Fallout4(フォールアウト4)パトロール編 第34話 コモンウェルス流の仁義なき戦い 前編 | TES&fallout forever

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 僕達はガンナープラザでの激戦の後、休むためにダイアモンドシティに立ち寄った。人造人間が日常的になってしばらく経つが、住民達はある程度慣れた様子で生活を送っている。

 それにネオ・インスティチュートのCWトルーパーがダイヤモンドシティ内部を闊歩していても皆はそこまで恐怖を感じるという場面が減ったようにも見える。それでも僕達の組織が本当の意味で受け入れられる日が来るのは遠い先の未来だろうと感じつつ、休憩に移ろうと思う。

 夜中から朝方にかけてガンナープラザを攻略したのでお腹が空いた。タカハシのヌードルカップはとても美味しいのでそこで食べようと思った。彼等も気に入ればいいのだけれど...。

 しかし、ダイヤモンドシティ・セキュリティの男性に呼び止められた。コロニアル酒場でバーテンダーとそこに通う客が何度もトラブルを起こしているとのこと。それを解決してほしいようだ。コロニアル酒場ってヘンリー・クックの経営する酒場の事だよね?X6の情報通りなら食えない人物という話だけど大丈夫かな?

 僕が行くのを若干渋っていると、ダイヤモンドシティ・セキュリティの男性はこのダイアモンドシティの支配をネオ・インスティチュートがやっているなら揉め事の解決にも責任を以て対処してくれと言ってきた。X6が反論しようとしたが、Z1ー14が彼の口を押さえて止めてくれた。ありがとう押さえてくれて。余計なトラブルは生み出したくないからね...。

 

 パーマー「...やっぱり行かないとダメな感じですか?」

 ダイアモンドシティ・セキュリティの男性「当たり前だろ?インスティチュートの管理官になってここを支配してるってんならここの管理も責任がある筈だ。トラブルを治めるためにきちんと責任を以て対処してくれよな!」

 X6「口の利き方に気を...」モゴモゴ!!

 Z1ー14「抑えて下さいX6ー88!余計なトラブルは控えて下さい!」

 

 まぁ、筋は通っているからね。分かったやりましょう。僕達はコロニアル酒場に向かうのだった。

 いざ入店してみるとポールという名前の男性が妻と思われるダーシーという名前の女性を連れ帰ろうとしたところ、ヘンリー・クックと思われる男性がそれを諫めた。見た感じはバーテンダー兼オーナーといった風貌だった。

 ポールはそれに対して食い下がったが、ダーシーはまだここで飲むつもりだった。彼は何とか連れ帰ろうとしたが、聞く耳持たない様子だ。どうにか解決の糸口は無いものだろうか?

 

酒場での喧嘩

 ダーシーは帰るつもりではあるが、後で帰ると言って夫の言う事を聞く気がない。それを聞いてクックに怒りを募らせ始めたポールは彼に喧嘩を売った。

 当のクックは飄々としていた。ポールはそんな彼をキザで嫌な野郎と罵り、忌々しいから妻から離れろと怒った。

 しかし、クックは動じない。帰るように促したが、ポールは頭にきて殴ろうとした。勝てると思ったのだろうがそれは誤算だった。

 その理由は簡単だ。クックは喧嘩慣れしており、あっという間に何発もポールに拳を打ち込みダウンさせてしまった。ダーシーと他のお客さんはその喧嘩は興味がないらしく、食事をしたり飲んだりしていた。負けてしまった彼は渋々コロニアル酒場を後にするしかなかった。帰り際の彼の話を立ち聞きしてみると、どうやら彼等の間には息子がいるらしい。

 割って入るべきだったがその前に喧嘩に発展してしまった。ポールはすぐさま出ていってしまったので、クックから事情を探ろうと思う。とりあえずネオ・インスティチュートの管理官とコーサー、第3世代の人造人間である事は自己紹介の時にでも話すとしよう。

 とりあえず僕はクックに挨拶しようとしたら、僕に気付いた彼はいつもはこの辺はもっと静かなんだと弁解した。お酒をお金があるなら完璧な場所なのだと。ダーシーは気楽に楽しみたいが、旦那であるポールはそうじゃないからなと言った。この流れだと自己紹介は少し後になるかもしれないと僕は思った。

 僕は先程の修羅場について尋ねると、何でもないとクックははぐらかした。ポールは悪い奴ではなく、ちょっとヒステリーなだけだ言った。リラックスできない奴はつまらないだろうとダーシーに同意を求めた。それを聞いた彼女は旦那の話をするために来たんじゃないと不機嫌に言い返した。後ろめたさはあるみたいだ。早く旦那さんと息子さんの所に戻ればいいのに...。

 その後、ダーシーは僕に話を振り、見た事ない顔ねと言った。そりゃそうでしょうよ、仮面であるストラジデー・バイザーを装着したままなんだからさ...。X6とZ1ー14はガンナープラザの後は外してるけど。人間だった頃の顔を知っている人達でなければ、僕の素性は分からずじまいの筈だからね。その後で本名はダーシー・ペンブロークという名前だと教えてくれた。そうなると夫の方はポール・ペンブロークという名前になるのか。

 それからダーシーは僕に気を利かせてドリンクの一杯か何かを奢ったらどうなの?と要求した。やれやれ、相当飲みたくてしょうがないらしいなぁ...。まだ日が出ているというのに...。X6は文句を言おうとしたが、僕は止めさせた。僕が一杯奢れば済む話だからだ。僕は彼女の事をお嬢さんと言っておだててビールを一杯奢り、クックはビールをグラスに注ぎつつキザなセリフで彼女に渡した。X6とZ1ー14は呆れていた。気持ちは分かるよ、うん...。

 

 パーマー「勿論。こちらのお嬢さんにおかわりを」

 ダーシー「ええそうね。しばらくこの辺にいてくれない?きっといいお友達になれるわ」

 ヘンリー・クック「奢りのビールだ。真っ先に心を掴むよ」

 X6Z1ー14((キザなセリフですねぇ...))

 

 そして、クックは注文は何か僕に聞いてきた。とりあえず僕とX6とZ1ー14の分も考えてリスの角切りやソールズベリーステーキを3つずつ、ヌカ・コーラを3つずつ注文して159キャップ支払った。

 食べる前に僕はコロニアル酒場は自分の場所なのかとクックに尋ねた。彼はそうだと答え、オーナーでバーテンダーを務めていると言った。自身を親身な相談相手だと称し、新しい人生の中の、小さなオアシスを提供していると誇らしげに言った。ポールの件を考えても何処まで本当かは疑わしい...。まぁ、僕はそれを非難する資格は無いけどね...。

 それと自己紹介はダーシーさんに聞こえないようにクックさんに僕が業魔であり、ネオ・インスティチュートの管理官である事を伝えた。彼は驚きつつも平静を装った。

 

 パーマー「私は業魔です。ネオ・インスティチュートの管理官でもあります。ここでの騒ぎが最近問題視されているようなので、お気を付け下さいね?」

 クック「なっ!アンタが管理官?直々に来たっていうのか。わ、分かったよ。気を付けるよ」

 ダーシー「?どうしたのクック?」

 クック「な、何でもない...」

 

 だが、その少し後、クックさんは何かを企むような顔をしたのを見逃さなかった。何を考えているのだろうか?とりあえず後でポールにも話を聞こう。

 

コロニアル酒場で情報収集

 とりあえず情報を聞き出せないかと思い、コロニアル酒場にいたお客さんに話し掛けてみた。そのお客さんは4人いた。

 最初に話し掛けたお客さんはクラレンス・コッドマンという名前の老人だ。スタンドに行くのか?アンタの石はいいよなとよく分からない事を言った。そうと思ったらアッパースタンドの事だった。ケロッグの件以外で来るのはかなり久しぶりだったのでうっかりしていた...。悪い人ではなさそうだが、コッドマンという名前に聞き覚えがあった。初めてダイアモンドシティを探索した時、ポリーさんの話でその名前が出てきた事があったのを思い出したのだ。彼はコッドマンファミリーという事になるのだろうか?もう少し話したかったが、それ以降は話をしたがらなかった。まぁ、業魔の姿だから仕方がないか...。諦めるしかないだろうね。

 次に話し掛けたお客さんはユースタス・ホーソンという名前の老婆だ。挨拶をした後に若い人達をスタンドで見れるのは嬉しいと言った。私達は皆年老いているからと黄昏た。そんなにアッパースタンドに来る若い人は少ないのかな?まぁ、富裕層向けの住宅が密集しているので気が重くてこない人も多そうだなと僕は思った。それにホーソンという名字が気になった。ダグアウト・インにいつもいるホーソンさんの親戚か家族かも知れない。何となく面影がある気がする。

 その次に話し掛けたお客さんはネルソン・ラティマーという名前の男性だ。皆が俺から何かを欲しがるが、馬鹿な事はするなよと釘を刺された。別に欲しがりってわけじゃないけどなぁと思いつつ、ラティマーという名字に気が向いた。外のテラスでいつも飲んでいるマルコムもラティマーの名字をしていたからだ。親戚か家族なのかもしれない。何となく顔つきが似ているからね。

 最後に話し掛けたお客さんはアン・コッドマンという名前の女性だ。この人もコッドマンの名字だからコッドマンファミリーなのだろうか?

 アンは自分の名前を知らないならば重要な人間ではないし、またダイアモンドシティに愚かな貧乏人が残り物を貰いに来たのかといきなり人を見下した事を言ってきた。酷いなぁ...。まぁ、僕がインスティチュートでやってきた事に比べたら可愛げがある内容だけどさ...。

 僕は愚かな貧乏人とは何かと尋ねた。アンは知らないふりをするんじゃないと言い、この街には2種類の人間がいると言った。人の上に立つ人間と他人に跪く人間だと持論を述べた。上に立つ人間は全てを知っていると彼女は語り、僕を含めた跪く人間の事も知っているのだと豪語した。その後、もう消えたらどうかと彼女は鬱陶し気に言った。これを聞いたX6は詰め寄ろうとしたが僕が止めた。こんな事で暴れる必要はないからだ。

 アンは消えるのか消えないのかと催促してきた。こうも話し合いの余地が無いとは思わなかった。もう少し柔軟性があれば良かったのになぁ~。いつかこっちの事を分かってくれるといいのだが...。

 僕は退散するとアンさんに言った。彼女は自分自身の居場所が分かるのはいい事だと言ってその会話は終了した。Z1ー14にはX6を抑えてもらった。いつもありがとうねホント...。

 

 パーマー「分かりました。退散しましょう...」

 アン「自分の居場所が分かるのはいい事さ」

 X6(アン・コッドマン。その名前と顔は覚えましたよ...)ヒソヒソ...

 Z1ー14(X6ー88。流石に抑えて下さいね!)ヒソヒソ...

 

 

ポールの嘆願

 その後、僕達はポールを探しにダイアモンドシティまで戻った。そこで彼はタカハシの店の前で途方に暮れていた。僕が声を掛けると聞きたい事があると言ってきた。こちらとしてもその方がありがたい。

 いつでも聞く準備が出来ていると言うと、ポールは僕にコロニアル酒場にいただろうと言った。それを聞いた僕は貴方は悪いなとは内心思いつつも、クックさんと喧嘩していた方ですよねと尋ねた。事実確認のためだ。彼は喧嘩とは言ってくれると機嫌を悪くした。あれは一方的に打ちのめされたのだと訂正した。何か申し訳ないことしたなぁ...。その後、そのまま彼は話し始めた。自分の妻であるダーシーがクックさんと寝ている事に見てみぬふりをするべきだったと後悔した。彼が彼女に飽きて、彼女が家に戻ってくるまでは我慢すべきだったと後悔した。かなりデリケートな問題だったようだ。正直、彼は不憫に思う。

 なるほど...。クックさんがはぐらかしたのも納得だ。ポールさんの妻であるダーシーさんを寝取っていたのだからそれを公に出来ないのは当然だ。不倫が原因で騒動に発展していたわけか...。あの時身分を明かした事でバレると後々面倒になると察したのではないかと僕は考えた。だが、それでも企むようなあの顔が不可解だ。この後で確認に行くしかないだろう。

 一通り話し終えた話し終えた後、ポールさんはクックさんの所に行って話をするつもりだと言った。僕にも付いてきてほしいとの事だ。そうしないと信じてもらえないと思ったらしい。乱暴するつもりはないが、ダーシーに付きまとってほしくないのだと胸中を述べた。僕は彼の手伝いをする事にした。流石に不憫だからね...。

 それと僕は自分が業魔である事とネオ・インスティチュートの管理官である事も明かした。ポールさんにとっては心強い味方になる事を印象付けられると思ったからだ。何よりダイヤモンドシティではネオ・インスティチュートの存在は公になっているので隠す必要が皆無だというのもある。

 

 パーマー「分かりました、協力しましょう。それと申し遅れました。私は業魔と申します。ネオ・インスティチュートの管理官も務めております」

 ポール「何だって?アンタが業魔だっていうのか。ダイヤモンドシティを支配しているインスティチュートの親玉に助けを求めたとは思いもよらなかったが、クックに対する脅しには十分効果があるな。助けてくれてありがとう!」

 パーマー(まぁ、そのクックさんも旧インスティチュート時代からの情報提供者なんだけどね...)

 Z1ー14「大丈夫なんでしょうか?騒動の解決が別方向に向かっているような...」

 X6「こう時は決まって面倒事に発展しますので、私としては嫌なんですがね...。まぁ、ご主人様は甲斐性なしの男性にも救いの手を差し伸べてしまうので、こういう事も起きてしまうのですよ」

 

 協力を取り付けた事でポールさんはある程度は前向きになった。僕と一緒にいるところを見ればクックさんが手を引くに違いないと確信したようだ。僕は一応傍で威嚇するだけで、話すのは貴方自身だと明言しておいた。流血沙汰にならないようにするためだ。ダイヤモンドシティで戦うような事はしたくないからね。

 ポールさんはそれを了承し、僕に80キャップを支払ってくれた。護衛代という事だろう。早速コロニアル酒場に向かいますかね。

 だが、行く途中でダーシーさんと鉢合わせした。コロニアル酒場に何の用かとポールさんに質問したが、彼は心配する事はないと言ってはぐらかした。彼女は興味無さ気に返事した後は帰ってしまった。それを見届けた彼は顔を顰めつつもコロニアル酒場に向かった。大事にならなければいいけれど...。

 

ポールの意地

 僕達はコロニアル酒場に向かうと、そこではクックさんとネルソンが何やら話し込んでいた。集合しなければならない用事らしい。何か仕事でもあるのだろうか?

 クックさんは店を閉めるだけだからとネルソンに伝えた後、ポールさんと僕達に気付いた。ここに皆してやってきたことの意味を測りかねている様子だ。

 もしかして僕を雇って脅しに来たのではないかとクックさんは推察したがその通りだ。こういうのはあまり好きではないが、ポールさんとダーシーさんの関係を元通りにするためには仕方がない。

 だから、僕は言う事を聞いた方がいいとさりげなく警告した。これを聞いたクックさんも流石に狼狽した。

 

 クック「おいおい...。いくら何でも反則じゃないのか!?ネオ・インスティチュートの管理官を脅しに使うなんてよぉ!」

 ポール「悪く思うなよ。お前がダーシーを寝取らなければこんな事にならなかったんだからな!」

 パーマー「悪い事は言いません。ポールさんの言う事は聞いた方がいいですよ?そうすれば痛い目に遭う事はありませんから」

 Z1ー14(上手くいきますかね?)ヒソヒソ...

 X6(そう思いたいですが、ヘンリー・クックは抜け目ない男です。どうするか予想出来ません)ヒソヒソ...

 

 クックさんは僕がこんな事に関わるなんて間違っていると説得しようとした。でも、ここで折れるわけにはいかない。僕は首を横に振った。その後、彼は今度は何を言いたいのかポールさんに聞いた。

 ポールさんはダーシーさんに付きまとわないでほしいと要求した。もし聞き届けられないならばの先を言わなかったが、撃つのは明白だった。クックさんはそれは悪い考えだから銃を向けない方がいいと説得しようとした。撃つつもりがないならばそうすべきだと。

 だが、ポールさんは撃つつもりのようだ。クックさんを殺すしかないし、さっきの説得が遺言ならばそれでもいいと覚悟を決めた様子だ。かなりマズイ展開になってきた...。殺し合いになったらお互い後には引けないぞ...。僕は取り返しのつかない事になると警告した。

 

 ポール「撃たないとでも思うか?アンタを殺さなけりゃならない。今さっきのがアンタの言いたい事か?」

 パーマー「ポールさん...。銃を収めないと、取り返しのつかない事になりますよ」

 クック「待て!やり直す事が出来るよ、ポール」

 X6「長くないといいですが...」

 Z1ー14「でも、この流れだとそうなりそうにもありませんね...」

 

 クックさんはそれを聞いてここぞとばかりにダーシーさんに今後は近づかないし、もう終わりにすると約束すると言った。だが、ポールさんはその約束にどんな価値があるのかを受け入れるつもりはない様子だ。

 それでもクックさんは説得を試みる。埋め合わせはするし、今すぐにでも沢山お金を稼ぐ方法も知っていると持ち掛けた。ダーシーさんがここに来る唯一の理由はポールさんに腹を立てているからだと彼は説明した。もう一度水に流してやり直すなら、全てが違ってくるだろうと言った。自分のした事に対しての借りもあるのでそれで解決したいと交渉してきた。今すぐにでもお金を稼ぐ方法か...。大丈夫かなそれ?

 

クックの野望

 僕はどうやってお金持ちにするのか尋ねた。クックさんは実は裏稼業をやっており、ネルソンが父親であるマルコムの財産を使ってギャングの真似事を味わうのを手伝っていると前置きした。彼の事を「アホガキ」と陰口を叩きつつも、世界中のお金を持っているし、自分を新進する犯罪者の親玉だと思うのが好きなんだと分析していた。

 裏稼業ではクックさんとネルソンはグッドネイバーからやってくる紳士と会う事になっていて、彼が持っているお金を薬品に換えるそうだ。

 そこでお金持ちになる計画とはこれを奇襲してキャップと薬を根こそぎ強奪するという計画だとクックさんは自信たっぷりに言った。う~ん、レイダー仕草だなぁ...。まぁ、僕も過去にも生き延びるために似た事はしてきたからとやかくは言わないけどね...。

 それとこの計画は本来僕だけに持ちかけようとしていたらしい。業魔としての実力なら確実に達成出来ると考え、後でその儲け話をしようとしたらポールさんを連れてきたり、X6やZ1ー14を同行させたので打ち明けざるを得なかったとのこと。あの時の企むような顔はそういう意図があったのか...。

 クックさんは絶対上手くいくと力説した。会う場所はいつも同じ場所で、彼等はいつも同じ数の人間を連れてくると説明した。奇襲したとしても、何が彼等を撃っているか気付く事はないだろうと豪語した。
 そして、クックさんはポールさんに出来そうか尋ねた。それを聞いた彼は微妙だと答えたが、お金持ちにしてくれるのは拒まないと言った。
 僕は危なくないかとやんわり止めるように説得しようとしたが、ポールさんはやる気満々だ。僕が資金援助するという話をしようとしたが、完全に強奪計画に夢中になっている。こうなってしまっては仕方がない。最後までやるしかなさそうだ...。

 

 パーマー「本当にやるんですかポールさん?まだここなら引き返せますが...」

 ポール「業魔、俺は決心が付いたんだ。俺が出来る男だって証明出来るチャンスなんだよ!出端を挫かないでくれ」

 クック「そうだぜ業魔。ネオ・インスティチュートの管理官がいるならい奇襲が成功するのは絶対だからな!」

 X6「...やっぱり面倒事になりましたか...。ウェイストランド人に優しくするからこうなるんですよ...」

 Z1-14「でも、それが無ければ居住地支援は上手くいきませんでしたし...。ままならないものですね...」