夫と好みが違う
ジュエリー店で指輪を探していて分かったことがあるのですが、私と夫では婚約指輪の好みで違いがあることがわかりました。
夫の好みはというと。
こういう、シンプルな縦爪の一粒ダイヤのリングのようでした。
縦爪と聞くと、おばあちゃん世代が持っていそうなグワシ感がある、殴られたら流血沙汰になりそうなものをイメージします。
しかし今は爪が小さくて控えめなものが多いようですね。
↑往年のグワシ感。これはこれでかっこよ~。
対して私の好みですが
ダイヤのまわりにも小さいダイヤがあって、バチバチなやつが欲しい。
どうせなら海外ブランドものが良い。
という、デザインに対する思想など1mmもない、ただのミーハーで見境の無い奴なのでありました。
そんなわけで真っ向から意見が異なったわけですが、お互い腹の探り合いをしている為、
「君の好きなデザインにしたらいい」
「私はあなたが買ってくれるものなら何でも」
と心にもない殊勝な台詞を言い合い、全く話がまとまらなくなりました。
そして暇な私たちは、暇すぎてハリー・ウィンストンにも足を延ばしてしまいました。
買わないけども
ハリー・ウィンストンは
「店内をご自由にご覧あれ」スタイルではなく、店員が一人がっつりついてショーケースを解説します。
このマンツーぶり、ダイヤモンド10%割引の店に似てますが、HWの場合は、物見遊山の客が多すぎるからか、囲い込み要素は皆無でした。
↑怖かった、当日買うと10%割引の店
私たちが店頭に行くと、今までにないタイプの女性店員が登場。
それまでジュエリーの店員というとCAみたいな風貌と雰囲気の人が多かったですが、この方は金髪のロングヘアーをなびかせた、「英会話ペラペラ、長期休暇はハワイで過ごすぜ」的なエネルギッシュな方でした。
案内してくれた指輪は確か3種類で、中でも印象的だったのがHWリングでした。
↑これ。それぞれ横から見るとHとWがダイヤモンドを支えてるデザイン。
とっても可愛かったです!
接客も冷たすぎず、馴れ馴れしくもなく、でもフレンドリーに指輪を試させてくれたのがけっこう意外でした。
しかし、店内の滞在時間は5分程度で終わりました。
その理由は……
つまりはそういうこと…!!
価格帯的には、↓の店と近いのかな。
いやもっと高いのかも……。
予算から飛び出るにも程があった。
改めて、この世には「買える店」と「買えない店」があることが分かって良かったですね。(当たり前だ)
こんな機会でもなければ、まず足を踏み入れることないしな
というわけで、一体どこで買うんだか分からないまま、また指輪探しは翌週に持ち込まれたのでありましたとさ……。
↓次の話