スカイリム(SkyrimSE) デイドラクエスト編 第14話 浄化の担い手 | TES&fallout forever

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 俺はまた1人旅をしていた。デイドラ・プリンスを2柱も相手にするのは正直疲れた。なので、気晴らしに目的もなく方々を歩き回っていたのだ。

 そして、最初にデイドラ・プリンスの仕事を行わされたブローテッド・マンの洞窟に行った。どうしていく気になったのかは分からない。ただ何となくだ。思い出を振り返るとかそんな感じだ。

 久しぶりに入るとサーベルキャットが住み着いており、集団で襲い掛かってきた。俺は死の稲妻を駆使して分断を図った後に各個ドラゴンベインで斬り殺した。その後、周りを散策するとタロス像が置かれているのに気付いた。前は無かったはずだが何時の間に建てられたのだろうか?

 そのタロス像の下にはアカヴィリ刀やメモが置かれていた。その内容はアシリウス・ボラーという名前の人物が曇王の神殿と呼ばれるブレイズの拠点がサルモールによって壊滅し、その追っ手を撒いたので剣と遺言状めいたメモを書き置いたようだ。

 最後には勇敢に戦って死ぬのだと書かれており、遺志を継ぐ誰かが現れればこの剣を振るって欲しいと書いて締めくくられていた。さながら剣にも忠誠心が滲み込んでいるようだ。ボラーの忠誠剣と呼ぶべきか?俺も帝国軍の兵士として戦っただけにその気持ちは分かる気がしたので貰う事にした。

 そして、他にも宝箱があったので開けてみると芋を切ったような石を見つけた。触ると俺の頭の中に声が響いた。これは灯らしい。次に自分はメリディアであると名乗った。ま、またしてもデイドラ・プリンスか~! 

 

メリディアの聖堂を浄化せよ!

 メリディアは陽光、光の淑女の異名を持ち、オブリビオン領域は色彩の間と呼ばれる場所らしい。それに不死者や死霊術を憎む神である。故に俺のような吸血鬼に頼み込むのは間違いだと思うが黙っていた。色々と面倒くさい性格のようだからだ。

 俺に聖堂が穢れた闇で覆われたのでそれを解決してほしいとお願いされた。それはキルクリース山と呼ばれる場所にあるらしい。後々因縁付けられるのも嫌だから先にやる事にした。

 地図を頼りにキルクリース山に行くと聖堂は荒れ放題だった。その事についてもメリディアは怒っていた。定命の者の忠誠心や営み、心も所詮この程度と罵倒しており、自分を愛してくれないのにこちらの愛が届くはずがないと言った。まぁ気持ちは分からなくもないが押し付け気味だなと俺は思った。

 そして、俺はメリディアの像の近くに置いてあるくぼみにメリディアの灯を置くと、俺は天高く飛ばされた。デイドラ・プリンス特有の超常現象が成せる業か?それにしたって怖いぞこれは。

 冒涜者とはマルコランという名前のブレトンの男性の死霊術師であり、メリディアの秘宝を自身の力を高めるために悪用しているらしい。俺はメリディアの戦士となり、マルコランを殺し秘宝を取り戻す使命を与えると言った。 気は乗らないが断れば転落死させられそうなので受ける事にした。その時のメリディアは滅茶苦茶偉そうだったけどな!

 扉はマルコランが封じたが主であるメリディアならば簡単に開けられるので、光を繋げるようにして移動するようにと説明を受けた。それじゃやってみますかね。

  聖堂の扉を開く方法はメリディアが語った通りだった。メリディアの灯に酷似した石を次の石へと光を繋げることで封印された扉が開くのだ。

 しかし、マルコランも無策で占拠したわけではなかった。穢れた影と呼ばれる不死者の怪物を配置していたのだ。ソウル・ケルンのミストマンやボーンマンに類似した姿をしており、付近には穢れた死体が散乱していた。帝国軍兵士やストームクローク兵の遺体が大半であり、それを利用した物と思われる。

 このままにしておくわけにはいかない。メリディアの命令ではあるが、帝国軍人の端くれとしてマルコランを殺さなくてはいけないと思うのだった。

 そう思うと穢れた影を殺すのが忍びなくなってきた。きっとマルコランの所為で魂を変質された被害者ではないかと思うのだ。だが向こうは殺す気できている。一思いに殺して楽にするのが善意というものだろうか?俺は妨害してくる穢れた影達を殺していった。敵意からではない、楽にするためにだ。

 その後、メリディアの光を繋げる作業もしっかりと行った。この光に当たると致命傷になりそうなので細心の注意を払いつつ行った。なにせ不死者嫌いのデイドラ・プリンスだからね。最後まで光を繋げる事でようやくマルコランがいる場所まで辿り着いた。あの台座のような物が秘宝なのだろう。それじゃ先手必勝といきますかね!

 

マルコランを倒せ!

 俺は死の稲妻で一気に仕留める算段で動いた。最深部故に数が多かったので油断している隙を突くことにしたのだ。考えていた通りに密集して突撃して来てくれたので短縮して殺す事に成功した。これで穢れた影を全滅させることが出来たのでマルコランのみとなった。

 マルコランはアイスストームを繰り出したが吸血鬼の冷気耐性でそれほど脅威にはならなかった。俺は吸血鬼のオーブを駆使して体力を削りにいった。このまま押し込むのみだ!

 あと一息といったところで終わると思ったが、予想外の事態に発展した。マルコランが自身の魂を穢れた影に置き換えて反撃してきたのだ!メリディアの秘宝の力か自分でもしもの時のために仕込んでおいたのかは分からない。しかし、やる事は変わらない。

 俺は死の稲妻を全力で使用して反撃の隙を与えぬままに殺したのだった。これで穢れた影に変質させられた帝国軍人やストームクローク兵、その他の犠牲者の無念も晴らせただろう。

 その後、メリディアが秘宝を取るように命じた。これはドーンブレーカーと呼ばれるアーティファクトのようだ。不死者に効果的な力を秘めているらしい。これを取ると俺は再び天高く飛ばされた。またかよ!しかも朝方だしさぁ。殺す気か!

 メリディアはマルコランが死んで死者の眠りが妨げる事が起きない事に喜んでいた。エイドラ寄りな気もするが実際のところどうなのだろう?真相は俺にも分からない。

 その後、ドーンブレーカーは報酬としてくれる事になった。世界の隅々まで不浄を焼き払うように言われた。吸血鬼の俺にそれをお願いされてもと思ったが、断るとやっぱり面倒だなと思ったのでメリディアの名の下にドーンブレーカーを携えると俺は言った。

 それを聞いたメリディアは歓喜してこの仕事は終わったと告げた。その後はきちんと地上に帰ってこれた。やれやれ、うまくやり過ごせて良かった。

 

ダーネヴィールを召喚せよ その3

 俺はメリディアの仕事を終えたので気晴らしに散歩でもしようと思った。その道中に言葉の壁を発見した。いつものように近づいて吸収した。そのシャウトは激しき力の第1節、空気を覚えた。また旅の最中に見つけたら吸収するとしよう。

 シャウトで思い出したが最近ダーネヴィールを召喚していなかった。メリディアの聖堂が近いが、仕事はきちんと果たしたので大目に見てもらおうと勝手ながら自己解釈して召喚した。

 ダーネヴィールは俺が約束を果たした事を喜び、ソウル・ティアリングの第3節、ゾンビを教えてくれた。これでソウル・ティアリングは完成した事になる。機会があれば活用しようと思った。

 

宣伝に協力せよ!

 今度はソリチュードに行く事にした。帝国軍の仕事関連でしか行かなかったのでたまには観光目的で行こうと思ったからだ。夕方頃に着いたがそこでレディアント装具店を営むターリエという名前のハイエルフの女性に声を掛けられた。

 ブルー・パレスに行くつもりならお願いがあると言ってきたのだ。確かそこはエリシフ首長が勤務している所だ。行く予定はなかったがその仕事を受ける事にした。戦い以外の仕事も受けないと平和を忘れてしまうかもしれないからな。

 引き受けることを了承したら、ターリエはレディアント装具店の高級服を貸してくれた。これを着てエリシフ首長の前で宣伝する事が今回の仕事だ。きちんと店の名前も伝えなければいけないので覚えておかなけばならない。

 ブルー・パレスはとても綺麗で歴史深い印象のある建物だった。それと高級な服を着ていたため俺はかなり緊張していた。慣れない服を着るのは落ち着かないなぁ。

 そう思っているとインペリアルの男性が陳情に訪れているのを目撃した。ヴァルニウス・ジュ二ウスという名前らしく、ある洞窟からおかしな音や光がするので調べて欲しいと言っていた。執政や王宮魔術師は迷信ではないかと言ってあまり重要視しなかった。エリシフ首長はドラゴン・ブリッジに増援を送るように執政に手配してその件は終了した。

 う~ん、宣伝のために来ただけだが気になってきた。後で調べてみるとするかな。何となく大事になる気がする。

 俺はエリシフ首長の面前に立った。とても美しいノルドの女性だと思った。とても落ち着いていて気品があった。上級王トリグがどういう男性だったかは分からないが、きっと第4紀一の幸せ者だったかもしれない。

 俺は緊張しながらもレディアント装具店の高級服の宣伝をした。エリシフ首長はそれを気に入り、何着かドレスを注文するだろうと言った。よし、仕事は上手く達成出来たと見て良いだろう。俺は一礼してブルー・パレスを後にした。

 俺はターリエさんに服の宣伝をしっかり行った事を報告した。彼女は喜び、貸した高級服と600ゴールドを報酬として受け取った。これはありがたい。このまま休んでもいいがさっきのヴァルニウスの話が気がかりだ。執政に話を聞くべきだろう。そう思い再びブルー・パレスに向かうのだった。