スカイリム(SkyrimSE) ドーンガード編 第1話 吸血鬼の姫君 | TES&fallout forever

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 俺はディムホロウ墓地内部に入ることにした。そこでは吸血鬼達が番人の間と呼ばれる場所を襲撃し、恐怖を与えたが再度攻撃してきたので返り討ちにしたという内容だった。

 次のステンダールの番人を待ち構えている様子だった。この吸血鬼達のリーダーとされるロキルという名前の人物がハルコンという名前の上司に何かを探させるように命令されてここに来たのだと分かった。城と言っていたのでそれなりの大きい勢力なのだろうか?だが、部下の吸血鬼達はロキルの事を嫌っているようだった。

 

試練1 同族殺し

 俺は探し物を手伝おうと思い、彼等に助力を申し出ようとした。だが彼等は俺を見るとすぐに攻撃してきた。俺は敵対の意志は無いと告げたが聞き入れる様子もない。

 このままでは死んでしまうと悟り、スゥーム・ファドンを使用して返り討ちにした。その結果同族殺しをしてしまったのだ。生き残るためとはいえ、これは避けられなかったのか?あの吸血鬼はこうなるとは一言も言わなかった。謀られたのか俺は?

 彼等の話に上がった番人はトランという名前のノルドの男性だった。他にも番人はいるのだろうか?だとしたらかなり厳しい戦いになるだろう。

 道中も吸血鬼が俺を見るなり襲ってきた。一応敵対しない意思を見せたにもかかわらず攻撃してきたのだ。これはもう騙されたとしか思えない。あの吸血鬼め、次に会ったら血を飲み干してやろうか!

 その怒りの感情に飲み込まれそうになりながらもなんとか自制し、最深部を目指した。

 同族殺しの罪を背負いながらもとうとう最深部と思われる場所に到着した。そこにロキルと思わしき男性の吸血鬼が、情報を聞き出した番人を殺した後の会話を聞いたのだ。大した情報は得られなかったらしいが、宝をハルコンに送り届ける目的を遂行中のようだ。

 それが達成出来れば政敵のヴィンガルモとオースユルフという名前の吸血鬼が裸足で逃げ出すと豪語していた。余程自信がある感じだ。

 俺は隠密で殺された番人の男性に近づいた。その男性はノルドでありアダルヴァルドという名前だったらしい。失敬して懐を探るとディムホロウ墓地に関する覚書・第3巻と書かれた本を見つけた。

 これはアダルヴァルドの著書であり、この墓地を探索していて書いたようだ。ドラウグル等を相手にしなければならなかったが、その危険に見合う価値があったと自負していたらしい。ここから見える石の島の建築様式は、古代ノルド人の様式とは違うとのこと。その雇い主は死霊術や吸血症に好意的だったと書き綴られていた。

 最後には帰ってから皆に伝え、謎を解き明かして見せるとあった。それが達成出来なかったのは無念だろう。同族殺しにはなるが、その無念を晴らしてみせよう。

 俺は隠密でロキルの部下の吸血鬼と従徒を電撃の付呪された弓で攻撃して射殺した。何とか隠密攻撃が出来るようになった感じだ。残るはロキルのみだ。

 そのロキルはノルドの吸血鬼だった。死霊術と吸血魔法、片手斧で攻撃してきたが、俺は揺ぎ無き力のシャウトとスゥーム・ファドンの連携技で殺すことに成功した。これでアダルヴァルドやトランの無念は果たせただろうか?

 そして、石の島に行くと、ボタンのようなものを見つけた。押してみると手の甲まで深々と刺さってしまった。かなり痛いな、コレ!?そう思っていると周りが紫の炎が現れた。といってもダメージは入らない。見かけだけの仕掛けのようだ。

 俺は近くのかがり火台を見つけた。これを動かせば何かが起きるかもしれない。前後に動かすことが出来、定位置に設置すると炎が灯ると分かった。これを全部で4つ移動させて灯らせると中央部分が光を放ち、石のモノリスが出現した。この中に宝があるのだろうか?

 

試練2 吸血鬼の姫君、セラーナを送り届けろ!

 モノリスが開かれるとそこには若い女性がいた。とても高貴そうだった。何と言うかとても美しかった。彼女は目を開くと誰に頼まれて来たのかと聞いてきた。俺は名も知らぬ吸血鬼から、あるものを取ってくればコミュニティに入れるという約束でディムホロウ墓地に来たと話した。

 彼女自身も吸血鬼であり、その父親も同じく吸血鬼で、その力を知らない吸血鬼はいないはずだと言って首を傾げた。俺はどうしてここにいるのかと尋ねたら、信用出来るか不安だと返答された。どうしても知りたいならば、家まで送って欲しいのだという。ソリチュードの西にある島に城があるらしい。そこが彼女に家だそうだ。ボートがあるかもしれないのでそれを使って渡るべきだろう。

 最後に自分の名前はセラーナだと教えてくれた。種族はノルドだと言った。そうか?髪の色が藍色だし、見た目は、その、スタイルが良すぎて目を背けてしまいそうだ。俺もやっぱり男なんだなぁ。ノルドかどうか疑わしくなるが、彼女が言うならそうなのだろう。多分ね...。

 家には誰がいるかによっては安全と言っており、詳しく聞くと父親と折り合いが悪いらしい。ありがちなお父さんとギクシャクしている女の子の話が100回は読む程の内容らしい。これは帰った後も大変だろうな。

 ここからの脱出路について確認すると、当時よりも印象が変わっていると言っていたので、何とか道なりに探していくしかないだろう。その後背中にある巨大な筒のような書物に目が留まった。あれはエルダー・スクロール(星霜の書)ではないだろうか?それはセラーナの物らしい。ややこしい内容で、話せるものではないらしい。それならば仕方がないか。

 あれからどれ位時間が経ったのかをセラーナは聞いてきた。今の王は誰かと聞かれたのでソリチュードのエリシフが次の上級王になると答えると、彼女は知らない名前だと首を傾げ、後ろ盾は誰かと尋ねたので、俺は帝国だと答えた。更に困惑した彼女はどの帝国なのかと尋ねるので、シロディールの帝国だと追加して答えた。

 それを聞いたセラーナは当初の目論見よりも長く時間が掛かり過ぎたと嘆き、急いで家に戻ろうと言った。どうやら最悪の状況らしい。最後に俺はどうして幽閉されたのかを聞こうとしたが、触れないで欲しいと言われた。他意はないが、誰を信じていいか分からない状況なので、家に帰って確かめたいのだと言った。それならば仕方がない。

 セラーナという女性はお嬢様ではあるが、とても活発で気の強い人だと分かった。俺がドジを踏まないように皮肉を言ったり、吸血鬼の使い魔であるガーゴイル相手でも敵ならば容赦しない冷徹さを持ち、吸血鬼の吸収や死霊作成を積極的に使うようにして戦っていた。これじゃ俺はお付きの従者みたいだ。なんの!俺だって戦えるっての!

 スケルトンやドラウグルをしっかり殺した後、言葉の壁を発見した。それの近くに行くと、再び力と知識が入り込むのを感じた。内容は生命力低下、第1節はスタミナだった。忘れる所だったが、落ち着いたらハイ・フロスガーに行かなくてはならない。

 やっとの事で外に出ると朝方だった。しんどい気持ちになったが、セラーナは再び外に出られた事が嬉しいようで、こんな天気でもありがたそうにしていた。まぁ長い時間幽閉されていたらそうもなるだろうと俺は思った。

 馬車を使いソリチュードまで行き、後は徒歩で目的のボートがある所まで進んだ。腐敗してないか不安だったが普通に使えたので、漕いで城のある場所まで向かった。到着すると荘厳な造りの城を発見した。これがセラーナの実家なのか。何となく緊張してきた。

 城に入るとハイエルフの男性の吸血鬼が出迎えた。名前はヴィンガルモと言っていたので、ロキルの言っていた政敵の1人だろう。俺の事を警戒していたが、セラーナを見ると態度を変え、主と皆に帰還の報せをしに行った。来るのが分かっていたのだろうと彼女は言い、警戒を強めた。殺伐としてるなぁ...。

 主であるノルドの男性が仰々しく出迎えた。この人物こそがヴォルキハル城のリーダーであり、セラーナの父親、ハルコン卿その人だった。娘よりもエルダー・スクロールの事が気がかりのようにも思えた。それは彼女も感じていたらしく、娘よりもこの書が大事なのかと喧嘩腰だった。すぐに大事に決まっていると訂正したが、その場凌ぎのようにも見えた。本心だろうか?

 母親については、この場にいたら再開を見せつけた上で頭から串刺しにしてやると言っており、夫婦仲は冷め切っている様子だった。怖い一家だねぇ。

 ハルコン卿は俺に気付いて、この吸血鬼は誰かと尋ねた。セラーナは俺のことを心の拠り所であり、自由にしてくれた人だと言った。何だかドキッと来ることを言われた。俺は仮面越しに照れた。

 セラーナの紹介を受けた俺にハルコン卿は、感謝と共に自分達の一族についてどう思うかと聞かれたので、俺は「何物であろうと気にしません。セラーナの大事な家族であり、仲間であるならば」と答えた。それを聞いたハルコン卿は満足し、強力な吸血鬼が何体かここにはいると言い、何世代も俗世からかけ離れた生活を続けてきたが、それも妻の裏切りで破綻し、最も大事な物を奪い去られた事で終わりを告げたと悔しさを露わにしていた。

 

試練3 吸血鬼の王の力を受け入れろ!

 そして、セラーナとエルダー・スクロールが帰ってきたので褒美を取らせると言った。それはハルコン卿自身の血だった。すでに吸血鬼の俺がそれを受け取ることに意味があるのかどうか尋ねると、ただの吸血鬼では無いので、それを受け取ればその差が分かると豪語していた。

 その真の力の一端である吸血鬼の王の力を解放して俺に見せた。見た目はコウモリが擬人化したような姿だった。異形そのものと言った姿だったが、力を制御するためにはそれを受け入れるしかないと思った。

 ハルコン卿は受け取らなければ見逃す代わりに次から獲物とみなすと言ったが、俺は受け入れると答えた。彼は俺の首筋に噛み付き、血を入れてきた。激痛に意識が遠のいてしまった。

 気が付くと俺は恐ろしい彫刻のある広間にいる事に気付いた。その彫刻からは血が流れていた。ハルコン卿は俺は昏睡状態になりながらも、彼の血が順応したのだと言った。この抱擁に耐えられない定命の者も多いらしく、俺の体の頑丈さに驚いていると言った。まぁドラゴンボーンとしてそれなりに冒険していますし、少しは強くなったからかもしれない。

 そして、この場所について尋ねると、デイドラ・プリンスのモラグ・バルを祀った祠だとハルコン卿は教えてくれた。その神は支配の主や凌辱の神とされ、デイドラの中でもかなりの邪悪とされていると本を読んで知っていた。モラグ・バルが支配するオブリビオンはコールド・ハーバーと呼ばれているらしい。だがこの地についてなぜか懐かしい響きだと思った。なぜだろうか?

 ハルコン卿が手に入れた吸血鬼の王の力は、モラグ・バル本人から授かったらしい。その経緯は、遠い昔に栄華を極めたハルコン卿は唯一つ勝てない相手に恐怖していた。それは定命の者について回るもの、死だった。それを何とか回避するためにモラグ・バルと取引し、1,000人もの民を生贄に捧げ、純血の吸血鬼の力を彼と妻と娘3人に授けられたのだという。それにより寿命の制限も乗り越えたのだと豪語した。そのために色々捨ててはいませんかね?

 その話の後、吸血鬼の王の力を学ぶ事となった。俺はハルコン卿がやったように変身を試みた。内側から溢れ出る力に圧倒されそうになりながらも、何とか制御して変身した。

 右手は吸血魔法、左手は死者蘇生を使うことが出来、コウモリの一群になって離れた所にも短距離だが移動出来て、地上では血の魔法は使えないが爪で攻撃出来ると教えてくれた。

 最後に生命力を吸い取って殺せば、新たな夜の力と血の魔法が得られると言い、日々の生活を血を吸うだけで収めたい時は従徒を何人か抱えているのでそれで飢えを凌ぐといいと言ってくれた。

 準備が整ったら、ガラン・マレシという名前のダークエルフの男性に「時が満ちた」と伝えるようにと言われた。こうして俺は吸血鬼として本格的に行動することになる。しかし、こうしなければ市井の人々を襲ってしまうかもしれなかったので、どうしようもなかった。