選択肢


学校で待つ

自分のこと












「○○!おはよ」


いつもの電車に乗ると、いつものようにマキちゃんがいた。


「おはよう‥」


「なに?朝から元気なくない?」


「そういうわけじゃないんだけど、なんか今朝から目覚めが悪かったって言うか‥」


昨夜、寝る前にあれこれ考えすぎてたせいか頭がまだ混乱してるみたい。

今日も学ラン男子は同じ車両に乗ってきて、ちらっとこちらを見るけど、それだけで何もない。

学校について、みんなが今日も乗ってきた?大丈夫だった?って聞いてきて、マキちゃんがすごく嫌そうに言うんだけど‥‥ちら見してるだけじゃーん;;


「だって‥なんか怖いんだもん」


(こわい‥か。本当はあの人、優しい人なのにな‥)


「で、どうすんの?返事」


「え?あ、うん‥」


「どうするもなにもないよね?断るよね?」


「あんな怖そうな不良だよ?なしでしょ」


相変わらずみんなは否定的。


「本当にみんなが言うような人なのかな‥?」


「え?」


沙織ちゃんをはじめ、3人ともびっくりしたようにぽかんとなった。

昨日のベビーカーの話をすると、みんな信じられないって顔をする。


「でも本当なんだよ。みんな振り向きもしなかったのに、戻ってきてまで手伝ってあげてたんだよ?」


「‥‥優しい人‥なのかな‥?」


「私もそう思った。見た目だけで不良とか、怖い人とか決め付けるのは良くないよ」


「そうだね。確かに○○の言うとおり」


みんなはそれを聞いて、見た目だけで不良とかいったことをちょっと反省。

そういえば、電車で中年のおじさんに絡まれたときも助けてくれようとしたのはあの人だけだったし‥と見てみぬふりしない人なんじゃないかなというと、なんだ、もう惚れちゃったの?ってww

にしても、電車でたまたま一緒だった人に告白される‥って現実にあるのかな‥‥てか、ちょっと好意を持ってても言って来ないよね、今時の男子は。

あっても数人で来そう。

いろいろ考えて、返事だけはしようと思うものの、なんて返事をすれば‥って行き詰ってしまう。

翌朝も同じ車両に乗ってきた。

昨日のことから、マキちゃんの態度はだいぶ柔らかくなってた。

今日も今日とて二駅前の駅で降りるあの人。

返事しなきゃ‥と思ったら、ついその駅で降りてしまった。


「○○!?」


マキちゃんが叫ぶのと同時にドアが閉まる。

学ラン男子は主人公に気づかないままホームを歩いていってしまうので、思わず大声で呼び止めると周りの人たちの視線が釘付けに‥w


「‥!!」


主人公に気がつくと、すごく驚いて目を見開いた。

人が多い朝のホームでお互い凍りついたように固まる。

周りの人たちが好奇の目で見ながら遠ざかっていく。

その波に逆らうように、こっちに向かってくるあの人。


「‥‥どうした?」


ガチガチになってうつむいてると、頭上から彼の低い声が落ちてきた。

きゃ~~ww(*^.^*)


「あ、あの‥、へ、返事を‥したくて‥」


「‥あ、ああ‥‥」


ぎ、ぎこちない返事に決心が揺るぎそうになる。


(でも‥、頑張って言わなきゃ‥)


「と、友達からでよければ‥‥お、お願いします!」


なんて言おうか散々悩んで決めたのが”友達から”という返事だった。

何も知らない人だし、まずは友達になって、いろいろ知っていければいいなと思って‥。


「‥‥」


彼は無言のまま立ち尽くしていた。

そっと見上げると、無表情なくらい呆然とした顔。

中途半端だったかな‥と心配になりかけたそのとき。


「‥OKもらえるとは‥思わなかった‥」


(え‥‥)


Kaleidoscope-KC3R0002.jpg

めちゃくちゃいい笑顔やんけーッ!!!wо(ж>▽<)y ☆


(わ‥こんな顔して、笑うんだ‥)


初めてみる笑顔に、ちょっとどきっとする。


「よ、よろしくお願いします‥」


「‥こっち‥こそ、よろしく‥」


駅のホームの真ん中で愛を叫ぶ?ヘ(゚∀゚*)ノw


「そ、そういえば、名前‥」


「‥ああ、俺、山本。西鎌二年の山本颯太」


「山本くん‥っていうんだ‥。あ、私は○○‥」←苗字ね


「○○」←そして名前


「え?」


フルネームを名乗る前に下の名前を言い当てられた。


「‥いつも、もう一人の子が‥電車の中で、でけー声で呼んでるから‥」


あー、なるほどw

呟くように苗字を言い、はにかむような笑ったw

とりあえず、連絡先を赤外線で登録。

そんなことしてたら、次の電車が‥‥でも、遅刻確定なわけね、あらら。


「やべ‥、俺も遅刻だ」


二人で顔を見合わせ苦笑い。


「学校終わったら、迎えに行く」


「え‥?」


「校門のところで待ってる」


わざわざ学校まで来てもらうのは悪い気がしたけど、お願いすることにした。

ホームに電車が来て、少し名残惜しみながらもバイバイ。

着いたらメールしてくれるってw

んでもって姿が見えなくなるまで見送ってくれるし!!

ひゃーwなんかすごい甘酸っぱい青春感がするわー!!!w

場面代わり学校。


「けどマジびっくり!いきなり電車降りるんだもん。しかもOKしてきちゃうなんて!!」


昼休み、みんなと今朝の話になった。


「やるじゃん、○○」


「○○って意外と大胆なんだね‥」


なっちゃんも、公式では恋には大胆だっていってたけど‥‥一体誰ルートで出没するんだろうか‥w


「はは‥、自分でも不思議。なんであんなことできちゃったんだろ?」


ラブパワー?w

沙織ちゃんにもそう突っ込まれ、思わず顔が赤くなる。


「ったく。遅刻して先生に怒られても、デレデレの顔してたもんねー」


「そ、そんな顔してないよ!」


「してた。幸せオーラ出まくりで」


(‥は、はずっ‥)


「このこのこのぉ~!あたしより先に彼氏作っちゃってさー、ずるーい!!」


まだ彼氏じゃないよって言っても、告白されて友達からって答えたらそれはもうOKってことでしょー!と言われてしまう。

颯太くんもそう言ってたしねw

てか颯って漢字が打っても出てこないんですけど、うちのパソコン‥!!

学校終わったら迎えに来てくれるっていう話をしたら、マキちゃんがすごい羨ましがった。


「けどさ、私、男子と一緒に帰ったことなんてないし、どうしていいのか‥」


「よし!じゃあ、今から作戦会議ってことで!」


「作戦会議?」


「そ!○○が初めての彼氏と、楽しく仲良く帰れるための作戦会議!」


心が準備ができていいかもとどんな話をするの?って聞かれて、選択肢。


自分のこと

天気のこと


なにこの選択肢‥!w


「自分のこと何か話して、少しでも知ってもらえるようにしたほうがいいかな?」


「いきなり自己主張しちゃうの?」


「え‥、ま、まずい‥?」


「私はそれでいいと思う」


「‥恋愛の達人はそう言っております!」


大学生の彼氏さんがいるって書いてたけど‥‥もしかして出てくるのかしらん?ww


「会話はそれで引っ張るとして‥あとは‥」


「‥やっぱり並んで歩くんだよね?」


そこから!?

いつの時代の奥さんだよっw

距離感が分からないというと、会話がしやすい感じの距離感、自然でいいってことになった。


「ていうかさー、手、つないじゃえ!」


「えっ!?ムリムリムリ!いきなりそんなことできるわけないじゃん!!」


「一歩だの、半歩だの昭和の女じゃないんだからさー」


「まあね、手ぐらいつないでも何の問題もないよね」


あのー‥名目上彼氏でも、今までまともに話したこともない相手といきなり手を繋ぐってことが唐突過ぎておかしいってことを主人公は言いたいんだよww


「一気に仲良くなるチャンスじゃん。男はスキンシップに弱いから」


「決まり!今日の目標は手をつなぐこと!いいね!?」


いやいやいや!!積極的すぎると引いちゃう男の子もいるから、ね!?

ほとんど上の空のまま放課後になり、マキちゃんたちも揃ってメールが来るのを待ってる。

内容は今着いたの一言しか書いてなかったんだけど、主人公は心臓が飛び出るくらいドキドキw

早く行かなきゃいけないのにドキドキしすぎて駆け出すことができない‥ってかわゆすww

高校生でこんな純粋な恋愛をした子、周りにいたかなあ‥

選択肢


見ない

人気者ということ











国内私大の中でもトップクラスのK大。

キャンパス内のカフェテリアで主人公は未来くんの友達を取材していた。

でも海外にふらーっと出かけてしばらく戻ってこなかったり、成績いいし男女問わずあいつのこと気に入ってる人は多いとは思うし、相談するとたいていのことは解決してくれるけど、結局プライベートは誰も知らないって。

サークルにも入ってないし、いつも忙しそうだし。

でも超お金持ちな女性を捕まえて大金貢がせたっていう噂があるらしい。

でもよくわからないけど、一緒に居て楽しい‥と。

なんじゃそりゃw


「わかんない、わかんないって‥‥僕はふつーの大学生だよ!変な目で見ないで欲しいよね」


お友達はしんと静まって、未来くんを睨みつける。


(誰も未来くんを普通とは思ってないのね、やっぱり‥)


てか、こんなん友達じゃなくね?


「ねえ○○ちゃん。こんな取材いいの?ただの噂話を聞いてるみたいになってるけど」


「そうですね‥‥影山さんのことはなんだかよくわからないってことがわかった気がします」


「だーかーらー、僕は普通の大学生だよ」


「普通の大学生が会社経営したりとかしないと思うんですが‥」


「あれは、ただのゲームみたいなもんだよ。ちょっと規模が大きいかもしれないけど。だから僕にとってはフツーのこと」


未来くんはこれじゃ記事にならないんじゃない?と聞くので、女性を捕まえて大金貢がせたって話を突っ込んで聞くと、普通に企画書渡して、お願いって言ったらお金出してくれた‥って。

そこに女の子が来て、相談したいことがあるらしい。

最初は取材中だからって断ろうとした未来くんだけど、もう終わりだから行ってもいいよというと少し悲しそうな顔をしながら女の子とカフェテリアの奥に移動した。


「○○さん、そこに未来のバッグがあるんだけど、今のうちにバッグの中探っちゃう?」


はあ!?(-""-;)


「さ、さすがにそれは‥」


「中見れば、少しはプライベートのことだってわかるかもよ!」


ただ単にあんたらが見たいだけだろ。

主人公が自分がされたら絶対嫌だから見ないというと、そのうちの一人が無理やりにでも鞄の中身を見ようとして、主人公ともみ合う形に。

そんなことしてたら、椅子から未来くんのバッグが落ちた。

ファスナーが開いたままだったから中身が出てしまい、しまおうとすると新聞を発見。

記事のひとつの丸印がついてて、ニュースで騒がれてる企業の社長が載ってる記事。

高齢者狙いの押し売りが問題になってるんだけど‥


「ごめん。鞄、落ちちゃった?」


「あ、ううん。私達が椅子を揺らしちゃったから」


話題を変えようとさっきの女の子の話を持ち出すと、もしかしてヤキモチ?って。


「ヤキモチなんて焼いてませんよ。それより影山さん、どうしてさっき機嫌悪そうだったんですか?」


「機嫌悪い?僕が?」


「女の子と向こう行くとき、なんだか機嫌悪そうに見えたんですけど」


「‥‥ああ。そういえば、そうだっけ。○○ちゃんが僕を普通に送り出すから、なんか悲しくなっちゃった」


言葉の意味が分からず、きょとんとする主人公。


「○○ちゃん、鈍感だよね。僕がこんなに○○ちゃんのこと気になってるのにさ」


(そこまで鈍感じゃないはずなんだけど‥)


それはルートによるな。←


「ちなみに、僕は○○ちゃんが他の男と話してるのを見るのは、好きじゃないけど?」


「また、そんなこと言って」


「ふふっ。半分は本気なんだけどなあ」


「何、もしかしてお二人ってそういう関係なの?」


「うん、恋人。お似合いのカップルでしょ」


「何さらっと冗談言ってるんです。ついこの間、会ったばかりじゃないですか」


そういうと、未来くんは少し身体を乗り出して頬杖をついて主人公の顔を覗き込んできた。

顔 が 近 い ‥ !


「恋愛に日数って関係あるの?」


「そ、それはやっぱり、好きになるって言うのはお互いのことをだんだんと‥」


「僕はそうは思わないな。○○ちゃんを一目見たときから、○○ちゃんは他の女の子とは違うって感じたよ。感覚で好きなら好き。嫌いなら嫌い。恋愛ってそういうものじゃないの?」


「ま、またそうやって私をからかって‥‥騙されませんよ」


未来くんは微笑みながら主人公を見つめてくる。


「本気だったらどうする?」


「え?」


「僕、本気で○○ちゃんのこと好きになっちゃったかも‥」


少し潤んだ瞳で見つめてくる‥

やめろぉおおおぉおおお!!!!!!!w


「ねえ?」


「は、はい」


「そんなに緊張しないで。二人で一夜を過ごした仲でしょ」


「あ、あれは‥」


どんどん未来くんの顔が近づいてくる。


「○○ちゃん‥‥」


(‥っ!!)


ピロリロリン♪

何の音‥かと思ったら、未来くんの友達が携帯のカメラで今のを撮影していた!


「すげー、こっちまで思わずドキドキしちゃったよ」


「あ、あの。一応仕事中なので、その写メは消してもらえないでしょうか‥」


「あ、そのデータ、僕の携帯に送って?」


「えっ!?影山さんも消すように言ってくださいよ!」


「えー、いいじゃん。恥ずかしがらなくても大丈夫だよ。僕一人で楽しむだけだから」


「そういう問題じゃなくて‥」


「あ、○○ちゃんも欲しいよね?あとで送ってあげるね」


おーい、これ、後々問題になったりしないよねー?

通信入って、未来くんとカジノのVIPルーム。

皐月さんと千早さんがいた。


「あれ、○○さん‥‥疲れてない?」


「疲れました‥取材、大変だったんです‥‥」


「未来、何かしたのか?」


「してないよー。取材、スムーズだったと思うけど?」


「お前がそういう言い方をするときは、たいてい何かした後だろ」


「そんな決め付けはよくないよ?皐月さん」


「ねえ、○○さん。未来のこと、何か分かった?」


ここで選択肢

人気者だということ

よく海外に行ってるという事

みんなの相談に乗っていること

どれも微妙だなあ‥;;

下二つは今までも言われてたし、いっちゃん上かなあ‥

そういうと、未来くんは昔から人の心を掴むのが得意なんだって。

でも未来くん自身はそういうこと考えてなくて楽しいほうがいいじゃないという感じで、アミューズメント系に出資するのもそういう感覚らしい。


「そうなんだ。未来くんて、いろいろ言われてたけど‥‥みんなを楽しませたいとか、根っこの部分はすごく優しいよね」


「そういわれるとすごい嬉しいな!○○ちゃん、僕に興味持ってくれるんだ」


「ふふ、未来は一人っ子だけど、末っ子気質なんだよ。思いがけず本質を見抜かれたり、興味を持ってもらったりすると喜ぶ」


「あ、そうなんですか?」


「千早さん、僕を分析しないでよ」


「だってキミは分析しがいがあるからね」


千早さんww


「千早さんに言われると、ちょっと怖いんだけど‥」


「ふふ、未来くん、それだけ人間の底が奥深いってことだよ」


「そ、そう‥‥かな」


「○○さん、すごいですね」


「え?」


「未来にこんな顔をさせられる女性は、なかなかいませんよ」


「‥‥もう。黙っててよ。皐月さん」


「可愛いものだね。もっと素直になればいいのに」


「そうですね。そうなったら、もっとかわいくなるのに」


「○○ちゃんこそ、素直にさっさと僕の彼女になっちゃえばいいのに」


「もう、またそういうこと言って!特に取材中はほんとにやめてね。今日もいろいろあったし」


「ふーん。じゃあ、取材受けるのやめよっか」


それもうそでしょ?というと、取材受けなくても僕は困らないしって視線を逸らされた。

慌てて取材は続けさせて!というと、ごめんなさいは?と‥‥未来くんの方が一枚上手だなww


「○○ちゃんが悪いんだよ、僕のことからかうから」


「‥ご、ごめんなさい」


そういうと、冗談だよ。僕がそんな無責任なことするわけないし、主人公にそんな迷惑かかりそうなことするわけないと‥やっぱ冗談だったんかいっ!!w

軽く音を立てて、主人公の頬にキスしてきた!


「みっ未来くんッ!?」


「本当に、○○さんは未来のお気に入りなんだね」


「未来、女性をあまりからかうものじゃないよ」


そう言ってる二人も、どこか楽しげですが?w

カジノの帰り道、未来くんは本当に本心を隠すのが上手だな‥とか思ってたら、いきなり背後から押さえ込まれ、口元にガーゼを押し当てられる。

そして身動きが出来ないまま車に押し込められ、意識を手放した。

ギャー!さらわれたー!!?



次回予告。

何者かに連れ去られて、目覚めた場所は‥


「お嬢さん、影山未来と仲がいいんだろ?」


って友人B!?

ん?あれ、もしかしてさっきの??

なーんか、事件に巻き込まれた感じですか?

選択肢


マキに隠れる

そのまま見つめる












そして始業式の途中、マキちゃんがあの学ラン男子はあたしのこと好きなのかな?って聞いてきた‥

えー‥夏美ちゃんじゃなくてマキちゃんがまさかのライバルですかい‥?

私の解釈間違ったかしらん?


「だって助けてくれたんだよ?前からよく目も合ってたし」


「自意識過剰過ぎ~」


そんな話をしてたら、始業式がいつの間にか終わった。

放課後、教室に残ってみんなとおしゃべり。


「それってさ、案外、○○が狙われてたりして」


沙織ちゃーんwほんとー?(/ω\)←


「えーなんでー?」


「狙われてるって‥なんか怖いね‥」


そういう意味じゃないよ、夏美ちん!!


「見た目は確かにちょっと怖いんだけど、悪い人じゃなさそうだったよ?」


「ていうか、なんで狙われてるのがあたしじゃなくて○○なわけー?」


納得いかないマキちゃんが駄々をこねている。


「なんでって、そんな気がするだけ」


「なーんだ、根拠なしじゃん」


でも沙織ちゃんの勘はたいてい当たったりするらしい‥ので、ちょっとどきっとする主人公。

偶然だよね‥と思うもやっぱり気になってしまうのだった。

翌朝、マキちゃんと電車に乗ってると、あの人が乗ってきた。

礼儀として昨日のお礼を言ったほうがいいかな‥と思ってたら、昨日降りたところであの学ラン男子は降りず‥‥主人公たちが降りる駅で一緒に降りた‥お?w

マキちゃんとどうしようどうしようと言ってたら、主人公の前に立ち‥‥スチル!!


「‥‥好きだ」


ぶっはあぁあああぁあ!!!!!!!!!!(//∇//)w


「え‥‥‥?」


唐突にそういわれて、思わず口を開けたまま固まる。


「あ‥、俺、同じ電車で‥ずっと‥あんなのこと見てて‥」


途切れ途切れの低い声。


「よかったら‥、俺と‥‥付き合って欲しい」


ちょま!?もう!!?もうですか!!?

はっそうかこういうコンセプトなんだっけ!?

耳を疑った‥

全く知らない他校の男子に告白されたのなんてもちろん初めてで、マキちゃんと二人でただ呆然としてると沙織ちゃん登場!


「あなた誰ですか?」


主人公と学ラン男子の間に入る。

なっちゃん(夏美ちゃん)も不安そうな顔で駆けつけた。


「あ‥、お、俺は‥」


「○○、マキ、行くよ」


え!?放置!!?

沙織ちゃんは学ラン男子を一睨みして、その場から主人公達を引きずっていく。

戸惑うように学ラン男子と目を合わせるけど‥‥そのまま放置‥

ちょっかわいそう!かわいそうです姉さん!!ヽ(;´Д`)ノ

場面代わって事情を説明すると、絡まれてるのかと思ってまさか告白されてるとは思わなかったらしい。


「けど、いきなり『好きだ』はないよね」


「沙織の言うとおり、狙われてたのは○○だったんだね」


「ん?んー、狙われてたっていうのも変だけど‥」


「まさか○○、あの告白、OKするわけじゃないでしょーね!?」


するよ?(・∀・)/←


「え?」


「ま、まさか、しないよね?あんな不良っぽい人、危ないよ」


少なくともチャラ男よりか安心できそうだと思わないのかw


「あのすごみのある目、見たでしょ?」


「確かに、あまりオススメはできないって感じかな」


違うよ!ただ顔が恐持てなだけで、不器用なだけなんだって!!←

主人公も怖そうとは思ったけど、強くて鋭い目は意外なくらい澄んだ真剣な目だった。

力のある眼差しだったけど、その目は怖いとは思わなかった。


「このまま無視してなよ。初めての彼氏があんな怖い男なんて、ありえなーい!」


ちょっ始業式のときは私に気があるのかな?きゃっきゃってはしゃいでたくせに!!

沙織ちゃんがそう突っ込むと、告白されたらあんなの断るって!ってひどい‥

それから数日、同じ電車に乗ってたんだけどこっちを気を遣ってる感じで‥‥‥マキちゃん、相手なにもしてないんだから睨むなよw

学校で沙織ちゃんと学ラン男子の話をしてても、みんな否定的なのは変わりなしで‥

そんなある日、帰りがたまたま一人だったとき、隣の車両にあの学ラン男子の姿が!

降りる駅で同じように降りようとしていたベビーカーを押した女性に大丈夫ですか?と声をかけ、ベビーカーを降ろしてあげている。

うわあ‥私、こういうさりげない気遣いのできる男性好きww

おじさんに絡まれたときも周りはみんな見てみぬふりしてたのに、あの人だけは堂々としてた。

主人公も本当は優しい人なんじゃ‥と思う。

家に帰っても考えるのは学ラン男子のことで。

みんなはすごい反対してるけど、悪い人には見えない‥‥って‥、まあ第一印象で決め付けちゃう人が多いからね‥

話してみたら分かると思うんだけど‥にしても、みんなそんなに反対しなくてもいいのになあ‥(´・ω・`)

ふいにボルの新作を見に行ったら、山本颯太くんがすごい気に掛かってしまってつい登録を‥←

登録したもののお金ないので、来月まで続行するか分かりませんがお付き合いくださいっm(u_u)m



プロローグ


頭にリボンをつけたマキちゃんと今年こそは初彼ゲットしたいねって話をしてるんだけど‥‥マキちゃん、恋トレってww


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そして、リボンなくした方がイメージ的にいいと思うんだ!

なんかちょっと後から無理やりつけたした感がいなめない‥

すると、突然電車内で中年のおじさんが携帯に向かって怒鳴りつけている。

部下を怒ってるみたいな感じなんだけど‥‥周りの人たちも迷惑そうにしてて、思わずマキちゃんが車内での携帯電話はマナー違反です!と注意しにいく。

女子高校生とは思えない‥!今ちょっと感動した!!←

でも確かに電車で電話するのは、ね‥

電車で友達から電話来ても取り辛い‥

逆上したおっさんが、主人公の肩を掴んだ!(見てたからってそれはないよ~)

と思ったら。


「うっ‥」


(え‥!?)


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目的の男の子登場!!

公式で見たときよかイ ケ メ ン !!

無言でおっさんの腕を締め上げてて、おっさんは駅に着いた途端逃げるように降りていった。


「あ、あの、ありがとうございます‥」


「‥いや」


「あのー、よくこの時間の電車に乗ってますよね?」


「‥ッ!?」


お。驚いた顔もまた爽やかw

マキちゃんの質問にすごく動揺したような様子の学ラン男子。

表情を強張らせたまま、さっと背中を向けていってしまった。


「人違いだったかな?でも、ほとんど毎朝見かける気がするんだけどなー」


「本当?気づかなかったけど‥」


「あたしよく目が合うんだよねー」


!?


「でた。それ自意識過剰だってば!」


え、マキちゃんってそんなキャラ?w


Kaleidoscope-101107_0158~01.jpg


かわいいw


「あ、ほら!今もこっち見た!」


そう言われ、学ラン男子の方を見ると、一瞬目が合ったけど、すぐにそらされてしまった。

なんかもう照れ顔登場なんですけれどもww


「ちょっと怖そうな雰囲気だけど、結構かっこいい顔立ちだし、背も高いし、○○の好みじゃない?」


マキちゃん、よく分かってるぅう!!!!!

そしたらもし告白されたらイエスかノーっていう選択肢が‥。

あの、これ意味あるんですかい?

イエスと答えると、顔はちょっと怖いけど正義感あるし意外に優しいかもしれないよね!って納得してくれた。

うんと答えようとしたとき、またもや学ラン男子と目が合い、男子はみるみるその顔を赤らめていく‥


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ちょっかわいいすぎるーっ!!!!!(≧▽≦)

と思ったら主人公達が降りる二つ手前の駅で降りていった。

え、まさかの他校生!?そして公式のメインキャラが次々と登場するんだけど、すんません、時間がないのでここらへんは他の方の記事を参考にしてください!!!

阿部先輩がこの後出て学校到着。(はしょりすぎ)

主人公達の学校は共学だけど、男女別々の棟になってて校舎入り口でらぶらぶする男女がいっぱい。

人前でキスでありえない、でも彼氏とか憧れるなあって思ったらいきなりイケメン登場!!


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芸能学園の‥‥名前が出てこないけど、あの人に似てる。(言えや)


「緊張するからトイレ行くってー」


「朝からうるさいなー、バスケ部」


「元気だよねー」


「バカか、あいつ‥‥あっ!」


「え!?」


主人公を見つけると、清水さんって人が焦ったような顔をした。


「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」


「え、わ、わたし?」


「ちょっとだけ待っててやって」


何を!?


「早く来い、藤森!」


「う、うそ!」


「な、なに?」


何事やーと思ったら、真後ろに男の子が。

なんかすごい慌てふためいている。


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おはようございます!!(`・ω・´)ゞ

この男子もちょっと気になってるんですよね‥すごいかわいいイメージというか‥

主人公は思わず返事を返すと、男の子は顔を赤くして走っていってしまった。

その後中学の後輩の七瀬くんと秀才の真田くん、そして代行で音楽学教師として着任した浅倉先生。

すんません、はしょります!!あぁーっ空き缶投げないでー;;Y(>_<、)Y

教室に入ると、沙織ちゃんと夏美ちゃん登場。


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↑沙織ちゃん


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↑夏美ちゃん


元気で明るいマキちゃんと大人で冷静な沙織ちゃん、ほんわか和み系の夏美ちゃん。

全然性格が違うのに主人公達は一年からの仲良し。

始業式に向かう途中、結局付き合うなら誰がいい?みたいなこと聞かれて、謎の学ラン男子を選択w

まだ名前知らないもんねえw

でもちょっと笑っちゃったよw

選択肢


黙り込む

頭を撫でて褒める












隣の席に座っている編集者が大きくため息を吐いた。


「ため息出てますよ。幸せが逃げちゃいますよー」


「だってさー、せったく用意した特集の撮影、バラすのが大変でさあ‥‥ほら、急に変更になったじゃない?5人のイケメンの特集のトコ」


(未来くんの特集記事のトコか‥)


「どうしてこんな急に変更になったんでしょう?」


「編集長もよくわからないって、教えてくれないんだよね。スポンサーの関係っぽいけど」


圧力かけたな、未来くんw

編集者がほんとめんどくさーいと嘆くと、電話が鳴った。

未来くんからで、今日の取材の場所を変更したいって。

とりあえず六本木の駅前集合で、そこから車で移動すると。

言われたとおり言ってみると、連れてこられた場所は都内の遊園地‥


「一度、やってみたかったんだよね」


「‥‥‥‥」


主人公!?どうした!!?

はしゃぐ未来くんを横目に、どうして自分がこういう状況におかれているか冷静に考えてみた。

主人公達は、ジェットコースターの先頭に乗っている。


「‥‥未来くん、何度も聞いてるけど、どうして私達、遊園地で遊んでるんだっけ‥?」


「もー、だからぁ。これも取材のうちだよ」


「どこがどう取材なのか教えてッ!じゃないと私‥」


「ほら、上から見る景色ってきれいだよね」


下に広がる緑と太陽に照らされてぴかぴか光るアトラクション、真っ青な空。

そんな景色も、ジェットコースター自体も嫌いじゃない。


(だけど‥‥もう5回連続なんだけど!)


!!!!!?∑(゚Д゚)

え、実際そんな連続で乗ったら吐く‥よ、ね‥?


「キャーーー」


主人公の絶叫は、ジェットコースターの騒音でかき消された。


「うっ‥」


(気分が悪い‥)


ですよね。

そうなるわw

ベンチでぐったりしてると、未来くんはソフトクリームを買ってきてくれた。

今回は確信犯ではない様子。

どうやら”今日こそ2時間以内に20回連続でジェットコースターに乗るって夢”を叶えたかったらしい。

未来くん‥‥中身が出るよ、いろいろと。

死んじゃうよ!?


「あっ、チャレンジするのに少ないよね?でも○○ちゃんもいるし、無理できないかなって」


(それって、ここでダウンしなかったら、20回乗らされてたってこと!?)


「未来くん、何を目指してるの‥??」


「最終的には、100回連続チャレンジを目指してるよ!やっぱりそれくらいジェットコースターは乗らないとね」


それこそ、内臓物が破壊されます、やめなさい本気で。

私なんか2回連続でもう気持ち悪くなるのに‥;;


「‥‥100回連続チャレンジ、成功するといいね」


そこは応援するとこじゃねえよっ!!w


「ソフトクリームおいしい?」


「‥うん。ちょっとさっぱりした。未来くんはソフトクリーム買わなかったの?」


「うん。僕は‥」


アイスを持ってる主人公の手に、未来くんの手がそっと重なる。

そしてもう片方の手で主人公の首筋にふれた。


「‥‥食べちゃいたいな」


未来くんはにやりと意地悪く笑い、主人公の髪の毛をすくって背中に垂らすとあらわになった首筋に向かって大きく口を開いた。

!?これヴァンパイアの話じゃなかったよね!?

‥と思ったら、ふっつーにアイスをぱくり。

黙っていると、なーんか未来くんの腹黒的なところがちらりw

主人公は僕がしてほしい反応をしてくれるから楽しいって。

主人公はちょっとイラついて、アイスを一気に食べた。



遊園地の後は水族館へ。

さっきのことでイライラしてたけど、気持ちがずいぶんと落ち着いた。

未来くんは仕事や試験が終わった後に来ると、ほっとするんだって。

ってことはよく来るのかな?

主人公もこういう場所は好きだけど、小さいころの夏のイベントで蛍を見たことがあって、そのときのことが印象に残ってるって。

この水族館でも夏の間は見ることが出来るから、夏になったら二人で見に来ようよ!と誘ってくれるけど‥‥それまでにいかに好感度を上げるかが勝負だな‥っ!←

そう言って、未来くんは主人公の手に自分の手を滑り込ませた。


(‥‥え)


「未来くん、手‥」


「何かおかしい?」


「え、えーと‥‥仕事中だし‥」


「いいじゃない。二人しかいないんだし。ほら、手を繋いでるほうが、僕をしっかり捕まえられていいじゃない?」


「捕まえられてって‥。逃げる予定でもあるの?」


「ふふっ。追われたら、逃げちゃうかも」


(逃げちゃうかもってどういう意味なのかな?)


そのとき、スタッフが万引きだ!捕まえてくれって中学生くらいの男の子たちがショップから飛び出してきた。

おいおいー;;学校で問題になるぞ。


「○○ちゃん、ゴメン。ちょっと行って来る」


未来くんは楽しそうに男の子たちを追いかけていった。

走るのが速くて、あっという間に三人を捕まえて縄で縛る。

え、なんで縄持ってんの!?どこに隠してた!?

スタッフに三人を引き渡し、帰ってきた。


「ごめんね、○○ちゃん」


「どうして謝るの。いいことしたんだから、謝る必要なんてないよ」


「‥そうかな?」


未来くんははにかむように笑う。


(未来くん、照れてる。ちょっと褒めてあげようかな?)


主人公は未来くんの頭を撫でてあげた。


(うわ、未来くんの髪の毛やわらかーい‥)


「‥‥‥」


あれ、反応ナシ?


「未来くん‥?」


顔を覗き込んだら、真っ赤になって固まっていた。



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照れ顔キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!


「ど、どうしたの?」


「ゴメン。こういうことされるの慣れてないから‥‥どう反応していいのかわかんない」


(それって‥‥お父さんやお母さんは?)


疑問に思ったけど、あまり深く聞かない方がいい気がして。

代わりにもう一度だけ彼の頭を撫でてみた。


「未来くん、えらかったよ」


未来くんは主人公の手を握って歩き出した。

これ、選択肢によってだいぶ違いますね‥w

えらかったねと褒めるを選ぶと、最初はちょっと驚いたような感じですぐに元に戻っちゃうんですよね‥

ていうか、もしや両親がKey?


「○○ちゃん。ご飯、食べに行こ」


「あ、うん‥」


彼の背中を見ているだけで照れているのが伝わってきて、未来くんに気づかれないように笑った。

レストランで食事したんだけど‥‥結局遊んでばっかで取材が;;

記事間に合うかなとため息をつくと、取材はばっちりだったでしょ?って。

いやいや遊んでただけじゃないかww


「そうか、○○ちゃんに説明してなかったね」


なにを?


「今日行ったところ、全部僕の会社が出資しているところだったんだよ。もちろんこのレストランも」


な ん で す と ! ?( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

主人公は一瞬、何を言われてるのか分からなかった。


「僕、一応お遊びで会社経営してるんだけどさ、楽しそうなところにはつい出資したくなっちゃうんだよね」


「ベンチャー企業の社長だとは聞いてたけど‥‥経営なんてすごいね」


「あ、でも経営は全部任せちゃってるから、ただお金出しただけ。だからそんなに偉くないよ」


あんっ!?

じゃあその経営任せてるのは‥?

このくらいなら誰でも出来るっていう話してたら、未来くんの携帯が鳴った。

どうやらヒーローを気取りに行くらしいんだけど‥‥え、仮面ライダー○○!?(違


「ホント、ごめんね。あとここは僕のおごりだから」


「ええ!?私、払うよっ」


一応年上だし!!


「○○ちゃんの食べっぷりを見てて、こっちまで幸せな気分になれたから今夜はおごらせて?それに今日のデートのお礼も兼ねてね」


「食べっぷりって‥。そう言われると、なんだか複雑だよ?」


「だってこんなおいしそうに食べる子、なかなかいないよ?僕までいつもよりおいしく食べてる気になったもん」


「そう‥‥ありがと。じゃあ、お言葉に甘えるね」


「うん!じゃあまた明日」


「うん。行ってらっしゃい」


未来くんは主人公の言葉に、一瞬はじかれたように主人公を見上げた。


(あれ。私、また変なこと言っちゃった?)


「‥‥うん。行って来ます!」


未来くんは満面の笑みを見せて、手を振りながらレストランを出て行った。



次回予告。

大学のキャンパスを取材!

でもまたまた未来くんに振り回されて‥‥また!?


「僕、本気で○○ちゃんのことが‥」


いやいや、思いっきり意地悪顔ですけど!?

次はスチルが来るようですが‥‥これは‥なにかどこかで見たような‥?