スカイリム(SkyrimSE) VIGILANT 編 第4章 その5 帝都侵入 | TES&fallout forever

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 監獄塔に向かう際に見覚えのあるカジートの男性に出会った。ヴァルラの記憶で出会ったジャザーンそっくりのカジートだ。彼もまたジャザーンの名前だった。血族なのだろうか?ここで何をしているか尋ねると、下水道にはヒルがいるし、監獄塔の出入り口には「でかい奴」が見張っているらしいので抜け出す方法を考えている最中のようだ。

 どうすることも出来ないし、スクゥーマも残り僅かで切迫しているとのこと。まぁ何とか出来るか分からないが先に向かうのでその「でかい奴」は殺して進むだろうからジャザーンの助けにはなるだろう。

 他にメアリーについて知っているか聞いてみた。ジャザーンは知っており、実際にその場で火刑に処されるのを目の当たりにしていたらしい。というと本の著書のジャザーンは彼本人という事か。意外な巡り合わせだなぁ。彼女の最期には思う所があるらしく、悲しげだった。

 ジャザーンは監獄塔に収監された過去があるようだ。どうして入れられたか尋ねてみると、審問官にスクゥーマを吐きかけたとのこと。盗賊だったという事もあるが、マーラが助けた少年を絞首刑にしようとしたから激怒して処刑場に乗り込んだらしい。

 しかし、どうするかを考えてなかったために言いたい事を言ってスクゥーマを吐き付けたようだ。アレッシア会はキョトンとしてしまう有様ったようだ。少年の結末は本の通りなのだろうが、ジャザーンが微力ながら一矢報いたという形になるのだろう。それならば救いにならなくてもその行動には価値があったと俺は思う。

 そして、ジャザーンは行商のような事もしてくれた。これ等の品々は盗品じゃないよな?まぁ俺達も敵の身ぐるみから剥いだりしてるので今更だけどさ...。

 俺が買ったのはマルソが使用していた黒猫の指輪や赤猫の指輪、その他に落下ダメージを半減するとされる白猫の指輪や義賊の装備一式だ。たくさん買ってくれた事にジャザーンは笑顔になっていた。少しは路銀になったと思いたい。俺達は彼に別れを告げて先に進むのだった。

 

 業魔VS監獄長ウィグール

 いざ監獄塔へと侵入したらぽつんと魂なき者がそこに突っ立っていた。何だか変だなと思った矢先に真上からスカイリムにいる巨人よりも巨大な門番が現れたのだった。

 セラーナとミラークは例によって障壁に阻まれてしまった。右手の槍のような武器と巨体による物量差が厄介だ。しかし、大きい分だけ動きは鈍い。俺は足元を黒檀の刀剣で斬りつけていく事でじわじわ体力を奪っていく事にした。

 攻撃を受けそうになったら旋風の疾走で回避しつつ、隙を見て攻撃を繰り返した。そして、ついに門番は力尽きて息絶えた。この門番は監獄長ウィグールという名前だった。ジャザーンが言っていた「でかい奴」はこのウィグールだったのだろう。

 俺は失敬して懐を探ると、いつもの赤い石の他に敵の隙を突くチャンスが多くなる監獄長の兜、出血効果のある監獄長の槍等を貰う事にした。さて、取る物は取ったし先に進むかな。

 外に出るとジャザーンは俺達よりも先に脱出していたらしく、腰かけて待ってくれていた。やっと外の空気を吸うことが出来たので、格安で宝物を売ると言ってくれたのだ。

 だがその宝物というのが下水道で窃盗して自分の物にした物を売ろうという魂胆だった。100ゴールドという安さだったので、嫌な予感がしたんだよなぁ...。まぁ買うけど。何か役に立つ事があるかもだし。

 

 ジャザーン「安い銅に、悪趣味な装飾、買う奴なんかいないから100ゴールドでいいぞ」

 パーマー「ああそうか...。分かった買うよ」

 ジャザーン「まいどあり。無駄使いは程々にした方がいいぞ」

 パーマー「そうだな~(盗品売っといてそれを言うのか?仕方ない奴だなぁ...)」

 

 

監獄塔を攻略せよ!

 俺達は一休みした後に監獄塔攻略に乗り出した。デイドラ連中が跋扈しているが、注意して進めば倒せない相手じゃない。トラップに官ギロチンの振り子とかあるけど...。

 アレッシア会の拷問官やデイドロス、道中封印された魂なき者からマーラの騎士が現れた。これはセラーナのガーゴイル召喚とアイススパイク、ミラークのチェインライトニングで援護してもらい、俺はメアリーから頂戴した悲痛の肉塊で攻撃してマーラの騎士を殺す事に成功した。

 失敬して探るとマーラの騎士は博愛のザンデという名前だと分かった。色々強者が封印されているもんだなと感心しながらマーラの騎士装備一式とマーラの大槌という巨大なハンマーを頂戴して先に進むのだった。

 戦っている内に分かった事だが悲痛の肉塊は黒檀の刀剣と同じような効果を持つため戦っていても体力が回復していくのでそれなりに楽に進めることが出来た。アレッシア会の騎士や巨人騎士、デイドロスで試してみたら当たっていたので黒檀の刀剣が摩耗したら入れ替えて使うのも良いかなと俺は思った。

 その後、再び封印された魂なき者を発見した。近づくとジュリアノス聖騎士が現れた。俺は悲痛の肉塊で体力を奪って回復しつつ、セラーナに背後からアイススパイクを打たせ、ミラークにはチェインライトニングで遠距離から攻撃してもらい倒すことに成功した。

 失敬して探るとジュリアノス聖騎士はアリウム。セパという名前だと分かった。俺はジュリアノス聖騎士の装備一式を頂戴して先に進むのだった。

 迫りくる敵たちを返り討ちしつつ進むと、牢獄のある区画に到着した。そこにはまたしてもヘンリク卿が捕まっていた。酒瓶の山がセットで...。この飲兵衛騎士め...。

 ここに入っているのは休んでいるだけだと言い訳していたが、どう見ても酒に釣られたようにしか見えない。牢の中にいれば襲って来る卑怯者はいないだろうと豪語していたが、ここがコールドハーバーである事を加味して言っているんだろうな?でも貯蔵庫の年代物のワインに釣られた節があるような事を言っていたのでやっぱりのような気がしてきた。

 俺は内心呆れながらもヘンリク卿に仲間の騎士は見つかったのか聞いてみた。どうやら捕まっていないらしく、我等が騎士団は最強だと気分良さ気に言っていた。やっぱり酒に釣られただけじゃないか~!

 言ってやりたい気持ちを押さえつつ、俺は監獄塔について尋ねてみた。アイレイド王朝時代から監獄であり、アレッシア王朝でも、レマン王朝でも同じで悲嘆に満ちているとヘンリク卿は真面目に答えた。確かに嫌な気分になるなとは俺達も感じていた。ここで果てた囚人達の怨念が渦巻いているのかもしれない。彼がここでも酒を飲むのはその瘴気から逃れるためなのかもしれないと俺は思うのだった。

 

帝都に侵入せよ!

 監獄塔もほぼ攻略したのでこれから帝都に侵入しようと思う。道中アレッシア帝国の弓兵やベルハルザ竜騎士に似たゴリエウス竜騎兵、2刀流のスケルトン・デーモン等と戦った。帝都にはこれ以上の敵もごろごろいるはずだ。注意しよう。

 帝都に入る小休止で崖沿いのゴリエウス竜騎兵達を殺して進むと、何と頭が無い騎士がそこにいたのだ!あれ?もしかしてジャザーンから買った兜の持ち主だったりしないだろうか?

 どうやら彼は九大騎士の1人、ラルヴァス卿その人だったようだ。でもどうやって頭が無い状態で喋れるのか尋ねると、ダンマーは喉ではなく腹から声を出すのだと豪語した。ダークエルフにそんな芸当が出来るのか?流石に難しいというか不可能な気がしないでもない。

 それと何時頭が無くなったのか聞くと、気付いたら無くなっており、仲間とはぐれ暗闇の中を灯りも無しで駆け回ったらしい。ジャザーンはその時に拾ったか盗んだのだろう。ある意味大胆だなぁ...。

 俺は頭が無くても大丈夫だろうと言ってみたら、歩きづらく、足を踏み外しかける事が何度かあったらしい。俺は不憫に思ったので頭を帰したが、ラルヴァス卿は後ろ前に頭を据えた。何でそうなる?

 ラルヴァス卿もそれに気付いたらしく、頭の位置を直し始めた。だがそれはすぐに終わらず少々難儀した。

  

 ラルヴァス卿「こうか?」

 パーマー「いえ、もう少し右です...」

 ミラーク「私達は何を見せられているのだ?」

 セラーナ「どう見ても漫才ですわね...」

 

 やっとのことで頭が正しい位置に落ち着いた。ラルヴァス卿はマスマラツ修道院に戻って仲間達を待つ事にした。頭を帰してくれたお礼にゴールドは貸さないが、力は貸す事を約束してくれた。それは心強い。俺達は彼に別れを告げて帝都を目指した。

 

ウルタール納骨堂を攻略せよ!

 帝都に侵入出来たが日差しが強くなったので屋内に入る事にした。夕方みたいな天候なので判断が付きづらい。そこでウルタール納骨堂という建物に入った。そこにはアレッシア会の騎士やすすり虫、嵐の精霊や炎の精霊に似たボーン・ストームやシャンブルス等が待ち構えていた。それ等を返り討ちにして進んだ。

 その他には黄昏に歌われぬ歌という題名の本を見つけた。これはアレッシア会の本で、信仰と慈悲は困苦の賜物だと書き綴られていた。信仰による希望と清澄だとか教義のよる賛美と栄光だとかやたら抽象的に書き綴られていた。

 アレッシアは内にありとも書かれていたが、本当ならタムリエルで起きている悲劇の諸々が報われるべきだろうにと俺は思うのだった。いかん、ジャザーンの思想が移ったかな?

 そんな事は考えても仕方がないので先に進むと焼き爛れた巨人2人組が立ちはだかった。

 

業魔VSリード伯爵&タルラ伯爵夫人

 この時はセラーナとミラークは隔離されることなく戦闘に参加出来た。まず俺とミラークがサイクロンを放ち、巨人達を転倒させた後にセラーナが吸血鬼の吸収やアイススパイクで攻撃した。起き上がった後は俺が黒檀の刀剣足元を斬り付け弱らせていく。

 巨人達が持つ巨大な包丁が厄介だったが、回避しつつ攻撃を続けた。ミラークはファイアブレス、セラーナは先程と同じく吸血鬼の吸収やアイススパイクで攻撃した。

 そして、何方の巨人も殺す事に成功した。失敬して懐を調べると包丁は皮はぎナイフで動物や獣人に効果があるらしい。用途的に分かるが難か悪意があるなと感じた。

 よくよく調べるとそれもそのはず、その巨人達はアティーマを虐め殺した夫婦だったのだ!夫の方はリード伯爵、妻の方はタルラ伯爵夫人という名前らしい。現にアティーマの毛皮を持っていた。生前の行いが悪かったからコールドハーバーに堕ちたのだろう。それでもその悪意は終わる事が無かったというわけだ。恐ろしい話だよ。折を見てアティーマに毛皮を帰しに行こう。

 アティーマの敵討ちを果たした俺達は帝都に潜むミノタウロスやスキャンプを殺しつつ進む。道中ディベラ像を見つけたので確かめてみると、例によってグレゴリー卿の書置きがあった。

 それによると下水道や監獄塔で危ない目に遭ったが無事のようだ。それ以外には八聖人についてはアレッシア会が八大神信仰を弄った結果らしく、各神格を当時の聖職者や有力者に置き換えたらしいのだ。

 史料によってコロコロ変わるために、民衆に浸透することなく聖堂戦争後は元の八大神信仰が息を吹き返したとのこと。なるほどなぁ~、何か似てたりするのがあるなと思ったがそういう事なのか。これは教えてくれたグレゴリー卿に感謝だ。

 そして、俺達は再び進む。道中巨人化したベルハルザ大竜騎士や魂なき者に封印されていたダイアグナ剣聖団のジュドー、アレッシア会の修道女と戦った。

 ダイアグナ剣聖団というのは初めて知った名前だ。ダイアグナという装備一式と2振りのブラッドソードをいう武器を頂戴した。アレッシア会の修道女は下半身がクモで上半身が裸の女性だったので目のやり場に困った。

 いや、浮気じゃないぞ!俺はセラーナが大好きなので目移りした訳じゃないぞ!という風に少々大きい独り言を言ったためにセラーナに強めのゲンコツを喰らったのは言うまでもない...。ミラークも呆れていた。

 

業魔VSグレイ・プリンス

 馬鹿騒ぎも程々にして先に進む。ふと俺は闘技場とされる場所に向かった。コールドハーバーにそのような場所があるとは思わなかった。そこには灰色の肌のオークの男性がいた。そして、障壁が発生してセラーナとミラークと分断された。なるほど、決闘か。受けて立つぞチャンピオン!

 

 パーマー「いくぞチャンピオン!.」

 グレイ・プリンス「...」

 

 チャンピオンは唯黙したまま攻撃してくる。俺はドラゴンベインを構えて攻撃した。デイドラのアーティファクトで勝つのは彼に勝つことにならないだろうと思ったのだ。

 チャンピオンは鋼鉄の剣と盾を巧みに使って俺の攻撃を躱しつつ、斬撃を繰り出す。これはかなり強いぞ!正にチャンピオンだ!俺は鍔迫り合いの時のチャンピオンの癖を見抜くように努め、その隙が生まれた瞬間を狙ってチャンピオンを斬り殺した。

 すると赤い筋の光が一直線に生まれた。これは魂の渦というらしく、強く念じれば魂が呼び寄せられ再び形作るらしい。今は止めておこう。流石に疲れた。血液の薬を飲んで落ち着きたい。

 そして、失敬して懐を探るとチャンピオンはグレイ・プリンスという名前だと分かった。それと正門の鍵を持っていた。恐らく門番の役目を果たしていたのだろう。俺は正門の鍵と赤い石だけ入手してそのままにしておいた。

 闘技場においてチャンピオンの醜態を晒すようなことをしたくなかったのだ。