Fallout4(フォールアウト4)ヌカ・ワールド再建編 第1話 再びヌカ・ワールドへ 前編 | TES&fallout forever

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 ライダブルボットは今までの戦いを抜本的に変えるがそれは敵側にも言える事だ。だから、僕達で戦闘経験を積んで対処法を確立する必要がある。

 

ライダブルボットの完熟訓練を続行せよ!

 僕はデビルズウィールの完熟訓練の続行のために山間部に向けて操縦していった。アバナシ―・ファームを超えて、ウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップを過ぎた所にプロテクトロンタイプのライダブルボットを3体発見した。そこにもパイロットと思われるレイダーが3人いた。ライダブルボットの集団戦は初めてだ。気を引き締めてかからねばなるまい!

 僕は両肩のクライオキャノンを使ってパイロットのレイダー達3人を氷漬けにし、ミニガンとガトリングレーザーガンを使って殺していった。集団戦ともなればこちらは1体だけなので不利だ。ならば、乗られる前に始末するだけのこと。パイロットを殺した後、ライダブルボットの制御リング(パイロット席)を入手しようとした矢先にレイダーの生き残り達が攻撃してきた。Mr.ハンディやプロテクトロンを何体か従えていた。僕は先程と同じ戦法でレイダー達を殺し、Mr.ハンディやプロテクトロンを破壊していった。

 その後、僕はプロテクトロンタイプのライダブルボットを入手する事にした。1体だけ足を損傷して歩行が不可能だったが、操縦出来ない事はない。僕は搭乗してみたが、思ったよりも移動が遅くなった。これにはX6とZ1ー14は呆れていた。申し訳ないね、本当に...。

 時間は掛かったがアバナシ―・ファームに到着した。ブレイクさんやコニーさん、ルーシーさんも驚いたが、事情を説明して3体分のプロテクトロンタイプのライダブルボットを置く許可を貰った。そこでまずは僕はPipーBoyからワークショップを呼び出した。そこからロボット作業台を製造して、両足が破損した方のプロテクトロンタイプのライダブルボットを修理して2足歩行が出来るようにした。後は残る2体をここに持ってくるために1体ずつ移動させるのだった。それと忘れずに死体を失敬して、パイロットと思われるレイダー達の懐からライダブルボットの制御リング(パイロット席)を3つ分入手した。

 そして、僕達はブレイクさん達に別れの挨拶をして、アバナシ―・ファームを後にするのだった。

 

ウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップを再探索せよ!

 その後、デビルズウィールを回収しに行く前にウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップに訪れた。最初に一度来てフェラル・グールを殺した位で特に探索までしていなかった気がする。建物の中に入ると、フェラル・グール・ローマ―やフェラル・グール・リーヴァ―がいた。生き残りがいたのだろう。僕はそれをアクセラレーターで返り討ちにした。

 全滅を確認後、廃棄されたトレーラーの中に金庫があったのでロックピックで開錠した。その中からフュージョン・セルや10㎜弾、38口径弾や戦前のお金18ドルを入手した。その他に廃棄されたトレーラーはシャッターが施錠されていたので、ロックピックで開錠した。中に入るとスチーマー・トランクや木箱があった。スチーマー・トランクからはショットガンシェルや45口径弾、パルス・グレネードや冷却地雷を入手した。木箱からはRADアウェイを入手した。

 その他にパワーアーマーステーションの配置されてある部屋を探索すると、悪徳ビジネスという題名のホロテープを発見した。付近には白骨死体が2体あった。ここで何があったのだろう?

 再生してみると、ティム・フリンという名前の男性がブレイクという名前の男性に兄弟として話を着てほしいと言った。つまり、ブレイク・フリンという名前になるのだろう。本題としてエディーとこの取引は全く信用出来ないと言った。取引が思い通りに進まなかったら殺すなんて脅迫するビジネスパートナーが何処にいるのだと説得に入った。もうどうしたらいいか分からないし、何処で抜ければいいのかと頭を抱え、中止してずらかるしかなさそうだと彼は打ち明けた。とにかく会って話がしたい、2人共どうにかしてこの件から抜けようと締めくくって録音は終了した。この白骨死体2体はティムとブレイクなのだろうか?それとエディーってエディー・ウィンターの事だろうか?彼ならばそういう事をしても不思議ではない。だが、どちらも調べようにも真相は闇の中だ。僕はこの白骨死体達に哀悼の意を表した。

 その次は入った事がなかった小屋に入ってみた。そこには施錠されていたウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップのトレーラーの鍵とまだ稼働しているターミナル、それとかなり埃をかぶっていたがまだ読める状態のグロッグナック・ザ・バーバリアンのコミック、ここのがあった。鍵の方はもう開けて使い道はないが持っておく事にした。コミックは暇な時に読むために持ち帰る事にした。

 ターミナルを覗くと、貨物目録の項目とログ一覧の項目があった。ユーザー名はブレイク・フリンとなっていた。恐らく彼のターミナルだったのだろう。

 まず最初は貨物目録の項目だ。その中にはVLP#35Y-F25の項目やVLP#123ーR87の項目、VLP#J53ー186の項目があった。

 最初はVLP#35Y-F25の項目だ。依頼主はゼネラル・アトミックスで目的地はゼネラル・アトミックス工場、発送日は2077年10月23日で種別はパレットで説明にはウランペレットとあった。

 次はVLP#123ーR87の項目だ。依頼主はクライスラスモータースで目的地はコルベガ組立工場、発送日は2077年10月23日で種別は木箱で説明には燃料電池とあった。

 最後はVLP#J53ー186の項目だ。依頼主はマスフュージョンで目的地はマスフュージョン倉庫、発送日は2077年10月23日で種別は樽で説明には廃棄物とあった。どれも最終戦争当日だ。でも、種別と説明が合致していないのは何故だろう?それは理由があるのだろうか?

 最後にログ一覧の項目だ。ブレイク・フリンが書き込んだようだ。最初に従業員達に頼むから発送する前に、ティムか自分に必ず知らせないと大変な事になるぞ!と警告文を出した。大事な事として2つの決まり事を示した。1つは直接依頼主に送らないこと。特に書類を改竄する前には絶対に送らないこと。もう1つは荷物を発送してサインするのはティムか自分に任せること。最後にこれは大変な事なので、ヘマはするなと釘を刺した。貨物を全部送って、我々全員を危機に陥れたあの馬鹿みたいになりたくなければなと脅す形で締めくくってあった。種別と説明が違っていたのは横流しか密輸するためにそうしていたのだろうか?だから、ブレイクはバレるのを恐れてかなり口を酸っぱくして従業員に聞かせていたのだろう。あの馬鹿とは誰かは知らないが、口封じで殺された可能性があると僕は考えた。

 推察するにエディー・ウィンターに脅される形で横流しか密輸業に加担されていたのかもしれない。そこでバレるようなヘマをやらかした従業員は恐ろしい末路を辿ったという事ではないだろうか?だとしたら恐ろしい事だ。まぁ、それを責める資格はインスティチュートに加担した僕には無いんだけどね...。そう自嘲しつつ、僕達はウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップを後にするのだった。

 

クインシー奪還を阻止せよ!

 ウィケッド・シッピング・フリート・ロックアップを探索後、デビルズウィールを回収して僕達は一旦サンクチュアリヒルズに戻った。その後、安全保持局のアラーナさんから通信が入った。どうやらクインシーにガンナーが姿を見せているらしい。昔、あそこはかなりの激戦を乗り越えて壊滅させた。しかし、再び戻ろうとしている。ガンナープラザで聞いた「本隊」の存在が気掛かりだ。僕達はテレポーテーションして至急向かうのだった。

 そこにはガンナー達は数人としかいなかったが、セントリーボットタイプのライダブルボットが配置されていた。デビルズウィールの性能確認でセントリーボットタイプの耐久力はよく分かっていた。僕はステルス迷彩を起動させ、X6とZ1ー14には隠密行動をしてもらった。ゆっくりと近づき、パイロットと思われるガンナーに向けて僕はアクセラレーターで撃ち殺した。

 パイロットであるガンナーが即死したのに気付いたガンナー達はタレットを起動したり、アサルトロン・ドミネーターを差し向けてきた。X6はヴェノムガン、Z1ー14はアクセラレーターで返り討ちにしていき、残ったガンナー・キャプテンの女性は僕が攻撃しに行った。彼女は逃げるでもなく改造したパイプライフルで向かってくる。

 

 ガンナー・キャプテン「ちくしょう!ライダブルボットが...。インス野郎共が、ガンナーはお前達に屈しない!」

 パーマー「そうくるか...。ガンナー達の本隊について色々と詳しく聞かせてもらいたいのだが、そうすれば見逃してもいいのですよ?」

 ガンナー・キャプテン「そんな手に乗るか!ぶっ殺してやる!」

 Z1ー14「怒らせただけになってしまいましたね...」

 X6「腐ってもガンナーなのでしょうね。まぁ、すぐに死ぬことになるのですがね」

 

 ガンナー・キャプテンの女性は聞く気もなく撃ってきたが、僕はアクセラレーターで返り討ちにした。死体を失敬して懐を探ったが、本隊についての情報は何も無かった。その後、僕はパイロットと思われるガンナーの懐を失敬してライダブルボットの制御リング(パイロット席)を入手した。僕はセントリーボットタイプのライダブルボットに搭乗し、近くの居住地ではワーウィック農園があるのでそこに向かった。置いておくと他のガンナーに使われてしまう可能性があるからね。

 ワーウィック農園に到着するとジェイニーさんやジェーンさん、セドリックさんにウォリーが驚いていた。それをロジャーさんが落ち着かせた。彼も「協力者」だからね。感謝ばかりである...。僕はPip‐Boyでワークショップを呼び出し、ロボット作業台を製造した。そして、ロジャーさん達に別れの挨拶をして、ワーウィック農園を後にするのだった。

 

再びヌカ・ワールドへ

 僕達はサンクチュアリヒルズに戻り、少しの間休んだ。ライダブルボットや現場猫、レイダーやガンナーとの戦闘続きだったからだ。その後、僕はX6用のアクセラレーターを準備しようと考えた。ヴェノムガンは高威力だけど、今後のネオ・インスティチュートのイメージアップの為にも少しずつ切り替えていければと考えたからだ。何気にBC兵器だもんねあれは...。

 早速武器作業台にて改造しよう。まずはアーマー貫通とダメージを改善する劣化ウランコンデンサ。次はクラスターバレルを組み込んで4つに散らばったプラズマエネルギー弾を放出して強大なダメージを敵に与えるクラスターリアクターバレル。ちなみにこれは4つのプラズマ・カートリッジを消費する「大食い」である。それだけに威力はあるという事だろう。その次は反動と構えた時の命中率を大幅に改善してスコープの照準精度をより改善してバッシュの威力が増加するヘビーグリップ。次の次は照準精度と構えた時の命中率を向上させるホログラフィックレディクルサイト。そのまた次はカラーはアンチェインドラゴンカラー。最後はターゲットの追跡モニターはONにした。弾薬のプラズマ・カートリッジはZ1ー14の時と同じく1,000発分渡した。これでX6の分のアクセラレーターの改造は完了だ。

 休んでいる間に僕はある事を考えていた。コモンウェルスやファー・ハーバーは何度も治安維持や居住地支援で訪れたが、ヌカ・ワールドへは最初の一度しか行っていない。X6は連れて行ったがZ1ー14はまだだったのだ。彼を連れて行かないのは不公平だと思った。それにまだ探索していない所もあるし、そこを含めて行こうと考えた。そうと決まれば出発だ!僕達はテレポーテーションしてヌカ・ワールドに向かうのだった。

 

ドライロックガルチ従業員用エリアを探索せよ!

 ヌカ・ワールドに到着後、早速探索を開始した。

 最初はドライロックガルチから見て東にある高い壁に囲まれた場所で、ドライロックガルチ従業員エリアと呼ばれる場所に向かった。最初はここに入れるとは思っていなかったが、ヌカ・ワールド発電所の電源を入れたらここのターミナルが起動する仕組みになっていたらしい。僕はそのターミナルを覗き、ドアを開く項目を選んで押した。すると、ドアが開いたがフェラル・グールが大勢いた。恐らくここの名前の通りなら、ドライロックガルチの元従業員達だろう。中には干からびたフェラル・グールや焦げたフェラル・グールもいた。

 僕とZ1ー14はアクセラレーターでいつものように撃ち殺していった。X6はアクセラレーターの使用に最初は不慣れだったが、戦いの中ですぐに慣れてフェラル・グール達を殺していった。やはり、コーサーの名は伊達ではなかった。

 フェラル・グールの全滅を確認後、探索に入った。救急箱からはスティムパックや血液パック、綺麗な水やRADーX を入手した。金庫は施錠されていたのでロックピックで開錠したら5.56弾やキャップ、コンバットアーマー:右腕と左腕を入手した。道具箱からは金時計やダクトテープ、ターペンタインやヒューズ、オイルライターやコンビネーションレンチを入手した。壊れたトークン・ディスペンサーからヌカ・ケードのトークンを入手した。これで探索は終了したと思う。こうして僕達はドライロックガルチ従業員エリアを後にするのだった。

 

ウィクソン・シャベル博物館を探索せよ!

 次はキッディキングダムから見て南東にあるウィクソン・シャベル博物館と呼ばれる場所に向かった。そこにはスカベンジャー達とパックスの残党が銃撃戦を展開していた。僕達は急いでその中に割って入り、パックスの残党と銃撃戦を展開した。彼等は驚きつつも、メイソンとパックスそのものを滅ぼした僕の存在に激しい憎悪を抱いていたので、スカベンジャー達から僕達に標的を切り替えた。いいぞ、それでいい。極悪人で怪人の僕にとってはその方がいいのだ...。

 

 パックスその1「てめぇは業魔か!メイソンと死んでいったパックスの仇!!嬲り殺しにしてやる!!!」

 パックスその2「やっちまおうぜ!!!」

 パックスその3「そうだそうだ!ぶっ殺せぇ~!!!」

 パーマー「そうだ、それでいい。私を殺しに来るがいい!」

 Z1ー14「よっぽど憎まれているんですね、エルドリッチ管理官とX6-88は...。それにしてもパックスは奇抜ですね...」

 X6「奇抜な装いに奇特な規律。正に獣その者なレイダー集団ですよ。殺しではなく駆逐が相応しい集団です」

 

 僕達はアクセラレーターでパックスの残党を返り討ちにした。全滅を確認後、僕はスカベンジャー達に安全になったと告げた。彼等の方で1人犠牲になって死んでしまった者もいたが、僕達の加勢を喜んでくれた。インスティチュートに助けられるとは思ってもいなかったと内心を明かした。それは仕方がない事だ。僕はそれを咎めはしない。彼等はお礼としてウィクソン・シャベル博物館を見て周っても問題ないと言ってくれた。本当に嬉しい限りだ。

 

 スカベンジャーの女性「まさか、インスティチュートに助けられるなんてね...。でも、ありがとう。1人死んでしまったけれど、貴方達には感謝するわ」

 スカベンジャーの男性「ああ、その通りだ!業魔、ありがとう。アンタ達のおかげで助かったんだ!」

 パーマー「そう言って下さるとは思ってもいませんでした。助ける事が出来て何よりです」

 Z1ー14「本当に助ける事が出来て良かったですね...」

 X6「それは何よりですが、残党がまだそれなりに残っているのは由々しき事態と思いますがね...」

 

 早速博物館内部を見て周ろうと思う。シャベルについての銘板が6つあった。時計回りに見ていこうと思う。

 1つ目の銘板はイギリスのシャベル戦士はアメリカ革命戦争に於いて、特に恐れられた危険な闘士だったとある。その新品同様の堀とライフルの弾を逸らせる異様な能力で知られていたと締めくくってあった。そんなに凄い戦士がいたのだろうか?まぁ、昔の銃の性能と今の銃の性能とでは別物だからシャベル戦士が猛威を振るったと思われる。何にせよ、凄い話だと思う。

 2つ目の銘板はこのシャベルは第16代大統領アブラハム・リンカーンの従兄弟の隣人が、1862年に臨時の便所を作るのに使用されたとある。大統領自身も使用したかも!と締めくくってあった。従兄弟の隣人というのが如何にも眉唾っぽいが、リンカーンが使用していたかもしれないという憶測で拍が付いたシャベルなのだろうか?それもそれで面白いけれども...。

 3つ目の銘板は俳優キース・マッキーニが映画「デュッセルドルフの深掘り作業員」で使用したこのシャベルは、実は危険なアクションシーンで使用されたマッキーニのスタント用小道具だったと締めくくってあった。あの映画の撮影は僕も見ていたが、かなり迫力のあるアクションシーンだった。キースさんの切れのある演技はとても素晴らしかったと記憶している。

 4つ目の銘板はこのアイテムは正確にはシャベルではなく、「持ち手の長いスコップ」の一例で、1963年の4月3日から7日の間に人気を博したと締めくくってあった。持ち手の長いスコップというのは全然知らなかったし、人気があったという事も知らなかった。勉強になるなぁ~。

 5つ目の銘板はジャン・リュック・アラール上等兵は、儀式的な行進でナポレオンの馬について行きながらこのシャベルを使用したとある。触らないで下さいと締めくくってあった。ここにきて触らないで下さいと警告文が出るとは思わなかった。この歴史は知らなかったが、暗に本物であると明言しているのだろうか?真相は闇の中だけどね...。

 最後である6つ目の銘板は最初のシャベルの原型は新石器時代に生まれたとある。動物の肩甲骨を使って作られたと考えられており、これはそのシャベルがメキシコで作られた場合の見た目を想像して作られた模型であると締めくくってあった。シャベルの起源が新石器時代とは知らなかったなぁ~。しかも動物の肩甲骨を使って作っていたとは...。来て良かったと思う。色々シャベルの歴史について勉強になった。

 その後、2階に上がると従業員ターミナルを発見した。それを覗くと、4つ項目があったが内3つは判読不可だったが残り1つは機能していた。それは登録証の項目だった。

 読んでみると、従業員はRの略称しか読めなかったがその下は普通に読めた。残念ながら、本日を以てシャベル博物館を去る事をお知らせしますと前置きした。7年近くに渡ってここで働いてきたが、モップとバケツの博物館での仕事を引き受けると決断をし、近日中に家族揃って向こうへと引っ越す予定だとあった。一緒に素晴らしい事をしたと感慨深げに呟きつつも、皆さん1人1人の事を決して忘れません、色々とありがとう!と締めくくってあった。このRという名前の人物は結構長く在籍していたが、モップとバケツの博物館で仕事をするために移住したという事だろう。そういう博物館があるとは戦前の頃は知らなかったが、仕事熱心なのは文中から読み取れた。この人物のその後は不明だが、最終戦争に巻き込まれて生きていたにしても死んだにしてもかなり大変だったに違いないと思った。僕は哀悼の意を表しながら、ウィクソン・シャベル博物館を後にするのだった。

 

ブラッドバートン陸橋を探索せよ!

 その後、僕達はワールド・オブ・リフレッシュメントから見て東側付近のブラッドバートン陸橋と呼ばれる高速道路跡を探索していた。戦前の頃はロケバスでここを通る予定に放っていた。こんな形で来るとは思わなかったけどね...。そう考え耽っているとガンナー達が攻撃してきた。ヌカ・ワールドを目指していたガンナー達が遂に到着したという事なのか!何処かにベースキャンプがある筈だ。こうしちゃいられない。僕達は迎撃体制に移行した。

 僕達はアクセラレーターを使いつつ、地形の窪み等を遮蔽物として使って銃弾を躱しつつ、ガンナー達を殺していった。全滅したと思ったのも束の間、高速道路上から僕達を狙撃してきた。僕は急いでエレベーターに乗った。上昇後、そこにはガンナーの他にアサルトロン・ドミネーターがいた。アサルトロンレーザーを浴びないように避けつつガンナーをアクセラレーターで撃ち殺し、アサルトロン・ドミネーターはプラズマソードに持ち替えて両手を斬り落とし、最後に頭を斬りつけて破壊した。

 これでようやく終わりと思ったが、向かいの高速道路跡にまだガンナー達がいた。僕はそこに向かうためのリフトを使った。そこに行くまでもガンナー達が攻撃の手を緩めないので僕もアクセラレーターを撃ち続けた。

 到着後、ガンナーを1人撃ち殺した後にパワーアーマーを着たガンナーが2人襲い掛かってきた。それとまたアサルトロン・ドミネーターが攻撃してきた。X6やZ1ー14はまだ地上にいるので流石に分が悪いが、パワーアーマーを着たガンナー2人はヘルメットを装備していなかった。僕はそれを好機と見て、アクセラレーターでヘッドショットを狙った。それは成功して2人のガンナーは死んだ。残りのアサルトロン・ドミネーターは距離を取り過ぎない位置でアクセラレーターで撃って破壊した。今度こそ制圧完了だ。

 その後、ガンナー達の死体を失敬してパワーアーマーを探ると、1人はX-01型パワーアーマーでもう1人はT-51型パワーアーマーだった。あまり見かけないので、フレームを剥いで貰う事にした。それからガンナー達のベースキャンプに入った。トランクからはキャップやコンバットアーマー:右腕を入手した。それとターミナルを発見した。それを覗くと、ユーザーログの項目や機密情報の項目があった。ユーザー名はトーニン伍長という名前のガンナーだったようだ。

 まず最初はユーザーログの項目だ。その中には偵察隊が行方不明の項目やキャンプを保守中の項目、ここは何だ?の項目やベースキャンプ設置の項目があった。

 最初は偵察隊が行方不明の項目だ。トーニン伍長の任務ログ4となっており、ラニア―軍曹がヌカ・ワールドの瓶詰工場に偵察チームを連れて行ってから1週間以上経ったとある。軍曹達が行った翌日から、おかしな発光マイアラークがそこら中を這い回っているのを見張り役が見掛けるようになったとのこと。何匹か追い返そうとしたが、これまでに出くわしたどのマイアラークよりも格段に手強いとトーニン伍長は嘆いた。本部に援軍を求めるため、使者を送ってみたようだ。戻ってくるまではベースキャンプを守り抜く以外に何も出来ないと締めくくってあった。なるほど、偵察のためにワールド・オブ・リフレッシュメントに行った訳か...。ヌカ・ルークの事もそこで知ったと思われる。援軍を求めるために本部に使者を送ったとあるが、ガンナープラザか本隊の方なのかは判然としなかった。まぁ、ベースキャンプを壊滅出来ただけ良しとすべきかな?

 次はキャンプを保守中の項目だ。トーニン伍長の任務ログ3となっており、高官としてこの前哨基地の指揮を執るとトーニン伍長は書き込んだようだ。ラニア―軍曹は偵察チームを率いて、ヌカ・ワールドの瓶詰工場を更に詳しく調べる決断をしたとある。上等兵の1人から何故彼女がチームを率いるのか聞かれて、その上等兵の歯を数本折ってやってから、それはあそこはどうも“怪しい”気がするからだと説明していたようだ。どういう意味かは分からないが、意義を唱えるほど自分は愚かではないと締めくくってあった。ラニア―軍曹はどうしても調べたい魂胆があり、それを詮索する上等兵が気に食わず歯を数本折ったという事だろうか?それでトーニン伍長は異議を唱えるような無謀な事はせずに、ここの前哨基地としての指揮を執る事に専念したのだろうと僕は考えた。もしくは浮かれた上等兵を修正し、信頼出来る部下だけを連れて偵察に行った可能性もあるから一概に言い切れない面も確かにある。

 その次は、ここは何だ?の項目だ。ラニア―軍曹の任務ログ2となっており、更に様子を見たところこのヌカ・ワールドはかなりおかしな場所だと言わずにはいられないとあった。こんな場所の実用的な使い道など想像も出来ないと彼女は愚痴を零した。要塞が立ち並んでいるような感じでもあるが、戦前の門には扉さえないようだと首を傾げた様子だ。放射能嵐さえ頻繁に来なければ、かなり理想的な場所だったかもしれないとあった。レイダーを追い出すのにいい足掛かりを見つけられたら、これはでかいヤマになると締めくくってあった。ラニア―軍曹は戦前のテーマパークを要塞と勘違いしたと思われる。まぁ、コルベガ組立工場やガンナープラザのように使いようによっては要塞にも出来るんだけどね...。それ以外にあった文中の理想的な場所というのは僕は同感だ。ネオ・インスティチュートが防衛を担い、商売をトレーダー達が管理する事で経済が活性化する流れを一応の形ではあるが構築出来たからだ。

 最後はベースキャンプ設置の項目だ。ラニア―軍曹の任務ログ1となっており、コモンウェルスの西部を探検するためにそれなりの規模の派遣隊と共に送り出され、ヌカ・ワールド交通センターに到着したとある。明らかに囮役をしていた男性に弾を撃ち込んでやったモノレールを使う代わりに徒歩で山を越えていく事にしたとある。当初考えていたよりも厳しい地形で、ガンナーの本部とも連絡が途絶えたそうだ。連絡の取れない任務は以前にも行った事はあるし、何か問題が起きればこっちに後から部隊を送ってくれるだろうと自分を落ち着かせようと考えたようだ。新兵の1人が何らかの交易所がここにあるという話を聞いたと言っていたとある。可能性は色々とあり、とりあえずはベースキャンプをブラッドバートン陸橋に置いたので、後で偵察隊を送り出す事にすると締めくくってあった。なるほど。ヌカ・ワールドに辿り着く事が出来たのはヌカ・ワールド・レイダーズが送り込んだ誰かの嘘を見破って撃ったからガントレットに送られないで済んだのだろう。この時の誰かはハーヴェイさんだったかは不明だ。マークス軍曹の時の彼の症状と合致する記述が無いので安易に決め付ける事は出来ない。交易所とはヌカ・タウン・マーケットの事だろうか?それ位しか思い浮かばない。

 まだ機密事項の項目が残っている。これでガンナーの本隊が分かればいいのだが、そう都合よくは行かないかもしれないと僕は内心思うのだった。