Fallout4(フォールアウト4)パトロール編 最終話 業魔は今日も駆ける、誰がために | TES&fallout forever

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 薬物を巡る戦いが終わった。コレットは無事に生活しているだろうか?僕はモヤモヤしつつも、ダイヤモンドシティで買った家で一泊した。翌朝、僕達はタカハシのお店でヌードルを食べた。X6とZ1ー14は舌鼓を打ちながら美味しそうに食べていた。僕も久しぶりだったので2杯は頼んで食べた。

 その後、タカハシの後ろを見てみると1人のCWトルーパーがタカハシの鍋をかき回していた。どういうことかと思ったら、弟子入りしているようだ。プロテクトロンのタカハシとCWトルーパーの第1世代の人造人間がこういう形で共存したのは見た事がない。これも1つの未来の姿なのだろうか?護っていかねばならないものが増えた。それは僕にとっては喜ばしい事だった。

 

入植者達の為に武器を改造せよ!

 そして、僕達は再びサンクチュアリヒルズに帰ってきた。旅で入手した物の整理や住民達の安否確認、それとサンクチュアリヒルズ外の入植者達に向けて自衛用の武器を配るために武器作業台に向かうためだった。それなりに物や弾薬が揃えられて威力が高い武器としてプラズマピストルを選んだ。ヌカ・ワールドで入手したハンドメイドライフルを配ろうと考えたが、物と弾薬を揃えるのが大変であり、コモンウェルスでは滅多に見つからず、ヌカ・ワールドに向かって探して回るしかないからだ。

 その他にスティムパックやRADアウェイも配る予定だ。武器だけでなく回復手段もしっかり用意しておくのだ。

 それじゃ、武器作業台にて改造しよう。最初は殺傷力がかなり増加して命中率がより改善して装弾数がより増加する増加フォトンアジテイター。次にダメージが増加する改良型ショートバレル。その次は構えた時の命中率を大幅に改善して反動とスコープの照準精度をかなり改善したりバッシュの威力が増加するマークスマンストック。最後に照準精度と構えた時の命中率をより改善するリフレックスサイトを組み込んだ。

 タレット等の配置で防衛力を強化して居住地の安全性を高めたが、突発的にレイダーや怪物等が襲撃してくる可能性は十分にあるからだ。治安維持活動で数を減らしつつあるが、無くなるまではかなりの時間を要すると思われる。その対処の間にカバー出来ない部分の埋め合わせのためにも、自衛用の武器でプラズマピストルを用意したのだ。入植者達には使い方もしっかり教えていくつもりだ。

 武器を配る流れとしては入植者達の男性にはプラズマピストルを配り、女性にはライリーさんやアンネさんに渡した分と同じ改造した44ピストルを配るつもりだ。プラズマピストルはやはりそれなりに重いので戦闘経験を積んだ女性でなければ扱いにくいと考えたためだ。男性ならば重くても使い方を教えればそこは問題ない筈だ。それぞれの弾薬であるプラズマ・カートリッジや44口径弾は各500発ずつ配る予定だ。男性にはプラズマ・カートリッジ、女性には44口径弾という流れだ。戦いや店先で入手した物がそれなりに貯まっているからそれを配るのだ。その量ならしばらくは敵との戦闘でも充分な量となるだろう。

 近接武器に関しては男性にはアレンに渡した分と同じ改造したスレッジハンマー、女性にはライリーさんやアンネさんに渡した分と50同じ改造したバットを渡すつもりだ。これで突発的な近接戦も対応出来るようになると思う。

 回復手段のスティムパックやRADアウェイは各50個を配る予定だ。こちらは沢山見つからなかった事もあり、少数ずつとなる。でも、50個あれば生活するには充分な数となると思う。

 

入植者達の為にパワーアーマーを改造せよ!

 それとパワーアーマーやミニガンも配ろうと思う。あれ1セットで小規模な集団戦も対応出来るようになるからね。どちらもしっかり改造しておくべきだろう。その他には居住地ごとにパワーアーマーステーションや武器作業台、アーマー作業台にケミストリーステーションも配置しておくべきだろう。それも使い方もしっかり教えていくつもりだ。

 ではパワーアーマーステーションで改造に移ろうと思う。居住地はそれなりに多いので数日掛かりになるだろう。種類はT-60型にしようと思う。B.O.Sの主力だけあってかなり強力だ。戦争時はそれなりにナイトやパラディンとも戦ったのでその種類の入手には事欠かかなかった。それだけ僕が罪深い裏切りを働いた証左でもあるのだが...。気持ちを切り替えて改造を始めようと思う。

 全身はダメージ耐性とエネルギー耐性を改造するモデルFとアーマーパーツの耐久値を上げるチタンメッキにした。

 頭部にはオプションでセンサーアレイを装備した。ロザリンドさん曰く、知覚が増加するらしい。ヘッドライトはブルーにした。

 両脚にはオプションで衝撃補正機能を装備した。実際に使ってみてもかなり良かったからね。

 両腕にはオプションでハイドロリック・ブレイサーを装備し素手攻撃のダメージが増加するらしい。武器が手元になくてもこれで戦いやすくなるだろう。

 胴体にはオプションでモーションアシスト・サーボを装備した。筋力を増加するらしい。戦闘に不慣れな入植者達の心強い助けになるだろうと思う。

 パワーアーマーステーションでT-60 型の改造が居住地分終わった後は、ミニガンの改造に移るため武器作業台に移動した。

 まずは発射速度は減少するがダメージがより増加して射程と反動と命中率をより改善するトライバレル。次に照準精度と構えた時の命中率をより改善するガンナーサイト。銃口は近接用のシュレッダーがあるが、ストロングが戦う時と違ってリスクが大きいので銃口なしにした。弾薬である5㎜弾も各居住地ごとに500発分配る予定だ。

 こうして僕達は居住地支援を受け入れている場所を巡回していった。プラズマピストルや44ピストルやスレッジハンマーやバットを配りつつ扱い方をしっかり教え、パワーアーマーの装着の仕方やミニガンの使い方を教えたり、各種作業台やステーションの使い方を教えた。 

 回復手段のスティムパックやRADアウェイを配った。これで回復には事欠かないと思う。

 勿論ファー・ハーバーにも行って、そこの居住地やロングフェローの所にも同じように支援した。彼は「問題ないから気にするな」と言ったが、僕は念のために出来る事はしておきたいと説得して配置させてもらった。

 入植者達はとても喜んだし、戦闘能力の向上でかなり自信が付いた様子だ。その様子を見て僕はとても嬉しかった。これから僕がいつ死んだとしても安心だからね...。

 

業魔VSライダブルボット

 コモンウェルスに戻った後、僕達はドラムリン・ダイナーに向かった。トリッシュとネルソンの時にポールさんと五分五分で報酬を分けた薬物を売り払うためだ。ここを選んだ理由はダイヤモンドシティで店を構えるソロモンさんだと目に付きやすいし、グッドネイバーのレクスフォードホテル内部で薬物を扱っているフレッドさんだとマロ―スキーのほぼ面前でやり取りする形になる。なので、リスクがある程度小さくて済むウルフギャングSUNに売り払おうと考えたのだ。

 ウルフギャングさんは僕が大量の薬物を持ってきたので、とうとう薬物の良さを知ったかとニヤニヤしながら冗談を言った。X6は咎めようとしたがZ1ー14が止めてくれた。ありがとうね、本当に...。まぁ、これで僕はこの薬物とおさらば出来るし、彼はこの大量の薬物を元手に大儲け出来るから双方が得をする筈だ...。

 

 ウルフギャング「まぁ、冗談はこの辺にしておこうか。お前がこれだけ売ってくれりゃ俺はかなり儲ける事が出来るからな。ありがとうよ、エルドリッチ!」

 パーマー「あはは...。詮索しないで売買してくれるのはありがたいですからね。飼ってくれてありがとうございます」

 

 その後、コンコードを通ってサンクチュアリヒルズに帰ろうとしたらあり得ない物を目撃した。リバティ・プライムといかないまでもかなり大きなロボットがコンコードの道路上に存在した。しかも、それはレイダーが乗っており、僕達を見つけるなり攻撃してきた。何処で入手したかは知らないが、応戦するしかなさそうだ。

 

 レイダーその1「ヒャッハー!これでコモンウェルスは俺達レイダーの物だぜ~!その前に散々俺達の仲間を殺したインス野郎には死んでもらうがな!!」

 パーマー「そう上手くいくとは思わない方が賢明だぞレイダー君?コモンウェルスは広大だ。そこに住む人々の安全を脅かす事は私が阻止する!」

 レイダーその1「抜かせ!インスティチュートの分際で!」

 X6「巨大なロボットに乗って気が大きくなっているようですが、コックピットが丸出しなのが運の尽きですよ」

 Z1ー14「このロボットは今まで見た事がない!いったい何処の組織の介入でしょうか。それを考えるのは後回しにするしかなさそうですね!」

 

 巨大ロボットはプロテクトロンやアサルトロン、セントリーボット等と違って耐久地はかなりあるし、向こうは右手に装備されたネイルガンで撃って攻撃してきたがコックピットが丸出しなのでそこを目標にして僕達は撃ちまくった。Z1ー14のアクセラレーターで巨大ロボットの足元をぐらつかせた後、僕とX6がそれぞれアクセラレーターとヴェノムガンでレイダーを撃ち殺した。かなり大変だった...。本当に何処から支援を受けているんだろうか?

 そして、パイロットだったレイダーの死体を失敬するとライダブルボット制御リング(パイロット席)という名前の装備を発見した。これで装備した者が制御リングの名前からしてライダブルボットと呼ばれるロボットを実際に操縦するアクセス権を得られるのだろう。日本のロボットアニメみたいだなぁ~。セキュリティの観点から見ても安心出来る。こういうのがコモンウェルス中に広まるかもしれないのは恐ろしいが...。

 もうライダブルロボットが無いか確認したら他にもいた。そのパイロットもまたレイダーだった。パワーアーマーを独自改造出来る位にハイテクだからこういうのも得意なのだろうか?まぁ、さっきと同じように返り討ちにするだけだ。

 

 レイダーその2「このインス野郎共!よくも仲間を!ぶっ殺してやる!!」

 パーマー「そう怒りなさんな。すぐに再開出来ると思うよレイダー君?あの世でだけどね!」

 X6「先程と同じ状態なのですぐに始末出来そうですね」

 Z1ー14「さっきは面食らいましたが、今度は問題ありません。すぐに終わらせますよ!」

 

 先程のライダブルボットはネイルガン装備だったが、此方は右手にアサルトロンブレードと左手にはレンチしかない近接仕様だ。僕達は距離を取って攻撃した。頭に血が上ったレイダーは僕達に近づこうとしたが、目の前に倒れた電信柱がある所を通ろうとして足止めを食った。僕達はその隙を逃さずにレイダに向けて集中砲火を浴びせて殺した。

 その後、レイダーの死体を失敬すると先程のレイダーと似た制御リングを見つけた。ライダブルボット制御リング(助手席)という名前の装備だった。これでもアクセス権を得られるのだろうか?まぁ、実際にそうだったから認めるしかないんだけどね...。

 とりあえずこれらは持って帰る事にしよう。でないと他のレイダーに使われちゃうからね。X6はそれを止めるように言ったが、このまま放置するのは危険だ。僕は彼を説得して2体のライダブルボットを持ち帰る事にした。

 そして、僕はライダブルボット制御リングを装備して搭乗した。操縦に慣れるのに時間はかかったが、無事に動かすようになれた。搭乗した際に最初のライダブルボットはギャロップタイプ、もう1つの方はアサルトロンタイプと呼ばれるカテゴリーのロボットだと分かった。アサルトロンタイプはアサルトロンをベースにしたライダブルボットなのだろう。ギャロップは初耳だが...。僕はギャロップタイプ、アサルトロンタイプはZ1ー14にお願いして搭乗してもらい、僕達はサンクチュアリヒルズに持ち帰るのだった。

 

猫型ミュータント?現場猫来訪

 サンクチュアリヒルズにライダブルボットを持ち帰ったら皆が驚いていた。まぁ、そうなるよね...。それを一旦置いて、再びコンコードに戻った。まだ潜伏している分があるかもしれないと考えたからだ。このライダブルボットはネオ・インスティチュートのアドバンスシステム部のマジソンさんやエヴァンさん、ロザリンドさんやエンリコさんに見解を求めるために情報を送った。これは確認待ちになるだろう。

 探索している内に不可解な状況に見舞われた。コンコードの公園に何と喋る猫達がそこにいたのだ!彼等?は自分達の事を「現場猫」であると言った。

 僕達は不可解だったのでどういう存在なのか尋ねると、場所は忘れたが何処かの工業用プラントで休んでいたら、廃棄された放射性物質から放射能が漏れだして「ほんのり」それを浴びてしまい、人間並みの知性と行動力を身に着けたらしい。そこで自分達は普通の猫と違い、進化した猫だと認識するようになったそうだ。工業用プラントにいたので、そこにちなんで現場猫と名乗るようになったとのことだ。な、何だかよく分からないがそういう存在なのだろう...。恐らく見た目は猫のまま変異したので猫型ミュータントという事になると思う。

 そして、僕達に話し掛けた現場猫は監督官の現場猫だった。現場猫監督官と呼ぶべきだろうか?どうやら彼?もその呼び方でいいらしい。彼はここで各居住地向けに入植猫の斡旋をしたり、現場で役立つ機械や道具を売っているとのことだ。

 

 現場猫監督官「いい猫もいい道具も揃ってるよ~」

 パーマー「そ、それはありがたいかな?」

 

 次に僕はこの現場猫たちを雇うにはどうすればいいか尋ねた。現場猫監督官は自分から雇用契約書を買って、それを僕が読めば合図となり僕の足元に現場猫が現れるという仕組みらしく、話し掛けて赴任先を指定すればいいらしい。但し、雇用契約書1枚に付き1匹の現場猫の契約となる規則があるようだ。どういう仕組みで足元にやって来るのは不明だが、1枚に付き1匹の規則は分かった。手間が掛かるがそういう事ならば仕方がない。

 僕はとりあえず現場猫監督から現場猫の装備や雇用契約書、こつぶやグロウイングエナジーという名前の食べ物や飲料を購入した。かなりの出費になったが居住地支援の為だから仕方がない。

 雇用契約書を試しに1枚読んでみた。雇用日は本日付け、雇用場所は雇用主が指定した場所、作業内容は居住地でのあらゆる作業に従事、勤務時間は作業内容に応じる、休日は適切に、特記事項に日に3回の食事と昼寝を希望、請負業者は現場猫となっていた。所々緩い気もしないでもないが、猫だから仕方がないのかもしれない。

 読み終えると確かに現場猫が現れた。僕は試しとしてレッドロケット・トラックストップに送り出す事にした。そこでどのように働くか確認しようと考えたからだ。

 

レッドロケット・トラックストップを探索せよ!

 僕達は現場猫を派遣したレッドロケット・トラックストップへ向かった。そこはドッグミートと初めて会った時以来、特に探索していなかったので現場猫に仕事を振る前に探索しておこうと思う。見て周るとターミナルがあった。それを覗くと、ビジネスエントリーの項目や10月サービスの項目があった。

 最初はビジネスエントリーの項目だ。その中には新しい設備の導入の項目やローザの修理の項目、安全な収納場所の項目があった。

 まず最初は新しい設備の導入の項目だ。レッドロケットの職員、ようこそ!の挨拶から始まった。本社とちょっと揉めたが、遂に自分達でパーツを作れる道具を手に入れたとある。また、留め具の仕様を変えられても、コルベガ製のパーツに金を払わずに済むようになったと締めくくってあった。戦前当時の事情は分からないが、ライバル店の部品を使いたくなかったのかもしれない。

 次はローザの修理の項目だ。サンクチュアリヒルズにいるローザの未亡人が、息子と一緒に年代物のコルベガを修理しているとあった。感じもいいし美人だと感想を述べた。息子は少々悪ガキだが、だからこそ一緒にやっているんだろうと考えたようだ。とにかく大したもので、2人だけであそこまで修理出来るとは驚きだと感心していたようだ。彼女がここに来たのはエンジンだけはどうしようもなかったかららしい。勿論、手助け出来る事はあると締めくくってあった。ローザさんと息子さんか...。戦前の頃は挨拶する位の間柄でしかなかった。あの親子のその後を思うと気が重くなる。最終戦争直後の混沌ぶりはターミナルを読み漁る中で相当酷かったのは明らかだ。僕は彼女等の来世に幸あれと祈った。そして、この筆者はローザさんが好きだったのかもしれないと感じた。そうでなければここまで書き込まないだろうからだ。

 最後は安全な収納場所の項目だ。ジムという名前の人物に宛てた内容のようだ。今後出発する前にバレルをどうにかしてくれと叱責した。明日の朝一番に捜査官が来ると書き込んだ。他のと一緒に隠すように指示を出し、他は後で考えるとあった。それと店のすぐ下にある洞穴が自然のおかげであるとしたら、もう何も言うなと締めくくってあった。バレルとは放射能バレルの事だろうか?それとここでは捜査官に見られたらマズイ何かが置いてあったのだろうか?それとこの真下に洞穴があるとは思わなかった。真相は闇の中だが、ジムが何かマズイ事をしたために筆者は怒っているのは明白だった。

 次は10月サービスの項目だ。その中には10月1日(金)の項目や10月6日(水)の項目、10月14日(木)の項目や10月18日(月)の項目、10月22日(金)があった。

 最初は10月1日(金)の項目だ。2075年型コルベガのブレーキを交換と締めくくってあった。このようにその日の作業内容を書き綴っているのだろう。

 次は10月6日(水)の項目だ。Vault-Tecのバンの月に一度のメンテナンスとあった。車には大きな問題はなかったけど、セールスマンは偉そうな馬鹿だと締めくくってあった。もしかして、この偉そうなセールスマンはレオさんのことかな?何だか酷い言われようだなぁ...。流石にちょっと腹が立っちゃうよ...。

 その次は10月14日(木)の項目だ。古いバイクをいじり始めたとある。原子力以前の時代のものらしい。ただスロットルがベタベタしているだけかと思ったが、実はケーブル関連の厄介な問題らしいとあった。ほとんどが腐りかけていたらしい。プラチナ製のパーツに取り換えようという形で締めくくってあった。原子力以前の代物かぁ~。確かガソリンだっけ?石油がまだまだ十分地球に有った頃にはガソリン駆動の車やバイクが多かったらしいからね。興味はあるかな。それと部品交換で最適状況を理解し、最適な部品に交換するのを見極めるのも大変だと僕は感じた。

 次の次は10月18日(月)の項目だ。2077年のコルベガのクーベに冷却液漏れだとあった。屋根は透明のドーム型で、昔のようには作らないんだなと愚痴を零して締めくくってあった。整備士の仕事も大変だなぁ...。

 最後は10月22日(金)だ。2073年型コルベガの原子力オルタネーターを交換と締めくくってあった。部品交換だけの何気ない日常。しかし、日付的に翌日は最終戦争が起きる日だ...。ここの整備士達はその後どうなったのだろうと思いを馳せながらもターミナルを閉じるのだった。

 

レッドロケット・トラックストップを改築せよ!

 探索が終了した後、レッドロケット・トラックストップの改築を始めようと思う。現場猫にも気に入ってもらえるといいのだが...。
 その前に現場猫が僕の所へ自己紹介しにやって来た。彼?(俺と名乗っていたのでオスの筈...。)彼は自分はジャックという名前の現場猫であり、ここを何としても本当の故郷と呼べる場所にしたいと意欲を語った。それだけでも知ってもらいたかったのだと。そういう事ならば僕も頑張らねばなるまい!

 それと改築工事前にご飯と飲み物を先に渡しておこうと思う。こつぶと呼ばれる食べ物は多分キャットフードだろう。コモンウェルスではドッグフードぐらいしか見かけなかったが,これがキャットフードならば居住地に住んでいる猫達にも上げられるだろう。いや、猫型ミュータントの現場猫達のご飯だから止めておいた方がいいかもしれない。飲み物の方は...ナニコレ?グロウイングワンエナジーのパッケージには光りし者が描かれている。絶対に身体によくない...。ヌカ・コーラ・クアンタムよりも悪そうだ。現場猫専用の飲み物なのだろう。

 改築工事に移行する前に最初訪れた時のまま放置してある廃棄物や木の枝を片付ける事にした。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。車や冷却ポンプ、トラックやタイヤ、カエデの枝や冷蔵庫等を解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。

 インフラ整備では水ではウォーターポンプ(大)して、その動力とレッドロケット・トラックストップ全体の電力としてジェネレーター(大)を設置した。室内の電気を通すためにパワーパイロン(大)を設置して電線管を設置した後、天井用照明を設置して室内を明るくした。畑はこつぶやグロウイングワンエナジーだけだといけないので、しっかり植えようと思う。ゴードやテイト、トウモロコシやニンジン、レイザ―グレインやマットフルーツ等を植えた。他にも現場猫達が来た時にも充分な食糧元になるだろう。

 防衛力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを各10門ずつ設置した。念のためにT-60 型パワーアーマーも配置しておく事にした。現場猫であるジャックには使えないが、人間の住民が増えた時用に置いておこうと思ったからだ。

 これで改築工事はしっかり終わったと思う。後は現場猫の働きに期待しようと思う。X6とZ1ー14は不安そうだったけどね...。

 

 パーマー「応援しているよジャック!」

 ジャック「任せてくれ業魔。必ずヨシ!な居住地にしてみせるからな!」

 X6とZ1ー14((そこはかとなく不安ですね...))

 

 

ライダブルボットを改造せよ!

 レッドロケット・トラックストップの改築工事が終わり、ホッと一息つきながらもサンクチュアリヒルズに戻った。すると、アドバンスシステム部のマジソンさんやエヴァンさん、ロザリンドさんやエンリコさんがここにやって来たのを目撃した。どうしてここに?

 その理由をマジソンさんに尋ねると、ライダブルボットを確認する事と地上を一目見てみたいとアリーさんやエンリコさん、彼女自身にもロザリンドさんが頼み込んだからだそうだ。エヴァンさんは説得したが彼女の熱意に絆され地上を見たくなったらしい...。ウォレスさんはまだ入ったばかりなので今日は留守番だそうだ。嗚呼、無念也や...。

 かつてのショーン君の意見とは違い、地上には自分達がまだ見ぬ世界があるのだと興味をそそられたようだ。ロザリンドさんやエヴァンさんは輝かせていた。マジソンさんは久しぶりの地上に安堵し、エンリコさんはガンナーに襲われた時を思い出して冷や汗をかいていたが、かつて程地上に悪感情は無くなっているようだ。こうやって意識改革が進んでいけるなら嬉しいんだけどなぁ...。

 

 マジソン「久しぶりの地上。やはり落ち着くわね...」

 エンリコ「私としては嫌な思いでしかないが、かつて教えられた事よりも悪くない場所なのだとエルドリッチ管理官の行動を見るにつれそう感じるようになったよ」

 ロザリンド「地表ってこんな場所なのね!でも、悪くないわ。インスピレーションには事欠かなきそう!」

 エヴァン「本当に来てしまった...。だが、皆が言うように悪くないな。本物の私も地表を見たら同じ感想を抱いただろうか?」

 パーマー(いずれは他の部門も地上に連れてこれないだろうか?そうすれば意識改革もスムーズにいくかもしれない。まぁ、いきなりは無理だろうけどね...)

 

 早速マジソンさんに確認してもらうと、恐らくコモンウェルス外の勢力によって製造されたロボットであると見解を述べた。大規模組織がレイダーに流しているとしたら何処の組織だろうか?疑問は尽きない...。しかし、利点もあると彼女は言った。ロボット作業台と互換性があるからそこで改造する事が出来るのだと教えてくれた。まさか互換性があるなんて夢にも思わなかった。何はともあれ改造してみよう。謎の組織がやって来ても応戦出来るように準備しておくのだ。

 頭部はセントリー頭部を装備。頭部の保護にはダメージ耐性とエネルギー耐性が増加する油圧フレームを装備。

 胴体は体力がかなり増加するがオーバーヒートしやすいライダブルボット用のコックピットを増設したRB胴体セントリーボットタイプを装備。RB胴体はセントリーボットタイプがあるとは思わなかった。アドバンスシステム部が解析してくれなければ分からなかっただろう。フロント胴体はダメージ耐性とエネルギー耐性が増加して総重量が増加するフロント作動フレームを装備。リア胴体はダメージ耐性とエネルギー耐性が増加して総重量が増加するリア油圧フレームを装備。最後に近くの仲間のダメージ耐性を増加させるレジスタンスフィールドを装備。

 両肩の武器はクライオキャノンを装備。

 両腕は総重量が大幅に増加して近接攻撃ダメージが向上するセントリー腕とダメージ耐性とエネルギー耐性が向上して近接攻撃ダメージが増加する油圧フレームを装備。武器左手ガトリングレーザーと右手ミニガンを装備。

 両脚は移動速度と総重量が増加するホイールレッグ1ビッグホイールを装備。見た事もない装備だったが、これは僕とエイダとメカニストに扮したイザベルとの戦いの後もロザリンドさんは独自に研究を続けていたらしく、そんな折に僕達がライダブルボットを発見したのでその成果として提示したようだ。2足歩行用の脚やセントリーボット等の4輪駆動よりもシンプルな車輪の方が重量ある物も安定するし、移動が早いという結論だそうだ。いやはや、とんでもない研究熱心さだなぁ...。でも、便利そうなので使ってみようと思う。

 最後に塗装はイエローにした。それと名前はロザリンドさんがデビルズウィールというのはどうかと提案してきた。デビルズウィール(悪魔の車輪)ねぇ...。まぁ、敵に威圧感を与えるという意味でもいいのかもしれない。僕はその名前を入力して改造を終了した。使いこなせるか分からないが、謎の勢力と敵対した時の事も考えて完熟訓練はしておこうと思うのだった。

 

業魔は今日も駆ける、誰がために

 僕はデビルズウィールの完熟訓練のためにレキシントン付近を乗り回しているとベヒモスやフェラル・グール、レイダーが襲い掛かってきた。僕は装備してあるミニガンやガトリングレーザー、クライオキャノンで迎撃した。すると、今までの戦いが嘘のように楽に済んだのだ。ほぼ秒殺と言ってもいいだろう。しかし、これはライダブルボットの性能ありきの戦いだ。過信は禁物だろう。

 その後、レキシントンの産業廃棄物処理の建物の中にロボブレインタイプと呼ばれるライダブルボットがあった。レイダーがパイロットだったが死んだので無傷で放置された形となる。そこでふと気付いたのだが、ライダブルボットには自我があるのかもしれないと思った。言葉は喋れないが僕達の行く先を目で追うような感じで挙動するからだ。何だか愛着が湧きそうだ。持ち帰るためにZ1ー14にお願いした。X6は怪しいから絶対乗りたくないと言っているからだ。僕は彼の心情を曲げてまでやってほしいとは考えていない。それは尊重するつもりだ。

 

 ライダブルボット「...。...。」ジー... 

 パーマー「連れて帰ろう。かわいそうだ...」 

 Z1ー14「私もそう思います」

  X6「野良犬や野良猫じゃないんですから...。サンクチュアリヒルズにはもう大勢いるじゃありませんか...」

 

 とりあえずZ1ー14にはライダブルボット制御リング(パイロット席)を装備させて搭乗させ、一緒にサンクチュアリヒルズに帰るのだった。

 改造をどうするか悩んだ後、ネオ・インスティチュートの安全保持局のジャスティンさんから連絡が入った。ダンウィッチ・ボーラーに配置させたCWトルーパーが全滅したと言うのだ!僕達はテレポーテーションして向かうとライダブルボットが3体も配置されてあるのを知った。未改造でもかなりの能力だったのだろうか?いや、レイダーとライダブルボットの連携で高火力を叩き出した結果かもしれない。それならばCWトルーパーが全滅するのも頷ける。早急に阻止しなければならない!

 僕達は優先的にライダブルボットのパイロットになるレイダー達を殺し、残ったレイダー達を殺していった。全滅を確認後、僕は全滅したCWトルーパー達に哀悼の意を表した。彼等の戦いは無駄ではなかったと僕は思う。僕は安全保持局のジャスティンさんに彼等の遺体を回収させ、丁重に葬るように指示を出した。

 そして、残った初見のハンディタイプと呼ばれるタイプの他にアサルトロンタイプやロボブレインタイプのライダブルボットを回収した。これ等を搭乗したままテレポーテーションは出来ないので、近くの居住地であるスロッグに1体ずつ移動させた。そこで僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。そこからロボット作業台を製造して、付近に配置した。これで余裕のある時に改造しようと思う。

 このライダブルボットがどれだけ普及しているかは未だ不明だ。しかし、対抗していかねばならない。僕は死ぬまでコモンウェルスを駆けるだろう。そこに住まう誰がために...。