穴掘り大好き | 野生農園日誌

野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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11月から激忙で、野生農園日誌を更新出来ずにいる内に、いつの間にやら12月に。
12月に入ってもイベントがあったり、おそらく腐肉を食べて食あたりになったりと、色々あってもう中旬。
元々日誌じゃなくて正確には月誌なんですが、中旬になってから先月のことを書くのも間が抜けてますね。
でも、この広い世界にどうやら3~40人、熱心に4コマを読んでくれてる人達がいるようです。

宮沢賢治は生前ただの無名の人で、小説は殆ど読まれませんでした。
賢治の妹トシや、詩人の草野心平など、生前から彼を高く評価していた人はいましたが、生前に出版された著書は二冊のみ。
それも自費出版で、殆ど売れなかったそうです。
補佐はまだ生きてるのに毎回読んでくれて、たまに感想くれる人までいるのですから、なんと恵まれているのでしょう。
これは遅くなっても更新しないわけにいきません。まだギリギリ12月前半なので、更新します!

しかし、そもそも先月何やってたっけ?
もはや先月のことが前世のことのように思えますが、そう言えばイモ掘りました!

新人のビビ係長は穴掘り大好きで、補佐がイモを掘るのを見て一緒に掘り始めました。
お手伝いしてくれるのかと思いきや、気が付くと生のイモを食べていました。
この人はとにかく何でも食べてしまいます。アーナック係長は結構好き嫌いがあり、リンゴも木村さんの奇跡のリンゴしか食べませんでした。
しかしビビさんは果物はもちろん、生のサツマイモ、ジャガイモ、道に落ちてた臭い果実付きの銀杏まで食べてしまうので、全く油断できません。ほのぼのした顔してますが、さすが元野犬です。野良のままだったら、同じく元野犬のアーナック先輩よりも長生きしたかもしれません。

豊作ならビビ係長に多少食われても気にしませんが、サツマイモは全般的に不作。
その中では一番よく出来てたのが、しばらく何も作物を育てず土地を休ませていたところ。
一番遅くに植えたところで期待してなかったのですが、畝幅を狭めにして一列植えにしたのもよかったのかもしれません。

 

2人の係長、大分仲良くなったように見えますが、時々アーナック先輩がキレてパワハラ。温和なビビさんもやり返して喧嘩に発展することも。補佐は仲介役です。

他の冬野菜はと言えば、10月まで暑い日が続いたおかげで、虫に食い尽くされたり、生き残っても成長が遅れたりした野菜が殆どです。
まあいつまでも暑いから遅れてまいても大丈夫だろうと思ったら、11月には普通に何度も霜が降り、遅くにまいた種は成長が止まってしまいました。
大根さんはちょっと寒くなってから発芽して出たての頃の虫の害を免れ、本格的な寒さが来る前に大きくなれた、僅か数日の間にまいた種だけが旺盛に育ってます。
白菜さんはどなたも結球してません。
12月10日には漬物ワークショップやるというのに、果たして間に合うのか?

もう12月中旬になってしまったので、実の所、私は全ての答えを知っているのですが、次回まで伏せておきます。