20代でマイホーム購入できる!プロによる資金計画・貯蓄節約術 -23ページ目

生命保険に加入する前に知っておきたい公的保障その3〜傷病手当金〜

こんにちは!FP中川です。

マイホームを買うためのお金を捻出するには生命保険の見直しが一番効率的です。
しばらく生命保険関連の記事が続きます。

遺族年金については理解されましたか?

まだの方はこちらをどうぞ

病気やケガで仕事を4日以上休んだ場合に標準報酬日額の2/3を保障してくれる制度です。
金額はだいたい日当の2/3だと思って下さい。

説明読むのがメンドクサイ方の覚え方

サラリーマンは病気やケガで仕事休んでも6割給料もらえるんやなぁ~!

以下詳しい説明です。

詳しい金額が知りたい方はこちらをどうぞ

標準報酬とは4月~6月に受け取る報酬の平均額です。

たとえば、毎月給料(総支給)290,000~310,000円もらっている方なら標準報酬月額は300,000万円になり、標準報酬日額は10,000円になります。

社会保険に入っている人のみの制度で、国民健康保険に加入している方(自営業の方など)にはこの保障はありません

これは、入院していなくてもOKです。
家で寝てても対象になります。
保障される期間は1年6ヶ月です。

仕事を休んでも丸々給料が無くなってしまうわけではありません。

【注意点】
・休んだ間も報酬を受けるとき。報酬の方が少なければ差額がもらえます。
・同じ傷病により障害年金を受け取る時はもらえません。障害年金の方が少なければ差額がもらえます。
・老齢年金を受け取る時はもらえません。年金の方が少なければ差額がもらえます。
・労災の休業補償を受けられるときはもらえません。

応援して下さい!ワンクリックお願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ人気ブログランキングへ
ちょい役立ちで1つ、大いに役立ったと思ったら2つお願いします

生命保険に加入する前に知っておきたい公的保障その2〜高額療養費〜

こんにちは!FP中川です。

マイホームを買うためのお金を捻出するには生命保険の見直しが一番効率的です。
しばらく生命保険関連の記事が続きます。

遺族年金については理解されましたか?

まだの方はこちらをどうぞ

健康保険適用の医療費(ベッド代、食事代、交通費など除く)の上限が決まっている制度です。

またまた説明読むのがメンドクサイ方はこう覚えて下さい。

「ベッド代とかメシ代は別やけど、医療費って月9万円くらいしかかからないんやなぁ~!」

詳しい説明をどうぞ↓

上限は一月に9万円くらいです。

長く入院してるからといって、無限に医療費が増えていくわけではありません

100万円の医療費がかかって30万円自己負担したとしても、21万円払い戻しされます。立て替え払いも可能です。
【注意点】
・健康保険適用外(窓口で3割負担にならず全額自己負担の医療費)は対象外
・ベッド代、食事代、交通費などのお金は含まれない
・入院する月がまたいでしまうと、またいだ月は0から計算。
  例:2月16日から3月20日まで入院した場合、2月でも上限9万円くらいかかり、3月でも上限9万円くらいお金かかります。つまり、一入院で上限9万円という計算はしてくれません。
・入院と通院とは合算できない。
 入院で9万円、通院で9万円かかることも考えられます。
高額療養費についてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

高額療養費パーフェクトマスター


生命保険に入る前に知っておきたい公的保障その1〜遺族年金〜

こんにちは!FP中川です。

骨盤がゆがんでいるのか、左右の脚の長さがちがいます。

まぁ、性格もたぶんゆがんでいるんでしょうね(笑)

さて、本題

マイホームを買うためのお金を捻出するには生命保険の見直しが一番効率的です。
しばらく生命保険関連の記事が続きます。

生命保険会社の保険に入る前に、国が準備している「保障」を知りましょう。

ちょっと説明に漢字が多いので眠くなるかもしれません

~遺族年金~

詳しい説明が下にありますが、メンドクサイ方はこう覚えて下さい。

「こどもがいて旦那が死んだら月10万くらいお金もらえる制度」

詳しく見たい方は続けましょう~

18歳未満のお子さんがいらっしゃる家庭で、旦那さんが亡くなったら国からお金がもらえる制度です。


遺族年金は3種類あります

遺族基礎年金・・・国民年金に加入している人(自営業者など)こどもがいないともらえない。

遺族厚生年金・・・社会保険料を天引きされている人(サラリーマンなど)こどもがいなくても、嫁がいたらもらえる
遺族共済年金・・・公務員の人、こどもがいなくてももらえる

遺族厚生年金と遺族共済年金はほぼ同じです。

自営業の人は遺族基礎年金しかもらえません。
男の人も遺族年金はもらえません(奥さんが亡くなったとしても男の人には1円のお金も入ってきません)


なんと男に厳しい社会だ・・・


サラリーマンや公務員の人は遺族基礎年金と遺族厚生年金をもらえます。


【いくらもらえるのか?】

遺族基礎年金・・・年額792,100+子の加算

子の加算は、1人目と2人目は年額227,900円で、3人目以降は年額75,900円です。
たとえば自営業の方で18歳未満のお子さんが4人いらっしゃる方が亡くなると

   792,100(基本)
+227,900(第一子加算)
+227,900(第二子加算)
+75,900(第三子加算)
+75,900(第四子加算)
=年額1,401,500円

国から受け取るようになります。
お子さん4人で月額116,000円くらいですね。
自営業の方はこれだけです


サラリーマンや公務員の人はプラス遺族厚生年金、遺族共済年金を受け取れます。

金額は収入や厚生年金掛けてる期間によって違いますが、
おおまかに年収300万円でこども1人なら、遺族基礎年金と遺族厚生年金合わせて月11万円くらい、こども2人なら13万円くらいです。

もし、この遺族年金額で万が一の時に足りないと思ったときに初めて生命保険を考えます。遺族年金の額で十分な場合は生命保険は必要ありません。