ついでに慧さんの立ち絵アップw
選択肢
性格
絶対にイヤ
行き先がどこなのかも教えてもらえないまま、夜の高速道路をずっと走り続けていた。
「どうする、慧?この先、夜間工事をしているようだが‥」
「だったら高速下りちゃって。この時間なら問題ないだろうし」
慧っていうのか‥この人。
あ、ダメだ、今Vitaminの方の慧を思い出してしまったw
そらさんがつっこむと、バレちゃったーとか言いながら国府田慧(こうだけい)って名乗ってくれた。
ちょっこうだっていう漢字、変換しにくい!!←
「‥で?お前、俺たちを誰のとこに連れていく気だよ?」
「教えるわけないでしょ。って言いたいところだけど、薄々気づいてるんじゃない?」
「‥加藤代議士だろ」
「あ!正解」
国府田さんが楽しそうに笑う。
「まあ、そんなわけだからさ、加藤さんの用が済むまで、ちょっと付き合ってもらえるかな?」
やだ。←
「でも、用と言われても‥私、加藤代議士とはほとんど面識がないんですけど」
「君になくても、加藤さんにはあるみたいだよ?」
「‥どういう意味だよ?」
お父さんからもらった懐中時計に何か関係が?
「さあね?もしかしたら○○ちゃんのこと気に入っちゃって、自分の愛人にしちゃおう!って話だったりして?」
ドカッ!
「ちょっと!シート蹴らないでよっ」
今、なんかカマっぽく感じた‥w
「うるせーんだよ、お前。さっきからヘラヘラしやがって」
(そらさん‥?なんか、いつもと雰囲気が違うよ‥いつもはどんなときでも笑顔なのに、今のそらさん、すごく怖いよ‥)
「そらさん、落ち着いて?」
「でも‥っ!こいつ、○○ちゃんのこと、愛人って‥っ」
「そんなの、気にしてないです。それに今はもっと冷静にならないと?ね?」
「‥○○ちゃん。‥‥だよなっごめん、なんかこいつにむかついちゃって。なんか俺らしくなかったよな?ほんと、ごめんね?」
「‥‥へぇ。二人はもしかしてお付き合いとかしちゃってるわけ?」
「そんなの、見ればわかるじゃん。こーんな可愛い子、俺が放っておくわけないじゃん?ねっ」
「なるほどね。まあ、でも二人が一緒にいられるのは、この車の中だけなんだけどね」
「え?」
そう言われた通り、連れてこられた高級ホテルに、主人公たちは別々に引き離された。
「お待たせ。ハイ、今日のランチ」
「‥‥」
「あれ?朝食残ったまま?ここのホテルのサンドイッチ、おいしいって有名なのに」
「‥‥」
「それとも何?総理のお嬢様ともなると、この程度のサンドイッチだと不満とか?」
「そういうことじゃありません!」
「じゃあ、なんで食べないの?」
「‥‥」
「まったく。強情な子だなあ」
「‥そらさんは、どこにいるんですか?」
「このホテルのどこかにいるよ?もっとも、こんなスイートルームなんかじゃないけど」
「本当にいるんですかっ?」
「だから、いるってば。‥そこは保証するよ。縛り付けて海に投げ込んだりなんてしてないから」
「!」
「それよりさあ。なんか意外。キミ、SPなんかと付き合っちゃうんだ?あいつら、所詮地方公務員だろ?有名政治家のお嬢さんなら、もっと金持ちとか捕まえられそうなのに」
「そんなの、興味ないですから」
「ふーん‥ねぇ、あいつのさ。どこがいいわけ?」
ここで選択肢‥がひどいw
顔
性格
女顔
選択肢でウケ狙いすぎだろww
「性格です。‥それさんは優しいから」
「ええ?本気で言ってんの?だってあいつ、すっごい女たらしでしょ。資料見せてもらったけど、結構すごいよ?彼の女遍歴。」
そんな資料まであるのかw
「それは‥その‥‥過去のことですから」
「ふーん。そうくるわけだ?まあ、でも、確かに最近は君としか付き合ってないみたいだけどね。で?それだけ喋ったんだからそろそろお腹すかない?」
「‥すきません」
「そう?」
「このランチセット、かなりおいしいんだけどなあ。じゃあ、しょうがない?テレビでも観よっか」
そうつけたチャンネルには、本日総理大臣が加藤さんになったことがニュースになっていた。
どのチャンネルもその話題で、慧さんはやっぱり政治家って悪くてなんぼだよねって。
主人公が聞きたそうにしていると、教える代わりにそのランチセット食べてよ。空腹で倒れられると俺が怒られちゃうんだよねって。
「さあ、どうする?食べるの?食べないの?」
「‥いただきます」
(悔しい‥っ絶対に食べないつもりでいたのに)
残念w
「そうそう。いい子、いい子。最初からそうやって素直に食べてればよかったのに。ね?」
全部食べると、知っている範囲でしか話せないけどそれでもいい?って聞かれた。
「構いません」
「じゃあ、そうだね。‥まず、俺の雇っている加藤さんの話をしようか」
「‥はい」
「あの人ってね。かなり腹黒いっていうか‥総理大臣になるまでに、いろいろとしてきた人らしいんだ」
「いろいろ?」
「そう、いろいろ。たとえば、どこかの企業から不正にお金をもらったり?そのお金を議員にバラまいて、党首の座を勝ち取ったり?」
「‥‥」
「まあ、それくらいのことなら、どの政治家でもやってるんだろうけどね。ところが、困ったことに最近その加藤さんの『表に出たらまずい資料』が君のお父さんの手に渡ってしまったらしいんだ。キミのお父さんは今時珍しいくらいクリーンな政治家だ。‥ってことは?」
「‥父なら、その資料を公表すると思います」
「そのとおり!でも、そんなことされたら、もちろん加藤さんは困るわけだよね?そこで、加藤さんは君のお父さんの元から資料を盗みだそうとした。ガラの悪い連中を雇って、首相官邸や平泉さんの地元の事務所‥果ては一人娘の部屋まで探すことにした」
「‥え?」
(じゃあ、あの空き巣事件の犯人って、加藤代議士が雇ったってこと?)
そゆことw
「ところが、資料は一向に見つからない。そこで加藤さんは考えたわけ。平泉さんの一人娘の身柄と引き換えに、例の資料を手に入れよう‥ってね」
「じゃあ、私は‥」
「人質」
「まあ、最初の計画では、自分たちは起こした空き巣事件を利用して、あくまでも穏便に君を総理官邸に連れてくる‥ってことだったみたいだけどね?」
「だから突然原田さんたちが私にSPをつける‥って?」
「そういうこと。でも君の彼氏が君をさらって行っちゃったからね。仕方なく、俺たちが強硬手段に出る事になったってわけ」
「そんな‥」
「ということで、まあ、安心して?‥今のところ、君に危害を加える事はないから‥加藤さんと平泉さんの交渉が成立したら、無事に解放されると思うよ?」
「‥うまくいかないと思います」
「え?」
「加藤さんとお父さんの交渉」
「どうして?平泉さんはクリーンな政治家だから?そんな卑怯な取引には屈しない?」
「はい」
「ははっキミって、本当にまっすぐな子だね。まじめで、まっすぐ‥‥やっぱり、俺の好みかも」
ドサッ
「え?」
(なんで私、押し倒されてるの?)
「気に入っちゃった。キミのこと」
「ちょ‥!やだ‥っ」
「ねえ、本気で俺のものにならない?それなら俺、加藤を裏切って君についてあげちゃおっかな?」
「イヤです!絶対にイヤ!」
「‥呆れた。キミって本当に強情な子だなあ」
いやいや!そこで呆れるのっておかしくないか!?普通の反応でしょ!
「でも、そういう一途な子は嫌いじゃないよ?」
「え?」
「人のものなら尚更ね。‥‥力づくでも、自分のものにしたくなる」
やっぱこいつ黒いー!!!Σ( ̄□ ̄;)
国府田さんの指先が私の顎を掴まえる!
と、その時、ベランダの窓が開いた。
「○○ちゃん!助けに‥‥!!!」
「そら‥さん‥」
国府田さんに押し倒されたままの私、呆然と立ち尽くすそらさん。
「どう、して‥」
ベランダから、夏のぬるい風が入り込んできた‥
いきなり修羅場ー!!