ニンニク草に呑まれる | 野生農園日誌

野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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今月も気づけば中旬。あけてしまってもう随分経ちますが、あけましておめでとうございます。
新年早々の地震で、おめでとうが憚れるという声もありますね。でも、いつだって戦争や飢餓、おめでたくないことが蔓延っているこの世界で、それも明日は我が身。
今この瞬間は自分が恵まれていることに感謝しつつ、被災された方の生活の再建や亡くなった方のご冥福をお祈りし、自分ができることしていきたいものです。

12月は、食べられる森づくりと漬物ワークショップを開催しました。
いつまでも続いた高温と虫の被害でまともに野菜が出来るのかと危ぶんでいましたが、なんとか漬物分の野菜は確保できました。
今年は天才漬物師、仁君からの直伝の漬物を初めて自分たちが伝える側に!
縄文漬けの一番のポイント、そして難関が重石!大きな重しが傾いて樽が割れっちゃったりしました!

そして、食べられる森づくり。
空気と水の流れを取り戻し、土中の微生物を活性化させて森を蘇らせるというやり方で、少しずつササ藪になった旧小学校の裏山の環境を改善しています。
藤野の有名人、植物のことならなんでも知ってる「葉っぱー池竹さん」も講師に来てくれて、冬でも食べられる野草の天ぷら食べたりしてます。
次回は1/21(日)開催!詳細は2~3日中にこちらでもお知らせします。

そして今の季節、畑で成長を続けているのがニンニク。
色々異例なことが起きた昨年でしたが、ニンニクにも異変が。
いつもそんなに生えないイネ科の雑草(スズメノカタビラ?)が大量にニンニクの脇から生えてきて、ニンニクを覆い隠してしまいました。

畑も毎年毎年変化し続けていて、必ずしも過去の経験通りにはいきません。
その都度生き物の声を聞きながらお世話をしていけるようになるといいですね。
ちなみに前回の神様登場は2018年11月。このタイミングでまた補佐の畑に現れたのは、きっと何かの兆候なのでしょう。

 

12月の二匹の様子。仲良くなったように見えますが、

係長が近寄りすぎると部長は歯を剥き出してお怒りです。

会長(スイカちゃん)の鶴の一声で、補佐癒やし係は廃止され補佐監視部に1本化。アーナックさんは補佐監視部の部長に昇進し、ビビさんは補佐監視係係長になりました。補佐は部長補佐兼係長補佐、略して係長補佐に。

今年も引き続き部長と係長を補佐していきますので、よろしくお願いいたします。