治安維持活動や居住地支援が軌道に乗ったので少し休もうと思う。
久々の休暇を満喫
しっかり休んだ後、僕は武器作業台を使って近接武器を改造する事にした。サンクチュアリヒルズに住む入居者は銃を渡してあるが不意打ちされた時のための対処だ。ストロングはもう渡してあるので今回は無しだ。
最初はスーパースレッジを電気ダメージを追加して敵を気絶させる事があるスタンパックを組み込んだので、これをシェフィールドさんに渡した。
次にスレッジハンマーを電気ダメージを追加し、スタン効果の機会や標的は流血し、動けなくする機会や手足のダメージを追加して大ダメージを与えるヘビーショックシャープロケットを組み込んだので、これをアレンに渡した。
その次はスーパースレッジをエネルギーダメージを追加するビーティングコイルを組み込んだので、これをレオさんに渡した。
そのまた次はアサルトロン・ブレードを電気ダメージを追加する帯電を組み込んだので、これをサムに渡した。
次の次はフィッシュ・フードさんにもアレンと同じ改造を施したガウスライフルを渡した。それなりに戦い慣れしている様子だからね。弾薬である2㎜電磁カートリッジは500発分渡した。
近接武器はMr.ハンディ・バズブレードを電気ダメージを追加する帯電を組み込んだので、これを渡した。
更に次はライリーさんやアンネさんの分の武器を改造しようと思う。ケイトやパイパー、キュリーの時と違って戦い慣れしていない彼女達に見合った武器にしようと考えた。威力もあって大き過ぎない銃で悩んだが、44ピストルにした。これなら十分要件を満たすと思ったのだ。早速これ等も改造しよう。
まずはダメージが大幅に増加して発射速度が上昇する改良型レシーバー。腰だめの命中率を改善するブルバレル。反動と腰だめ中の命中率を改善するコンフォードグリップ。対象を追跡する高倍率のスコープで構えた時の命中率をかなり改善するリコンスコープを組み込んだ。これ等を彼女達に渡した。弾薬である44口径弾もそれぞれに500発分渡した。
最後に近接武器はバットにした。これなら重過ぎないはずだ。電気ダメージを追加してアーマーを貫き、スタン効果の機会や動けなくする機会、手足へのダメージの増加や大ダメージを齎すショックパンクチュアロケットを組み込んだ。それとバット自体を重くなり過ぎないようにアルミニウムでコーティングしたので、これ等を彼女達に渡した。
これでサンクチュアリヒルズの入植者達の武装は完了したと思う。僕がいなくてもしっかりやっていける筈だ。
その後、ゴートを2つとスイカを2つ、レイザーグレインを2つを植えた。これからも増えていくと思えばしっかり植えて食糧を確保しておく方がいいと考えたのだ。
武器の改造や野菜を植えたりしている内にお昼時になった。いやぁ~、流石に疲れた...。お腹も空いたので、僕はクッキングステーションを使ってサンクチュアリヒルズに住む皆に料理を振る舞う事にした。ローストしたマイアラークの肉や調理したソフトシェルの肉、焼いたハーミット・クラブの肉やマイアラーククイーンステーキ、クイーン・ヌカ・ルークのグリルやゆでたアングラー、野菜スープやヌードルカップ、リスシチューやデスクローステーキなどを調理した。戦前の頃は簡単な料理しかしなかった。だけど、コモンウェルスでの旅でこういう生活スキルも上げざるを得なかった。その結果、皆ん位振る舞えるようになったのはとても嬉しい成果だ。皆が美味しそうに食べているので本当に嬉しい。
ガンナープラザに向かえ!
サンクチュアリヒルズで久々の休暇を楽しんでいると、ネオ・インスティチュートの安全保持局から緊急通信が入った。
僕は何があったか尋ねると、ガンナーが一大拠点を建設したのを別動隊で治安維持活動をしていたコーサーが見つけたのだという。その拠点の名はガンナープラザ。ファロンデパートから見て南にある戦前のGNN(ギャラクシー・ニュース・ネットワーク)跡地を改造したらしい。僕達ネオ・インスティチュートやコモンウェルスの人々の抵抗で方々に作り上げた拠点を失った彼等の生き残りをかけた要塞であろう。
向かう前に僕はX6の装備をアーマー作業台で改造する事にした。彼の装備は初期状態のままだったからだ。データ解析用で改造していなかったらしい。それを今まで苦にせず戦えたのは彼の実力の賜物だろう。ストラジデー・スーツには放射能耐性とエネルギー耐性を大幅に改善する防御裏地、ストラジデー・バイザーには狙いを定める時に一時的にスロー効果を発揮する状況認識強化のガジェットを組み込んだ。
Z1ー14にもストラジデー・バイザーを着用してもらった。ガンナー最後の拠点だからね。慎重に越した事はない。準備が整ったところで出発だ。
僕達はテレポーテーションしてファロンデパートに向かい、そこからガンナープラザに近づく事にした。正面は完全武装されているので僕はステルス迷彩を起動し、X6とZ1ー14は隠密行動で裏口から登っていき、裏口手前を警護していたガンナーを僕のアクセラレーターで撃ち殺した。そのガンナーはヌカランチャーを持っていた。気付かれていたら危なかった。注意して行動しよう。
害獣部にいるガンナーは慎重かつ迅速に隠密に殺していき、途中でフュージョン・コアを入手した。しかし、ミサイルランチャー持ちのガンナーに気付かれてしまった。こうなっては仕方がない。僕達は分散してガンナーを殺し、タレットを破壊していった。隠密で殺していったおかげである程度楽だったが、真正面から攻め込んでいたら確実に苦戦を強いられる程の物量だった。倒さず放置していたらヌカ・ワールド・レイダーズに匹敵したかもしれない。それ程の戦力なのだ。
内部に侵入する前に施錠された部屋をロックピックで開錠し、中に入って小型ロッカーからフュージョン・セルや火炎放射器燃料、38口径弾を入手。爆発物ボックスからはフラググレネードや冷却地雷を入手した。外周部を探索した後は僕達は侵入するためにエレベーターを使って地下から攻略する事にした。奇襲の方がやりやすいからね。
エレベーターで地下室に降りた後、僕は外周部の時と同じようにステルス迷彩、X6とZ1ー14は隠密行動でガンナー達を殺していった。スポットライトがあったので外周部の時よりは気付かれやすくなってしまったが、奇襲は成功して幾らか数は減らせた。
順調にガンナー達を殺していくと、地下室のガンナー達を取りまとめているライダーという名前の男性が攻撃してきた。何というか名前的にこっちが分が悪いなぁ...。改名してもらえないものだろうか?ダメだろうなぁ...。言ったん戦闘を中止して提案してみたら案の定怒った。X6もZ1ー14も呆れていた。まぁ、そうなるよね...。
ライダー「いくぞインス野郎!お前等を殺して俺は前線に...」
パーマー「スタ~プ!!」
ライダー「何だよ!」
パーマー「戦う前に改名しませんか?貴方はライダー。私は怪人。名前的にこっちが分が悪いのでね?」
ライダー「何の話だよ!!」
Z1ー14「いったい何の話なんですか?」
X6「まぁ、いつものご主人様の戯言でしょう...。戦前の頃からコミックや特撮が好きだったらしいですから...」
なんやかんやで戦いは始まった。ライダーはアサルトライフルを撃ちまくったが、僕はプラズマソードで弾いてダメージを負わせ、最後は接近してプラズマソードで斬り殺した。
その後、ライダーの遺体を失敬して懐を探るとGNNのレコーディングルームの鍵とライダーのホロテープという題名のホロテープを入手した。鍵の方はこの後必要になると思う。ホロテープはガンナーを全滅させてから聴くとしよう。念のため地下室を探索してみると、ターミナルがあった。ハッキングして中を覗くと、スポットライトのコントロールの項目があった。地下室にはもう用はないのでそのままにしておく事にした。そして、僕達はエレベーターに乗って1階に向かった。
1階に到着後、僕は先程と同じようにステルス迷彩を、X6とZ1ー14は隠密行動で進みつつガンナーを殺していった。だが、彼等も練度が低いわけではない。すぐに気付かれてしまい、反撃体制に移行されてしまった。外周部や地下室のようにはいかないか...。僕達は分散しつつ、ガンナー達を殺していき、1階の廊下部分を完全制圧した。やはりというかかなり手強かった。ガンナーも伊達じゃないという事なんだろうなぁ...。
今度は2階部分の制圧を開始した。そこにも大勢のガンナーや大量のタレットが配置されていた。だが、1階に回した戦力が壊滅した今となっては押しきれない数ではない。一気呵成に攻撃するのみだ。その後、2階部分は制圧間近だったがその先にあるGNNモニュメントがあるフロアには大勢のガンナーが最終防衛ラインを築いていた。ここが踏ん張りどころだろう。
僕達も必死で戦うが、ガンナー側はもっと必死だろう。ここを陥落したら後がないからだ。しかし、僕もネオ・インスティチュートの管理官である以前にコモンウェルスを護っていく事を決めている。そのためにもここを攻め落とすのだ。
僕やZ1ー14はアクセラレーターで攻撃し、X6はヴェノムガンで攻撃していった。死んでいくガンナーだったが盛り返そうと味方に指示を出すガンナーがいた。そのガンナーはクルスという名前の男性らしく、AERを巧みに使って僕達を殺そうと躍起になっていた。そうはさせますかっての!
クルス「ちくしょう、インス野郎共め!!ガンナープラザは絶対に陥落させん!滅ぶのはお前等の方だ!!!」
X6「必死ですね。でも、無意味ですよ」
Z1ー14「可哀想ですが、容赦している余裕はこちらにはありませんからね」
パーマー「そういうこと。だから、このまま押し切らせせてもらう。ネオ・インスティチュートとコモンウェルスを護る為にもね」
クルスのAERの次弾装填の隙を突いて、僕はプラズマ・グレネードを投げて大ダメージを負わせた後にアクセラレーターで撃ち殺した。
クルスを失った事で指揮系統が乱れたので、後は容易に対処出来た。各人バラバラに攻撃するから遮蔽物を利用して躱し、各個撃破の流れで殺していった。こうしてGNNモニュメントを起点とした最終防衛ラインを突破出来た。
その後、クルスの遺体を失敬して懐を探るとGNNのレコーディングルームの鍵とクルスのホロテープという題名のホロテープを入手した。鍵の方は念のためもう1つ持っておこう。ホロテープはガンナーを全滅させてからライダーの分と併せて聴くとしよう。
残るはGNNのレコーディングルームだ。ここが総司令部となるだろう。僕はGNNのレコーディングルームの鍵を使って開錠し、突入した。そこにはタレットが2基とガンナーが3人いた。髭を生やした男性のガンナーがボス格のようだ。周りのガンナー達が彼をキャプテン・ウェスと呼び、どうやって切り抜ければいいか戦々恐々となりながら騒ぎ立てていた。中には「本隊さえ来れば...」等と言っていたが詳細は不明だ。なるほどね、彼が総司令官か...。つまり、ここで彼等を殺せばコモンウェルス中のガンナー達の統制は失われ、完全壊滅も夢ではないという事になる。本体とはどんな物かは不明だが、俄然やる気が沸いてきた。ここで全てを終わらせよう。
ガンナーその1「ど、どうするんだよ!最終防衛ラインを突破されたって事は、もう俺達しかいないって事じゃないか!どうすんだよキャプテン・ウェス!」
ガンナーその2「嗚呼...、本隊さえ、本隊さえ来てくれればインス野郎なんかすぐに始末出来るのに...」
キャプテン・ウェス「お、お前等ぁ...。いいから気を強く持て!連戦でインス野郎共は疲弊している。その隙を突いて殺すんだよ!!」
パーマー「残念ながらここで幕引きですよキャプテン・ウェス?念仏は唱え終わったようなので、私がここで引導を渡しましょう」
Z1ー14「これで終わりになりますね。しかし、ガンナー達の本隊が存在するのでしょうか?」
X6「威勢を張るための虚言の可能性もありますが、無視出来ない内容ですね」
そして、ガンナープラザでの最後の戦いが始まった。タレットを起動して掃射してきたがZ1ー14のアクセラレーターでそれらを破壊した。その巻き添えでガンナーの1人は死んだ。それを見たもう1人のガンナーは雄叫びを上げながらプラズマライフルを撃ちまくったが、X6は巧みに避けつつもヴェノムガンで殺した。残ったキャプテン・ウェスは僕に狙いを定めてプラズマライフルを撃ったが、僕もそれを避けつつアクセラレーターを掃射して撃ち殺した。こうしてガンナープラザは陥落した。ここで何か情報を掴めるかもしれないので探索しようと思う。
ガンナープラザを探索せよ!
まずはここGNNのレコーディングルームから調べようと思う。最初は近くにあったトランクを開け、その中からキャップや308口径弾があったので入手した。
その次には金庫をロックピックで開錠し、その中からフラググレネードやパルス地雷、スティムパックやRADーX、RADアウェイやワンダーグルーを入手。それとウェスのホロテープという題名のホロテープを入手した。早速聴いてみよう。
再生してみると、最初にクルスが429番を名乗り、ファロンデパートの近くに敵を発見したと司令部に報告した。キャプテン・ウェスはそれを了解し、距離はどれ位だと尋ねた。クルスは2分程だと答え、キャプテン・ウェスは交戦を許可した。クルスはそれを聞いて戦闘に移行しようとしたが、奇襲を受けたようだ。かなり激しい様子である。それを聞いたキャプテン・ウェスはすぐに本部まで戻るように命令した。しかし、クルスは戦闘中だった所為かよく聞き取れなかったらしい。キャプテン・ウェスはイラつきながらも本部に戻るように再度命令し、やっと聞き取れたクルスは了解して本部に戻ると報告して録音は終了した。ガンナーがファロンデパートの攻略を目指していたのは知らなかったなぁ...。僕達ネオ・インスティチュートがそこを壊滅させたので、謀らずして援助した形になるのだろうか?そうでないと思いたいけれど...。
最後はキャプテン・ウェスのターミナルを発見した。それを覗くと、ハイドパーク潜入の項目やタレットのコントロールの項目があった。タレットは破壊したので、最初の分だけ確認しようと思う。
それではハイドパーク潜入の項目を読もう。ライアン少尉という名前のガンナーのハイドパークへの潜入計画は、今後利益を生む事になりそうだとあった。スパイのおかげで彼等に関する価値のある君津情報を得られる上に、潜入者がいるという噂が流れたことで、彼等の中で魔女狩りが行われるようになったそうだ。一掃部隊の展開作戦は、しばらくの間は保留にさせているとあった。潜入者達には扇動を続けるよう指示を出したようだ。このレイダー達なら、我々の為に仕事をしてくれるかもしれないと締めくくってあった。ハイドパークでのレイダー達の連携の無さはガンナーのライアン少尉の策略だったということか?そのためにボスであるスカッターも頭を悩ませていたという事になる。キャプテン・ウェスがやらせようとしていた仕事は不明だが、ガンナープラザを陥落したのでその仕事で発生するコモンウェルスの被害を未然に食い止める事が出来たかもしれないので、これはこれで良かったと僕は思った。
次はクルスのホロテープだ。残っているライダーのホロテープもここで再生してみよう。
再生してみると、クルスは溜息をつきながらスーパーミュータント達がここから北に2㎞の所に住み着いており、街はほとんど占拠されていると言った。彼等はファロンデパートに集まっており、2,3日前に分隊を引き連れて一掃しに行ったらしい。奇襲を受けてキャプテン・ウェスに撤退するように命令を受けたが、戻ったらキャプテン・ウェスに皆の前で怒鳴られた後にレコーディング・スタジオで2人で会うように言われたようだ。4,5分怒られた後、パトロールに連れて行かれた後にこの本部を守るように転任されたとあった。何だか意味が分からないし、皆の前でキャプテンと言い合うつもりはないけれど、どういう意図なのか分からないようだった。撤退するように命令したのに、それを咎めるなんてと締めくくってあった。スーパーミュータントとの戦いで後手に回ったので失敗と見られ、示しを付けるためにキャプテン・ウェスは怒鳴ったのだろうと思う。皆の前で吊るし上げられたのは不憫だが、示しを付けるためにも仕方なかったかもしれない。
最後はライダーのホロテープだ。
再生してみると、ライダーはクルスは自業自得でキャプテン・ウェスは自分のやった事を考えて階級を返上すべきだと不満気に言った。あの人は甘すぎるし、あの人が率いる彼等が見れば明らかだと。自分達はガンナーだから撤退はしないとかなり憤慨していた。クルスの処罰にはそれ以上に憤っており、彼は本部の最上階の警護で自分は暗くて寒くて汚い地下室なのに納得がいかなかったようだ。明日、朝一でキャプテン・ウェスの所に行って思っている事を言ってやると宣言した。どうなるか分からないけど、もしかしたら転任されて戦闘に加われるかもしれないと希望を口にして締めくくってあった。クルスへの処罰の軽さとキャプテン・ウェスの采配にかなり不満を持っており、思っている事を言ってわざと転任して、戦闘に加われればと画策した様子だ。僕は納得のいく処罰や采配はとても難しいと聞いていて思った。ネオ・インスティチュートの責任者になってそれなりに経つが、キャプテン・ウェスのようにならないように細心の注意を払おうと心に決めた。
ホロテープの確認が済んだ後、僕達は1階を探索した。最終防衛ラインを築いていたGNNモニュメント付近を探索すると、缶の鳴子を解除した先にターミナルがあった。ハッキングして中を覗くと、プロテクトロンコントロールの項目があった。でも、戦いは終わったのはそのままにしておこうと思う。
その後、1階の探索の途中でオフィスと思われる場所を見つけた。そこには稼働中のターミナルが3台残っていたので確認しようと思う。
最初はGNN職員ターミナル#31というターミナルだ。それを覗くと、古い弁当という項目があった。ジェラルドという名前の人物がサムに対して、古い弁当をジムという名前の人物の机にしまい込んだと告白した。彼はいつもボリスという名前の人物がやったと思っているとあり、机を全く開けないらしいかった。もう3週間くらい入れたままなので、言ってやるべき?と締めくくってあった。悪質な悪戯だなぁ...。どういう経緯でそんな事をしたのかは知らないが、絶対ダメだと僕は思った。
次はGNN職員ターミナル#68というターミナルだ。それを覗くと、仕事にうんざりという項目があった。読んでみると、こんな仕事はもう嫌だと呟いた後、管理職の誰かさんにこれを読んでいるといいんだけどと強調した。部屋の隙に追いやられるし、その上で更に隣に机を詰め込まれているし、天井の照明は1日中チカチカするし、少しでも雨が降ると壁に染み込んでくるし、ただでさえ場所がないのに外国人の交換インターンを連れてくるしと不平不満を並べた。それにボリスは臭い!と名指しで責めた。ボリスに今貴方の事を言っていると告げ、1日中こっちの画面を読もうとしているのは分かっているとあった。ほとんどいつも働いているふりをしてるだけで、英語なんて読めもしないのにと悪口を書き綴った。おまけに貴方は臭いってもう言ったかな!ともう一度書き込んだ後、その匂いは強烈過ぎでこんな仕事大嫌いと締めくくってあった。名前はGNN従業員番号68[名前なんてないらしい]となっており、誰が書いたかは不明だ。このターミナルを使っていたのがジムなのだろうか?職場にかなり不満を溜め込んでおり、ボリスが悪臭を放っていると思い込み、かなり嫌悪していたようだ。ボリスは英語が分からないようなので、恐らく何処かの移民かもしれない。ジェラルドが犯人ではあるが、その事に気付いていないので仕事が大嫌いと考えるまでエスカレートしたようだった。机を開けて確認すればいいのだが、ボリスの所為だと思い込んでいたのでその発想は無かったようだった。これは穏便に解決した顛末は想像出来ないなぁ...。
最後はGNN職員ターミナル#118というターミナルだ。それを覗くと、従業員#68へという項目があった。読んでみると、どうやらボリス本人が書き込んでおり、ジムに宛てた内容のようだった。英語が出来ないと思っていたのはジムの方だったのだ。もうすぐインターンの期間が終わって、地元に帰る予定だとあった。君ならこれを読んでくれると思うとあり、そういう事をする人だからとあった。ここでの時間を酷いものにしてしまって悪いと思ってると謝罪した。僕が去ってまた少しは楽しさを取り戻せるといいねと気遣った。1つ忘れないでほしいのは、君の仕事は僕の国の人間なら喉から手が出るほど欲しがる仕事だから、無駄にしないでほしいとお願いしたようだ。それと臭いの事をはっきり言ってくれてありがとうとお礼を述べた。実はずっと君だと思っていたんだ!とあった。だからいつも君の方を振り返っていたんだとあった。PS-英語は読むのも話すのもしっかり出来ますとあった。PSSーこの訛りは頭に良さそうに聞こえるらしいからわざと使ってるんだ。お元気でと締めくくってあった。ボリスはやはり移民のようだった。悪く思っているジムの事は彼自身は嫌っておらず、逆に尊敬している事が分かった。それと臭いの事をはっきり言ってくれてありがとうとまで言ったのだ。ジムが臭うと思っていたから振り返っていた事を打ち明け、自分が悪かったと受け入れた様子だ。英語が読むのも書くのも出来るが、わざと訛るように喋っていたので誤解を与えてしまったとPSSにて謝罪した。お互いに腹を割って話すようにしていたら和解と誤解を解く事が出来たかもしれないのに残念だ...。
気を取り直して2階部分を探索しよう。稼働しているターミナルがある部屋が2カ所あった。そこを調べようと思う。
1カ所目のターミナルをハッキングして覗くと、タレットのコントロールの項目があった。これはもう破壊した後だから必要はない。残りの場所を調べよう。
2カ所目のターミナルをハッキングして覗くと、データベースのネットワーク:オフラインの項目やロック管理の項目があった。
最初はデータベースのネットワーク:オフラインの項目だ。いつものようにデータベース・ネットワークのアクセスには、許可が必要ですと締めくくってあった。今後はここの項目の時は見ないようにしよう。回復の見込みがないからね...。
最後はロック管理の項目だ。その中のロックの解除を選択した。キャップや44口径弾、44ピストルやメタルアーマー:右脚を入手した。
嫌な予感
こうしてガンナーの最終拠点にして要塞であるガンナープラザは壊滅した。僕達はしっかり探索はしてみたものの、「本隊」に関する情報は得られなかった。知らないまま去るのは何だか気になるし嫌な予感はするが、無いならば仕方がない。
こうして僕達はガンナープラザを後にするのだった。しかし、この時の嫌な予感が現実となって襲い掛かってくるとは夢にも思わなかったのだ...。