2019年1回目

 

 

2022年2回目

 
そして裕美さん3回目
 
2023年10月14日()@六本木EXシアター

太田裕美さんのコンサートへ行って来ました。

takashikko・秋冬編

タイトルにありますように作詞が松本隆さんの作品に絞ってかつ秋冬っぽい歌を選曲しての公演でした。「春夏編はいつやったの?(やっていない)笑」「選曲していて中々暗くてあまりに暗くて笑笑」(要旨)と、この日、曲紹介の度に暗さを強調した裕美さんでした。

 

(山田)パンダさん作曲の「湘南アフタヌーン」の曲紹介も「フォーク調で明るい感じですが詩はどっぷり暗いです」と念を押してました笑い泣き

 

 

松本隆さんいわく「(筒美)京平さんが暗いメロディーなんか作るからだ」なんだそうですが、裕美さんの記憶では「詞が先だったと思う」、松本さんがこのコンサートの京都と東京、「両方行く」と言ったところ「京都だけで大丈夫です」と、この日は出禁(←裕美さんがこの言葉を用いたわけではないです)にしたそうです(笑)

 

筒美さんや松本さんの話題に触れる時の裕美さんはいつも嬉しそうです。話の中では松本さんをネタにしつつ、相思相愛な感じがとてもよく微笑ましく、また根本に敬意と親愛があるのが自然と伝わってきます。コンサートのタイトルがよくそれを表していると思います。去年2月の京都は「ヒロミとタカシのランデブー」だったようです。

 

この日、いちばん、しんみり神妙に裕美さんが語った場面。

筒美さんの遺作に松本さんが詞を書いて「これはあなたに歌って欲しい」と「ご褒美を貰った」と紹介、お披露目、歌唱された新曲がありました(発売日未定)

 

 

空間のゆがみが見受けられます方へ→ばっちり映り込んでしまった

女性と男性を見えなくする加工を施した為です

 

EXシアターは、ヤイコ(矢井田瞳)で1回、

この日の裕美さんで2回、

併せて3回目となりました。

 

 

 

 

上記画像、(右方向)1階から入場する事もあれば

エスカレーターに乗って2階から入場する日もあります。

 

 

チケットを大事につかみまして

エスカレーターに乗りまして...

記念撮影※チケットは加工を施しています

 

 

無造作にここからで大丈夫だろうとホール入場

僕は君の涙」が聞こえてきました👏(開演前のBGM)座席番号を確認。「ああ、入場口、ワンブロック向こうか」。通行の妨げになるまいよと出入口端に待機、この歌にしばし聴き入りました。最高最良最善のおもてなしでした。

 

裕美さんMCの際、声を届ける方が数名いらっしゃったくらいで、拍手はもちろん、終始おちついた、手拍子する歌は手拍子して、最後の歌は裕美さんに促されて立ち上がって、純粋に歌を聞きに来た人達の空間と時間でした。

 

(棘のある言い方なのは重々承知なんですが)終わった時、ストレスなしの久しぶりの、前のめり過ぎた余計なファンアピールがないコンサートだったなーと耽ってしまいました。この時、お見送りで流れていたのは「風をあつめて」(作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 1971年)でした。そう、知る人ぞ知るはっぴいえんどの裕美さんのカヴァーバージョンでした。気持ち和らぐ撫でられる安らぐ感じでした。この歌は、僕は、真夏の暑い昼下がり、縁側、蚊取り線香、扇風機などのイメージがあります(「夏なんです」の影響が色濃いような気がします)。

裕美さんのは透き通るきれいな感じ。

 

ああ、そうか。オープニング?は、スピード感あふれるアコースティック・ギターの音色で幕をあけないままで聞こえてきた「かくれんぼ」でした。※こちらもはっぴいえんどのカヴァー。

※裕美さんのミニ・アルバム『Candy』(1999年)にどちらも収録

 

この日のこんなところにも、

改めて松本隆さんへの敬意を感じました。

 

 

最後の一葉」やデビュー曲「雨だれ」といった裕美さん初期のシングル曲のピアノ音が聞こえてきた瞬間は、さざ波のように拍手が響きました。が、僕としては「魂のピリオド」の時に胸に波紋がひろがっていました。

 

レコード時代のアルバム(収録曲)は、後追いも後追いで聴いていますのでそれを生で聴くというのは、タイムカプセルを開けたような感覚(←実際したことありませんが...)あるいは、なぜか小学生の頃の帰り道を思い出していました。む?暗いですか??むむむ

 

 

 

なんだか陳腐な表現だと思うのですが。。。

「木綿のハンカチーフ」をハンドマイクで唄う裕美さんは

軽やかに舞ってとっても素敵でした。

 

 

僕は、太田裕美さんも好きなのです。

ピアノを弾いて歌う時、魂が輝いているのです。

高音が(いまだ)澄みきっているのです。

 

 

 

※誤りがあったらごめんなさい恥ずかしい

※自分でわかった曲名と裕美さんの曲紹介に依っています

メモ【セットリスト】太田裕美コンサート

2023年10月14日(@六本木EXシアター

~takashikko・秋冬編~

 

-本編- 途中休憩なし1部構成

オープニング(SE)

かくれんぼ

 

1999『Candy』

1 街の雪

1978『海が泣いている』

2 白い季節

1974「あまだれ」B面

1975『まごころ』

3 カーテン

1976『12ページの詩集』

4 青春のしおり

1975『心が風邪をひいた日』

5 海が泣いている

1978『海が泣いている』

6 湘南アフタヌーン

1976『12ページの詩集』

7 恋人たちの100の偽り

1977「恋人たちの100の偽り」

8 スカーレットの毛布

1978『海が泣いている』

9 ベージュの手帳

1976『手作りの画集』

10 最後の一葉

1976「最後の一葉」

1976『12ページの詩集』

11 雨だれ

1974「雨だれ」

1975『まごころ』

12 魂のピリオド

1998『魂のピリオド』

13 ※星屑ピアノ※新曲

(新曲)(正式表記不明)

(筒美京平氏の遺作に松本隆さんが作詞)

14 木綿のハンカチーフ

1975『心が風邪をひいた日』

1975「木綿のハンカチーフ」

※アルバムからシングルカット

(アレンジをシングル用にして新規歌入れ)

(3番の歌詞「君は素顔で」→「今も素顔で」)

 

15 さらばシベリア鉄道

1980「さらばシベリア鉄道」

1981『十二月の旅人』

 

-アンコール-

16 サヨナラの岸辺

1981『君と歩いた青春』

17 冬の蜂

1978『ELEGANCE』

 

18 ひぐらし

1975『心が風邪をひいた日』

(作曲:荒井由実)

 

お見送りBGM

風をあつめて

1999『Candy』

 

 

 

 

 

◆〔覚書〕◆六本木EXシアター

①東西線は快速乗車で大丈夫

最後尾の車両に乗るべし、くらいでいい

茅場町では進行方向に対して

最後尾のエスカレーターに乗る!

④茅場町から日比谷線先頭車両に乗る

2番出口から地上へ向かう

(逆方向にサイゼあり)

※1番出口だと反対側の歩道に出る

(逆方向に花まるうどん)

諦めずしばらく進めば

EXシアター側に渡れる信号あり

 

 

ここまでありがとうございました。