さて前回、夫が実はタワマンに憧れていたことが判明して、
東雲、有明、品川シーサイドなどのベイエリア
にあるマンションを見学することにした私たち。
2021年当時は、7000万円以下のマンションもけっこうありました。
↓こちらHOME'Sの東雲駅の価格推移
2021年4月は5,900万円ほどでしたが、
2023年10月は6,700万円に……。
嗚呼、この東京砂漠ゥッ……。
東雲駅に関わらず、東京全体が上昇傾向にありますね。
私たちがマンションを探し始めたのは、2021年の東京オリンピック開催前でした。
まだこの頃には、
「今度こそ東京オリンピックが終わったら物件相場は下がるんだぜ、ヘッヘッヘ」
という希望に満ちた風説は生きていました。
先立つものもないので、五輪前に買うことはできなかったと思うのですが(まあ今もないが)、5年前に買えてたら本当に良かったですね……。
そんな後悔は置いといて、ベイエリアのマンション見学です。
内見したのはこんなお部屋。
ベイエリアのマンションのスペック
・6600万円
・築10年
・3LDK
・70平米
・20階以上
・居住中
こちらの家を見学させて頂いて感じた印象は、こんな感じ。
我々の感想
・70平米の3LDKは、もはや当たり前のように2LDKとして使われている
・ディスポーザーがあるマンションはごみ捨て場が衝撃的なほど臭くない。感動的。
・きれいに使っていても、10年前の内装はすでに少しだけ時代遅れに感じつつある
・子供による家の破壊を止めることは何人たりともできない(壁の張り直しは家主様がご負担するそうです)
・全体的にお部屋の状態は良く(一部の壁を除き)、マンション自体もかっこいい
家主様は、2人のお子さまがいる4人家族でした。
話す中で、ご主人が
「在宅勤務中心になったし、僕ら湘南エリアに越すんです。湘南にかっこいいマンションが新しくできたから」
(だから早く売り飛ばしたいんですわ!というのもめちゃ顔に出てた)
とニコニコ話されていたのが印象的でした。
神奈川県出身の私には、直感的に
「この人、東海道線のあの駅の、駅直結のマンション買ったんだ!!」
と察知しました。
さて、 前回
「東京は高いから実家がある神奈川県に家買おうかな~6千万円未満で築浅のいい家買えるっしょ~」(鼻ほじ)
などとたかをくくっていた私。
軽く検索してから、すぐに己を罵倒。
バカバカ!!
神奈川も、ふつうに高い!!!
先ほどの東海道の例の新築マンションも、ほぼ7千万台後半からだったので、我々には買えません。
我々がなんとかローン組んで、東京砂漠のマンションを買おうとしているなか、湘南の新築ブランドマンション様に引っ越そうとしているご家族に、私は「う、羨ます~」という気持ちしかありませんでした。
(ちなみに自称CITY BOYの夫は「なんでそんなところに?」という感想しか抱かなかったらしい)
嗚呼~湘南の良さ未だ分からん奴の歌~
話が横道に逸れすぎましたが、何故か謎の敗北感を味わいながら都内のベイエリアマンションの内見は終了。
縦長のTHEタワマンという感じではありましたが、夫の望む高層階のお部屋でした。
その他の夫の条件とも、かなり合致しました。
夫のマンション要件
・都内23区内がいい○
・駅徒歩10分以内○
・眺望が良い部屋を希望○
(可能ならタワマン△)
・築年数は20年以内であればあまりこだわらない○
・50平米以上あればいい○
・仕事部屋に窓が欲しい△
・頑張って7200万円◎
内見が終わって、最寄り駅にあるチェーンの中華屋さんで検討会議を開始。
ビール🍺で乾杯してから夫が切り出しました。
「家はいいと思うの。ただ一番小さな、俺の仕事場になるであろう部屋が、共用廊下側にしか窓がない。俺は、どうしても日差しが入る部屋で仕事がしたい……」
物件を探し初めて知りましたが、
「全ての部屋に、マンション外壁側に面した窓がある家」
を探すのはなかなか難しい!
ファミリータイプのマンションは、とにかく田の字型が多い。
ワイドスパンと呼ばれる横幅が広い家か、角部屋であれば、全部屋に太陽光が入る間取りが可能ですが、お値段も張ります。
ちなみに、完全に窓がない部屋は「行灯部屋」と呼ぶそうです。
どんな街で暮らしたいのか
は本当に大事なのだと悟りました。