俺達はハイ・フロスガーに向かった。アーンゲール師に全てが終わった事を報告するためだ。あれから怒涛の展開の毎日だったので報告が遅れてしまったのだ。早く安心させてあげたいと思う。
グレイビアードに報告せよ!
俺達がハイ・フロスガーに到着すると、グレイビアードの面々は労ってくれた。アーンゲール師は俺達の目を見てソブンガルデまで行き、戻ってきた事を悟った。アルドゥインが敗れた事を俄かに信じられなかったが、再度俺達の目を見てそれが事実だと受け入れたのだった。
アルドゥインが敗れたのは事実だが、本当に死んだのかどうかは俺には判断出来なかった。アーンゲール師はドラゴンはそもそも定命の者とは違う存在ではあるし、奴はその中でも特異な存在だったと言った。世界を喰らう者としての運命を全うするために、終末の時に戻ってくるのを許されているかもしれないと推測した。
しかし、それは神々が決めることなので役目を果たしたのだとアーンゲール師は言った。今までの旅で声と行いでその強さを示したと評価し、その過程で強力な武器の扱いにも熟達したのだろうと言った。
そして、アーンゲール師は今後俺がどういう道を辿るのかにも興味があると言った。英雄として生を全うするのか、未来の者達にとって忌むべきものとなるのか、それとも歴史から消え去ってその名も忘れられるのかと言った。
どうだろうなぁ..。真ん中か後者のような気もするが、市井の人々を殺したくないのでひっそりと歴史から消えるのが良いかな。吸血鬼はそもそも日陰者。次にドラゴンボーンに相応しい人物が現れれば潔く譲るとするさ。
声の道に導かれるまま進めば、智の道も明らかになるとアーンゲール師は言った。呼吸し、集中することを忘れないようにと中興された。未来は目の前に広がっていると俺に鼓舞してくれた。その志をしっかり持って行動しようと思った。
それと俺はパーサーナックスがアルドゥインの仲間だったのかを知っていたかどうか尋ねた。アーンゲール師は知っていて黙っていた事を謝罪しつつ、かつて全てのドラゴンは奴の盟友であり、それ以外にはなり得なかったと言った。
それにパーサーナックスが最初に定命の者にシャウトを教え、アルドゥインを倒すことが出来なかったのだと説いた。
俺はアーンゲール師の事を責めるつもりはないし、デルフィンさんやエズバーンさんにも言ったがパーサーナックスは殺さないと決めている。俺は彼にその点については問題ないから安心するようにと言った。
それを聞いたアーンゲール師は「キナレスはお前の内に英知の声を授けたようだ」と言った。その声を聴きさえすれば、俺の道も開けるだろうとも言っていた。俺はグレイビアードとパーサーナックスには返しきれない恩があると思っている。それを返していくためにも声の道を歩むようにしていかなければいけないと思うのだった。
シャウト:生命力低下を完成させよ!
アーンゲール師からいくつかシャウトが刻まれている言葉の壁の在処の場所を教えてもらった。俺はまず完成間近の生命力低下から取り掛かる事にした。第2節まで完成しているので残りは1つのみだ。それはリフト地方のアークウインドポイントと呼ばれる場所にあるようだ。
そこにはスケルトンやドラウグル・デス・オーバーロード、それにアルドゥイン派のドラゴンが潜んでいた。俺はドラゴンレンドを使用して引き摺り下ろしてドラゴンベインで斬り殺した。他の敵はセラーナやミラークにお願いしてもらった。
段々ドラゴンレンドの扱いに慣れてきたように感じる。このシャウトはやはり使えるようになっていて損はないと思う。
そして、言葉の壁を見つけたのでしっかり吸収した。生命力低下の第3節、体力を覚えた。ドラゴンソウルが揃ったら開放して使えるようにしようと思う。
シャウト:不安を完成させよ!
次はシャウトの不安を完成させようと思う。残り2節となっているので、最初はメエルーンズのカミソリを入手するために行ったデッド・クローン・ロックに向かった。そこにはフォースウォーンがまた住み着いており、ドラウグルも目覚めていたので混戦となった。しかし、俺はアイスストームアイスを駆使して殺していき、セラーナは吸血鬼の吸収やミラークはファイアブレスですぐに返り討ちにいして全滅させた。
そして、言葉の壁を見つけたので吸収した。不安の第2節、逃走を覚えた。残り1節も早く見つけたいものだ。
残りの1節の場所は、ハイヤルマーチ地方にあるとされるラビリンシアンと呼ばれる古代ノルドの遺跡だ。そこは複雑な迷路が形成された遺跡だったのだ。フロスト・トロールが数匹いたがそれ程の脅威でもないだろう。
俺は旋風の疾走が完成していたのでそれを使う事にした。迫りくるフロスト・トロールを前に俺は「ウルド、ナー、ケスト」と叫んで猛スピードでその後ろを取った後に、ドラゴンベインで斬り殺した。1節のみとは違うなと感じた。完成されるとこれほどの能力があるのか。しかし、高低差や間合いや距離も考えて使おうと思った。失敗したら隙だらけになるからだ。
言葉の壁はシャリドールの迷宮と呼ばれる場所に設置されていた。特殊な迷宮を解除しなければいけないかと思ったが、それには入らずとも遠回りして進めばすぐに到着出来た。迷宮を作り出した職人には内心謝りつつも吸収した。そして、不安の第3節、恐慌を覚えた。これもドラゴンソウルが揃い次第解放して使えるようにしようと思う。
その後、ラビリンシアンから見て丘の方に言葉の壁らしきものが見えた。そこを目指して登っていくとドラゴンが待ち構えていた。その時はドラゴンレンドで引き摺り下ろしてから死の稲妻とドラゴンベインで攻撃して殺した。ドラゴンとの戦闘も慣れてきた感覚がある。仲間達のおかげもあるが、シャウトの扱いも少しずつ向上したのかもしれない。これは良い兆候だと思いたいがどういう結果に繋がるのかは分からない。慢心せずに行動しようと思う。
ドラゴンも殺した事で落ち着いて言葉の壁のシャウトを吸収出来た。フロストブレスの第1節、冷気を覚えた。探すのが増えてしまったが仕方がない。これも何かの縁と思って探すとしようか。
ブレイズに報告せよ!
俺達は一旦シャウト探しを中断し、スカイ・ヘイヴン聖堂に向かった。アルドゥイン討伐の報告をグレイビアードだけでなく、ブレイズにもきちんと報告すべきだと思ったからだ。
デルフィンさんに会いに行くと、ホワイトランでのオダハヴィーングの事を聞いたらしく、ドラゴンに乗って飛んでいったことに驚きを隠せないようだった。派手だと呆れてもいたが、アルドゥイン討伐の報告をすると期待していたよりもいい知らせであると言った。
初めて出会った時には想像も出来なかったことばかり起きたので無理もないだろう。アルドゥインにソブンガルデ。並大抵の出来事ではなかったのだから。なんにしてもこの前のパーサーナックスの一件も落ち着いた感じなので、内心ホッとした。長い間諍いは起こしたくないからな。前のような状態に戻れて良かった。
エズバーンさんにもその件はきちんと報告した。彼はこの出来事を予言通りだと感慨深げに言った。俺なら出来ると信じていたが、生きてその日が迎えられるとは思ってもみなかったらしい。その後何度も俺に感謝の言葉を述べた。何だか照れくさいな。だけど、成功して良かったのは俺も同感だ。
シャウト:激しき力を完成させよ!
スカイ・ヘイヴン聖堂に戻って報告して少し休んでから、シャウト探しの旅を再開した。今度は激しき力だ。残り2節が残っている。まず最初はリーチ地方にあるドラゴントゥース火口と呼ばれる場所に向かった。
その際に、ドーンガードが襲い掛かってきた。なるべく戦いを避けたかったので不安を使う事にした。
俺は「ファス、ル、マー」と叫んだ。するとドンガードは一目散に逃げだした。セラーナやミラークは後を追うべきだと言ったが止めさせた。また来ればそれも仕方がないが、必要以上に戦う事はないと思う。
気を取り直してドラゴントゥース火口に向かうとドラゴンが襲来した。俺は今度はサイクロンで攻撃しようと思った。ミラークが使っているのでそろそろ俺も出来るようにしようと思ったのだ。
俺は「ヴェン、ガル、ノス」と叫んだ。するとミラークが起こす竜巻と同じものがドラゴンに命中した。これは当たればかなり強力なシャウトになるのでしっかり使えるように戦いで覚えようと思った。
その後、ドラゴンを殺した後は言葉の壁でシャウトを吸収した。激しき力の第2節、戦闘を覚えた。残り1節もしっかり吸収しようと思う。
残りの1節はファルクリース地方のシュリークウィンド砦と呼ばれる遺跡にあるようだ。そこは野良吸血鬼の根城と化していた。同族を殺すのは辛いが、俺とセラーナの呼びかけに応じる事はなかった。仕方がない。俺は覚悟を決めて返り討ちにして進む事にした。
最深部にいた吸血鬼の長と言葉の壁の所で眠っていたドラウグル・スカージを殺して、シュリークウィンド砦の敵は全滅させた事を確認して吸収した。激しき力の第3節、洗練を覚えた。これもドラゴンソウルが揃い次第解放して使えるようにしようと思う。
シャウト:死の標的を完成させよ!
死の標的。これは1つも覚えていない分のシャウトだったが、アーンゲール師に教えてもらった分の中に含まれていたのでこれも併せて探す事にした。
第1節はリフト地方にあるオータムウォッチ・タワーと呼ばれる廃墟の塔だ。そこにはやはりドラゴンがおり、俺達を見るなり攻撃してきた。俺はサイクロンを駆使してそのドラゴンを殺す事に成功した。これで慣れたと思っていいかもしれない。
そして、言葉の壁を見つけたので吸収した。死の標的の第1節、殺すを覚えた。残りも順調に見つけることが出来たらいいなと思った。
次はイーストマーチ地方にあるロストナイフ洞窟の隠れ家と呼ばれる洞窟にあるのが分かった。そこは巨大な洞窟湖があるロストナイフ洞窟、山賊達の生活空間になっているロストナイフ洞窟の隠れ家で構成されていた。
中々の光景だったがここは山賊の根城と化しているので早々に全滅させる事にした。最近は血液の薬で飢えと渇きを癒していたので、直に吸血したり吸血魔法でしっかり飢えと渇きを癒したのだ。
そして、ロストナイフ洞窟の隠れ家の最深部で山賊の生き残りをしっかり始末した後に、言葉の壁を見つけたので吸収した。死の標的の第2節、搾取を覚えた。残りの1節を探したいが流石に疲れたので、ウィンドヘルムで1泊してから探すとしよう。
白き小瓶を探せ!
俺達はキャンドルハース・ホールで一泊し、回復薬などを買いまとめるためにホワイトファイアルと呼ばれる錬金術のお店に立ち寄った。そこでは店主のハイエルフの男性と従業員のインペリアルの男性が言い争いをしていた。何があったのだろうか?
気になったので尋ねてみると、ハイエルフの男性はヌレリオンという名前だそうだ。白き小瓶を見つけたので探しに行きたいが危険だから引き留められたのだそうだ。製作者はクラルミルという名前の人物で一緒に埋葬されているそうだが、その場所はペイル地方にある見捨てられた洞窟と呼ばれる場所にあるようだ。
偶然にも死の標的の最後の1節がある場所だ。休んだ後に行こうと思っていたが、これも縁というものだろうか?何にしても引き受けようと思う。
クラルミルは狡猾な男性だったようでそれは死後も同様だとヌレリオンは言った。錬金術に熟達してなければその墓に行けないらしい。幸いにもその混合物は調合済みとのこと。
白き小瓶とは、スカイリムが氷に覆われ始めた頃に作られた代物だとヌレリオンは言った。小さい容器で世界のノドに初めて降った魔法の雪で出来ているのだそうだ。どんな液体も中に入れたら補充していくとあり、錬金術師にとって夢のような代物らしい。ヌレリオンは無から創造するのは詩のようだと例えた。
それを探し出すためにサマーセット島からスカイリムに来たし、何年も図書館を巡り、言い伝えが残る小さな村々を転々として証拠を地道に集めたのだそうだ。店の名前もそれに由来するようで、噂を耳にした者がここに来るのではないかときたしていたからだ。しかし、ようやくその目途が立ったと思ったら病に冒された様子であった。八大神を恨んでさえいるようにも見えた。
それと従業員のインペリアルの男性にも話し掛けてみた。彼はクインタス・ナバレという名前のようだ。ヌレリオンと働きたいためにシロディールからこっちに来たと言った。最高の教師ではないが色んな事を学んだと誇りを持って言っていたので、とても尊敬しているのだなと思った。
見捨てられた洞窟はユキグマもいたがドラウグルもいた。恐らく古代ノルドの遺跡なのだろう。トラップを解除したり、襲い掛かるドラウグルを返り討ちにしつつ、俺は変性魔法の訓練を行った。鎧の防御力を上げるストーンフレッシュ、鉄の鉱石を銀の鉱石に変化出来る鉱石変化等を使用して学んだ。破壊魔法のごく一部使わなかったので、いい機会だと思ったのだ。おかげで何となくコツを掴んだ気がする。
最深部ではクラルミルと対面した。もっともそれはドラウグル化した状態ではあったが...。ヌレリオンさんは狡猾な男だと言っていたので、きっと延命処置のためにドラウグル化したのだろう。しかし、相手が悪かったと言わざるを得ない。何故なら吸血鬼2名と原初のドラゴンボーンがここにいるのだから。
セラーナは吸血鬼の吸収、ミラークは専用の剣、俺はストーンフレッシュで鎧を強化しつつドラゴンベインで攻撃した。元々錬金術師だったクラルミルは揺ぎ無き力を放ったり古代ノルドの剣を使用して反撃したが、俺達の集中攻撃の前に成す術なく敗れて死んだ。悪く思うな、俺達もヌレリオンさんの依頼を遂行しないといけないんでね...。
その後、言葉の壁も見つけたので吸収した。死の標的の第3節、苦痛を覚えた。これで完成した形になるのでこれもドラゴンソウルが揃い次第解放しようと思う。
更に別の部屋に進むと、太古の器を見つけた。これをヌレリオンさんが調合した混合物を流し込んで扉を解放した。その中は錬金術の設備がしっかり整っており、最奥の台座には白き小瓶を見つけた。しかし、これは割れてしまっていたのだ。経年劣化かな?しょうがないがこれを渡すしかないようだ。
俺達は急いでホワイトファイアルに戻った。ヌレリオンさんに白き小瓶を渡すと、割れてしまっているので液体を入れる事が出来ないために確かめられないと嘆いた。これを自分で探さなかったことへの罰かとも言っていた。
俺は見つけた時には割れていたと詳細を説明したら、白き小瓶を壊すだけの知識を持ち合わせているはずがないし、そうだとしても出来るわけがないと呟いた。そして、報酬の5ゴールドを支払った後、客の応対をする気になれないので帰ってほしいと言って失意のままにベッドに向かった。そっとしておくべきだろう。
帰り際にクインタスさんが俺達を呼び止めた。懐が寂しい時があるが許してほしいと彼は言った。しかし、この仕事は報酬に値すると言って500ゴールドを報酬としてくれた。気を使わせてしまったみたいで悪いな。
そして、余命幾許もないヌレリオンさんを看病して過ごすとクインタスさんは言った。彼の事を真剣に考えている証拠だった。俺達は彼等の幸せを願いながらその場を後にするのだった。
シャウト:ファイアブレスを完成させよ!
次はファイアブレスを完成させようと思う。吸血鬼故に体質的に合わない気がしたが、あれば便利なのでこれも同じようにしようと考えたのだ。最後の第3節はウィンターホールド地方にあるユングビルドと呼ばれる場所にあるようだ。
しかし、ユングビルドに入るとセラーナは警戒した。何かが変らしい。俺とミラークには分からなかったが、その正体はすぐに分かった。女性の亡霊が攻撃してきたのだ。ドラウグルも襲ってきたがその亡霊の方がとても印象に残った。仮にユングビルドの亡霊と呼称するべきか?
その道中に日記を見つけた。筆者はアロンディルという名前の人物のようだ。ドーンスターである研究をしていたら、見つかったので追い出されてしまったらしい。そこの乙女に夢中になったようだが良からぬ事を企んでいるのは日記から見て取れた。恐らく研究というのも死霊術絡みだろう。
更に進むとユングビルドの亡霊を発見したので返り討ちにすると、またアロンディルの日記を見つけた。被験者の女性を2~3名死霊術で使役して作業や見張りをさせていたようだ。この辺りからセラーナの機嫌が悪くなっていく。
女性を殺して操るからか?いやでもセラーナも頻繁に死霊術仕掛けているからなぁ...。人の事あまり悪く言えないと思うぞ?
最深部付近に近づいていくと再びアロンディルの日記を見つけた。読んでみるとある時に侵入者が現れたようだ。お気に入りの召使との一時(死霊術で使役している女性の遺体だと思うが...)を邪魔された事に加え、その侵入者はドーンスターの女性だったようだ。
その女性はアロンディルが良からぬ事をやっていたと糾弾したが、当人は否定していた。応援を呼ばれる事を恐れたために糾弾した女性を殺したと書き綴られていた。読み終える頃にはセラーナは額に青筋を浮かべていた。
ようやく最深部に到着すると、アロンディルと思われるハイエルフの男性を見つけた。付近にはユングビルドの亡霊がいた。セラーナは「見た感じが気に入りませんわ...」と言っていた。俺は何とも言えない気持ちになりながらも黒檀の弓を使用して攻撃を開始した。たまには弓も使わないとね。
ユングビルドの亡霊を射殺した後はアロンディルのみとなった。魔法の壁を使って防御していたが流石に黒檀の弓矢は防げまい。
黒檀の弓矢を受けて虫の息となったアロンディルをセラーナは吸血鬼の吸収でとどめを刺した。如何にもスカッとしたというような顔つきだった。女性の敵だったのは違いないだろうが、死霊術を行使する彼女が殺すのはどうなんだろうね?まぁ深くは言及すまい...。
そして、言葉の壁を見つけたので吸収した。ファイアブレスの第3節、太陽を覚えた。これもドラゴンソウルが揃い次第解放していこう。
その後、またアロンディルの日記を見つけた。糾弾した女性を殺して死霊術で使役したというような内容だ。その時にユングビルドの亡霊を生み出したようだ。野心というか性癖が歪んだ男性だったなぁと思う。その奥には被験者と思われる女性の遺体が多くあった。ここで殺しておいて正解だったと思った。これで彼女達の魂も報われることだろう。
シャウト:時間減速を完成させよ!
今度は時間減速を完成させようと思う。残りは2節もあるので頑張って探そう。まず最初に向かったのはリーチ地方にあるディープウッド要塞と呼ばれる場所の最奥、ハグズエンドと呼ばれる場所にあるらしい。
そこはフォースウォーンの根城と化していた。俺は吸血は勿論の事、レイピアや槍、片手斧等の武器も使用して殺していった。ドラゴンベインばかりじゃ芸が無いからね。その道中ある手紙を見つけた。どうやら新しい指導者か暫定的にその任について要る者がいると思われる内容だった。マダナックが死んで勢力が弱まったと思っていたが、盛り返しを謀っているのかもしれない。十分注意して進もうと思う。
指導者とはハグレイヴンの事だった。魔女を従えて俺達に攻撃してきたがそこまでの脅威ではない。むしろマダナックと同じ位の勢力になる前に壊滅することが出来て良かったかもしれない。
配下の魔女たちを返り討ちにした後は、ハグレイヴンを攻撃した。何度も転移を繰り返されたが最終的に屋上まで追い詰めた。それをミラークの揺ぎ無き力で吹き飛ばし、転落死させた。これでフォースウォーンの戦力もガタ落ちだろう。
そして、言葉の壁を発見したので吸収した。時間減速の第2節、砂を覚えた。残りの1節もしっかり見つけようと思う。
残りの1節はリーチ地方にあるブラインドクリフ洞窟と呼ばれる洞窟にあるようだ。そこではフォースウォーンが住み着いていたので殺しつつ進むと、檻に閉じ込められたハグレイヴンがいた。
そのハグレイヴンは自分の名前はメルカといい、同類のペトラから塔を奪われたので殺して取り返すのを手伝ってほしいとお願いされた。報酬に特別な杖をくれるそうだ。
どうするか迷ったが、一応助ける事にした。それを受けてメルカは気分を良くし、トラップの解除法を教えてくれた。それと自分の錬金術部屋が荒らされていた時には悲しげな声で呟いていた。ハグレイヴン化する前は割といい人だったのかもしれない。
最深部にてペトラと思われるハグレイヴンを見つけた。メルカは怒りのあまり爪で攻撃を繰り返したがどっちか分からなくなりそうで色々大変だった。最後は俺の黒檀のグレートソードで斬り殺した。
ペトラを殺した事でメルカは歓喜した。塔を取り戻したので毒を調合したり、ピカピカの目玉を集めたり等物騒な事を言っているが市井に危害を加えない限りは見逃すつもりだ。それと報酬の杖を貰った。メルカの目と呼ばれる杖で、周囲を爆発させること出来、敵を炎上させるらしい。ありがたく頂こう。
そして、言葉の壁を見つけたので吸収した。時間減速の第3節、永遠を覚えた。これもドラゴンソウルが揃い次第解放しようと思う。