チューリップ
デビュー・アルバム
『魔法の黄色い靴』1972年6月5日
「ヤングギター」1972年7月号
吉田拓郎
チューリップのLPを持ってます。なかなかよろしいグループですね。サウンドがビートルズに似てるんじゃないですか？・・・・・・まあ、ビートルズの方がいいけど、あのレコードの中じゃ「魔法の黄色い靴」が一番いいと思います。でもまだチューリップのステージは一度もみたことがないので、なんともいえないけど、あのレコードの音がステージでどれだけ出せるか・・・・・・それが一番問題でしょうね。僕はやっぱりステージが良くなくちゃいけないと今一番思っていますから。チューリップにアドバイスと云われても、よく知らないのでとにかくレコードを売ることでしょうね。
・拓郎さんと対談した時の小田さんの発言
( 1993年 ぴあBOOK 「吉田拓郎ヒストリー 1970-1993 」 )
小田さん「 （前略） 俺、拓郎の DJで チューリップの「魔法の黄色い靴」聴いたよ。首都高走ってるときに、それでは話題の……、話題のチューリップ……じゃない、話題の「魔法の黄色い靴」、だったと思うんだけど、ああ、よくできてる曲だなと思って、首都高走ってたの。 ( 後略 ) 」
魔法の黄色い靴 (Super Deluxe)
【完全生産限定盤】【アナログ】【+LP】【+2EP】【+SHM-CD】【+2CD】
発売日：2022年06月01日
価格：19,800円（税込）
商品紹介
TULIPデビュー50周年！永遠の名盤であるデビューアルバム「魔法の黄色い靴」が、LPを含めたマルチフォーマットで、オリジナルレーベルのExpressより復刻。
1972年の「魔法の黄色い靴」での鮮烈なデビューから半世紀。
「心の旅」（1973年）、「銀の指環」「青春の影」（1974年）、「サボテンの花」（1975年）、「虹とスニーカーの頃」（1979年）等、ヒット作を立て続けにリリース。
フォークや歌謡曲が主流だった日本の音楽シーンにポップ（& ロック）という新風を吹き込み、日本語ロックの先駆者的な存在として地位を確立する。イギリス的な音楽感覚と日本的な情緒を高いレベルで融合させた新しい音楽に、心を奪われた若者は数知れなかった。
当時のティーエイジャーのハートに残した大きな足跡からは半世紀経ってもカラフルな花が咲いている。
チューリップデビュー50周年の今年、デビューアルバム「魔法の黄色い靴」をロンドンAbbey Roadスタジオでリマスター。カッティングもAbbey Roadで行い、イエローカラー180g重量盤LPと高音質SHM-CDでリイシュー。オリジナルアルバムに付録していたTULIP TIMESと大判ポスターも復刻。しかも幻の1stプレスの帯まで復刻。
デビューシングル「魔法の黄色い靴」」と正式デビューの1年前に当たる1971年に発売された幻のシングルEP「私の小さな人生」を復刻。EP「私の小さな人生」は初CD化となる。
また、1972年チューリップが上京して初めてステージに立った1972年3月3日のライブ音源を可能な限りアップグレードして収録。これは初市販となる。さらに上京直前の1970年福岡でのライブ音源から「ちぃほあき森 梟のうた」を収録。
音源は全てAbbey Road スタジオでリマスター。
未公開写真を含む全40P写真集とデビュー当時、関係者のみに配布されたチューリップ・パンフレットも復刻。
日本の歴史を変えたスーパーバンド、チューリップの衝撃的なデビュー時にここまで拘った作品が過去にあっただろうか！
【CONTENTS】
■1LP（180g重量盤イエローLP）「魔法の黄色い靴」
（Remastered & Vinyl Cutting at Abbey Road Studios, London）
＊オリジナル・ゲイトフォールド・ジャケット
＊オリジナル帯復刻
＊TULIP TIMES、大判ポスター復刻
■EP「私の小さな人生」（Remastered & Vinyl Cutting at Abbey Road Studios, London）
■EP「魔法の黄色い靴」（Remastered & Vinyl Cutting at Abbey Road Studios, London）
■SHM-CD「魔法の黄色い靴」（Remastered at Abbey Road Studios, London）
■CD「TULIP 1972 東京初ライブ」（Mastered at Abbey Road Studios, London）
■CD「私の小さな人生」（Remastered at Abbey Road Studios, London）
＊初CD化
＊初市販「ちぃほあき森 梟のうた」（1970年福岡、アマチュア期のステージ音源）収録
■未公開写真含む全40P写真集
■デビュー時の関係者向け紹介パンフレット復刻
先着特典：大判アーティスト写真プリント（2Lサイズ）
※特典は先着です。無くなり次第終了となります。
こういう企画がチューリップで催されるのは
衝撃的に新鮮です。
妄想で、
日本郵政に頑張って貰って
全アルバムジャケットの記念切手と
全シングルのカルタと、
ジグソーパズル作製
・・・というのが日課でした。笑
あとは＠会場の物販にて
is There ツアーを完全収録した
CDか、まさかの映像作品
・・・を夢見ていました。
（音源は絶対にある筈）
anniversary企画盤は、
大瀧詠一や佐野元春や浜田省吾には普通にあっても、
チューリップではないだろうなぁ、無理だろうな。
・・・と思っていた矢先、
よかったです。嬉しいです。
おめでとうございます！です。
が、しかし、
企画説明を読み進めながら、もしや!? よもや！
当時のLPに封入されていた【超大判・壁新聞TULIP TIMES】が「漏れていたりするんでないか？」と老婆心が発動されました。
が、すぐさま無事、杞憂に終わりました(笑)
と、言いますのも、
ユニバーサルさんのこの手のお仕事、
知る人ぞ知るミスが
漏れなく発生して来てます（実績）。
アリスやオフコースのanniversary企画のシングル集（BOX）
⇒アルバム・ヴァージョンが混在。
オフコースのアルバムBOX
⇒ラスト・アルバム『Still a long way to go』の歌詞カードが欠品（←発売後、ファンの猛烈な問い合わせを呼び起し、急遽今更の？確認、そして復刻作成追加着手⇒ 郵送にて購入者へ送付対応してくれましたが）・・・
ちなみにLPの帯、後期の丸シール型のラベルは未復刻。
音は確かによくなっていましたが・・・・
思うに、これは憶測、ないし邪推です。
企画にあたっている人たちの多くは、当時を全く知らない、つまり、生まれていなかった現代の若者。と、生まれていても、その時代をやっぱり知らない中堅どころ。
責めるわけではなく、真っ当な事実として、その歌い手への思い入れを持ち合わせていない。加えて、例えば、ビートルズのように当時を知ることが出来る資料が豊富にあるとも限らない。容易に史実を確認できる状況にない。
【知らないことがあり、知らないことがあったと指摘を受ける前に知らない中身を認識する】という作業は至難を極めます。ただ、この手の企画は、複数のファンにヒアリングしておけば済むというモノではあります。が、それが、出来ない、しない。という何かしらの弊害障壁があったのでしょう。
本人や当時のスタッフすら忘れている事が多く、- 僕が、という事では決してなく - ファンの方がきちんと把握していたりします。
・・・ものだから、こういう企画を担当する若手さんは、心して臨んでも、その心掛けだけではまだ追いつき切れなかったりします。
というのも、
そもそも、
かなりのマニア、コレクターしか、
この手の品物に手を出しません。
おのずと
これらの人々はウルサイです(笑)
そして！
「あれ？ああ、僕はマニアなのか？」と
愕然としましたが(笑)、
以下、
■EP盤「私の小さな人生」
↓
これは『これこそがTULIPポップだ』に封入済
※2007年発売 コンプリート・シングル・ボックス
・・・ですが、シングルCD「抱きあって」のカップリング
「セプテンバー（新録）」は未収録でした。
※こちらはビクターエンタテインメントの仕事でした。
■CD盤「私の小さな人生」（Remastered at Abbey Road Studios, London）
＊初CD化
＊初市販「ちぃほあき森 梟のうた」（1970年福岡、アマチュア期のステージ音源）収録
↓
これは完全に事実に反しています。
「私の小さな人生」（シングル・ヴァージョン）は既発のベスト盤(CD 2枚組）、および、東芝EMI時代の３枚組のシングル集の再発盤に、しっかりと！1曲目に収録されています（2曲目は「コケッカキの住む沼」）。
「ちぃほあき森 梟のうた」も財津さんのオフィシャル・サイトと isThereツアーの物販で売られていた作品に収録済です。
■CD「TULIP 1972 東京初ライブ」（Mastered at Abbey Road Studios, London）も
↓
財津さんのオフィシャル・サイトと isThereツアーの物販にて、既に商品化済みです。
（フルコーラス収録でないナンバーが含まれています。）
どうしよう・・・
■未公開写真含む全40P写真集
■デビュー時の関係者向け紹介パンフレット復刻
喉から手が出る程、狂おしく手元に置いておきたい、には、
どうにもパンチが弱い（←オッサンですｗ）
どうしよう・・・。
同じ予算なら、
オフィシャルサイトの
「今日の魔法の黄色い靴」こそを
コンプリートしようか、とも
思いました・・・
（前半15公演分は手元にあります汗）
旧・月刊KAZUOシリーズは完売状態になりましたね。
Abbey Roadスタジオでリマスター。カッティングもAbbey Roadで行い、イエローカラー180g重量盤LPと高音質SHM-CDでリイシュー
19,800円。
どうしよう。（た、、、たかい。。。）
誰か「予約しました！」と
僕保有の二束三文の競争心を煽り、
背中を押し、
購買意欲に火を点けて頂きたいです(笑)