僕達はパーラー・バラックの指令室に向かった。そこではジェイソンさんとエレインさんが待っており、僕達が揃った事でヌカ・ワールド・レイダーズの残党の大攻勢に対抗すするための作戦会議を開く事となった。
作戦会議
ジェイソンさんは自分の部隊が数人のヌカ・ワールド・レイダーズの残党を捕えるのに成功したと言った。フィズトップ・マウンテン刑務所にて彼は個人的に彼等を尋問し、1人のレイダーから話を聞き出す事が出来たと言った。個人的に尋問って...。拷問だよね?その流れだと...。糞野郎とか罵っていたし...。まぁ、僕としては好きなやり方じゃないけど、彼の境遇を考えれば復讐したくなるのも仕方がない事なんだろうけどね...。
ジェイソンさんも内心僕と似たような考えらしく、仲間達は既にヌカ・ワールド・レイダーズの残党によってかなりの犠牲を出していると考えられると告げ、エレインさんの提案に待ったをかけた。彼は本物の兵士を安全に守れるように、自動防衛システムの導入を提案した。ろくに訓練する時間も無いまま一般人を戦わせるよりは安全だと思うと彼は結論付けた。ルナさんならその手助けが出来ると付け加えた。僕もそれには同感だ。戦力的に此方が不利だ。それならば自動防衛システムを導入してヌカ・ワールド・レイダーズの残党に対抗するのは道理に適っていると思う。
しかし、エレインさんはそれは悪い考えではないが、自動防衛システムによるタレットだけでヌカ・ワールド・レイダーズの残党の流れを止められるかどうか、常に誤作動がない事を保証出来ない以上は確信が持てませんよと反論した。理屈は分かるけど新兵を前面に押し出すような肉の壁はやはり許容出来ないなぁ...。ジェイソンさんはそれを聞いて結論を出す前に、また奴隷に戻りそうな気がすると嘆いた。心中お察しいたします...。
そして、ジェイソンさんは目的は決まっているのでどうするかは戦場の指揮官に決めてもらおうと進言して、その決定権が僕に移った。責任重大だ...。よく考えて決めようと思う。
僕はそれぞれのメリットとデメリットを聞く事にした。ジェイソンさんの案は自動防衛システムはより多くの兵力を節約出来るが、ヌカ・ワールドの全域のカバーは難しいこと。エレインさんの案は兵力を増やす事でより柔軟な戦略を可能にするが、新兵が多くを占めるため犠牲が最も多くなることが懸念されるということだ。最後にそれを決めるのは僕次第だと彼は言った。
僕は熟考した結果、犠牲を最小限にするために自動防衛システムを採用する事にした。人命を出来るだけ守りつつ、防衛に徹する事がヌカ・ワールドの繁栄にもネオ・インスティチュートの将来的な戦力増強に繋がると思ったからだ。ジェイソンさんはそれを聞いて同じ意見になった事の喜び、エレインさんもタレットの戦略的な可能性を否定する事は出来ないと考えを改めてくれた。よし、これで防衛に専念出来るぞ。
それからジェイソンさんはルナさんの所に向かい、自動防衛システムの設計図を使って何が出来るかを確かめてほしいとお願いされた。エレインさんの方も僕や彼の意見を汲んでインスティテュートカラーのX-01型パワーアーマーをある分だけ用意しようと言ってくれた。本当にありがたい。それじゃ、ヌカ・タウンの楽屋に早速向かうとしよう。
ジェイソン「長い間待っていた私達の自由が、打ち切られる事がないように願っているよ」
パーマー「了解しました」
エレイン「私の方も新兵のためにX-01型パワーアーマーをあるだけ用意するために手配しましょう」
自動防衛システムを作成せよ!
僕達はヌカ・タウンの楽屋に向かい、ルナさんにこれからヌカ・ワールド・レイダーズの残党が大攻勢を仕掛けてくることを教えた。そのための防衛策として自動防衛システムの設計図を彼女に渡した。
ルナさんは恐怖に慄いた。また奴隷に戻るかもしれない恐怖で彼女はとても驚いていた。設計図を見た後、彼女は自動防衛システムという改造タレットを使ってヌカ・ワールドを要塞化する計画だと彼女はすぐに理解した。リソースをどうするか、どういう形で組み立てるかを彼女は吟味した。これで足りればいいけれどと不安を口にしたが、僕達がヌカ・ワールドを護ると言って彼女を落ち着かせた。言ったからには僕達がやり通さねばならない。
パーマー「任せて下さいルナさん。僕達はヌカ・ワールドを護ってみせますよ」
ルナ「ありがとう...。奴隷に戻ってしまうんじゃないかと思ってとても不安だわ...。頑張ってね」
Z1ー14「彼女も不安なんですね...」
X6「ヌカ・ワールド・レイダーズは並みのレイダーよりも狡猾且つ残忍で欲深い連中です。ここで一網打尽にしましょう」
早速僕はヌカ・タウンU.S.Aの規格用テーブルに向かい、僕はプロジェクトの確認に入った。自動防衛システムは試作機という立ち位置なのか自動防衛システムMKⅠとなっていた説明文にはこれをヌカ・タウンU.S.Aの各所に設置し、トレーダー達や旅行者、ネオ・インスティチュート関係者を護る為の防御を強化していくという形になる。僕はそのプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップやタレット製造のための5.56口径弾やねじ、オイルやギア、鉄等の必要な分のリソースを割いた。
その後、作業員の人数を確認すると割り当てられるのは3人だと分かった。ルナさんはこの割り当てなら3時間位で準備完了出来ると報告を受けた。この流れで着々と準備を進めようと思う。
それと自動防衛システムMKⅡのプロジェクトも入っていたが、時間的に配備が難しいのでMKⅠのみを各所に配置する流れとした。すぐに数を揃えられるのはこれしかないからだ。
自動防衛システムMKⅠの政策と配備を開始した後、僕達はパーラー・バラックに戻った。エレインさんが手配したX-01型パワーアーマーの確認をするためだ。何とか用意出来たのは4機のみだった。まぁ、贅沢は言えないよね。用意してくれただけでも感謝しなければならない。
その時気付いたがこれ等のX-01型パワーアーマーは既に改造済みらしく、全身はMk.Ⅵとなっていた。各種オプションは頭部にはリコンセンサー、両腕にはラスティ・ナックル、両脚には衝撃補正機能、胴体には投薬ポンプを装備されていた。最後の分は初めて見るタイプのガジェットだと思う。エレインさん曰く、胴体の戦闘中にダメージを負って体力が低下した時に自動的にスティムパックが使用されるとのことだ。新兵の生存率を高めるためにはこれは最適だと思う。その後、僕はネオ・インスティチュートに加入した新兵達にパワーアーマー着用と操作の仕方を教えた。
ヌカ・ワールド血戦!
その後、ヌカ・ワールドに入るための北東門や北西門、正面門にヌカ・タウン防衛隊長と呼ばれる役職のコーサーを各1人配置した。このヌカ・タウン防衛隊長は指揮能力を高めたタイプのコーサーで、大量に押し寄せてくるヌカ・ワールド・レイダーズの残党に対処するためにエレインさんが用意したコーサー達だ。僕も急いで全域を周るつもりだが、どうしても抜けが出る。そこの穴埋めという意味合いもあるのだ。
そして、準備を整えた直後にヌカ・ワールド・レイダーズの残党が襲来した。トレーダー達や旅行者達はヌカ・タウン・マーケットに隠れた。そこはCWトルーパーを大勢配置して防衛させる事にした。
その後、僕達は先に到着するであろう北西門に向かうとそこで大規模な爆発が起きた。何事かと思って確認してみれば、トレーダーが自爆特攻を行った事が分かった。ヌカ・ワールド・レイダーズの残党が奴隷として捕まえ、洗脳を施した後で爆弾をくくり付けて特攻させたと思われる。その所為もあってかCWトルーパーが3人も死んだ。早急にヌカ・ワールド・レイダーズの残党を壊滅させねばもっと大勢死ぬのは明白だ。
体勢を立て直した後、僕はX6とZ1ー14に左右に分散させてCWトルーパー達を援護させた。アクセラレーターで攻撃しているのでかなり頼りになる筈だ。その後ろではネオ・インスティチュートの新兵達を庇うために僕が前面に出てヌカ・ワールド・レイダーズの残党を殺していった。新兵達の装備は訓練中のためか人造人間制服とシンスアーマーという組み合わせのシンプルな軽装だった。武器としてブラステックを持っていたが心許ない。しかし、2人ほど腕に覚えがある新兵はX-01型パワーアーマーを装備してくれた。そのおかげか士気が向上し、北西門の防衛が成功した。
次に北東門へ向かった。そこでも洗脳したトレーダーを使った自爆特攻が起き、防衛していたCWトルーパー2人と駆けつけたネオ・インスティチュートの新兵が1人死んだ。自爆特攻による戦力ダウンはヌカ・ワールド・レイダーズの残党の常套手段になりつつある。ここで完全に始末しなければもっと行われるだろう。
その後、僕達はX6とZ1ー14で連携してアクセラレーターで掃射しつつ、CWトルーパー達やネオ・インスティチュートの新兵達に僕達が撃ち漏らした分の対処を指示した。段々と戦い慣れし始めたのか、ブラステックの命中率が上がっているようなので新兵達の射撃の腕が向上していると感じた。こういう時に考える事ではないが、とても嬉しく感じた。
そして、僕達は北東門の防衛にも成功した。残るは正面門のみだ。早急に向かうとしよう。
僕達は残る正面門に向かった。パーラー・バラック付近ではジェイソンさんもX-01型パワーアーマーを装備してヌカ・ワールド・レイダーズの残党へ攻撃していた。若干私怨混じりなやり口も見受けられたが...。まぁ、今はそういうのを突っ込んでいる暇はない。集中しなければ!
その直後に気付いた事だが、パーラー・バラックに配置されてあった残り1機分のX-01型パワーアーマーがヌカ・ワールド・レイダーズの残党に奪取されたのだ!パワーアーマーの防御力を活かしたヌカ・ワールド・レイダーズの残党が僕達に対して突撃を敢行した。奪取されないようにCWトルーパーを何人か配置すればよかったが、後悔しても仕方がない。僕がその指揮でミスをした責任は僕自身が贖うのみだ。
そして、ネオ・インスティチュートの新兵達やCWトルーパーを下がらせ、僕は高機動戦闘システムを起動しながらX-01型パワーアーマーを装備したヌカ・ワールド・レイダーズの残党を翻弄し、なるbw九人気が無い場所に誘い込み、フュージョン・コアを狙撃してヌカ・ワールド・レイダーズの残党を爆死させた。X-01型パワーアーマーは惜しいが、部品を回収すれば修理が効く。しかし、此方の新兵達やヌカ・ワールドのトレーダー達、旅行者達の人命が最優先だ。それを失うのに比べれば、パワーアーマーの心配は二の次三の次なのだ。
その後、正面門に到着するとレイダーパワーアーマーを装備したリーダー格を筆頭にヌカ・ワールド・レイダーズの残党は10数名のみの戦力となっていた。この時も洗脳したトレーダーを使って自爆特攻されたが、僕が離れるように皆に指示したので間一髪犠牲者は出なかった。流石にヌカ・ワールド・レイダーズの残党は回避された事に驚きを隠せないでいた。そうそう自爆に巻き込まれてたまるかっての!僕は敵は残り僅かなので鼓舞した。一気に押し込む時だ!
ヌカ・ワールド・レイダーズの残党その1「こ、ここまでなのか!!」
ヌカ・ワールド・レイダーズの残党のリーダー格「お、俺達のヌカ・ワールドを取り戻せないまま果てるなんて...」
パーマー「...残念ながらここは君達ヌカ・ワールド・レイダーズのものではない。トレーダー達と旅行者達の交易拠点だ。それを侵略しようとした君達は、我々ネオ・インスティチュートに滅ぼされるのだよ」
ヌカ・ワールド・レイダーズの残党その2「ち、ちくしょうがぁぁぁ!!!」
士気が下がったヌカ・ワールド・レイダーズの残党に対し、僕達は総攻撃した。降伏する様子も見られなかったので反撃の隙も与えずに掃射した。掃射後、ヌカ・ワールド・レイダーズの残党の残存勢力を確認したが周辺区域には見られなかったので壊滅が決定的となったとみていいだろう。
長かった。本当に長かった...。ヌカ・ワールド・レイダーズの残党の脅威を完全に排除出来た。犠牲は大きかったが、それをやる意義は本当にあったと実感出来る。ネオ・インスティチュートの新兵達もこの勝利の美酒に酔いしれていた。偶にはいいよね、こういう勝利の余韻という奴もさ。
ヌカ・ワールド平定
僕達はパーラー・バラックに戻った。そこでジェイソンさんに話し掛けると、このヌカ・ワールドがトレーダー達や旅行者達、それとネオ・インスティチュートのものになった事を喜んだ。そこが重要なのだと。ヌカ・ヒーローの下で戦えて光栄だったし、明るい未来を真っ直ぐ見ているんだと勇気付けられたと彼は言った。そう言ってくれるととても嬉しくなる。僕だけの力では防衛は成功しなかっただろう。だから、これは皆のおかげなのだ。
ジェイソン「ヌカ・ヒーローのおかげで未来に希望を持てるようになったよ。貴方には感謝している!」
パーマー「いえいえ。僕だけではここまで戦えませんでした。だから、これは皆のおかげなんですよ」
ジェイソン「謙遜しなくてもいいと思うが、そこが貴方の美徳なのだろうな!」
その次にジェイソンさんは話し合いの場でも応援した事についても本当にありがとうと感謝の言葉を述べた。この日、私達のタレットは多くの命を救ってくれたと感慨深げに言った。そして、エレインさんとの報告が終わったらまた話し合おうと彼は提案した。もしも、僕がパーク全体を彼等の為に所有する事に興味があるなら自分に相談してほしいと言った。もとより僕はヌカ・ワールドはトレーダー達と旅行者の交易拠点として考えている。彼の考えに異論はない。彼女との報告が済んだら、彼との相談を受けるのもいいだろうと考えた。
その後、僕達はエレインさんに報告しに行った。彼女は僕の戦略の選択は正しかったと認め、ヌカ・タウンの防衛は大成功を収めたと評価した。ヌカ・ワールド・レイダーズの残党が壊滅し、ヌカ・ワールドでの優位性が確保された今、この前哨基地はネオ・インスティチュートにとって貴重な資産となるだろうと彼女は言った。う~ん...、ここはトレーダー達や旅行者にとっての交易拠点となる場所で僕達は防衛をするために部隊を配置しているだけなんだけどなぁ...。でも、地上における拠点確保は重要な問題でもある。一概に彼女を否定する事は出来なかった。共存共栄しつつ、この場所を発展させなければならないだろう。
エレインさんはルナさんのような驚くほど住人が沢山いる事で、私達は更に必要とされるかもしれないと持論を述べた。確かに僕もそう思う。彼等彼女等のおかげでヌカ・ワールドが今後更なる発展につながるのは確かだからだ。感謝してもしきれない。
最後にエレインさんは私達を襲うギャングが存在する可能性はあるが、今日だけは仕事を休ませてほしいと申し出た。確かにこの防衛戦は途轍もない規模の戦闘だった。残党とはいえこれだけの戦力を隠し持っていたとは僕も思ってなかったからね...。壊滅したとはいえ、まだ残っている可能性も否定出来ない。それはまた後で「ここまでやってくれただけでもありがたいのだ。僕はそれを承認したのだった。
パーマー「分かりました。エレインさん、今日はもう休んで下さい。貴女の力添えには感謝してます」
エレイン「ありがとうございますエルドリッチ管理官。この戦いは過酷過ぎたので、そうさせてもらいます」
ヌカ・ワールド復興支援
エレインさんへの報告を終了後、ジェイソンさんの相談を受ける事にした。彼は今までは少ない部隊を配置する事しか出来なかったが、ネオ・インスティチュートの新兵達やコーサー達の数を増やす事に成功したので、ヌカ・ワールド全域を確保する準備が整い、その部隊を派遣したと報告した。これによって僕達の仕事は全て完了し、繁栄という輝かしい未来へと目を向ける事が出来るだろうと希望的観測を述べた。僕もそうであると願いたい。
そして、ジェイソンさんはここで起きた事は誰も忘れる事はないだろうと予言した。ヌカ・タウンU.S.Aは、他の人々にとっての真の希望になることだろうと言った。この戦いはとても大変だったし、犠牲も大きかった。しかし、ここに住まうトレーダー達を護り、旅行者達の安全を確保し、ネオ・インスティチュートがその守護の役目を果たした事が歴史として記録されていくのだろうと思う。それは人々の為に存在する価値ある組織であるという証明にもなるからだ。これは嬉しい事実だった。ここまで頑張った甲斐もあるというものだ。
その後、僕達はヌカ・タウンの楽屋に向かった。ルナさんにも報告するためだ。彼女はヌカ・ワールド・レイダーズの残党が壊滅した事を知り、とても喜んでいた。もう恐怖に怯える事が無い事への喜びがそこにあった。完璧に壊滅した訳ではないが、ここの戦力だけでも十分に始末出来る程に弱体化した筈なので、安心して眠れるようにはなったと思うと念のために伝えると、それでも嬉しいと否定せずに感謝してくれた。そう言ってもらえるだけでもとてもありがたい気持ちだ。その気持ちに応えるように頑張ろうと思う。
パーマー「完璧に壊滅した訳ではありませんが、ここの戦力のみで対応出来る位にはヌカ・ワールド・レイダーズの残党は弱体化しました。今後はここの戦力だけでも十分に対応出来る筈です」
ルナ「ありがとうヌカ・ヒーロー!やはり貴方達を信じて正解だったわ!これで安心して眠れるのね...。本当にありがとう!」
こうしてルナさんへの報告が済んだ後、彼女から新しいプロジェクトのための計画書がいくつかあるから見てほしいと報告を受けた。カテゴリーは3つに分かれており、モラルや物資、防御とあった。しかし、ヌカ・ワールド・レイダーズの残党との戦いもあって作業員が足りていないと彼女は報告した。それならば仕方がない。プロジェクトを吟味し、その上で了承し、作業員に空きが出たら順に作業してもらう形にしようと僕は考えた。
最初は防御のプロジェクトだ。戦力が十分でも用心に重ねる事に越した事はない。内容は時間的の導入を見送った自動防衛システムMKⅡであり、説明文には今までの自動防衛システムをアップグレードし、これをヌカ・タウンU.S.Aの各所に配置して、人々の為に更なる防衛力強化をしなければならないとある。僕としてもそれは同感なので、僕はそのプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップやタレット製造のために5.56口径弾やねじ、オイルやギア、鉄等の必要な分のリソースを割いた。
次はモラルのプロジェクトだ。内容はヌカ・タウンU.S.Aの清掃となっており、説明文には他の都市から来た旅行者が嫌がらないように、私達の町は清潔で見栄えのするものでなければなりませんとあった。ヌカ・タウンU.S.Aは自由で豊かな暮らしのための輝くための道しるべにしなければなりませんと締めくくってあった。確かにヌカ・ワールドは戦前からのゴミが滅茶苦茶ある。それを何とかするのは急務と言ってもいいだろう。楽しく清潔なヌカ・ワールド。多くの旅行者に来てもらうには絶対にしなければならない事だ。僕はそのプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップやごみを廃棄するための区画や掃除用具を製造するためにねじやセラミック、レザーや木材、鉄等の必要な分のリソースを割いた。
最後は物資のプロジェクトだ。その中には医学研究所や浄水器、農場のプロジェクトがあった。どれも大型案件なのは題名から見て取れた。
まず最初は医学研究所だ。説明文には研究所では住民の人数分以上の薬を用意しているので、余った分は売る事を考えなければならないとあり、コモンウェルスの人口の多い町は私達の余った物資を購入する事に関心を持っていると締めくくってあった。薬品等の物資を欲しい人達にきちんと行き渡らせるのは人々の生存率や福祉の観点から言ってもこれもきちんと機能させねばならない。これも僕はプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップや薬品研究所で使う薬品研究のための研究機材のためにねじやガラス、ゴムや木材、鉄等の必要な分のリソースを割いた。
次は浄水器だ。説明文には人々にきれいな水を供給するために非常に有効な設備となることでしょうと締めくくってあった。これも必須課題だろう。ヌカ・ワールド全域にきれいな水が供給出来るようになれば、水不足で苦しむ人も出なくなるだろう。これも僕はプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップや浄水器を製造するためにねじやコンクリート、木材や鉄等の必要な分のリソースを割いた。
最後は農場だ。説明文には人々に健康的な食べ物を供給出来るよう、農作業に励まなければならないと締めくくってあった。しかし、(願わくば彼等が太らなければいいのだが...)と懸念する形で付け加えていた。まぁ、太って生活習慣病になるのはいけないからね...。お腹いっぱい食べれれば一番だけど、何事も適量ということなのかな?勿論これも僕はプロジェクトを了承した。それから制作費用のためのキャップや農場を製造するためにレザーや布、木材や肥料等の必要な分のリソースを割いた。
これで全てのプロジェクトを了承し、リソースを割いた。今は復興中で作業員が足りていないが、空き次第これ等を順に作業してもらえるように段取りを整えた形となる。ヌカ・ワールドの復興の具体像が見えてきたので僕は嬉しい限りだ。このまましっかり指揮を執りつつ、ヌカ・ワールドを再建していこうと思うのだった。