本稿は、2022年6月25日(EX THEATER ROPPONGI にて開催の『太田裕美コンサート2022~雨女の挑戦~』について綴っています。

 

-ツアーではなく、単発コンサートだと思うのですが- 曲目など内容についてどうしても知りたくない方は、ここで閉じてくださいますようお願い致します。

 

 

 

アナログのLP

リアルタイム購入ではありませんが(汗

画像『背中合わせのランデブー』

(1978年2月25日)

A面が拓郎さん作曲の5曲。B面は裕美さんの作詞作曲5曲。僕ならば、ぜひとも持っておかねばならない1枚です爆  笑

 

画像真ん中『Feelin' Summer』(1979年6月5日)

シングル曲がない1枚(ないですよね?)であるのと、ジャケットの裕美さんの表情に魅かれた1枚。のちにシングル「南風」を作曲した浜田吾さんによる作曲が5曲拍手

大訂正 2022/6/28 2:15

「南風」のB面 “想い出の「赤毛のアン」”が金吾さんでした。申し訳ございません。

「南風」は網倉一也さん作詞・作曲でした。ごめんなさいあせる

 

画像『海が泣いている』(1978年12月5日)

シングル「振り向けばイエスタディ」収録。の魅きが強くて手元に招いた1枚ニヤリ

 

 

 

太田裕美さんも、実はこの通り好きなので、コンサートに行って来ました!!

 

・・・と言いましても、コンサートへの参加は、2年7か月ぶり2回目のまだまだあまちゃんであります。

 

 

ちょっと油断していると完売になってしまう裕美さん。ようやく、待望の裕美さんソロのコンサートへの参加がめでたく叶った次第です。

 

 

カラオケ

 

 

場所は大東京@六本木EXシアター

EXシアターは、これまた実は好きなヤイコ(矢井田瞳)で訪れた2020年2月8日()以来、これまた2回目の場所でした。-言葉・説明が適切かどうかは、何卒ご容赦いただきまして、僕の中ではライブ・ハウス扱いの- 入場時ワン・ドリンク代を支払う会場であります。この機会に、どうしても詳しく知りたい方は「ここ」をクリック

 

そういえば、このヤイコの時、コロナが話題になっていました。

このあと、ここから、世界規模で、みな大変な時期を喰らいました。

 

 

 

花火うだるような茹でるような暑い日でした。

 

このEXシアター。場所は六本木。東京メトロ(←地下鉄です)六本木駅から、だいたい徒歩5分(道に沿ってひたすら直進するのみ)。立地はいいと思います。

が、いかんせん、個人的に東京メトロは非常に難問奇問です。

 

 
§ 次回また訪れる時の為のメモ・道案内 § 
 
□ 東西線@茅場町駅下車(快速に乗って大丈夫)。中野や三鷹方面、車両は【方】に乗るべし。後方の階段を利用しないと、適切に乗換ホームへ辿りつけないぞ! 
□ 日比谷線中目黒行き、進行方向、今度は【の】車両に乗るべし六本木駅下車2番出口Go!
 
[別経路]
□ JR有楽町駅下車、東京メトロ日比谷線中目黒行き5駅で六本木駅。ではあるが、JRから歩くぞい。

 

 

画像から確認しづらいですが、画像内下方「イケメン」と書かれた看板の左、『EXシアターこの先です』という看板があります。

 

 

無事到着出来ました爆  笑拍手

 

係の方に恒例の質問。

「今日の太田裕美さんのコンサート、チケット半券裏に連絡先を書きますか?」

書く必要は無いとのことでした。

 

 

久々のEXシアター。他の会場であるならば、いわゆる2階席の一番後ろの列でした。が、しかし、予想以上にステージまで近い印象。STANDING・立ち見設定ではなく、SEATING・座席指定で920人の収容です。

 

編成はこんな感じでした。

チェロ:笠原あやのさん

キーボード・ピアノ:古川初穂さん

ギター:(ビール大好き):西海孝さん

ドラム:楠均さん

 

裕美さんは、前面中央にてギター弾き語り/ハンドマイクで舞う/ピアノ弾き語り、でありました。 

歓喜の1曲の最後ではブルースハープも拍手

 

本編は、もこもこの白いパジャマみたいな衣装

アンコールでは、Tシャツにロングスカート

 

足首フェチではありませんが(←職を賭して重要)

本編は、青

アンコールでは、白の

厚底のヒールで舞った裕美さんでした。

 

 

 

特筆しておくべきは・・・声と歌唱。

レコードのまんま!!でした。

 

 

 

開演まで場内では、

裕美さんによるカバー曲が流れていました。♪彼の車に乗って~平山ゆき「真夏の出来事」、「松本隆大先生」繋がりのC-C-B「ロマンティックが止まらない」。などなど。

そして「夏のクラクション」(稲垣潤一)(←こちらと「真夏の出来事」は、筒美京平さん繋がり)が流れたところで、暗転しました!

 

波音のSE。

01. 知らないところで・・・・・・

(『思い出を置く 君を置く』1980年)

02. 河口にて

(『Feelin’ Summer』1979年)

03. A DISTANCE

(『Feeln' Summer』1979年)

 

知らない曲(裕美さん談)、、ではなく、

しっとりとした歌が続きました。

 

行動制限されているので歌でバカンスを、

というテーマでの選曲でありました。

 

タイトルが印象的なアルバム

『思い出を置く 君を置く』。

作詞は全篇サトウハチローさんです。

ゆえに作です。

作曲は、すぎやまこういち氏です。

 

 

04. 青春のしおり

(『心が風をひいた日』1975年)

05. ガラスの腕時計

(『12ページの詩集』1976年)

06. 雨だれ

(シングル デビュー曲 1975年)

 

07. プラハ

(『はじまりは“まごころ”だった』2006年)

08. ロンドン街便り

(『こけてぃっしゅ』1977年)

09. NENNE

 (『海が泣いている』1978年)

 

9曲目「NENNE」カッコよかったです。

ゾクゾクしました爆  笑

 

10. ブルー・ベイビー・ブルー

 (シングル『恋のハーフムーン』B面 1981年)

11. 恋のハーフムーン

(シングル1981年)

12. 桜月夜

(デビュー45周年記念シングル・アナログ仕様「ステキのキセキ」Side-2 / CDアルバム 『Hiromi☆Deluxe』2019年 )

 

3曲ごとにインターバル的なMCを挟んだ裕美さんでした。

9曲目「NENNE」で心が猛り始めたあと。このパートの3曲では、その心の猛りから瞼が潤んでいきました。嬉しさ喜びで、です。

 

裕美さん曰く「今日の私があるのは松本先生のおかげ、今日の松本隆があるのは私のおかげ」爆  笑(概要)←このお話に潤んだわけではありません(要確認)

 

松本隆さんは「ブルー・ベイビー・ブルー」の詞の出来に満足していないよう、との解説付きで歌唱に入りました。

 

結果的に流れとしては全くの違和感無しなんでしょうが、この後♪ハーフムーンが続くとは思いもよりませんでした。レコードとも違って、重厚なストリングスから始まり、気持ち静粛厳粛になったところからの

 

♪なんとなんとなくハーフムーン~音譜

 

会場を染める裕美さんの透き通る高音。

ハッとする至高の瞬間でありました爆  笑気づき

拍手気づき気づき気づき音譜

手拍子が盛り上がりました。

 

と歓喜の夢のような1曲も束の間

「桜月夜」が続きました。

 

この歌を聴く為に今日ここに来たのだ!

なのでした。

ピアノを弾き語り、

魂を輝かせて、力強く歌唱する裕美さん。

この瞬間は永遠です。

ブルースです。エールです。

THE 太田裕美です。

 

 

「ああここで第1部おしまいか」と思ったら、

普通にまたMCタイムでした(笑)

そういえば開演前のアナウンスで

「本日の公演は途中休憩を挟む2部構成です」

というお知らせがなかったかな?と思い至りました。

 

 

13. ベロアの秘密

(シングル「ファーストレディになろう」B面1996年) 

14. 僕は君の涙 

(NHKみんなのうた・シングル「魂のピリオド」カップリング1998年)

15. ステキのキセキ

(デビュー45周年記念シングル・アナログ仕様「ステキのキセキ」Side-1 / CDアルバム 『Hiromi☆Deluxe』2019年)

 

○○

コンサートが進んで行くにしたがって、こんな風に僕の満足歓喜感動感謝涙腺が膨らんで行きました。

 

14曲目

15曲目

さきの

11曲目

12曲目

 

この並び。

奇跡・僥倖の、伏線の回収であります(笑)

 

 

 

よくぞ並べてくれました爆  笑

歌ってくれました笑い泣きえーん

僕には珠玉の並びでした。

永遠の一瞬です。

 

 

赤いハイヒール 脱ぎ捨てて

ドールの時代に おさらば

冷たい九月の雨が 残してた

最後の一葉も 散ってゆくわ

 

風をあつめ 深呼吸

しあわせ未満 足るを知るの

 

意識次第 どんな時も

生まれ変わるチャンス

夢を求め まっすぐに

生きて行く

 

雨だれに揺れた たんぽぽ

南風に乗って 北の空へ

恋愛遊戯は恋人たちの

100の偽りで ピリオド

 

涙拭いた ハンカチーフ

夕焼けに溶け 上弦の月

 

心軽く 思い 届け

人生は不思議ね

心弾む トキメキは

止められないもの

 

今日も 歌う 笑う 跳ねる

人生はステキね

明日も 歌う まっすぐに

生きて行く

 

心軽く 思い 届け

人生は不思議ね

今日も 歌う 笑う 跳ねる

人生はステキね

明日も 歌う まっすぐに

生きて行く

生きている

 

裕美さん作詞の「ステキのキセキ」。

この歌で裕美さんは舞います。

 

アナログ仕様のシングル盤

歌詞カード見開きで

裕美さんがそれぞれのシングルを手にした

実に16ショットが一堂に会していますカラオケ

 

 

16. 9月の雨

(シングル1977年)

17. さらばシベリア鉄道

(シングル1980年)

 

アンコール

18. ドール

(シングル1978年)

19. 木綿のハンカチーフ

(シングル1975年)

 

「ドール」はアコースティック・ギターのテイストでこれまたカッコよかったです。

 

 

 

筒美京平さんへの敬意と感謝をこめて、近年、筒美さん作品でコンサートを行った時の話。

 

イイ曲がたくさんあり過ぎて、ナント「木綿のハンカチーフ」が【セットリスト】に入り切らなったそうです。=その公演で歌わなかった。

 

すると

 

「え?歌わないんだ。どうして?聞きたかったのに」という不満めいた声が裕美さんの耳に届きました。

 

「歌ったら歌ったで『もう飽きた』とか言うのに、歌わないとそんなこと言うのね」

(笑)

 

 

という事で今回のオーラスは「木綿のハンカチーフ」でした。裕美さんのキャリアでこの歌を歌わないコンサートがあるというのは、称賛に価すると思います。※これを聴きたいという方を否定するものではありません。

 

 

加山雄三さん、小椋佳さん、そして拓郎さんの歌手活動引退の話題に触れた裕美さん。動揺を表明しつつも「私はまだもう少し歌い続けます」。

 

また聴きに行こうと思います。

 

チケットには「雨女の挑戦」とありましたがMCでは「雨女の逆襲」と繰り返した裕美さん。アンコールで「雨女の挑戦!いかがでしたか~爆  笑」とこの日初めて裕美さんの口から発せられました(笑)

 

注 19曲にちょっと違和感があります。記憶から漏れている曲があるかもしれません汗

 

 

ここまで

ありがとうございました。

感謝です笑い泣き