Fallout4(フォールアウト4)パトロール編 第31話 牛歩だろうと確実に | TES&fallout forever

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 ファー・ハーバーの再探索は終了した。これからコモンウェルスに帰ろう。

 

業魔怪人、再び犬を買う

 僕達はコモンウェルスに帰る前にエリクソンのいる水平線飛行1207に立ち寄った。彼は元気にしており、犬達と共に悠々自適に切らしていたのだった。僕は彼からフュージョン・コアやガンマ弾、5㎜弾やミサイルを買った。

 それから少し休憩していると、少し世間話等して寛いでいると、エリクソンはヴィム・ポップ社の話をし始めた。自分はそこにいた時があり、グリュンを閉じ込めたのは自分であると言ったのだ。ということは彼の仲間だったスーパーミュータント達を殺した事になるのか...。僕は彼に謝罪したが、もうこの島に来た彼等は霧でおかしくなっていたし、ボスだったグリュンも狂ってしまったのでそうするしかなかっただろうと理解を示してくれた。何から何まで紳士的に受け止める彼には頭が上がらない思いだ。

 

 エリクソン「そうだったのか...。しかし、それは仕方がない事だ。グリュンは狂い、兄弟達も凶暴化した。業魔、代わりに引導を渡したのが君で良かったよ」

 パーマー「...そう言ってくれると気が楽になるよ。ありがとうエリクソン」

 Z1ー14「こんなにも理知的なスーパーミュータントがいるとは思いませんでした。勉強になります」

 X6「まぁ、話せるスーパーミュータント自体珍しい部類です。ストロングと彼位しか私は知りませんね。そういう存在自体が希少種なものです」

 

 その後、僕はまた犬を買う事にした。コモンウェルスで飼おうと考えている。僕はジュードという名前のミュータントハウンドとカミ―という名前の狼、チャンプという名前の犬を各250キャップで買った。飼った後は僕はいつものようにサンクチュアリヒルズの場所を地図で示し、犬達を向かわせた。

 きっと賑やかになると思う。気に入ってくれるといいけれど。僕はエリクソンに別れを告げて、水平線飛行1207を後にするのだった。

 

エコーレイク製材所を防衛せよ!
 エリクソンと別れた後、確認がてらエコーレイク製材所を通り過ぎようとした時に、トラッパー達が襲撃しているのを目撃した。僕はX6に遠巻きにいるトラッパー達をヴェノムガンで殺していくように指示を出し、僕とZ1ー14はアクセラレーターで残りのトラッパー達を殺していった。
 この時、Z1ー14はトラッパーを背負い投げしつつアクセラレーターで吹き飛ばして殺すという芸当を披露してみせた。彼も治安維持活動の旅で強くなったなぁと僕は感心した。 

 その後、入植者の男性に話し掛けた。僕達の介入でトラッパー達を殺した事に彼は感謝した様子だ。インスティチュートはよく知らないが、僕が相手なら信頼出来ると言ってくれた。その言葉は嬉しいし、犠牲が出る前に助ける事が出来て良かった。ここのインフラ整備や防衛力強化等の改築工事を行う事にした。僕達がコモンウェルスのに帰っても大丈夫な状態にするためだ。

 

 入植者の男性「キャプテンズ・ダンスをやり遂げた奴に助けてもらえて光栄だ。インスティチュートっていう組織はよく知らないけれど、アンタが手綱を握っているなら安心だな」

 パーマー「そう言っていただけると僕としても助かります。期待に応える所存ですので、これからもよろしくお願いします!」

 Z1ー14「...インスティチュートは地表の人々の多くに憎悪されているのはこの旅で知りましたが、ファー・ハーバーでは存在そのものを知らない人々が多いんですね...」

 X6「癪に障ることこの上ないですが、ご主人様はそれでも助けていく事を心に決めています。私達がいくら憎悪されようとも最後まで護っていくのでしょう...」

 

 

エコーレイク製材所を支援せよ!
 落ち着いたところで改築工事を始めようと思う。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。最初はエコーレイク製材所で解体し忘れていた廃棄されてある木箱やバレル、カエデの幹やログを解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。
 インフラ整備では畑ではマットフルーツを2つ程植えた。水はウォーターポンプが充分に備え付けられているのでそのままにした。電力は通ってなかったので、ジェネレーター(大)を設置した。パワーパイロン(大)を設置し、電線管も設置して天井用照明を設置した。これで過ごしやすくなったと思う。
 防衛力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを9門設置した。マシンガンタレットと併せて使えば防御力が格段に上がる。こうしておけばトラッパーやガルパーやアングラー、フォグ・クロウラーやハーミット・クラブ等の怪物相手にもしっかり防衛出来ると思う。こうして僕達は入植者達に別れを告げて、エコーレイク製材所を後にするのだった。

 

ビーバークリーク・レーンを探索せよ!

 僕達はコモンウェルスに帰る前にビーバークリーク・レーンと呼ばれる場所に寄った。初めてファー・ハーバーに来た時には気にしなかったが、戦前のボウリング場のようだ。そこにはフェラル・グールにフォグ・グールがいたので返り討ちにした。

 その後、受付でターミナルを発見した。それを覗くと、リーグ準備表、ルールと日程の項目や従業員のメモの項目があった。

 最初はリーグ準備表、ルールと日程の項目だ。その中にはバーハーバー・リーグのルールの項目や2078年バーハーバー・リーグ勝敗表の項目、ボウラーのスコアとハンデの項目があった。

 まず最初はバーハーバー・リーグのルールの項目だ。2078年公式のバーハーバー・ボウリング・リーグの内容とある。リーグのハンデは以下の通りとある。220ーボウラーのアベレージ、×0.9=ハンデとなっていた。皆を均等な立場にしてトップレベル選手に更なる挑戦を与えるという絶対的チャンピオンの要求に応え、ネガティブハンデを試験的に導入していると締めくくってあった。僕は戦前の頃、1~2回プレイしたがルールは詳しくない。読む限り、チャンピオンにハンデを負わせ、公平な運営を心掛けていたのだと思う。

 次は2078年バーハーバー・リーグ勝敗表の項目だ。その中にはプレイヤーの勝敗が記録されていた。これは特に重要ではないのでスルーした。

 最後はボウラーのスコアとハンデの項目だ。2078年バーハーバー・リーグ順位表とある。これはプレイヤーのスコアとハンデを記録したものだ。これも特に重要ではないかスルーした。

 次は従業員のメモの項目だ。その中にはヴィム販売機が故障中?の項目やトーマスに関する最新情報の項目、ダイニングエリアの立ち入り禁止の項目や当面の間休業の項目があった。

 まず最初はヴィム販売機が故障中?の項目だ。これは2076年12月8日の記録だ。スタッフ会話で何度も話題にしたが、ヴィム販売機が動かなくなったのはこれで今年5回目だという。修理人によると今回は誰かがお札を入れる部分にガムを押し込んだという。バーハーバー美術館のジャンという名前の人物が似たような器物破損の問題を抱えていると言っていたら、今度はヴィムの販売機なので頭を抱えたようだ。機械の近くで怪しい行動をする常連客がいたら、犯人を追放出来るようマークやマット、デイジーという名前の人物に知らせるように命令した。その後、マークが送別会について秘密を漏らしたとある。凄く嬉しいと皆に言いたいと彼は思ったとある。皆とここで一緒に働けた事は、人生で最高の出来事の1つだったし、配置後は凄く寂しくなるだろうとも述べていた。何処へ送られるかは分からないが、船はハワイから出るのでボウリングボールに使わないと約束さえしてくれたら皆にパイナップルを送るよ!と言ったようだ。Mrs.ミラーが自慢のフライド・フィドルヘッズを送別会に持って行くのにどれ位買えばいいか知りたいから、皆から返事を貰うようにと締めくくってあった。ヴィム販売機が悪質な悪戯で修理に回されたので徹底的な対処を実施し、マークの送別会は問題なく行われた。もしかしたら優良企業だったのかもしれない。

 次はトーマスに関する最新情報の項目だ。これは2077年7月2日の記録だ。デイジーと話したが、聞いた事を伝えてほしいとのことだ。彼女が叔父と叔母から聞いた話なのでこれ以上の事は自分には何も言えないと前置きし、どうやらトーマスからの葉書が届かなくなった4月頃に彼の駆逐艦が沈没したようだが、海軍は何が起きたかについて口を閉ざしているとあった。彼は2週間ほど前まで行方不明だったが、無事かどうか分かるまで両親に連絡するのを待っていたらしいとあった。その後、良い知らせと悪知らせが入ったようだ。良い知らせは彼が生きていて、その勇気にメダルを与えられる名誉除隊で家に帰る事になったことらしい。いつかははっきりとは分から今年中のようだとあった。次は悪い知らせだが、トーマスは脊髄を負傷していて医者の話では2度と歩けないらしいと分かったようだ。ボウリングはもう2度と出来ないかもしれないかもしれないと締めくくってあった。トーマスは生きていたが、再起不能状態になってしまったようだ。生きて帰れただけでも儲けものかもしれないが、不憫でならない。

 その次はダイニングエリアの立ち入り禁止の項目だ。これは2077年10月6日の記録だ。ダイニングエリアの混乱と騒動の事について最初に謝罪した。マシューと自分でMr.クラークと話をしたけど彼は訴えはしない、事故だと理解しているとあった。怪我もしていない、ただショックを受けただけだと。追って連絡するまで彼のゲーム代全てとビール代の半分は店が持つこと。保護審査員が明日来るけど、穴や事故に関して質問されるかもしれないと懸念した。マシューとマークがボールリターンの仕組みを修理していて問題が起きたと言うようにと命じた。良い知らせとしては、トーマスが12月の早い時期に戻ると聞き、マシューが正式な車椅子用傾斜路を作ろうとしているとあった。マークと自分で仮の傾斜路を作ろうとしており、良い画を見れば、ランチャーは成功したと言えるし、リーグ・チャンピオンも結局レーンに戻れるかもしれないと締めくくってあった。文面からして女性でデイジーと思われるが、ダイニングエリアでランチャーを使ったトラブルを起こしてしまったと思われる。その隠蔽に四苦八苦していると文章から分かった。ヌカランチャーとかじゃないよね?

 最後は当面の間休業の項目だ。これは2077年10月19日の記録だ。マシューが書き込んだらしく、本名はマシュー・スティーブンスというらしい。ゼネラルマネージャーだったようだ。補給エンジニアの話では建物は安全ではないが、修理出来るか全面的な取り壊しが必要かは瓦礫が撤去されるまで分からないそうだ。緊急手当てのようなものを出せるか保険会社と話しているが、かなり厳しい対応だとある。ロッカーの荷物を出来るだけ集めて、最後の給料と一緒に明日12時にコーヒーショップに持って行くとあった。小切手の額を少し増やしておき、もう少し増やしてあげたいが保険金が支払われるまではこれだけしかないんだと弁解した。他の仕事を見つける必要があるなら、マークやデイジー、又は自分が紹介状を書くと持ち掛けた。レーンがどれ位休業するかは分からないが、諦めたと思わないでくれと勇気付けた。必要ならば資金集めもするから、再会した時には戻ってきてくれれば嬉しいと締めくくってあった。本当に優良企業だったようだ。こういう企業が戦前多ければよかったのにと僕は思った。

 内部の探索を続行すると、フェラル・グールやフェラル・グール・ローマ―がまだいた。返り討ちしながら進むと、最深部で光りし者がいた。反撃される前にいつものように返り討ちにした。何かあるか探索しよう。

 その後、僕はターミナルを発見した。それを覗くと、ボールリターンが上手くいかないの項目や危なかった!の項目、ロック管理の項目やテープを再生するの項目があった。

 最初はボールリターンが上手くいかないの項目だ。マークと自分はレールリターン・ランチャーの考えを捨てなくてはならなかったとある。回転を求める速度まで上げようとボールを磨いて平らな面を作ったことで、バランスが崩れて台無しになったとある。古顔達と話していた時、ヌカランチャー・カタパルトを手に入れて使うべきだとジェイコブに言われたとある。そこである男の知り合いの知り合いの話をしたそうだ。要点を言うとガソリンを数タンク費やし、森林地帯の古いサプラス・センターで1つ見つけたようだ。合法かどうか分からないが、どうせ倒すのはピンだけだし、構わないよな?と締めくくってあった。ランチャーのトラブルについて書かれていたが、この改造したランチャーの事かもしれない。弾頭はミニ・ニュークではなく恐らくボウリングボールでだ...。

 次は危なかった!の項目だ。良い知らせと悪い知らせがあり、良い知らせはランチャーは作動したこと。発射管にボールが引っかかるトラブルがあったが、ボールのポリウレタンを僅かに削ってワックスポリッシュでコーティングしたら、もの凄い速度で発射出来るようになった!とある。悪い知らせは張力ばねを減らす事を忘れて最初に発射したボールが、オフィスの壁を越えてダイニングエリアの机を粉々にした事だ!とあった。Mr.クラークを殺すところだった!と振り返った。彼は椅子から放り出されてしまったとある。トーマスに渡す前に、パワーを少し落とす事や使用する全てのボールをランチャーに適応するように変えなくてはならないが、そう難しくはないだろうと締めくくってあった。やはりダイニングエリアの混乱と騒動はこの改造ランチャーが原因のようだ。死人が出なくて良かったけれど、こういうのは射撃場とかで実験すべきではないだろうか?それとこの時に僕は改良型ボウリングボールの設計図を入手した。使う機会があるかは不明だが持っていて損はないだろう。

 その次はロック管理の項目だ。僕はロックを解除を押し、金庫のロックを解除して戦前のお金13ドルや10㎜弾、44口径弾やショットガンシェルを入手した。それと近くに改良型ボウリングボールがあり、度々話に上がった改造ランチャーが目の前にあったのに気付いた。その名もストライカーで、ボウリングボールを弾頭にして発射する物だ。これを脚に向けて撃てば重症間違いなしだろう。頭に当たれば即死間違いなしだ。恐ろしい武器だがヌカランチャーよりはマシかもしれないと思い、僕は入手した。

 最後はテープを再生するの項目だ。それを押すとマーク・ウィルソンのホロテープという題名のホロテープが出てきた。それを再生すると、マークと思われる男性が忘れる前に録音するという一言から始まる。夜仕事が終わると、自分とマットはピンセッターを掃除しながら一杯やりつつ、トーマスについて話していた。彼が一生車椅子生活になったとは信じられず、ボウリングでパーフェクトを投げる事なくなり、惜しい所まできていたと嘆いた。そして、3時15分頃にリターン装置やモーターを掃除している時に、いいアイディアが浮かんだ!とはしゃいだ。彼の腕はまだ動き、ボールのリターン装置に強力なモーターを取り付けて、板か何かに乗せると考えた。ボールを底から発射してレーンに投げるだけでいいのだと思ったようだ。ボウリング銃のような物の出来上がりだ!と締めくくってあった。トーマスの事を親身になってまたボウリングを出来るようにストライカーを製作したのだ。ストライカー自体は危険だが、その友情や想いは尊いと思う。こういう人達が多ければ戦前の頃多かったら、最終戦争が起きなかったのではないか?と思わざるを得ない。そう思いつつも、僕達はビーバークリーク・レーンを後にするのだった。

 

スロッグを防衛せよ!

 僕達はコモンウェルスに帰った後、サンクチュアリヒルズの様子を見るためにコモンウェルスの北東部から帰る事にした。途中休憩でスロッグに立ち寄った際、ワイズマンさんに声を掛けられた。話を聞くと、どうやらスーパーミュータント達がスロッグを標的にしているらしいのだ。食べ物を略奪するし、手当たり次第に壊していく。もしも、次に不意打ちを受けたら多分皆終わりになると彼は嘆いた。そんな事は絶対にさせない!何としても護ってみせると僕は心に誓った。

 X6は不満気で以前の居住地支援の件を持ち出して詰ったが、僕は彼を諫めつつワイズマンさんにスロッグを絶対に護ると答えた。Z1ー14もそれに同意してスロッグを護ると表明した。

 

 ワイズマン「以前断っておいて頼むのは虫が良すぎるかもしれんが、本当に困っているんだ...。アンタ達が本当に生まれ変わろうとしているんなら助けてもらえないだろうか?」

 X6「初対面の時とは打って変わって弱腰ですね?あの時、ご主人様に恥をかかせた件をもう少し詫びてほしいところですよ」

 パーマー「X6、そういう事を言うんじゃない!ワイズマンさん、僕達は貴方達全員を護りますのでご安心下さい」

 Z1ー14「私もエルドリッチ管理官に同意です!我々に任せて下さい!」

 ワイズマン「本当か?ありがとう!恩に着るよ」

 

 その後、ジョーンズさんやディアドラさん、ホーリーさんやアーレンさんも僕達に期待の声を掛けてくれた。ネオ・インスティチュートの居住地支援や治安維持活動が実を結びつつある証拠なのかもしれない。少しずつでも前進している事が分かって僕は内心嬉しかった。その期待に絶対に応えようと思う。

 ワイズマンさんからの情報によると、スーパーミュータント達はブレイクハート・バンクスを再び占拠したいるのが分かった。早速向かうと彼等は僕達に気付くなり攻撃してきた。スーパーミュータントは10体、ミュータントハウンドが3体位はいた。それじゃ、いつものように頑張りますかね!

 僕はX6にスーパーミュータントをヴェノムガンで殺し、Z1ー14はミュータントハウンドをアクセラレーターで殺しつつもスーパーミュータントも殺すように指示を出した。僕は撃ち漏らしたり、屋内に隠れようとするスーパーミュータントを殺していった。

 そして、物の数分で全滅させた。生き残りはいない様子なのでこれで大丈夫だと思う。スロッグに帰って報告しよう。

 僕達はスロッグに戻り、ワイズマンさんにスーパーミュータント達の壊滅を報告した。それを聞いた彼は大喜びし、報酬として94キャップをくれた。スーパーミュータント達の襲撃の修繕費がかさんでしまいこれ位しか出せないとのこと。しかし、それは大した問題じゃない。スロッグの人々を犠牲無しに護り抜けたことが大事なのだ。僕はそう伝えると、彼は決心がついた様子で居住地支援を受け入れると言った。皆と話し合って決めたらしいのだ。その後、彼等は口々に僕達への感謝の言葉を述べてくれた。この好意はキャップ以上の価値がある。彼等の期待にこたえ続けていくように頑張ろうと思う。

 

 ワイズマン「アンタなら助けてくれると信じていたよ。流石にプロの仕事は違うな。礼を言うよ!ああそれと、以前断った居住地支援を受けるよ。ここまでやってくれたんだ、ネオ・インスティチュートの行動を信じてみたくなった。アンタのお陰だよ」

 パーマー「ありがとうございます!精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!」

 X6「しかし、報酬が94キャップだけですか...。弾の代金や旅の出費諸々のつり合いが...」

 Z1ー14「X6ー88、そういうのは止めましょう...。エルドリッチ管理官の献身が実を結んできつつあるのですから」

 

 

スロッグを支援せよ!

 落ち着いたところで改築工事を始めようと思う。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。最初はスロッグに廃棄されてあるタイヤやフェンス、カエデの幹を解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。

 インフラ整備では畑はしっかり作物が育っていたのでそのままにした。水は電動のウォーターポンプを設置した。電力は通ってなかったので、ジェネレーター(大)を設置した。パワーパイロン(大)を設置し、電線管も設置して天井用照明を設置した。これで過ごしやすくなったと思う。

 防衛力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを15門設置した。スーパーミュータント達が別の所から再び来る可能性もあるが、レイダーの他にフォージの残党が現れるかもしれない。用心に越した事はないのだ。

 

ガンナーへの支払いはお断り

 スロッグの改築工事は終わった。ワイズマンさんとスロッグの人々に別れを告げてスロッグを後にしようとした矢先に、アーレンさんが急いで僕達の所へやってきた。すぐ近くの橋でガンナー達が居座り法外な通行料を要求していると言った。

 早速向かうと、ガンナー・カーネルの男性が僕達を見かけるなりこの区域は我々の保護下にあるので、通行料2,000キャップを徴収する権利があるのだと自信たっぷりに言った。忠告するが払った方が身のためだと言った。

 僕は即答で無理だと答えた。かつて人間だった頃はレイダー相手にキャップを払ったり、トラッパー相手にも律義に約束を守っていたが、甘すぎる対応だったとコモンウェルスでの旅で学んだ。まぁ、特に害がないレイダーやトラッパー、ガンナーがいれば僕から殺すような事はしない。その辺の線引きはきっちり守るつもりだ。だが、このガンナー達は貰ったらずっと毟り取る算段なのは態度から見て取れる。だから、僕は毅然として断った。しかし、ガンナー・カーネルはそれが面白くなく、面倒な方法でやるしかなさそうだと言った。いいね、シンプルでいい。その方がやりやすくもある。

 

 ガンナー・カーネル「誰かは知らないが、俺達相手に舐めたもんだな?だったら、面倒な方法でやるしかなさそうだな...」

 パーマー「そうだなぁ~。私としてもその方がいい。実にシンプルだ。授業料は君達自身の命でどうだろうか。OK?」

 ガンナー・カーネル「ふざけやがって!ぶっ殺してやる!!」

 

 だが、ガンナー・カーネルの威勢はすぐに吹き飛ぶことになる。物理的に。

 その理由は待機していたZ1ー14によるアクセラレーターとX6のヴェノムガンで攻撃され、態勢を崩された隙を突かれて一気呵成に僕達の攻撃を受けて死んでしまったからだ。生き残ったガンナーも僕のアクセラレーターで撃ち殺され全滅した。

 橋にいたガンナー達の壊滅をワイズマンさん達に報告し、彼等は感謝の言葉を述べた。これで今度こそ大丈夫だろう。僕は別れを告げて、スロッグを後にするのだった。

 

グリーントップ菜園を防衛せよ!

 スロッグの問題を片付け、居住地支援も受けてもらえたので一安心だ。このままサンクチュアリヒルズに戻るために旅を続けると、グリーントップ菜園を通り過ぎようとしたら入植者の女性に声を掛けられた。ここでは初対面時に余所者だからと邪険にあしらわれた事があるが、困っているようなので助ける事にした。X6はスロッグの件みたいに不満気ではあったが、Z1ー14が諫めてくれた。本当に君には感謝しているよ。

 彼女に話では、フェラル・グールの集団がこの辺をうろついているので困っているらしい。近くにいると気が気でないので、誰かに片付けてほしいと依頼してきた。それ位お安い御用だ。

 

 入植者の女性「何時ぞやは酷い対応をして申し訳ないけど、フェラル・グールにはほとほと困っているのよ...。助けてちょうだい」

 パーマー「お任せ下さい。必ずフェラル・グールを全滅させますのでご安心下さい!」

 X6「スロッグの住民といい、グリーントップ菜園の入植者達といい、虫が良すぎます...。呆れますね。ご主人様の命令でなければ絶対に引き受けませんよ」

 Z1ー14「X6ー88、そう仰らずに...。インスティチュートだけでなく、地表の人々を助けるエルドリッチ管理官の行動は素晴らしいものだと思いますよ?生き残るには共存していく他無いんですから」

 

 入植者の女性にフェラル・グールは何処に潜伏しているかと尋ねると、ナショナルガード訓練場にいると教えてくれた。あの、全然この辺っていう距離じゃないんですけど...。知り合いがいるからそこに行って排除してほしいという話なのかな?まぁ、ちゃんとやりますけどね...。

 僕達はテレポーテーションでナショナルガード訓練場に向かった。以前ここのフェラル・グールを壊滅させた筈だが、他所から別のフェラル・グール達が住み着いた様子だ。フェラル・グールの他にフェラル・グール・ローマ―、フェラル・グール・リーヴァ―がいた。道中爆発物ボックスがあったので5.56口径弾やRAD-Xを入手した。

 フェラル・グール達を殺しつつ最深部まで向かうと、干からびたフェラル・グールや光りし者がいた。どちらも強い上にすばしっこいが、難なく返り討ちにした。長い間コモンウェルスで戦い続けているからね、もう慣れたよ。こうしてナショナルガード訓練場のフェラル・グールを全滅させた。グリーントップ菜園に戻って報告しよう。

 僕達はグリーントップ菜園に戻り、入植者の女性にフェラル・グールは全滅させた事を報告した。彼女は大喜びし、報酬の94キャップとくれた。そして、邪険にあしらった件を改めて謝罪してから居住地支援を受けると申し出てくれた。これはありがたい。僕も彼女等の期待に応えていくようにしっかり頑張ろうと思う。

 

 入植者の女性「フェラル・グール共を殺してくれたおかげで、安心して暮らせる。だから、アンタ達の居住地支援を受けることを決めたよ」

 パーマー「ありがとうございます!ご期待に応えていけるように、精一杯頑張る所存です!」

 Z1ー14「エルドリッチ管理官の活動が着実に実を結びつつありますね!これを続けていけば、いつの日かネオ・インスティチュートが本当に認められる日が来るのも夢じゃないと思いましたよ」

 X6「そうであってほしいですね。釈然としない事も多いですが...」

 

 

グリーントップ菜園を支援せよ!

 落ち着いたところで改築工事を始めようと思う。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。最初はグリーントップ菜園に廃棄されてあるタイヤやバレル、トラックやパレットを解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。

 インフラ整備では畑はしっかり作物が育っていたのでそのままにした。水はウォーターポンプが充分に備え付けられているのでそのままにした。電力は通ってなかったので、ジェネレーター(大)を設置した。パワーパイロン(大)を設置し、電線管も設置して天井用照明を設置した。これで過ごしやすくなったと思う。

 防衛力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを19門設置した。レイダーやフェラル・グール、スーパーミュータントが現れてもしっかり防衛出来るようにした。これで大丈夫だろう。こうして僕達は入植者達に別れを告げて、グリーントップ菜園を後にするのだった。

 

サンクチュアリヒルズを発展させよ!

 僕達は再びサンクチュアリヒルズに戻ってきた。人が段々多くなってきたので更に発展させようと思う。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。最初はサンクチュアリヒルズに廃棄されてあるベッドやキッチン・テーブル、ファイルキャビネットやゴミ箱を解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。

 インフラ整備では畑は人数も増えてきたのでレイザ―グレインやニンジン、トウモロコシを植えた。水はが充分にあるのでそのままにした。電力もしっかり通っているのでそのままにした。それと犬小屋も6つ設置した。これでグレイシーやデューク、ミシカやジュード、カミ―やチャンプの分をしっかり確保出来たので安心だ。

 防衛力強化では改良型ガウスタレットや改良型ミサイルタレット、改良型レールタレットや改良型インスティチュート・レーザータレット、改良型ガンマタレットや改良型クライオレータータレット、改良型ファイヤーレーザータレットや改良型ブラスタータレット。その他にヘビーレーザータレットを設置して、パワーパイロン(大)を設置して、電気を繋いで起動させた。これを各2門ずつ設置した。住民も増えてきて、活気付けば自ずとレイダーのような集団が襲いにくる。皆を護るためには必要な戦力である。

 ちなみに改良型シリーズはアドバンスシステム部のロザリンドさんが僕が渡した地上の戦闘データを基に開発した物だ。改良型アサルトロン・レーザータレットから更に増やしていった形だ。地上の武器もお土産として渡していたし、そこでインスピレーションがかなり沸いて作っていったのだそうな。凄いね彼女は...。

 それとガードタワーも2つ設置した。これは担当をジュゼベルやストロングに担当してもらう事にした。率先して戦ってくれる上に強いから前線を任せられるからだ。

 これで大分サンクチュアリヒルズは発展したと思う。長旅で疲れたからこのくらいにして寝ようと思う。また明日から頑張ろう。

 

アバナシ―・ファームを支援せよ!

 しっかり休んだ後、コモンウェルスの治安維持活動を再開しようと思う。北西部から再び探索していく中で、アバナシ―・ファームにも見回りのために立ち寄った。そこでブレイクさんは以前メアリーのロケットペンダントを取り返すためにUSAF衛星基地オリビアのアックアックが率いるレイダー集団を壊滅した時のお礼を改めて言ってくれた。妻のコニーさんと話し合って商売の値段はサービスするから、彼女と話をしてくれと言った。そして、居住地支援を受けると言ってくれた。とてもありがたい。

 

 ブレイク「かつてのお礼と言っては何だが、取引での値段はサービスするし、以前言っていた居住地支援を受ける事を話し合って決めたよ。業魔、君の誠意は治安維持活動をし続けている事で証明されたと思う。それを信じようと俺は決めた」

 パーマー「そう言っていただけるとありがたいです。ご期待に沿えるように頑張る所存です!」

 Z1ー14「優しそうな方ですよね。こんなに良くしてくれるとは思いもしませんでした」

 X6「...そうですね。(まぁ、以前言った『インスティチュートを信じるのはレイダーを信じるようなもの』という格言を言った事は私は許しはしませんがね...)」

 

 その後、コニーさんの所に話をしに行った。彼女はブレイクさんとの話を聞き、メアリーの無念を晴らしてロケットペンダントを取り返した事や僕達の治安維持活動は本心でやっている事を知り、取引での値段はサービスするし、居住地支援も彼と同様に受け入れると言ってくれた。本当にありがたいと思う。

 そこで僕はテイトやゴードを買った。その後、コニーさんはメアリーの話を始めた。あの子はいい子で輝きがあったのだと。その事については沢山語ったが、あの子は規則を嫌っていたのだという。それは本当であり、自分にはたくさんあったのだと。

 僕はそれを聞き、娘さんを守りたかっただけだから気に病まないようにと慰めた。コニーさんはそれは真実ではないし、どうなったか見てと悲しげに言った。こんな時代に子供を持つのは大変だけどそうしたし、その価値はあった事は間違いないと誇りを持って言った。

 コニーさんは僕が聞いたおかげか気持ちが楽になったようだ。自分の相手をするより、レイダーと上手くやるための考えが色々あるんだろうと僕の事を気遣ってくれた。僕は彼等の期待を裏切らないように精一杯頑張ろうと思う。

 

 コニー「私の話を聞いてくれてありがとう。メアリーもこれで浮かばれるわ。貴方達の事を最初は信用出来なかったけれど、皆の為に戦っていると知ったら今までのお詫びをしないと失礼だもの」

 パーマー「その気持ちはとてもありがたいです。これからも皆を護るために戦い続けていくので、ご安心下さい」

 Z1ー14「どう言われようとも無辜の民を護るのがエルドリッチ管理官の方針なんですね。素晴らしいと思います!」

 X6「私としては無下に断った相手に尽くすつもりはありませんが、それでもご主人様は尽くしていきます。それが美徳なのかもしれませんね」

 

 

アバナシ―・ファームを支援せよ! 

 落ち着いたところで改築工事を始めようと思う。僕はPip-Boyからワークショップを呼び出した。最初はアバナシ―・ファームに廃棄されてある枝やフェンスを解体した。綺麗になったところでインフラ整備と防衛力強化を行うとしよう。

 インフラ整備では畑はしっかり作物が育っていたのでそのままにした。水は人数分しっかリあるのでそのままにした。電力は通ってなかったので、ジェネレーター(大)を設置した。パワーパイロン(大)を設置し、電線管も設置して天井用照明を設置した。これで過ごしやすくなったと思う。

 防衛力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを18設置した。レイダーが簡単に入ってこれないようにし、もう2度とアバナシー家に不幸が齎されないようにしっかり防衛力を高めた。これで大丈夫だろう。こうして僕達はアバナシー家に別れを告げて、アバナシ―・ファームを後にするのだった。

 

牛歩だろうと確実に

 僕達ネオ・インスティチュートの治安維持や居住地支援が段々と実を結びつつある。しかし、かなり遅いのは否めない。それは必然だ。インスティチュートの悪行はそれだけ根深いのだから...。簡単に許されないし、これから先もその被害者や遺族は憎しみを持ち続けるだろう。それを否定する事は出来ない。

 それでも、僕は選択した。インスティチュートに与し、内部改革を実行してネオ・インスティチュートに組織を刷新させた。贖罪を果たしていく為にだ。何十年、何百年掛けて行う償いの道だ。こういう遅々として進まないような状況を日本語で「牛歩」というらしい。実際そうだと思う。そうだとしても、僕はやり抜くつもりだ。牛歩だろうと確実にコモンウェルスの人々の為に行動し続けてみせる。