京都大阪担当 セラピスト専門 独立・転職者の為の整体師養成講座

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リラクゼーションセラピスト・エステシャン・ネイリストなどの各種セラピストさんの整体技術習得・独立支援の為の整体師養成講座

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来年の整体サロンの店舗移転に向けて仕事の合間にテナント物件を見ています。

テナント物件には、居抜とスケルトンがあり、居抜物件は、以前の使用者が撤退して、壁・床・天井が残っている物件をいいます。

以前の借主が同業者ですとそのままの内装が使えるので内装費用が安くすませる事が出来るメリットがあります。

スケルトン物件は、床・壁・天井が無く、コンクリートむき出しの状態なので、全て内装を作らないといけないので、内装費用が高くなります。

私も初期費用を安く済ませたいので居抜物件をパソコンで検索して探していたのですが、現物を実際に何件か見まして、考えが変わってきました。

スケルトン物件のほうが良い場合もあると。。。

実際に歯科医院や飲食店の居抜物件を現地で見て回ると、壁・床・天井は確かにある事はあるのですが、状態が非常に悪く、とても再利用できるような状態ではないのです!

まるでお化け屋敷のような状態です。。。

そうなってくると、一度スケルトンの状態に戻さないと内装が出来ないので、解体費用+内装費用がかかり、スケルトン物件以上に初期費用がかかってしまうのです。

パソコンで見ているだけではわからなかった事です。
早めに店舗探しをしておいて良かったです。


もう一つ勉強になった事は、定期借地契約物件です。

この定期借地契約物件は、契約期間が満了になれば撤退しなければならないのですが、不動産の業者さんが言うには更新可能の物件もあるそうです。

家賃滞納のトラブルに対応する為、大家さんが意図的に定期借地契約物件に指定しているそうです。
なので、大家さんに更新可能物件か聞いて更新可能なら、継続して借りれるそうです。

パソコンの検索物件には、そこまで詳しくは記載されていませんから、定期借地契約物件であっても選択の一つに入れる事が出来ます。

お客様は、「あまり遠くに移転しないでほしい」という意見をいただいていますので、京都の右京区・中京区を中心に店舗を探していきます。

エリアが絞られてしまいますから、物件選びは時間がかかりそうです。

2017年4月

4年間、不眠症に悩んでいる10代の女性、Aさんの新規予約をとりました。

彼女のお母さんから電話で「子宮頸がんワクチンを受けました」という説明を受けました。
3回目の予防接種を受けた直後から様々な不定愁訴に襲われ、まともな生活が出来なくなったそうです。

病院には30か所、整体院には10か所行かれたそうです。
重金属を除去するという治療院にも行ったそうですが、全く効果がなかったそうです。

副作用について調べてみると、子宮頸がんワクチン(サーバリックス)に含まれる免疫増強剤、水酸化アルミニウムは、脳内の運動ニューロンを死滅させ脳にダメージを与えるそうです。

子宮頸がんワクチンの免疫増強剤は、人間の免疫システムを狂わせ、自分の細胞を攻撃し自己免疫疾患を発症する危険性があると多くの学者が指摘されています。

整体のセミナーにはいろいろ行きました私ですが、子宮頸がんワクチンの副作用を治療する施術を学んだ事も業界で話題に上がった事もありませんでした。

整体で身体に溜まった水酸化アルミニウムの解毒・除去は出来ないかもしれませんが、副作用による不眠・自律神経の乱れには対応できると判断して施術対応させて頂きました。

本人は、頭が原因ではないか?と言われるので頭を触ってみると、大きく膨張していました。
脊髄液が停滞して脳圧が上がっているので、脳圧を下げて脊髄液を循環させるために、硬膜・内臓・仙骨・脊椎・頸椎・頭蓋骨と施術していきました。

特に頸椎の歪みがひどくガタガタになってましたので、丁寧に矯正して頭蓋骨の緊張も施術していきました。

全然眠たくならない!と言われていた、彼女は施術中は眠たくなるようで、「今までにない効果を感じます」と言ってもらい現在通ってもらっています。

3か月で14回通院してもらいましたが、つらい症状の度合いが半分に軽減したそうです。

お母さまが言われるには、40項目以上の不定愁訴に悩んできた4年間で学校もまともに行けない状況だったので、とても喜んでいます、と報告がありました。

ただ、子宮頸がんワクチンの副作用による筋力低下で身体を支える力も弱く、症状も一進一退で喜べるまでにはいたっていません。

引き続き、整体施術と経過観察が必要となりそうです。

Aさんは来年、大学受験を控えているので大学に合格して人並に学校生活を送れるように整体施術でサポートしていくつもりです。

現在、私の直感では、回復すると思って施術しています。

お母さん曰く、子宮頸がんワクチンの解毒はサプリメントで行うとの事でした。

現在、子宮頸がんワクチンの副作用で悩まれている方の助けになればと思い、今回、報告書を書かせて頂きました。

今後の経過はまた報告させていただきます。







 

2008年から京都西院で、一人整体院として経営して参りましたが、

これからの将来を考えると、一人自営業に心身共に限界を感じてきました。
そこで、移転を考えているのですが、一人整体院からチーム整体院に

スタイルを変えようと計画中です。

まだ事業計画やスタッフの対応法、サロンの方向性など練り込んでいる最中です。

サロンの規模としては10坪~15坪、ベット3台で計画中です。

今年はいろいろ取り組む事が多くて、移転は来年の話になりそうです。
でも、確実に移転はするつもりです。

業務委託契約でスタッフ1人1人を「先生」として売り出すつもりです。

スタッフとどう向き合うか?まだまだ勉強しないといけないです。

今年いっぱい、休みなしで頑張ります。

最近、同僚から「権利収入に興味ある?」と聞かれ、投資ビジネスを聞きましたが、考えの違いからお断りする事になりました。


同僚の新規ビジネスを応援したいとは思うのですが、今回の投資ビジネスについてまだ疑問点・不安がぬぐい切れない思いがあり、情報発信させていただきます。

今回の投資ビジネスの概要

①マレーシア発信のSNS〇〇フェイス「第2のフェイスブックを目指す」という謳い文句で、マレーシアの○○という会社の投資話です。

②フェイスブックの収益源はその画面上の広告ページであり、〇〇フェイスも同様に その広告ページにより収益を生み出す仕組みらしい

③この投資話はその〇〇フェイスの「広告スペースの権利」を購入するとのことである。

④購入する広告スペースはクーポンとして価値づけされ、○○フェイスはクーポンを株の様に販売し、売れるたびに値を上げていくらしい

⑤フェイスブックがこれだけ広がっているならば将来的には、○○フェイスも当然広がり、今から権利収入を買っておけば、値上がりしかしないから投資しておけば、3倍、9倍と倍々ゲームで配当金がもらえますよ。
という話でした。(少し情報収集して編集しています)

一口13000円からの投資が可能で、私が思った事は、

①なぜ日本の一般市民から出資金を集めるの?
②なぜそんなに高配当なの?
③マレーシアの銀行や投資家から手堅く資金提供をしてないの?

という疑問です。

○○フェイスの日本での投資金の勧誘方法は、MLM・マルチレベルマーケティング(マルチ商法)で、自分の下にビラミッドを形成する様に組織を作っていき下から利益を吸い上げていくシステムとなっています。

マルチ商法自体は、合法の様ですが、○○フェイスの勧誘方法は問題があります。(特定商取引法の禁止行為)


①契約書類が無い・契約書面の不交付

勧誘者が規制対象となる法定書面の交付をしてないのでいつでも契約の取消しが可能ですが、契約書も無く○○フェイスは解約・クーリングオフに応じていない。

 

②不実の告知
投資金のやり取り時に契約の内容・解約の方法・相手の判断に影響を及ぼす重要な事を伝えていない。
個人でも高配当なのか、ピラミッド方式に勧誘していかないと配当が生まれないのか?システムの説明不足、誤認・錯誤による解約・返金にも応じない

これから「第二のフェイスブック」を目指す様な大企業がなぜ日本の法律違反を犯してマルチ商法で集金活動をしているのか?
健全な企業なら地元の金融機関や投資家が低金利で出資してくれるはずです。

まだまだ疑問点があります。
 

③日本支社が不明
パンフレットを見た限りでは、日本国内に統括する法人が無く、代表者が明確でないこと。(電話・住所も記載なし)
投資において問題が起きても、相談先がありません。

④投資資金の運用が不明
海外・マレーシアの事業なので、実際に資金が運用されているのか、日本では事業が回っているのか確かめようがないです。


⑤SNS○○フェイスは実在?
有名人で○○フェイスをしている話を聞いた事が無い

投資詐欺にポンジ・スキームをいう手法があります。

 

ポンジ・スキームとは、「投資してもらった資金を運用し、儲けを分配します」などと説明しておきながら、出資者から集めたお金を“「配当金です”」などと偽って出資者に分配することで、あたかも資金運用が行われ、それが配当されているかのように装うもののこと。

要するに事業の実態の無い自転車操業で、仲間内でお金をグルグル回して儲かっている様に見せかけているのです。
 

収入元が停滞すれば自転車操業は遅かれ早かれいずれ破綻します。

マレーシアの投資話も、ポンジスキーム詐欺と判断すれば納得がいきます。

投資会社と個人が書面を交付して契約していれば、失敗しても自分だけですみますが、○○フェイスは契約書面も交付せず、高配当をうたってマルチ商法(ねずみ講)でピラミッドの組織を作っていきます。

マレーシアの投資事業・〇〇フェイスの権利収入が本物なら、投資者は巨万の富を築くかもしれません。

高配当が本当なら、日本の出資者は信用して多額の資金を投入する事になります。
ですが、自転車操業の破綻や計画倒産で事業が倒れれば大変な事になります。


マルチ商法の上層部の人間は資産を持って逃げますし、下層部の人間は資金回収・返金もされず弁護士事務所に駆け込む事になります。

弁護士に商取引法違反を追及され、自分が勧誘してきた人達に損害賠償される事になるかもしれません。

日本に法人も会社組織も無いので、何かトラブルが起きても「当事者同士」で弁護士を入れて解決する事になると思います。

当たれば大金が舞い込んでくる夢のような投資ビジネス

外れれば資金凍結・投資詐欺・多額の賠償金の請求の可能性

海外の投資事業なので、本物の投資ビジネスなのか、国際的な投資詐欺なのか判断のしようがありませんが、自分で確証の持てないビジネスには参加出来ない、というのが私の結論となりました。

 

 

N・K様   24歳  女性  バレエインストラクター
 

Nさんは、右足首の痛みを訴えてホームページから当院へ来院されました。痛めた原因はバレエの練習ではなく、車から降りようとした時に滑って転んでしまい右足首を捻って倒れたらしいのです。

現在もバレエを子供さん達に教えているということですが、捻挫から一ヶ月たった後も痛みが消えず、バレエの基本姿勢5番(両足を揃えて180度外旋した立ちかた)をした時と、ジャンプして着地時に右足首に痛みがあるのです。

病院にも初めに行ったらしいのですが、骨には異常は無かったらしく、でも安静にしていても全然改善されないという事で、今回、当院にて整体施術を行う事になりました。



まず、整体ベットに上向きに寝てもらい左右の足首の歪みの比較検証をして見ました。(痛みの無い左足首と比較してみる事で右足首の歪みの状態がわかるのです。)

右足首の歪み自体はそれほど大きくは無かったのですが、足首の正常な動きに制限(固さ)がありました。
施術では、上向きの状態で足首の動きが柔らかくなる様に、整体施術を行っていきました。

そして、施術後の足首の変化を確認する為に立ってもらいバレエの基本姿勢5番をしてもらい足首の痛みの確認をしてもらいました。



「最初よりもだいぶん楽になりました。」
「でもまだ足首に痛みが残っています。」

彼女。


そこで、もう一度上向きになってもらい足首の整体を行っていきました。

「足首くるぶしの外側に可動制限(固さ)がありますが、これは長年のバレエのつま先立ちの姿勢の影響もあるかもしれませんね。」
と彼女に説明を致しました。

Nさんは学生の頃からバレエをしていたらしく、当時から足首は痛めやすかったそうです。
足首矯正をもう一度行い、痛みの確認の為、バレエの基本姿勢5番を行ってもらうと、だいぶ楽になりましたが、次は、かかとの後ろに痛みがあるとの事。



そこで、うつぶせになってもらい、ふくらはぎ・アキレス腱・足裏の筋肉・靭帯の緊張を確認しながら柔らかくしていきました。
特にアキレス腱とかかとの骨の付着部に強い圧痛(押さえて痛い点)がありましたので、この痛みを取っていきました。

アキレス腱や靭帯にコリや固さがありますと、足首の正常な動きを邪魔してしまうのです。
彼女の足首の痛みは特に、アキレス腱のコリがポイントでした。
再び足首の動きと痛みを確認してもらうと随分と楽になっているとの事。


「靭帯・アキレス腱の緊張を取って楽になったという事は、この緊張・コリが痛みの原因になっていたのですね」
という説明をいたしました。

(靭帯に残ったコリは日数がたっても改善しない場合もありますから、この様な場合は整体施術が有効なのです。)
楽になった事を確認の上、施術は終了となりました。



それから1週間後にNさんから電話がありました。

「バレエをしている時も、だいぶん足首が楽になりましたから、もう一度、施術をお願いします。」とのこと。

そこで、その日の内に来院してもらいました。
今回は、バレエの基本姿勢5番は痛みが無くなりましたが、ジャンプする時に、足首の前後方向が痛いという事でしたので、ふくらはぎの緊張を取っていきました。



前回よりも足を触っても痛みは少なくなっていました。
施術後、もう一度ジャンプしてもらいましたが、楽になっているという事でしたので、施術はこれで完了となりました。

 

H・Mさん  男性  大学生  24歳  大阪箕面市


Hさんは7年前(17歳の頃)、家庭用のストレッチマシンで身体を伸ばした際、足首を引っ掛けた時、足首部分に強い牽引力がかかり、右足首を傷めたとのこと。

それ以来、7年間、右足首の違和感に悩んでいたのです。 
以前はカイロプラクティックにも通院されていたのですが、改善にはいたらず、インターネットで当院を見つけ、来院されました。



当院にて足首の歪みを確認させてもらうと、かかとの部分に歪みと、内くるぶしに強い圧痛(あっつう)がありました。

骨盤の歪みも確認していきました。



Hさんは歩いている時に右足首を無意識にかばって歩いているのでしょう。

左右の骨盤も上下方向に歪みがハッキリと表れていました。

右の骨盤は上がり、左の骨盤は下がっている状態でした。


Hさんが言うには
「両足をそろえて立つと右足のかかとの骨が内側に歪んでいる様な違和感がいつもあります」
とのこと。

「かかとの関節部分は歪み固くなっていますし、骨盤にも歪みがあります」

「今の状態ですと左右の足に均等に体重がかからず、体重のかかっていない右足の筋肉・関節も機能が低下していきますから、足首矯正と併用して骨盤矯正も行っていきますね」


という説明をして施術を行っていきました。

Hさんの足首の違和感や不安定感は、かかとの歪みが原因であると考えました。

関節の動きは、7年という長い期間が経っている事もあり、部分部分で動きに制限があり、一回のみでの矯正では100%改善するものではありません。

根気よく矯正していき関節の動きを改善していくしかありません。



Hさんの右足首の筋力は、左足首と比べて非常に弱く、この筋力の低下も不安定感の原因にもなっているようでした。


施術中、足首矯正の施術変化を確認するためにベットから立ってもらい足首の安定感を確かめながら施術を繰り返していきました。

少しずつですが、足首の固さも動きが出てきて、不安定感にも変化が現れてきたようです。

その後、数回の施術を行っていきましたが、Hさんの話では、


「足裏の重心がまだ少し気になります」
「でも以前のような足首の神経を圧迫する感覚は無くなりました」



という事でしたので、骨盤矯正と合わせて足首矯正を行い、足首の安定性を高めるために足首の筋力訓練をアドバイスして今回は終了しました。
 

N・Rさん 67歳 男性 清掃アルバイト  下京区
主訴 両膝の痛み

Nさんは、以前、私がお世話になっていた仕事場からの紹介で来院されました。
少し無口な、おとなしい感じのおじいさんでした。

お話を聞いてみると、旅館の雑務・清掃を一人でまかされて慌ただしく働いているとの事。
食事の準備時はてんてこまいの忙しさで、立ったり座ったりを繰り返す作業で、しだいに両膝が痛み出し、しゃがむ動作がつらくて出来ないとの事。


「しゃがむ動作を見せて下さい」
と言うと、
Nさんは、黙ってつらそうな顔でゆっくり不安そうにしゃがみます。

「わかりました、では、ベットに上向きになって寝て下さい」
と説明し、Nさんの両膝を確認しました。

Nさんの両膝は、ひどいO脚となっており、骨盤や膝の動きも固く、筋肉もとても固くなっていました。
私は腰から下の下半身を中心に施術を行っていきました。
特に両膝の関節の動きを改善する事を目的に上向きの状態で施術を行っていきました。


40分ほど施術を行ったあと、
「変化を確認しますので、立ってもう一度屈伸を見せて下さい」
と説明し、しゃがむ動作を再現してもらいました。

まだ両膝の動きはつらそうです。
その動きを見て、私は、「ひ骨」の歪みに注目しました。
(ひこつというのは、脛の骨の外側についている細長い骨の事です)
この「ひ骨」に歪みがありますと、膝関節の動きを阻害してしまうのです。
私は固くなって開いてしまった「ひ骨」の歪みを入念に矯正していきました。


「もう一度、屈伸動作を確認してください」
と、確認をしてもらいました。

すると、先ほどはしっかりしゃがめなかった両膝の動きが、スムーズに曲げられるように変化していたのです。
Nさんは、何も言わずだまっていましたが、とても驚いているようでした。


「だいぶ膝の動きが楽になりましたね、では今日はこれで終わります」
と終了しました。
帰り際、出口の扉まで見送りしました。
すると、Nさんがいきなり

「うぅーーーーーーーーー」
と、なんとも言葉にならない声を出して両手で握手を求めてきました。
(よっぽどうれしかったのでしょうね)
私も両手を出して

「楽になって良かったですね」
と両手を出して握手をしまして、今回は終了となりました。

 

 

K・Mさん 46歳 女性 会社員 京都市下京区
主訴 左足首の骨折後の痛み

当院は、阪急西院駅から徒歩1分の場所にて営業しているのですが、入り口がわかりずらい、という事もあり、今日は西院駅まで新規予約のK・Mさんという女性をお迎えにまいりました。
(私はKさんの顔はわかりませんが、いつも作務衣を着ていますから目印になり、相手からお声をかけてもらうので、問題ありません)

Kさんと西院の駅で会い、当院まで一緒に歩いていくのですが、歩き方がどうもおかしいのです。
あきらかに片方の足をかばってヨタヨタと歩いているのです。


「足はどうかしましたか?」
と聞きますと、
「歩いていて小さい溝にはまってしまい、足首を骨折してしまったのです。」
と言う返事。

「骨折はもう治っているのですか?」
と聞きますと、
「足首を骨折してから2ヶ月半たってますから骨折自体は治っているのですが、
足首の痛みとふくらはぎまでの腫れが全然引かなくて、少しでも楽になればと思って来ました」
との事。

腫れが引かないという足首を、実際に見せてもらう事にしました。
施術ベットに寝てもらい、左足首を見せてもらうと確かに、左膝から下がパンパンに腫れてふくらんでいました。


「病院の先生は2ヵ月半も腫れが引かない原因は何と言ってますか?」
とたずねると、
「原因は、血液の中の、腫れを取る成分が不足しているから」
という説明でした。(説明での詳しい血液成分は忘れてしまいました)

「足首の骨は細かな骨がいくつもあり、捻挫をしますと、足首の細かな構造バランスが崩れてしまい、症状が長引くことがあるのですよ。」
「足首の骨格バランスを整えていけば、治りも早くなりますよ」

とお伝えしました。

(骨折や脱臼などの矯正は、基本的に整体施術の対象外ですが、この場合は骨折治癒後の不快症状の改善なので、十分施術の対象内であり、改善すると判断しました。)

肩や首もこるという事でしたが、今日は一番の症状である足首の改善に重点を置いて施術に入りました。
(まともに歩けていないわけですから、まずはしっかり歩いて帰ってもらいます)


指先に気(意識)を入れて足首を触っていきます。
するとKさんは、

「いたたたたた、先生いたいです」
と驚いて起き上がろうとします。
私は冷静に

「そんなに強く触ってませんよ、指先で軽くさわっているだけですよ」
と返事をしました。

そして、足首に気を入れ、ふくらはぎ全体に気を流していきました。
そして、捻挫のクセを整えるように足首の骨格の歪みを優しく施術しました。
40分~50分ぐらい施術を行いました。
すると、あんなにパンパンに膨らんでいた、ふくらはぎから、足首のむくみが引いていったのです。


思っていたよりも予想外の引きの早さです。
変化の確認のために、

「起きて立って見て足首の動きを見てください」
と伝えました。
すると、

「すっごく軽いです」
「ふくらはぎのむくみも取れて、自分で触っただけで痛かった、ふくらはぎの痛みが、今は、そんなに痛くないです、触れます」

と驚かれています。


「腫れも引いていますし、足首も動いていますから、良かったですね」
と言い、次回予約は無しで終了となりました。
その後、連絡はありませんので、一回の施術で自身の自然治癒力が働いて改善されたのだと思います。

Tさん 男性
主訴  左肩・腕が痛くて真横へ挙がらない


「左腕が挙がらなくなってしまったので一度見て下さい」
当院の電話が鳴り、電話を取った所、開口一番にこうおっしゃいました。
とても切羽詰った口調でしたので、さっそく予約を取り、その日の内に来院してもらいました。

お話を聞きますと、突然、左肩が朝起きると挙がらなくなっていたそうです。

肩の痛みで腕が挙がらなくなってから、まず、Tさんは整骨院に行ったそうです。
そして、電気を当ててもらい、マッサージをしてもらったそうです。
でも、一向に良くならないので、数回通院して行かなくなったそうです。

そして、次は、近所のカイロプラクティックに飛び込んだそうです。

「そこでは、どのような施術を受けましたか?」
と聞きますと、
「なんか背骨の両側を両手の親指でチョコチョコ触るだけで、全く効果を感じず、ここも通院を中止しました。」
という事でした。
(当院は、これで3件目でしたので、電話での口調が切羽詰っていたのですね。)

そこで、まず、左肩の動きを見せてもらうと、Tさんの言われるとおり、前方と後方にはスムーズに挙がるのですが、真横に左肩を挙げるとカチカチに固まっていて、とてもつらそうな顔をされていました。


右肩は、問題なくスムーズに動きますが、左肩は、私が腕を持ってゆっくり動かしていくと、やはり、真横の動きで痛みがあるようでした。

次は、ベットにうつ伏せになってもらい骨盤の歪みと可動を確認していきました。
すると、
左の骨盤の関節(仙腸関節)と比べて、右の骨盤の動きが異常に固くなっている事に気づきました。

そこでTさんにこの様に説明しました。
「身体の歪みを確認した所、右の骨盤の動きがかなり固くなっていますよ。」

「Tさんの左肩が突然、動かなくなって、挙がらなくなったのは、普段の姿勢や仕事上のクセで骨盤が歪み、その影響で左肩にも緊張が生まれて腕が挙がらなくなってきたのですよ。」

「ですから、肩の整体施術とセットで骨盤矯正も行っていきますね。」
というような説明をして施術へと入っていきました。


初回は、左肩だけでなく、背中・腰・骨盤・肋骨と全身的に緊張がありましたので、筋肉や関節の緊張をしっかり取っていく施術を行いました。

Tさんは、自分は、自分の身体が悪かったのは、左肩・腕だけだったと思っていたのでしょうが、実際は、どこを触っても痛みや緊張を感じたらしく、「うーん、うーん」と初回はビックリされているようでした。

施術をおこなっていくと、固く緊張したTさんの身体は、次第にほぐれていきました。

Tさんは、固くなった身体を私が施術していったことで、久しぶりに運動をした様な、お風呂上りの様な、紅潮した顔をされていました。

「整体は、疲れますねー」とTさんの感想。

「そんなに疲れる施術では無いと思うのですが、Tさんは、左肩だけでなく全身カチカチに固まっていて、骨盤にも歪みがありますし、今回はしっかりと施術しておきました。」

「次回からは、次第に疲れなくなりますよ。」
というお話をしまして今回(初回)は、1週間後の予約を取ってもらい終了となりました。

2回目のお話
今回は、1週間が経過し、2回目の施術のお話です。
「肩の調子は、その後はどうですか?」
と聞いたところ、
「もう大丈夫です」と前回、痛くて挙がらなかった左肩をクルクルと回しています。
(初回に、しっかり整体施術を行った事が良かったようです。)

「左肩・腕は楽になったみたいですから、今日は、骨盤の歪みと固さを施術していきましょう。」
という事で、前回と同じように整体をしていきました。

2回目は、初回よりもTさんも楽に受けられたようです。
Tさんの左肩・腕の痛みは、もう問題ない事でしょう。

 

 

H・T様 女性 75歳 無職  右京区

Hさんは、大腸がんの手術後に発症した、背中全体の痛みをなんとかしたいと思い、自分で電話帳を調べて当院にバスで来院されました。

お話を聞いてみると、大腸がんの手術を1ヶ月半前に行い、病院に2週間入院し、その後、突然、背中がカチカチに固くなってどうしようもなく、夜もグッスリ眠れないとのこと。

話を一通り聞いた後、ベットにうつぶせになってもらい、Hさんの背中を触ってみると、確かに背中全体がカチカチに固くなっていました。

背骨の猫背の形状、筋肉の硬さの具合を例えると、まるでウミガメの甲羅を
背負っている様でした。


「背中すごくカチカチに固くなってますね」

と言いながら、骨盤の動きを確認していきました。

骨盤の動きは固くはありませんでしたから、このウミガメの甲羅のように固まっている背中の緊張を取る方向で施術を行いました。

固くなった背中と肋骨まわりの筋肉に気を入れ刺激を入れながら、手のひらで背中を撫でていきました。

Hさんには、気功整体の施術がよく合っているようでした。
しだいにカチカチの背中の筋肉・肋骨・背骨が和らいでいくのがわかりました。


「お腹のほうは、まだ怖いので触らないで下さい」
という事なので、今回は一切、触りませんでした。

施術後、起きてもらいイスに座ってもらいました。

 

Hさんの顔は紅潮して、まるでお風呂上りの様に満足そうな感じ。
「はぁーーーーーーー」
「・・・・・・・・・・」
「天国やゎーーーー」


「背中が固まって、ウミガメの甲羅のようになっていましたけど、だいぶ柔らかくなりましたよ」
と伝えると、

「とても身体が気持ちいいです」

「帰ってから予定を見て、また予約の電話させてもらいます。」

と大満足して帰ってもらいました。