この記事では計画分娩入院2日目～3日目のLDRの様子について書いています。
辛すぎて長くなっています。
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スケジュール
5時45分：起床
6時：LDRに入室
6時半：点滴開始
7時：医師の診察、陣痛促進剤開始
16時：陣痛促進剤中止→仕切り直し
17時半：バルーン挿入
翌日
5時45分：起床
6時：LDRに入室、点滴と陣痛促進剤開始
14時半：医師の診察、促進剤中止
15時半：退院
16時：帰宅
1日目で陣痛来ず
メンタルぼろぼろに
スケジュールに書いたとおり、
私の場合は前日の子宮口3センチから
うんともすんとも進まず、
16時に陣痛促進剤を中止しました。
最初は、お昼くらいにはお腹が痛く
なってくるのかな？と思いました。
張りも1分半間隔であるんですが
・痛みが弱い(生理痛くらい)
・張りと痛みが持続しない
ということで、お薬で子宮の収縮は
促されてはいるのですが
陣痛自体はやってきませんでした
13時くらいからどんどん不安になってきて
廊下を歩いてみたり、
乳頭をつねってみたり、
陣痛緩和チェアで骨盤を刺激したり、
スクワットをしてみたり、
看護師さんにツボを押してもらったりと
ありとあらゆることをしましたが
陣痛は来ませんでした。
自分としては「生理1日目の鈍痛」を
感じてはいるのですが弱いらしい。
何度か、
「お尻を押されるような感覚はありますか？」
「感じたことがない強い痛みは来ますか？」
と尋ねられましたが、そう言われると
自身とは程遠い話。
全く痛くないわけではなく、
静脈に刺さったプラスチックも
地味に痛いのです。
お腹だってめちゃくちゃ重い。
でもスクワットさせられる
だが陣痛は来ない！！
正直、メンタルはぼろぼろになりました
前日も、当日朝も「開いてるね！いいね」
と言われていたので、まさか
産まれないとは思いませんでした。
先生も看護師さんもたくさん励ましてくれて
「今日やったことは無駄じゃないよ」と
言ってくれました。
でも、実際に陣痛は来なかったわけで。。
先生からは
「陣痛促進剤は子宮を収縮させるけど、
陣痛を確実に引き起こすものではない。
どこでスイッチが入るかは
誰にも分からないんです
」
と言われました。
1日目に産まれなかったら2日目、
それでも生まれなかったら仕切り直し。
聞いていたけれど、自分が
そうなるとは思ってはいなかったので
如実に凹んでしまいました。
陣痛促進剤の投与を中止すると
1時間程度で張りの感覚や痛みは消えて
夫は帰宅、私も個室に戻りました。
夕飯を食べてから、処置室に移動して
バルーンを入れる処置をしました。
これが痛かった……。
バルーン自体は入ってからしばらくして
馴染んでくると痛みはありません。
ただ、膣の入り口からバルーンの
端っこが出ているので違和感はすごい。
お風呂に入った後は、入院初日に
ほぼ眠れなかった為、
よく寝ることができました。
↑出産後に本当に必要なものだけまとめた、生後3ヶ月までの買い物リストです
2日目も陣痛促進剤の効果はなし
翌日も朝6時起きで、7時から
陣痛促進剤の点滴開始。
静脈に刺したプラスチックが苦手で
昨日の夜に一度取り除いて貰った為、
再度入れ直しします。
寝ることができて元気であった為、
相変わらず歩いたりスクワットしたり
ありとあらゆることを試みます。
それでも「陣痛の痛み」がやってきません
昼頃に先生が来て、
「14時過ぎに様子が変わらないようなら
中止しましょう」
と言いました。
朝とほとんど子宮口の大きさが
変わっていなかった為です。
ただただ涙が止まらなくなる
何の意味もなく2泊3日も個室に
入院してしまった！
隣のLDRからは、今朝スタートした
妊婦さんの悲鳴、赤ちゃんの泣き声が
聞こえてきます。
私の何がだめで、
どうやったら陣痛が来るのか
全く分かりませんでした。
医師や看護師さんからは、
次のような説明がありました。
・母体の準備は整っており、子宮口は4センチ開いていて中が柔らかい
・赤ちゃんが全く降りてこない。スイッチが入っていない状態。理由は解明されていない。
もう誰にも、どうしようもないことなのだと分かりました。
個室代だけで165,000円使って
なんの成果もなく退院することに。
その後陣痛促進剤が中止となり、
部屋に戻って広げた荷物をまた
パッキングし直しました。
その中には、着せたかった
退院着もありました。
無造作に詰めると、また入院するときに
大変だから……という気持ちと
夫を1階に待たせているという焦りで
なんとか荷物をまとめます。
病院から貰ったお産バッグの一部が
その日の朝に
「出産には必要ないものだから」と
部屋に取り残されていました。
夫が一階にお産バッグを持っていって
くれているので、もともとパンパンの
自分のリュックにはそれらは入らず
ビニール袋などにぐちゃぐちゃに詰めて
部屋を後にしました。
もうタクシーで帰りたい
と言うと、夫が頷き帰宅。
このタクシー代って医療費控除の
対象になるんだろうか。
復路だからだめかな。
ほんとに無駄遣いだな、なんてことを
ぼんやり考えながら帰宅。
夫が風呂を沸かしてくれている間、
ぐちゃぐちゃになった荷物の整理をする。
いつ陣痛が来てもおかしくないので
汚れ物はすぐに洗濯乾燥して
またパッキングしなければなりません。
お風呂に入ってから体を温めながら
自分の身体と気持ちがばらばらで
赤ちゃんをもはや可愛いと思える
気持ちすら失いつつあるのを感じました。
こうして、2泊3日の入退院が終了しました。
今後のスケジュール
本来の出産予定日は3日後ですが、
病院が混雑している為、
更にその1週間後の入院が予定されました。
その際、再び入院2日前に
PCR検査が必要になるそうです。
(夫も再び自費で検査)
PCR検査は、「退院した瞬間に無効」になります。
私の場合、2泊3日で退院したその夜に
陣痛が来たとしたら、入院時に再び
PCR検査を受ける必要があります。
妊婦は24時間検査可能ですが、
夫はそうはいかず、休診日と夜間(17時～20時半)はPCR検査は受けられません。
その為、その間に赤ちゃんが生まれる場合
夫の立ち会いはできません。
これは絶対に曲げられないルールで、
2023年3月時点で
変えることはできないそうです。
実際に、私も大きな入院バッグだけを
日曜日に産科の入院受付に運んできて
名残惜しそうに帰る旦那さんを
見かけたことがあります
コロナの厳密な管理ルールについて
申し訳なさそうに説明して貰いましたが
「退院したその日の夜でさえ
夫は立ち合いできない」と聞いたときに
全く納得が行かず、よりショックが
大きくなりました。
５類に引き下げられれば変わるかもしれないが……とのこと。
そんなわけで絶望と虚無感が残る
苦い体験となってしまいました
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