氏が、ユーチューブで「石丸伸二とその家族を殺害し、家に放火しますという内容でした。ネットで出回っている実家の住所と電話番号も書いてありました」といった殺害予告が届いたことを明らかにした。

 このような状況を(興味本位や自社の利益のために)意図的に作り上げているのが、テレビ局やヤフーニュース、ネット上の雑誌や週刊誌、スポーツ新聞などのマスメディアである。多くの三流芸能人や自称専門家、メディア用弁護士たちが、自分のXやブログなどのSNSで石丸氏に対して口喧嘩のような攻撃的な非難をすることは、自分が売れるために仕方がないことかもしれないが、そのような人々のXやブログ、ユーチューブを訪れて読む人はほとんどいないので、それだけでは社会的な攻撃的対立は生まれない。個々に書いてある過度な批判を探し選び出して、テレビの情報番組やヤフーニュース、電子版雑誌などが紹介するから世の中に広まり、それを読んだ芸能人や自称専門家、弁護士、国民など全員参加の「ののしり合い大会」と化すのである。

 マスメディアは、国民同士の対立をあおることで利益を得ようとしたり、自分が大きな仕事をしているとわくわくしたりするようなことは、厳に控えなければいけない。

 特に最近のテレビ局は、規範意識の低下(問題ばかりおこして反省しない)、歌番組やバラエティの画一化、質の低下が目立つ(歌番組は大人数のグループによる歌とダンスだけ、バラエティは身内のバカ騒ぎだけになっている)。管理職達の世代交代のせいだと思う。退職社員を再雇用して、テレビ局はもう一度一から出直してもらいたいと思うのである。

 国内の有名なダンス大会を見ていると、個々の体の動きについてはもはや新しくて高度なものが出てくることはなく、今までの繰り返しや新しくてもこれまでより技術的に劣る動きになっている。

 ゆえにダンスの技術というよりも、参加者全員による全体としてのフォーメーションに力を入れるしかなくなっている。そうなれば、ダンス大会ではなくチアリーダーや曲芸、集団行動のような戦いとなる。

 ダンスは、個々の技術や個々の表現において、限界点まで行きついてしまったのかもしれない。

 権威あるオリンピックの競技は、一朝一夕で力や技能が身につくものであってはいけないだろう。

 スケボーが手すりに一瞬だけ触れるかどうかでメダルを争ったり、見飽きたダンス(動き)をしてあとはわずかなキレの差で勝敗を決めるブレイキンなどは、オリンピックの競技に向いていないと思う。

 長期にわたり(最低10年)、血のにじむような努力をしつづけて能力(体力や技能、精神力等)を身に付けなければ決して優勝できないような種目だけにしたほうがよいのではないだろうか。

 相葉雅紀氏と中丸雄一氏は、異常なほどテレビに出演している。多くの芸能人や俳優などと比較して、おもしろかったりうまかったり魅力的であったりするわけでもない。むしろ、外見はどこにでもいる大学生で、声は通らないために聞きにくく、進行はカンペ中心、言うことは素人が日常言うような事ばかりだ。なぜテレビ番組は、この二人なのだろうか。

 ドラマに関しては、NHKから民放まで、主役は「いわゆるジャニタレ」ばかりだ。あまりにも表現力に乏しくオーラがないため、他の共演者は主役級で固めて(これはテレビ局もジャニタレの主役じゃ弱いと思っている証拠でもあろう)、よいドラマにしようと努力する。なぜそこまでしてジャニタレが主役のドラマを作ろうとするのだろうか。

 テレビ局員は、いまだに旧ジャニーズ事務所との腐れ縁(あるいはジャニタレ個々との癒着)を断ち切ることができていないのだろうか。それ以外の正当な理由が見当たらない。

 日本女子サッカーは、ながきにわたってバトンをつなぎ、ようやく11年にW杯で優勝した。

 しかしその後のなでしこは、力が繋がらなかった。むしろ、優勝メンバーたちはチーム内の人間関係をめちゃくちゃにして去っていった。

 優勝メンバーは「自分」が優勝したかったという気持ちが強く、目的が達成できたのでもういいやという感じだったが、日本を代表することで大会に出場できたのにも関わらず優勝したらあとの日本のことは知らない、ではあまりにも薄情すぎる。日本が優勝した時点で、バトンは途切れてしまった。

「人を育てない者は、一代限りと思え」である。

 あれから13年、ゼロ(マイナス?)からスタートしたなでしこジャパンは、少しずつ力をつけてきた。日本選手は個々の体格やフィジカルでは他国選手に劣るかもしれないが、日本らしくチームプレー(戦略)の技術をできるだけ伸ばして強豪国に勝てるように練習をしてもらいたいと思う。海外で活躍している選手を集めただけでは日本は勝てないだろう。日本の勝敗は、チームプレーの速さと正確さで決まる。

 明日の「プロジェクトX」は、なでしこジャパンのようだ。考え方(視点)の異なる私は、見ないことにしようと思う。

 なでしこの現在のキャプテンである熊谷選手も優勝メンバーの一人だが、当時は若くて下っ端だったために、監督に対する先輩たちの言動や優勝後のなでしこ崩壊過程を悲しい思いで黙ってみてきた人物だ。人は涙の数だけ強くなれる。悲しみが多い程自分に厳しく人には優しくできる。彼女はキャプテンに最適だ。パリオリンピックでは良い所まで行ってもらいたい。

 ヤフーニュースは、都知事選で2位だった石丸氏側の反論や石丸氏反対側の反論など、誰かの情報番組での発言はもちろん、旧ツイッターにちょっと書いたものでも「盛り上がる」と思えばすぐに取り上げ煽り、社会を極限まで分断させていく。面白半分や企業利益のためだけにやることではない。

 これは、石丸氏問題に限ったことではない。どんな問題においても、三流お笑い芸人達や自称専門家達による根拠のない単なる感想的批判を逐一細かく取り上げて、対立を深めるような役割をいつもヤフーニュースが担っている。無責任すぎる。こんなことをヤフーに自由にやらせておいて、よいのだろうか。取り締まる法律を作ったほうがよいと思うが。

 相撲の「強烈ビンタ(張りて?)」と「喉へのひじエルボー(かちあげ?)」は禁止にしたほうがよい。大相撲は神事の儀式であり、いわゆる「スポーツ」ではない(ただし日本相撲協会のHPをみると、なぜか「スポーツである」と明言している)。

 意識を失わせたり地面に倒したりするためのこの2つの攻撃だけを極めれば、横綱にもなれるだろう。実際、似たような横綱が過去にはいたようだが。

 それから日本相撲協会は、優勝力士の表彰の際に国歌の最初の部分を2回繰り返して流すなど、国歌をマヌケなものに編曲して貶めることもやめなければいけない。日本国家にもアメリカ国歌にも前奏などない。アメリカ国歌の最初の部分を2回繰り返したら、アメリカ国民は皆笑うか怒るだろう。

 コロナ患者が急増しているが、いつものペア(テレビ局と政治家)は無視を決めこんでいる。それならそれでいいが、「国民の健康や命を第一に・・・」などと、プラス「嘘」まではやめてほしい。「嘘つきは泥棒の始まり」というではないか。(情報を意図的に遮断して)人の命を間接的に奪うことに何とも思わない人に「泥棒だ」などと言っても効果などないか。

 大相撲中継を見ていると、会場にはマスクをしている人がほとんどおらず、ぎゅうぎゅう詰めで座っている。今流行のオミクロン株は、肺が重症化するわけではないので死に至るケースはそれほど多くないようだが、高熱と喉の激痛で相当に苦しいようだ。会場で相撲をしている人々は、SNSなどでコロナの流行の情報が伝わっていないのだろうか。

 

〈追記:19日〉ようやくテレビでも流行について取り上げるようになってきたが、流行するのを待ってから報道しても遅い。長崎大の専門家は、手の消毒はあまり意味がなく、飲み会もOKというが、信じて大丈夫なんでしょうね・・・。では現在これほど多くの人がどうやって感染しているのだろうか。テレビ局(情報番組やニュース)は、1つの情報だけを伝達するのではなく、異なる専門家の意見も同時に並列で国民に伝達し、最後に自分たち(アナウンサーやコメンテーター達)の誘導的意見や感覚的で無責任な意見を述べてまとめないことが報道の鉄則なのだが、それがどうしてもできない。マスメディアは、真剣(無能)なのか悪意があるのか、よくわからない。

 マスメディアは、いったん石丸氏と蓮舫氏から完全に手を引いたほうがよい。めちゃくちゃになっている。

「赤信号、みんなで渡れば・・・」で、石丸氏や蓮舫氏への批判が増えてきたのを見て、皆がストレス解消をするかの如く、一斉に2人を攻撃し始めた。

 2人への一斉攻撃の土壌を作ったのはもちろんテレビ局だ。無能でプライドだけが異常に高いおかしなコメンテーター達がテレビ番組内で攻撃的に質問をして、国民にやり方を示してしまった。テレビ局がやることは、いつも社会に大きな悪影響を及ぼす(「セクシー田中さん」事件や24時間テレビ募金の着服、喜多川氏への忖度による長期に及ぶ性暴力ほう助等々)。新聞社も同類であろう(国家間問題のきっかけづくり等)。能力のない所はおとなしくしていることが一番被害を抑えられる。