スカイリム(SkyrimSE) メインクエスト編 第2話 声の力 | TES&fallout forever

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 俺は補給品を買ってからホワイトランに向かうことにした。リバーウッドトレーダという店に入ると言い争う声が響いた。その男女は兄妹らしく、何やら盗まれてしまったようだ。

 男性の方は俺に気付いてその話を止めてしまった。なんだか気になってきたので聞いてみることにしよう。装備が整ってきたので、そろそろ自分で稼いでも大丈夫そうだと思った。

 

ブリーク・フォール墓地へ向かえ!

 俺は男の方に話を聞くことにした。その男性は名前をルーカン・ヴァレリウスといい、妹はカミラという名前のようだ。彼は窃盗被害に遭ってしまい、盗賊により装飾品であるドラゴンの金の爪が盗まれた事を告白した。

 俺は何とか出来るかもしれないと思い、それを取り返してこようと言うとルーカンは喜び、成功したら新しい積み荷に来るはずのゴールドを報酬として与えることを約束してくれた。これは幸先が良いぞ!

 場所はブリーク・フォール墓地にあるという。それを聞いたカミラは食って掛かった。これが計画なのかと。対するルーカンはこれで危険を伴わなくて良くなったとどこ吹く風だった。何か裏があるのだろうか?まぁいい。これからの生活のためにもやってみるまでだ。

 俺が行く事が決定したことで、カミラは道案内をする事になった。それはありがたい。そうすれば早く見つかるかもしれない。

 だが外に出るとそれも難しくなった。太陽だ。太陽の光は吸血鬼にとって天敵だ。死にはしないが回復はしないし、血は煮え滾る。苦しみに悶えながらもカミラの話を聞いた。北西方向に進むとブリーク・フォール墓地があるとのこと。

 そこに潜む盗賊達をカミラは嫌悪していた。あの手の古い墓地にはトラップ(罠)やトロールで溢れているし、他に何が潜んでいるか分からないからだった。それにルーカンの金の爪だけはが盗まれたのか理解に苦しんでいる様子だった。他にも同じ位の値打ち物はあったはずだと言った。どういうことだろうか?

 その金の爪は、ルーカンが店を開いて1年後に位に見つけてきたらしい。その出所は詳しく教えなかったようだ。用心深いと言っていたが何となく怪しいなと思った。

 そうして、北西に進むと古い塔が見えるので、それを超えたら北に向かい、更に進んで角を曲がると到着のようだ。

 俺はカミラに感謝すると、彼女は店に戻ると言った。ルーカンが離れるとすぐに怒るらしい。俺はきっと心配なんだなと思った。仲睦まじいのは良いことだと思う。

 俺は夕方になるのを待ってから行動することにした。その方が動きやすいからだ。カミラの話通りの道を進み、道中の古い塔の山賊達を殺し、更に進むとブリーク・フォール墓地に到着した。そこには盗賊ではなく如何にも山賊といった面子ばかりだった。まぁ盗むのも山賊はやったりするし意味合いは同じだろう。

  墓地内部に入ると、山賊達が何やら話していた。ダークエルフの仲間のアーヴェルが勇み足で先に進んでしまったらしい。取り分が減ったりしないかと言う話も出てきた。どうやら一枚岩ではないらしい。

 俺は気付かれていないことを察して弓で射って殺すことにした。慣れていないせいもあってか1人は射殺できたがもう1人が気付いて攻撃してきた。

 俺はすかさず吸血鬼の誘惑を発動させ、その山賊の意識を虚ろにさせた。昨日から血を一滴も飲んでいない。隠れ家の血の供給源のありがたさを実感する。だから急ぐようにその山賊の血を飲み干した。ふぅ、これで少しは安定するだろう。だが、無実の人間の血は飲めないので、山賊等の脅威となる人間のみにすることにしよう。俺は吸血鬼だけどケダモノじゃないからね。

 更に進むと、山賊が閉ざされた扉を開けるためにレバーを引くと、毒矢の集中砲火を受けて死んでしまった様子を目の当たりにした。どうやらトラップの類のようだ。

 う~ん、これは恐らく壁に彫られている彫刻の模様に合わせればいいのだろうか?よって左の彫刻から合わせる事にした。ヘビ、ヘビ、クジラの順に合わせてレバーを引く。上手くいくかは不安だったが上手く出来た。流石に冷や汗をかいてしまった...。こういうトラップは怖いものだ。

 扉を開けた後は、宝箱を発見して中を物色すると、休息の薬を見つけた。これは日中に行動する時には欠かせない一品になるので入手して、その他は必要な物を懐に入れた。これからの旅では何かと物入りになるからだ。何だか墓荒らしをしていないか、俺?いや、これは冒険者として生き抜くためなので仕方ない事...。多分、きっと。

 そして、スキーヴァー等が現れたので返り討ちにして進むと、男性の声が聞こえた。山賊のようだ。助けを求めているようだ。声のする方向に進むとダークエルフの男性が蜘蛛の糸に絡まれていた。

 その蜘蛛の糸の主、巨大なフロストスバイト・スパイダーが襲い掛かってきた。毒液や足の攻撃は盾で防ぎ、剣で攻撃していき、無事に殺すことに成功した。

 多分あのダークエルフがアーヴェルなのだろう。とりあえず話を聞くべきだ。

 アーヴェルは蜘蛛の糸にしっかり絡まれており、身動きが取れず、助けを求めてきた。金の爪について尋ねると詳細を知っており、印がどうの、物語の間の扉がどうのと言っていた。どうやら彼だけがその真の価値を知っているようだ。ノルドの隠した力があると言った。

 俺は迷ったが、共同戦線を張った方が確実だと思い、了承して助けた。しかし、アーヴェルは最初から山分けする気は微塵もなく、逃走を図った。おのれ!騙されたわ!助ける前に自身の事を韋駄天だと言っていたが、なるほど逃げ足が速いときたか。

 アーヴェルを追跡すると、新たな敵が現れた。その敵はミイラ化した怪物であり、種族はノルドのようだ。確か本によるとドラウグルという名前ではなかっただろうか?それらが武器を掲げて攻撃してきたのだ。

 俺は盾で防ぎつつ、剣で攻撃して1体ずつ殺していき、全滅させることに成功した。墓荒らしのために怒って目覚めたのだろうか?まぁ道中でゴールドや宝石、回復薬をせしめているので罰当たりと言えば罰当たりか...。

 アーヴェルの方はドラウグルによって殺されてしまったようだ。共同戦線で行けばお互い良い思いが出来ただろうに、残念だ。

 そして、アーヴェルの懐から失敬して金の爪を回収した。併せて日記も入手した。その内容は、ノルドの古代の英雄の力を手に出来ることの喜びが書き綴られており、物語の間に置いてこれが鍵として機能すると書かれていた。

 それと盗掘者対策にある試練を仕組んでいたらしいと書かれていたがどういう意味だろうか?それに手の平に答えがあるとは一体?この動物や虫の彫刻が3つ彫られている事だろうか?

 道中ではドラウグルやギロチンの振り子のトラップ等が満載で中々大変だったがやっと物語の間に辿り着くことが出来た。そこの壁画には古代ノルド人が書いたと思われる物語の記録があった。どういう意味なのかは分からなかったが、中々興味深い物だった。

 そして、最深部に行くには3つの彫刻を合わせる必要があることが分かった。俺は金の爪の手の平を見て、これが外側から順に合わせていくのだと理解した。そのため、クマ、虫(蝶だろうか?)、フクロウの順に並べ替えた後、最後に金の爪をはめ込んだら扉が開いた。また似たような事に出くわすかもしれないので覚えておこう。

 

声の力を吸収せよ!

 最深部は開けた洞窟になっており、敵はいないように見えた。一際目立つ壁画の近くに行くと、彫られている文字の一部が光り出し、俺の体内に吸収されるような現象が始まった。何だこれは!

 その急襲が終わる頃には、その力の意味が脳内、いや、魂に刻み込まれるように伝わってきた。その力は揺ぎ無き力と呼ばれるもので、第1節は力という意味が込められ俺の体内に吸収された。これがノルドの隠された力だろうか?

 その後にドラウグルが目覚めて攻撃してきたが、そのドラウグルは何やら言葉を発すると共に衝撃波のようなものを浴びせてきた。これがノルドの声の力、シャウトなのか!

 それによろめいてしまったが、シャウトを放つと一瞬隙が出来るのが分かった。なので、俺はあえて無防備になりシャウトを受ける姿勢を作った。ドラウグルはそうとも知らず、シャウトを放った。その瞬間に回避行動を取って、急所を狙って剣を振り下ろし、ドラウグルを殺した。

 その後、付呪された両手斧の他に特殊な石板を見つけた。ドラゴンの模様が刻まれた石を見つけた。何かに使えるかもしれないので持っておくことにした。

 

ホワイトランに向かえ!

 金の爪を無事に回収したので、ルーカンさんにそれを手渡した。彼は喜んだのも束の間、思っていたより小さいようだと言っていた。もしかして盗品?あるべき場所に戻すとか言っていたのでその可能性はあるが、真相は分からない。カミラさんも喜んでいた。

 そして、ルーカンさんから報酬として500ゴールドもくれた。真偽はどうあれ、ありがたく受け取ろうと思う。

 俺はそれを元手に、休息の薬と幽鬼作成等の呪文書を買った。どんな戦いでも対応出来るようにするためだ。

 その後、夕方になるのを待ってからホワイトランに向けて出発した。道中では狼ぐらいしか敵がいなかったので時間は掛からずにホワイトランの近くまで行けた。遠くからでも素晴らしい要塞だということが分かる。ハドバルの言っていた通りかもしれない。

 急いでホワイトランに入ろうとすると、衛兵に呼び止められた。ドラゴンの脅威への対策のために公用以外では立ち入り禁止らしい。俺は「ドラゴンの脅威が迫っているから報告しに首長に会わせて欲しい」と言って説得した。

 その衛兵は納得したが、監視は付けると言っていた。まぁ大きな要塞なら犯罪防止のためにも仕方ない面もあるのだろうと思い、俺は受け入れることにした。これで首長に話を通しに行けるだろう。