スカイリム(SkyrimSE) メインクエスト編 第4話 ドラゴンボーンへの道 | TES&fallout forever

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 聖蚕の僧侶を捜索しなくてはならないが、いい加減ハイ・フロスガーに行ってグレイビアードの召喚に応えなければいけないのでセラーナには無理を承知で頼んだ。彼女は快く了解してくれた。悪いね、この召喚が済んだら探しに行くから。

 そして、ハイ・フロスガーに近いイヴァルステッドに到着した。夜中なので移動が楽だった。七千階段の入り口を目指すと、ノルドの男性とウッドエルフの男性が七千階段の件で話し合っていた。ノルドの方はクリメクという名前らしく、いつグレイビアードに受け入れられるのか不安のようだ。長い間待っているがその様子が無いらしい。

 俺はハイ・フロスガーに何を届けに行くのかをクリメクに聞いた。大体は干し魚や塩漬け肉等の保存のきく食糧だ。俺はそれを代わりに届ける事を提案した。

 それを聞いたクリメクは喜び、供物を渡してくれた。ハイ・フロスガーに到着したら奉納箱があるのでそこに収めるといいらしい。道中では狼やはぐれ狼が出没するらしい事と足元に注意するようにと警告された。

 夜が明けて来たので一泊しようと思って宿屋に行くと、クリメクと話していたウッドエルフと出会った。名前はグウィリンというらしい。ハイ・フロスガーについて何か知っているかと尋ねると、頂上はいつも厚い雲で覆われているらしい。何か魔術的な仕組みでもあるのだろうか?

 グウィリンという男性はいつも前向きそうなのでその秘訣を教えて貰う事にした。父親からの教えらしく「グウィリン、お前の前にあるのは全世界だ。行って体験して、自分のなりたいものになればいい」という内容だった。大した人生に見えなくても自分は満足であると誇りを持って答えるグウィリンはとても眩しく思えた。人生を心から楽しみ、懸命に生きる男性の姿がそこにはあったのだ。

 

七千階段を登れ!

 一泊して夕方頃に七千階段を登る事にした。道中では狼の群れが襲ってきたが、その他にはフロストバイト・スパイダーや氷の生霊等もいた。クリメクの話と違うが、まぁ然程問題ではないだろう。

 道中ではノルドの男性が巡礼しているのを見かけた。名前はバークナールというらしい。グレイビアードには会った事が無いらしく、そこまで上がった事は無いが敬意を払っている事が伺えた。

 よくここに来るらしく、巡礼して瞑想し、帰りがけに狩りをする時もあるようだ。中々充実した巡礼者の生活を送っているというわけだ。

 更に進むとフロスト・トロールの妨害も受けたがそれも返り討ちにして、巡礼者のノルドの女性を見かけた。カリタという名前らしい。どういった人物か尋ねると、巡礼者という事にしておいて欲しいと言われた。何か事情でもあるのだろうか?

 カリタと別れた後、遂にハイ・フロスガーに到着した。何とも荘厳な感じだ。歴史深い建物がそこにあった。その後、奉納箱にクリメクから預かった供物を奉納した。降りた時に終わった事を伝えよう。

 ハイ・フロスガーに入ると司祭風の男性が俺に「時代の変わり目にドラゴンボーンが現れるか」と言って、感慨深げに話し掛けられた。種族はノルドのような気がしたがよく分からなかった。まぁその追及はそれほど重要ではないだろう。

 彼の名前はアーンゲールというらしい。グレイビアードを束ねる長のようだ。俺がドラゴンボーンであるか確かめるためにシャウトを放つように言われた。

 俺は揺ぎ無き力のシャウトを放った。それを受けたアーンゲールは、俺がドラゴンボーンである事を認め、ハイ・フロスガーに正式に迎え入れられた。

 

シャウトを学べ!

 俺はドラゴンボーンについて色々と尋ねた。その存在を導くのがグレイビアードであり、同じ時代に1人だけしか現れないという確証はないと言っていた。つまり、ドラゴンボーンは他にもいる可能性はあるという事だ。出来れば敵対したくはないと俺は思った。なるべくなら共存したい。

 学ぶ準備が出来たと答えると、アーンゲールは俺に自制心と気質があるかは分からないとして、道を示すことは出来るが目的地は示せないと言われた。どんな人生を歩むかは俺次第という事だろう。しっかり学んで自分のものに出来るようにしなければならない。

 シャウトとは3つの言葉で構成されており、1つずつ習得すれば順にその力も増す事を教えてくれた。その後、揺ぎ無き力の2つ目の言葉である均衡を意味するローをアイナース師が教えてくれる事となった。俺が最初に覚えた1つ目の言葉である力、竜語ではファス(もしくはフス)と言うらしく、それと組み合わせる事でその力も更に上がると分かった。

 アイナース師が地面に向かってローのシャウトを刻んだ。壁画もこの仕組みで作られているのかもしれない。俺はそこに立つとローの知識と力を吸収することが出来た。これを見たアーンゲール師は「まるで師のように新たな言葉を覚えていくな」と言っていた。彼の言う師はどんな人物なのだろう?興味が沸いたのでそのうち聞いてみようと思った。

 シャウトの修練には長い年月を要するが、ドラゴンボーンは殺したドラゴンからその生命力と力を吸収する事が可能だと教えられた。2つ目の言葉を覚えたので訓練に入る事となった。呼び出した霊体相手に1つ目と2つ目を合わせた揺ぎ無き力(ファス、ロ)を放つように指示された。しかし、呼び出した霊体は目の部分が黒く塗りつぶされたような見た目をしていた。何か怖いんですケド...。

 そんな事ではドラゴンボーンの道は歩めないと俺は勇気を奮い立たせ、霊体を揺ぎ無き力で消し飛ばした。3体位消し飛ばしたかもしれない。セラーナは「どうにも腰が引けている気がしますわ」と言われてしまった。俺にだって怖いもの位あるのさ...。

 それを終えた後、アーンゲール師は今後が楽しみと言い、今度は中庭で修行する事となった。

 次は旋風の疾走というシャウトを学ぶ事となった。1つ目の言葉は旋風を意味するウルドだ。これはボッリ師から授かった。

 その後、ウルフガー師が手本を見せた。短距離とはいえ、一瞬で移動したのだ。今度は俺がそれを実践する事となる。さっきのウルフガー師のように旋風(ウルド)のシャウトを唱え、試験を合格した。唱えた俺自身この能力には驚いている。このシャウトも慣れるように訓練を積むべきだろう。

 一旦修行を終え、アーンゲール師はドラゴンボーンの能力に驚きを隠せないでいた。なった俺自身も驚きばかりだ。今度はウステングラブと呼ばれる遺跡に赴き、ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を取ってくるようにと言われた。ならば、早速取ってきますかね。

 行く前に今聞けることは聞いておこうと思った。

 ドラゴンの復活と俺がドラゴンボーンになる事の関係を問うと運命の結びつきではないかと推察した。

 次にドラゴンボーンとは何かについて尋ねると、ホワイトランで聞いた内容と同一の内容ではあったが、最後には危機の時代には神々より遣わされる存在と信じる者達もいると教えてくれた。

 更にシャウトはなぜ竜語なのかと尋ねると、議論と戦いは彼等の世界では分かれていないとのこと。それが定命の者が使えるようになったのは、キナレスにより授けられたらしい。

 グレイビアードは4人のみかと尋ねると、正確には5人であり、その長はパーサーナックスという名前らしい。世界のノドの頂上に独り住んでいるらしい。いずれ会えるそうだがどんな人物なのか?余程凄い人物なのは間違いないだろう。

 世間からの関りを断っているのはどうしてかと尋ねると、シャウトの力は強大であり、囁くだけでも人を殺しかねない危険な技なので、平和のためにそうしているそうだ。

 そして、アーンゲール師は俺に声の道に従うように命じた。竜の血脈はアカトシュの恩恵そのもので、声を使う運命にあるという。俺としては重い責任だと思ったが、吸血鬼としての行動は生き延びる手段であって、世界を支配したいなんていう野望は持ち合わせていない。俺はアーンゲール師の命令に同意した。

 最後にグレイビアードの創始者、ユルゲン・ウィンドコーラーについて尋ねると、古代ノルド人の偉大な戦の長であり、声と舌の達人であった。大昔のレッドマウンテン(モロウウィンドで有名な火山)で惨敗を喫した時、この敗北の意味について何年も思案したらしい。

 そして、ノルド人によるシャウトの傲慢かつ誤った使用により神々が罰を下したのだと悟ったようだ。人間の栄誉のためではなく、神々の栄光と祭拝にのみ使われるべきなのだと。最終的に全ての反対を押し切る形で、声の道が生まれたとアーンゲール師は語った。市井で浸透しなかったのはこういう背景があったからなのか。なるほど、勉強になった。

 

ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を探せ!

 ウステングラブに侵入すると、占拠していたと思われる山賊と魔術師はほぼ全滅していた。生き残りにしてもドラウグルと戦って劣勢となり、殺されてしまったのだ。俺達はドラウグルを返り討ちにしつつ進んだ。

 更に進むと近づくと光る石のトラップや踏むと炎が噴き出るトラップに遭遇したが、旋風のシャウトで通り抜け出来た。しっかり学んでおいて良かった。その後、フロストバイト・スパイダーやスケルトンを倒しつつ最深部に到着した。

 しかし、そこにはユルゲン・ウィンドコーラーの角笛は無く、奇妙なメモが1枚しか無かった。リバーウッドの宿屋、スリーピング・ジャイアントの屋根裏部屋で待つと書かれていた。ここまで来てどうしてこんな事を?仕方ない、行くかぁ。

 早速スリーピング・ジャイアントに向かい、ブレトンの女主人に話し掛けて部屋を借りる事にした。しかし、屋根裏部屋は無いので近くの部屋を借りる事となり、仕方がないので10ゴールド払い、部屋を借りた。

 そこに入った後に、主人が話し掛けてきた。名前はデルフィンというらしい。ドラゴンボーンドラゴンを呼び出すためにユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を盗んだと言うのだ。どんな魂胆なのかは知らないが、優先順位はグレイビアードの方が優先だ。彼女から角笛を受け取った後にその場を後にした。やるべき事が済んだらまた立ち寄るとしよう。

 

試練を終えるドラゴンボーン!

 俺達はハイ・フロスガーに戻り、ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛をアーンゲール師は喜び、最後の試練を終えた事で正式にドラゴンボーンとして認める時が来たと言った。それを聞いたセラーナは「貴方って不思議な人...。声の達人が何年もかけて得た技術を、いともたやすく...」と言い、驚くような呆気に取られるような反応だった。俺自身もこうなるとは思わなかった。

 試練を終えた報酬として、揺ぎ無き力の第3の言葉、ダーを教えてくれた。これは圧力という意味があるそうだ。3つ揃う事でシャウトの本来の力が発揮される。使い所を間違えないように注意しよう。

 その後、グレイビアードからの歓迎の言葉を受ける事となった。それは解き放たれた竜語だった。それを受けると体全体が揺れてしまう衝撃を受けた。セラーナもよろめく位の力を持っていた。何とか最後まで耐える事に成功した。

 最後まで耐えた俺に対し、アーンゲール師はこれで正式にドラゴンボーンと認め、ハイ・フロスガーに自由に出入りする許可が下りた。吸血鬼の身だがこれは素直に嬉しかった。

 ハイ・フロスガーを去る前に、先程の歓迎の言葉の意味について聞いた。これは若い頃のタイバー・セプティムも同じ言葉で歓迎されており、長いので省略するが、カイネ(キナレスのノルドの呼び方)やショール(ロルカーンのノルドの呼び方)、アトモーラの名において我らの息により汝に授け、北方の竜イスミール(タロスの事)になったという意味だった。何だか照れくさい歓迎だ。吸血鬼の俺にはもったいないよ。

 最後にシャウトについて他にも学べる事はあるかと尋ねると、力の成長を急ぎ過ぎるのは危険と言われ、スカイリムにはシャウトの壁画が数多くあるのでそれを探していくのも修行になるとアーンゲール師は言った。確かに求め過ぎるのは身を滅ぼす原因となるだろう。注意しよう。

 

聖蚕の僧侶の手掛かりを探せ!

 そして、聖蚕の僧侶捜索の前にクリメクさんに供物を奉納した事を報告した。彼は無事に運び終えた事に安堵し、七千階段を登った苦労に応えて報酬のゴールドを支払ってくれた。また何かあれば手伝おうと思う。

 俺達はホワイトランのジョーラムさんの所を目指した。知り合いの彼に聞こうと思ったのだ。聖蚕の僧侶はどこに行ったかを確認した。灰色のローブを着た老人だそうだ。だが、知ってそうではあったがあまり教えるのに乗り気では無いようだ。だからゴールドをいくらか渡して喋らせる事にした。今後の生活のための支援としてと名目だ。

 ジョーラムさんは気分を良くして、ドラゴン・ブリッジと呼ばれる村に行った事を教えてくれた。教えてくれたお礼に、彼の馬車を利用して送ってもらった。名前の通りにドラゴンをあしらった橋が特徴的だ。ここで調べて聖蚕の僧侶を確保しよう。