ついでに慧さんの立ち絵アップw


選択肢

性格
絶対にイヤ














行き先がどこなのかも教えてもらえないまま、夜の高速道路をずっと走り続けていた。

「どうする、慧?この先、夜間工事をしているようだが‥」

「だったら高速下りちゃって。この時間なら問題ないだろうし」

慧っていうのか‥この人。
あ、ダメだ、今Vitaminの方の慧を思い出してしまったw
そらさんがつっこむと、バレちゃったーとか言いながら国府田慧(こうだけい)って名乗ってくれた。
ちょっこうだっていう漢字、変換しにくい!!←

「‥で?お前、俺たちを誰のとこに連れていく気だよ?」

「教えるわけないでしょ。って言いたいところだけど、薄々気づいてるんじゃない?」

「‥加藤代議士だろ」

「あ!正解」

国府田さんが楽しそうに笑う。

「まあ、そんなわけだからさ、加藤さんの用が済むまで、ちょっと付き合ってもらえるかな?」

やだ。←

「でも、用と言われても‥私、加藤代議士とはほとんど面識がないんですけど」
「君になくても、加藤さんにはあるみたいだよ?」

「‥どういう意味だよ?」

お父さんからもらった懐中時計に何か関係が?

「さあね?もしかしたら○○ちゃんのこと気に入っちゃって、自分の愛人にしちゃおう!って話だったりして?」

ドカッ!

「ちょっと!シート蹴らないでよっ」

今、なんかカマっぽく感じた‥w

「うるせーんだよ、お前。さっきからヘラヘラしやがって」

(そらさん‥?なんか、いつもと雰囲気が違うよ‥いつもはどんなときでも笑顔なのに、今のそらさん、すごく怖いよ‥)

「そらさん、落ち着いて?」

「でも‥っ!こいつ、○○ちゃんのこと、愛人って‥っ」

「そんなの、気にしてないです。それに今はもっと冷静にならないと?ね?」

「‥○○ちゃん。‥‥だよなっごめん、なんかこいつにむかついちゃって。なんか俺らしくなかったよな?ほんと、ごめんね?」

「‥‥へぇ。二人はもしかしてお付き合いとかしちゃってるわけ?」

「そんなの、見ればわかるじゃん。こーんな可愛い子、俺が放っておくわけないじゃん?ねっ」

「なるほどね。まあ、でも二人が一緒にいられるのは、この車の中だけなんだけどね」

「え?」

そう言われた通り、連れてこられた高級ホテルに、主人公たちは別々に引き離された。

「お待たせ。ハイ、今日のランチ」


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「‥‥」

「あれ?朝食残ったまま?ここのホテルのサンドイッチ、おいしいって有名なのに」

「‥‥」

「それとも何?総理のお嬢様ともなると、この程度のサンドイッチだと不満とか?」

「そういうことじゃありません!」

「じゃあ、なんで食べないの?」

「‥‥」

「まったく。強情な子だなあ」



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「‥そらさんは、どこにいるんですか?」

「このホテルのどこかにいるよ?もっとも、こんなスイートルームなんかじゃないけど」

「本当にいるんですかっ?」

「だから、いるってば。‥そこは保証するよ。縛り付けて海に投げ込んだりなんてしてないから」

「!」

「それよりさあ。なんか意外。キミ、SPなんかと付き合っちゃうんだ?あいつら、所詮地方公務員だろ?有名政治家のお嬢さんなら、もっと金持ちとか捕まえられそうなのに」

「そんなの、興味ないですから」

「ふーん‥ねぇ、あいつのさ。どこがいいわけ?」

ここで選択肢‥がひどいw


性格
女顔

選択肢でウケ狙いすぎだろww

「性格です。‥それさんは優しいから」

「ええ?本気で言ってんの?だってあいつ、すっごい女たらしでしょ。資料見せてもらったけど、結構すごいよ?彼の女遍歴。」



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そんな資料まであるのかw

「それは‥その‥‥過去のことですから」

「ふーん。そうくるわけだ?まあ、でも、確かに最近は君としか付き合ってないみたいだけどね。で?それだけ喋ったんだからそろそろお腹すかない?」

「‥すきません」

「そう?」

「このランチセット、かなりおいしいんだけどなあ。じゃあ、しょうがない?テレビでも観よっか」

そうつけたチャンネルには、本日総理大臣が加藤さんになったことがニュースになっていた。
どのチャンネルもその話題で、慧さんはやっぱり政治家って悪くてなんぼだよねって。
主人公が聞きたそうにしていると、教える代わりにそのランチセット食べてよ。空腹で倒れられると俺が怒られちゃうんだよねって。

「さあ、どうする?食べるの?食べないの?」

「‥いただきます」

(悔しい‥っ絶対に食べないつもりでいたのに)

残念w

「そうそう。いい子、いい子。最初からそうやって素直に食べてればよかったのに。ね?」

全部食べると、知っている範囲でしか話せないけどそれでもいい?って聞かれた。

「構いません」

「じゃあ、そうだね。‥まず、俺の雇っている加藤さんの話をしようか」

「‥はい」

「あの人ってね。かなり腹黒いっていうか‥総理大臣になるまでに、いろいろとしてきた人らしいんだ」



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「いろいろ?」

「そう、いろいろ。たとえば、どこかの企業から不正にお金をもらったり?そのお金を議員にバラまいて、党首の座を勝ち取ったり?」

「‥‥」

「まあ、それくらいのことなら、どの政治家でもやってるんだろうけどね。ところが、困ったことに最近その加藤さんの『表に出たらまずい資料』が君のお父さんの手に渡ってしまったらしいんだ。キミのお父さんは今時珍しいくらいクリーンな政治家だ。‥ってことは?」

「‥父なら、その資料を公表すると思います」

「そのとおり!でも、そんなことされたら、もちろん加藤さんは困るわけだよね?そこで、加藤さんは君のお父さんの元から資料を盗みだそうとした。ガラの悪い連中を雇って、首相官邸や平泉さんの地元の事務所‥果ては一人娘の部屋まで探すことにした」

「‥え?」

(じゃあ、あの空き巣事件の犯人って、加藤代議士が雇ったってこと?)

そゆことw

「ところが、資料は一向に見つからない。そこで加藤さんは考えたわけ。平泉さんの一人娘の身柄と引き換えに、例の資料を手に入れよう‥ってね」

「じゃあ、私は‥」

「人質」

「まあ、最初の計画では、自分たちは起こした空き巣事件を利用して、あくまでも穏便に君を総理官邸に連れてくる‥ってことだったみたいだけどね?」

「だから突然原田さんたちが私にSPをつける‥って?」

「そういうこと。でも君の彼氏が君をさらって行っちゃったからね。仕方なく、俺たちが強硬手段に出る事になったってわけ」

「そんな‥」

「ということで、まあ、安心して?‥今のところ、君に危害を加える事はないから‥加藤さんと平泉さんの交渉が成立したら、無事に解放されると思うよ?」

「‥うまくいかないと思います」

「え?」

「加藤さんとお父さんの交渉」

「どうして?平泉さんはクリーンな政治家だから?そんな卑怯な取引には屈しない?」

「はい」

「ははっキミって、本当にまっすぐな子だね。まじめで、まっすぐ‥‥やっぱり、俺の好みかも」

ドサッ

「え?」

(なんで私、押し倒されてるの?)

「気に入っちゃった。キミのこと」

「ちょ‥!やだ‥っ」

「ねえ、本気で俺のものにならない?それなら俺、加藤を裏切って君についてあげちゃおっかな?」

「イヤです!絶対にイヤ!」

「‥呆れた。キミって本当に強情な子だなあ」

いやいや!そこで呆れるのっておかしくないか!?普通の反応でしょ!

「でも、そういう一途な子は嫌いじゃないよ?」

「え?」

「人のものなら尚更ね。‥‥力づくでも、自分のものにしたくなる」

やっぱこいつ黒いー!!!Σ( ̄□ ̄;)
国府田さんの指先が私の顎を掴まえる!
と、その時、ベランダの窓が開いた。

「○○ちゃん!助けに‥‥!!!」

「そら‥さん‥」

国府田さんに押し倒されたままの私、呆然と立ち尽くすそらさん。

「どう、して‥」

ベランダから、夏のぬるい風が入り込んできた‥
いきなり修羅場ー!!

選択肢

義人君に会えるかなと思って
怒る














「義人くんこそ‥どうしてここへ‥?」

義人くんに近づこうとしたら、足に何かが引っ掛かって義人くんの腕の中‥ってまたこのシチュかw

「前にもあったね、こんなこと」

そっと顔を上げると、彼に抱きしめられるような体制のまま見つめ合う形になる。

「う、うん‥」

ごめんねと言って義人くんから離れようとするものの、しっかりと捕まれた手にそれ以上動けない。

「でも、良かった」

「え?」

「どっちも俺のいる時で」

そう言われ、思わず少し義人くんに寄り添う形にw
心臓の音が聞こえる。
彼は一瞬ふわりと抱きしめるように私の背中に触れ、すぐに手を離した。

(あ‥)

「ごめ‥‥」

そう言いかけて、義人くんは笑った。

「いや、今は断らないでおくよ」

「‥え?」

「怪我しなくてよかったから‥悪いって思ってないし」

なんか‥めっちゃのほほんとするんですけどww

「でも、どうしてここへ‥?」

「義人君に会えるかなと思って」

そう言って義人くんの顔をじっと見つめると、彼は少し動揺したように視線を泳がせた。

「俺に‥?」

長い長い沈黙、自分のことばっかり‥とか言わなかったらよかった‥とか思ってたら「俺も」って言ってくれた!

「俺も、ここに来たら会えるかなと思って‥まさか、俺と同じようなこと考えてるなんてな‥」

義人くんはそう言って私に一歩近づく。

「でもよかったよ。○○ちゃんと共演できて、それに‥ここで会うことができて。」

彼の手がすっと伸びてきた。

「最後に‥‥顔が見たかったから」

最後?

場面変わり、Waveの控室。

「あいつ、まだやめるって言ってんの?」

「え?‥‥もしかして、○○ちゃんに振られちゃったから?」

「おい、なんで義人と○○ちゃんがそんなことになってんだよ!」

三人のやり取りに一磨さんが笑う。

「あいつは‥もともとこの仕事をやりたかったわけじゃないからな」

「だったら、無理してやんなくていいんじゃないの?」

「お前なあ‥5人でWaveだろ」

「5人でって‥一番ピンの仕事が多いくせに」

その言葉に翔くんはウッと口をつぐむ。
京介くんはやめるなんて意外だなという。
最初は嫌々だったかもしれないけど、今はなんだかんだでいい感じだったんじゃないかなって。
後、義人くんが一磨さんの言うことを素直に聞くのは、過去にディレクターに難癖つけられて怒られてたときに義人くんの代わりに一磨さんが謝ってくれたことがひとつの要因だったみたい。

戻ってスタジオ。

「最後って‥‥どういう意味?」

主人公が尋ねると、義人くんはごまかすように言った。

「あ、いや‥ドラマがなくなったら‥なかなかこうやって会うこともないだろうと‥そう思って」

主人公はそれがウソだとなぜかそう感じた。

「義人く‥」

「せっかくだから、最後までやりたかったな」

「うん‥そうだね」

二人は近くの椅子に座る。

「俺‥ずっとWaveを‥‥芸能活動をやめたいって思ってたけど‥少しずつ居心地がよくなってきたのも確かで‥もしかしたら俺、このままここにいてもいいのかなって‥」

「義人くん‥」

「だから俺、このドラマの話が来たとき、がんばってみようって‥そう考えた。共演者に隼人さんもいるって言うし‥‥」

「あ、前に言ってたよね。憧れてるって」

「憧れてるっていうか‥すごいなって。前に俺の好きな作品がドラマ化されたとき、ちょうど主演を白鳥隼人‥隼人さんがやってた」

「へえ‥」

「それが驚くほど見事に表現されてて‥‥その演技に引き込まれて、俺はそういう風に何か表現してみたいなって‥そのとき漠然とそう思ったんだ」

「そうだったんだ」

「でも、なかなかうまく表現ができないときがあって‥やっぱり、俺には無理なんじゃないかって思ったりもした。でも、そんなとき‥いつも君が‥‥○○ちゃんが背中を押してくれて‥」

「義人くん‥」

「‥‥だけど、ドラマは中止になった」

「‥え?」

「やっぱり俺の居場所は‥ここじゃないようだ」

そう言って彼は私の顔を悲しげな瞳で見つめた。

「‥‥もう‥‥‥俺は‥本当にやめるよ‥」

「やめるって‥‥何、言ってるの!」

そうだそうだー!!←

「こんな‥こんな中途半端な状態でやめて、義人くんは後悔しないの?確かに自分の意志で入ったわけじゃないかもしれない。でも、少しずつやりがいを見出してきたんでしょ?」

義人くんの瞳がかすかに揺れる。

「それなら、こんなときにやめてしまったら‥きっと後から後悔すると思う!」

「‥俺はしないよ」

義人くんはキッとこちらを見た。

「最初からやめたいって思ってたんだから。姉ちゃんが‥みんなが喜ぶからって‥‥少しの間だけならそう思ってやっていた。」

「少しの間だけ‥?」

「そう。だから、その間だけは問題を起こさないように、迷惑をかけないようにって‥なるべく大人しくしてきたつもりだった。でも、俺にはこういうことは向かない。」

(義人くん‥本気で‥?)

「それに、今度のドラマも中止になった。‥‥だからもういいんだ」

「そんな‥ドラマはまだダメになったって決まったわけじゃないよね。それに、もし完全に中止になったとしても‥また新しいドラマに挑戦すれば‥」

ああ‥なんかすごいイライラしてきた。←
義人くんがこんなにマイナス思考っていうか、後ろに後退することしか考えてないこととか、主人公が果てしなく当て馬っぽいところとか。

「だから、もういいって!もう‥俺のことは放っておいてくれ。君には関係ないことだろ?」

そう言われて、主人公は涙が出そうになり、謝ってスタジオを出ようとした。
でも、ぐっと義人くんに手を掴まれる。

「‥待って。もう少しだけ‥」

義人くんは静かにこちらにやってくると、主人公をふわりと抱きしめた。

「俺の言い方が悪くて‥ごめん‥」

いや、でも実際決めるのは義人くんだし、義人くんが悪いわけじゃないと思われ(ry
心配してくれてありがとうと言われ、なぜか近づいてくる義人くんの顔。
迫ってくる顔に、主人公は射すくめられたように動けなかった。
選択肢

起きてます
はい













その夜、私たちは施設の二段ベットで寝る事にした。
これからのことを考えるとなかなか寝付けないでいると、そらさんがベットから下りて近づいてくる。
!?新しい私服!?

「眠れない?」

いたわるように頭を撫でてくれる。

「まあ、眠れなくても仕方ないか」

「‥‥」

「今日は色々あったもんね。ねえ、ちょっと出かけてみない?」

「え?」

「とっておきの場所があるんだ。一緒に行かない?」

懐中電灯を持って裏山を歩く。
お約束ながら、主人公転びましたw
そしてそらさんを押し倒すような形にw
役得って笑うけど、服大丈夫か?
目的の場所に着いたみたいで、最後は目をつむって連れて行かれる。
目を開けると、満天の星空が待っていた。

「星が今にも降ってきそう‥」

「東京は街のあかりが強すぎて、こんなにすごいの見ること出来ないもんね。さ、座って座って」

野原に腰をおろして、星空を見上げる。

「星空、詳しい?」

スチルキター!!!!!!っていうか、こう見ると、ほんと美人さんだなw←
それからそらさんの星講座が始まった。
夏の大三角形とかさそり座はどことかはくちょう座がなんとか‥
そういや、小学校の頃そういうのが宿題で出たな~‥懐かしいw
どうやら星のことを教えてくれた人がいたようです。

「昔々、たくさんの他の虫の命を奪って生きてきたサソリがいたんだ。さそりはあるとき井戸に落ちて、たったひとりで死んでしまいそうになる。井戸の底で死ぬ瞬間、さそりは自分が結局誰の役にも立てずに死んでいこうとしているってことに気付くんだ。他の命をたくさんもらってきたのに、自分はこんな暗いところで 誰にも何も与えられないまま死んでいくんだってね。そしてさそりは最後に神様に祈るんだ。『自分の人生は虚しい。今度生まれ変わったら、本当のみんなの幸せのために、この命を使ってほしい』って」

「あ、それ、『さそりの火』の話ですよね、『銀河鉄道の夜』の‥」

「そうそう」

って、実際の物語か!?いい話を作るなって今感心してたんですけど‥

「その人がね、よく言ってたんだ。『さそりは自分の行きたいように生きてきたけど、結局最後に自分が幸せだって思えなかった』って」

「‥‥」

「『だからお前も、本当の幸せって何か、よく考えるんだ』ってね」

「本当の、幸せ‥」

「俺、あまり難しいこととか分からなかったんだけどさ、さそり座を見るたびに、そのこと、思い出すんだよね」

「そらさん‥」

(なんか私、そらさんのことで知らないこと、まだまだたくさんあるんだな‥)

「今度はさ、冬に来ようよ。冬の星座も面白いよ。オリオン座とか‥」

「‥‥」

「○○ちゃん?」

「このまま‥ここにいるのもいいですよね」

「え?」

「夕方は海に出かけて、夜は星空を眺めて‥」

「ははっ」

「でも東京と違って不便だよ、ここ」

「そんなことないです。素敵です。海も夜空もこんなに綺麗だなんて」

(このまま東京に戻らないで、そらさんとここまでずっと‥」

「不安だよなあ。いきなり空き巣に入られたり、首相官邸につれていかれそうになったり‥それじゃあ、東京に戻るの、怖いもんなあ」

いえ、私は今、本気で田舎暮らしに憧れてます。←
今は、桂木さんやみんなにいろいろ探りを入れてもらっているらしい。
んで、前回の電話は海司からで、休職届が受理されたってことだから、今そらさんは休職中。
なにもかも大丈夫だって分かったら、東京に戻ろうって約束した。

「ははっみんな、羨ましがってるみたいだよ?好きな子と二人きりで旅行なんてさ。ああ、俺、SPになってよかった」

「‥‥ありがとう、そらさん」

ツンと鼻の奥あたりが痛くなる。

「あ~ほらほら、泣かない泣かない」

「はい‥」

「泣くと、キスしちゃうぞ~」

「‥‥‥じゃあ、いっぱい泣いちゃおうかな」

主人公、なんか積極的な発言が多いですねw

「ええっ?そうくる?」

ちゅっ!
軽いキスが私の目じりに落ちてくる。

「どう?涙、止まった?」

「‥‥」

「ははっまだ駄目?」

「‥はい」

「じゃあ、もう一回!‥って言いたいところだけど、そろそろ言い時間だし、帰ろっか」

「もうですか?」

「うん。あのチビ達、朝早いからね~。
6時になったら一斉に部屋に乗り込んでくるから」

6時!?

「‥じゃあ、もう寝ないと、ですね」

「そういうこと。というわけで、お手をどうぞ、お嬢様」

おどけて差し出してきたそらさんの手をそっと握りしめる。

「それにしても、6時に起床って‥みんな元気なんですね」

「うん。しかもあいつら、ベットにダイブしてくるんだからさあ」

やったやったw
お父さんのお腹めがけてどしん!とw
でも孤児院に着いた時、あのイケメンの新キャラが!!
いつの間にか玄関の前に人影、背後にも。

「あいにくだけど、君たちをこの建物の中に入れることはできないんだ」

「誰だ、お前。素人じゃないよな?」

「あれ?自己紹介って必要なの?広末そら」

「!!なんで俺の名前‥」

「原田さんから聞いてるからね。いろいろと」

「!」

「そらさん、この人です!例の官邸で会った人‥」

「なんだ、覚えてくれてたんだ?○○さん」

「お前、何者なんだ!」

「民間のSPって言えば聞こえはいいけど、まあ、実際は『便利屋』みたいなもんかな?」

「誰に雇われた?」

「クライアントについては、守秘義務あるんで」

「言う気なし‥ってか。だったら、言わせてやろうじゃねえか‥っ」

ガシッ

(え?そらさんの拳受け止めた!?)

「怖いなあ。さすが元ヤン。ずいぶん手が早いじゃない」

「お前‥っ」

「でも俺、あなたたちと喧嘩するためで来たんじゃないんだよね」

「どういうことですか?」

「お迎えに来たんだよね。あなたたちを」

あ、予告の時に出てた表情と一緒。

「え?」

「ふざけんなよっ」

「ふざけてなんかいないって。っていうか、ふざけてるのはそっちの方でしょ?広末さん」

「!」

「警護対象者だって分かってる相手を、こんなふうに勝手に連れまわすなんてさ。こういうのって、警察だと処分の対象になっちゃうんじゃないの?」

(処分?そらさんが?)

まあ、あんな風にみんなの前に連れ去っちゃあ‥ね;;

「それとも、なに?こんなことしてまで、原田さんに構ってもらいたかったの?広末さん?」

「‥ふざけんなよ。なんで桂木班の俺が原田さんに構ってもらわなくちゃいけねーんだよ」

「そう?じゃあ、そういうことにしておこうか」

‥なんか、ぴんと来てしまった‥

「まあ、でもとりあえずさ、そこに車用意しておいたから。ついてきて」

なんか腹黒そうだな、この人‥妖しげに笑ってるし。
動物でたとえるなら狐の類だわ‥

「断る」

「そう?でも、ここでついてこないなら、施設の子たち、どうなっちゃうんだろうねえ?」

やっぱなんか黒いー!!!

「‥っ」

「言っとくけど、脅しじゃないから?俺ら、あなたと違って民間人だからなんでもできちゃうし?」

「くそ‥っ」

「ってことで、どうぞお二人さん?後部座席へ」

真っ黒な車に乗せられる。
私たちはただ、その指示に従うしかなかった‥。
選択肢

なし















学園祭の朝がやってきた。
学校中がきれいに飾りづけられ、校門のアーチをくぐって生徒たちが続々と登校していくのを見ながら、主人公はため息をついた。
昨日のボヤのことが引っ掛かってるみたい。

「‥‥なにボーっとしてるんだよ」

振り返ると、恵人先輩がいた。

「幸人じゃなくて悪かったな」

!?心読んだ!?
気合い入れていくぞ!って背中を叩かれ、一緒に学校に入った。
学園祭開会式。

「‥次は生徒会長代理からの挨拶です」

その言葉に講堂全体がざわついた。
葉月先輩が壇上に上がって、挨拶を‥な、慣れてないんだなあ‥戸惑ってるw

「‥なんで今日は生徒会長じゃないの?」

「休みなんじゃね?」

「いや、会長代わったんじゃないっけ?」

「なんだよ、それ?」

「会長辞めたって聞いたけど」

はあっ!?

「え?なんで、なんで?」

「生徒会がボヤを起こした責任を取るって‥」

主人公が動揺しながら幸人先輩のクラス
の方を見る。
でも幸人先輩の姿は見当たらない。
開会式の後、美影ちゃんに幸人先輩のことを尋ねると、ただ単に体調不調で来てないらしい。
恵人先輩が来て、一緒に校内の見回り‥‥!!幸人先輩!!

「‥何か用か?」

「話がある。ナツメと京一、あと葉月も呼んで来てくれないか」

「はあ?なんだよ、いきなり!それに呼びたければ自分が行けばいいだろ!」

「わ、私に任せてください!」

ぴりぴりとし始める二人に背を向けて行こうとすると、恵人先輩がやっぱり俺がいくって。

「それで、どこへ連れて行けばいいんだ?」

「コピー室だ」

「‥‥わかったよ」

恵人先輩が去って行った。
「‥俺たちは先にコピー室に行っていよ
う」

二人でコピー室へ。
幸人先輩に聞きたいことがたくさんあるのに、目の前にすると胸がいっぱいになって言葉が出てこなかった。
そこナツメ、葉月、直江先輩を連れてきた恵人先輩登場。

「‥それで幸人、用って何なんだよ?」

「ボヤの件についてだ」

全員、一瞬息が止まった。

「‥あれは放火だと思ってるのか?」

「だから、こいつがやったんじゃねえのか?」

「だからボクはやってないって!!」

直江先輩が全力で否定する。

「‥‥このコピー機を見てくれ」

そう言ってコピー機を指さす。

「ずっと掃除をしてなかったんだろうな。相当ほこりが溜まっているだろう。これならトラッキング現象が起きても不思議はない」

「トラッキング‥現象‥?」

「電気器具内に湿気を含むほこりがたまる。そこに微弱な電流が流れ、周囲が絶縁物質を炭化させる現象。それがトラッキング現象だ」

「じゃあ、今回の火事は‥?」

「ああ。コピー機の内部に溜まったほこりのせいで自然発火したんだ」

「ちょっと待てよ!そんな都合よく火事なんて起きるのかよ?」

「ああ、起きる」

「幸人の言うとおりだよ。火事の出火原因でもトラッキング現象によるものは上位に顔を出しているくらいだからね」

「そうだったんだ‥」

「じゃあ京一は無実ってこと!?」

「その可能性は十分にある」

「そうと決まれば京一!早く職員室へ行こうよ!」

その前に幸人先輩のお礼は!?

「幸人。どうして僕を助ける‥?」

「俺は無実の人間が冤罪で苦しむのが見ていられない。それが京一であろうと、ほかの誰であろうと関係ない」

「幸人‥」

絶対いい法律関係の事務所開けるよww
でもツインズが言っても信じてもらえないし、ナツメ先輩と恵人先輩も一緒に行くことに。
幸人先輩は自分は生徒会を辞めた人間だから行くのは不自然だっていうことで、主人公と二人きり。
せっかくなので一緒に回ろうと誘うんだけど‥そっこー遠慮するって言われちゃった。
さすがにダメか‥としょんぼりしてたら「‥一回断られたくらいで諦めるのか?」ってちょっと不満そうな顔。
主人公が聞き返すと、いたずらっこのような笑みを浮かべた。
なんだよw回りたいなら回りたいって素直にそう言えww(*´Д`)=з←
それからいろんなところを回って、幸人先輩が学園祭もいいものだなって照れながら言ってくれてるところに生徒会ツインズ登場。
おっまえ‥空気読めやー!!!Σ( ̄□ ̄;)

「あー!いたいたー!」って何だよ、いるよ、いちゃ悪いかよ!←←

「探したよ。ね?京一」

「え、ええ‥」

「さっき、学校からの依頼でコピー室を調べてた警備会社から報告が来たんだよ。ボヤはやっぱりほこりが原因だったって!だからさ、京一は犯人じゃないんだよ!幸人の推測通りだったんだ!」

うっれしそうだな‥葉月先輩。

「よかったですね!幸人先輩!」

「ああ‥」

するとそれまで黙っていた直江先輩が口を開き、もう一度生徒会に戻ってきてくれないか!って。
今、直江先輩の頭の中で幸人先輩の好感度がそれこそ頂点超えるくらいな勢いで上がってるんだろうなw
葉月先輩も一緒になって戻ってきてくれと。
ここでその話はするなって幸人先輩が困ったような顔になるけど、私も一緒になって生徒会に戻ってほしいとお願いしたら、仲直りの握手だってまた真っ赤になりながら右手を差し出したw
ついでに私も生徒会に入っていいですか?←

「京一も手を出せ」

「あ、ああ!」

珍しく直江先輩の表情は素直に笑っていた。
・・・(*´艸`)ww

「じゃあさ、さっそく解決をお願いしたいことが山積みなんだけど‥‥」

葉月先輩は幸人先輩の肩を抱くように廊下を歩きだした。
直江先輩も二人の後をちょこちょこと追いかけていく。
リスか!!w
ふと幸人先輩は立ち止まると、こちらを振り返った。

「‥アンタとはまた敵同士だ」

「えっ」

「わかってるとは思うが、俺が生徒会に戻ったからにはGフェスに好き勝手はさせない」

「わかってます!」

「‥いい返事だ」

ふっと目を細めると、私から視線を逸らした。
そして二人と一緒に廊下を歩いて行く。

(そう、これでいいんだ‥)

幸人先輩の背中を見ているうち、みるみる視界がぼやけてくる。

(幸人先輩にとっても‥)

夕方になり、学園祭を締めるイベントのラストを飾るのはベストカップルのパレード。
そのカップルは恵人先輩と主人公。
・・・・そう、ノーマルの時はここで分岐になってパレードには行かなかったんだよね・・ノーマルの字が出た時はちょっとしばらく動けなかったなあw
夕暮れの中、主人公は用意されたドレスに着替えて、恵人先輩と一緒に馬車に乗る。

「どうだ?お姫様みたいな気分だろ?」

私の緊張を和らげるように、幸人先輩がいつもの調子で話しかけてくれる。
幸人先輩?

「は、はい」

「○○‥」

恵人先輩が顔を赤らめながら名前を呼んだ、その時馬車が急に止まった。

「どうしたんだ?」

振り返ると‥幸人先輩がいた。
馬車の前方には幸人先輩が立ちふさがっていた。

「‥‥○○に話がある」

(えっ、私‥!?)

「ちょうどいい。俺からもお前に話がある!」

そう言うと、恵人先輩は馬車を飛び降り幸人先輩の方へ。

「‥なんだ」

幸人先輩、さっきからずーっと顔が赤いよw
恵人先輩が急ににやっと笑って、幸人先輩の肩に手を置いた。

「‥‥○○の隣が空いてる。座れ」

!?!?
恵人先輩はそう言ってひとり人ごみの中へ歩いて行った。
・・・
・・・・・哀愁漂う背中が目に浮かぶようだ‥←
幸人先輩はこちらを向き、馬車の扉を開けて横に座る。
あ、なんかどうしようもない‥こんな感じになる。ヽ(´□`ヽ)(/´□`)/

「あの‥私に話って‥?」

「‥‥その時が来たら、話す」

「‥はい」

*+о(〇ω〇)ь+*←

静かに馬車が揺れるのを感じながら、終着点に着くのを待った。
終着点に着くと、馬車にわっと人が群がってくる。

「新聞部です!生徒会長!どうしてGフェス委員長を馬車から下して、その場所に座ってるんですか!?」

聞くなw

「今朝、会長のあいさつをしなかったわけは?」

「結局ボヤ騒動はどうなったんですか!?」

いや、騒動は先生に聞けよww
どっから持って来たのか、マイクが何本も向けられる。

「‥行くぞ」

幸人先輩は私に優しく微笑み、同時に手を掴んで校舎へと駆け出した。

「あ!ちょっと生徒会長!答えてくださいよっ!」

追いかけてくる新聞部員を振り切るように私たちは生徒会室に逃げ込んだ。
幸人先輩は内側から鍵をかけると、物陰に身を隠す。
鍵!?(反応スンナ)
私たちは息をひそめて廊下の方に注意を向ける。

「生徒会長どこですかー?」

「もしかして生徒会室とか?」

そう言ってドアノブに手をかける音がした。

「‥おかしいなー鍵がかかってるよ」

「‥ここにはいないか」

諦めたのか足音が小さくなっていった。

「はあ‥行っちゃいましたね‥」

私は立ち上がると、息を整えようと深呼吸。

「‥待て。まだ俺の用が終わっていない」

「え‥?」

幸人先輩の方を振り返ると、まっすぐに見つめられて思わず後ずさろうとした。
!!っぎゃーぎゃーぎゃぁぁああぁああぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!
スチル!ちょっ幸人先輩の表情が!何これ、え?そのままいっちゃうんじゃないの!?ってぐらいの表情してんぞおいこらぁあx!!!!!(落ち着け)
その時、幸人先輩の唇が私の口を塞いだ。
頭がくらくらしながらも、わけがわからず先輩から離れ‥んでいいんだよ、そこはっ!

「‥本当に鈍い奴だ。○○、好きだ、誰にも取られなくない」

「ゆ、幸人先輩‥」

ふいに後ろから花火の打ち上がる音がした。
幸人先輩の顔に色とりどりの光が反射する。

「○○」

また唇が重なる。
息も出来ないくらい強引なキス。
今までの私たちの隙間を埋めるように激しく唇を重ねてくる。
完全に幸人先輩のペース。
でも、それが心地よかった。
ここでどM発言かよ‥っ!!
私のすべてを幸人先輩に委ねる。
色々困難があったけど、私は今こうして幸人先輩と一緒に居る。
幸人先輩の瞳に映る花火を見つめながら、私はじっと幸せをかみしめていた。

Happy Endw

エピローグは幸人先輩と主人公で初めての海外旅行w
パスポート高かっただろうに‥←
そして、主人公が暴走してます、いや、私も暴走してます。
そりゃ同室で過ごしてたらそうなるよねーw
糖度は甘々というかほのぼのちょいギャグに近かった気が‥w
襲われたらどうしよう‥!的に一人悶々としてる人がいますのでご注意くださいww

ちみちみ書いてたらいつの間にかこんなに日が経っちゃった‥
というか動画で見てると終わるの早いのに、記事にするとなかなか終わらないんですね。
いや、私の本能が終わらすのをためらってるんですねー!←
今はグトエンを取りにかかってます。
グトエンは恵人先輩と幸人先輩の間でほのぼの、という感じなんでしょうかねw

選択肢

はい、嫁です
はい













主人公たちが訪れたのは、当初の予定通りそらさんが育った町。
めちゃくちゃテンションが高いそらさんに対して、空き巣事件のことで頭がいっぱいな主人公。
そらさんはそんな主人公を見かねて、せっかくの旅行なのにそんな上の空にさせちゃ‥ってことで、今なら質問に全部答えちゃうよって。
さっそく前の事件の犯人って捕まったこと、なんで自分が命を狙われたこと、とか質問。
でもよく分かんないって曖昧にさせられた‥(笑)
答えてねぇー;;
そらさんが育った孤児院に行くと、園児たちがバタバタとそらお兄ちゃんだ!って駆け寄ってくる。

「久しぶりだね、そら」

!?また新キャラかよっ

「ごめん、園長。急に連絡しちゃって」

「いや、私のことは気にしなくてもいいよ。おや、あなたは‥」

「○○○○ちゃん!知ってるよね?」

「もちろんだよ」

「こんにちわ」

「そら兄ちゃん、誰この人?」

「そらちゃんのお嫁さん?」

ぶはーっw(*´Д`)=з
しかもこれまた選択肢が。


はい、嫁です
いいえ、恋人です
実は相方です

狙ってるよな!?ボル!
じゃあそこは有り難く嫁ということにしておこうw
すると園児たちは結婚したんだーとはしゃぎ、そらさんは大人をからかうな!って照れるw

「わーい、ラブラブー」

「だからからかうなって」

きゃーきゃーとはしゃぐ園児たちをそらさんが追いかけていく。

「にぎやかですね」

「みんな嬉しいんですよ。そらは人気者ですから」

そう言って客室に案内してくれる。

「そらさんは小さいことからにぎやかな感じだったんですか?」

「ええ。‥まあ、ここに引き取られたばかりのことは人見知りで、恥ずかしがりやな一面もありましたが」

「え?そらさんが?」

「それに、一時期やんちゃが過ぎたこともありましたね」

「やんちゃ‥」

(それっていわゆる不良とか、そういうことだよね?)

いや、女とむふふんだろ。←

「だから、あの子が警察官になると聞いた時は驚いたものですよ。もっとも、それも当時よくお世話になっていた警察官の影響なんでしょうけどね」

「お世話になった警察官‥」

誰?
場面変わり客室‥‥なんか‥小学校の時に行った林間学校を思い出させるような背景だなw
中に入ると、園長さんがじっとこちらを見てくる。
どうやら女性を連れてきたのは初めてだから少しほっとしたらしい。

「あの子は、その‥一人を選べない子でしたから」

「そ、そうですか‥」

(そらさん、女の子が大好きだもんなあ‥)

「小学生のころもバレンタインデーになると、同じ学校の女の子たちからたくさんチョコレートをもらってきて‥」

「その中の誰が好きなのかって訊ねても、みんな大好きだから選べないって‥」

「そらさんらしいですね」

「ええ。そうすると、今度は年上の女の子たちが叱るんですよ。ちゃんと一人を選ばないとだめだって。みんなが大好きなんて、ずるいって」

「はは‥」

「するとね、そらは言うんです。じゃあ選ばなかった子はどうなるの?って」

「選ばれなかった子‥」

「そらなりの優しさだったんでしょうね‥選ばなかったこの気持ちを考えてしまうのが、辛かったんだと思います」

(それってもしかして‥)

「そらさんの、お母さんのことと‥」

「ええ、おそらく。関係があるのでしょうね。そらも母親に、選んでもらえなかったと考えていたようでしたから‥」

なんていうか‥考えさせられるよね‥‥子供が欲しくてもなかなか出来ない人だっているし、一時の感情に流されて、もし後で後悔しても子供が受けた傷って癒すのに時間がかかるし。

「あの子はね、自分を捨てた母親のことを決して恨んだりはしていないと思うんです。ただ、やはり寂しいって気持ちは、ずっと心のどこかにあったと思うんです」

「‥‥」

「そんなあの子が、たった一人の誰かを選べたことに‥私はほっとしているんです」

園長さん‥いい人w

「そらを、よろしくお願いします」

こちらこそ!!
そこにそらさんが来て、園長、主人公に何話したの!?と(笑)

「さあ?どうだろうね?」

「いろいろ聞きましたよ、そらさん」

「えええっ!?な、なにを‥」

「そらさんの武勇伝とか?」

「ええええええっ!園長ーー!!!」

そんな動揺することなのかw
園長が部屋を出て行って、改めてどんな話してた?って聞かれた。

「そらさんがバレンタインデーでたくさんのチョコレートをもらって」

「まさか、全部食べて鼻血が止まらなくなったこと?」

「え?」

「あれ、違う?じゃあなんだろう‥分かった、あれだ!近所の短大の家政科のお姉さんからすっごい手作りのチョコレートケーキをもらって」

「‥‥チョコレートケーキ?」

あぁああぁああ‥

「ええっこれも違う?」

「‥‥」

余計なこと言わなくていいのにww

「あ、その。はははっ今の話、忘れて?ね、ね?過去のことだからっ」

「もういいです」

「ええっ!?」

「だって。今のそらさんは‥‥私だけのものだから」

‥‥‥ごめん、今ものすっごい背中がむず痒くなったw

「○○ちゃん‥‥かーわいいっ!」

そう言って後ろからぎゅうぎゅう抱きついてくる。

「このまま腕の中にぎゅう~って閉じ込めちゃいたい!」

「もうっこんなところで」

「いいじゃん。これくらい。ね?あーこうしてると落ち着くな~」

「そらさん‥」

「○○ちゃん、ほんと好き‥」

そのままキスしようとした時‥‥バタン!

「そら兄ちゃ~ん、遊ぼ‥」

はっちょっ中学生以下は見ちゃだめー!!!

「うわっ」

「あー!そらちゃん、ラブラブしてるー!」

「お、お前ら‥っ」

「せんせー!そら兄ちゃんがお姉ちゃんとラブラブだよー」

「ラブラブだー!ラブラブだー!」

言わなくていいww

「こら!待てって‥!」

そらさんが慌ただしく園児たちを追いかけていく。

「びっくりした‥」

カタン!

「え?」

窓の方で突然物音が。
気になっておそるおそる窓へ近づくも、誰もいない。
気のせいだったのかな‥って、いや、大抵そういう時は気のせいじゃないんでしょうw
夕食はカレーで、園児たちがカレー食べながら名探偵トナンを見たいって‥‥あの、適当すぎやしませんか‥!?
そらさんと園児のほのぼの会話、いいなあw
そらさんが電話に出て、向こうに行くと、園児たちはここにそらちゃんと一緒にずっとここにいてね?って可愛いお願いを‥‥なんか、子供が危ない目にあったりするフラグあるのかな‥そういうの、やめて欲しい;;