Fallout4(フォールアウト4)ヌカ・ワールド編 第7話 ヌカ・ワールドの野生児 | TES&fallout forever

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 次の舞台はサファリアドベンチャーだ。ここもしっかり制圧しようと思っていた矢先にディサイプルズの生き残りに襲撃された。難なく返り討ちにしたが、まだヌカ・ワールド全域に散らばっている可能性もあるので、警戒を緩めないように注意しなければ。

 その後、サファリアドベンチャーに入るとワニの怪物に襲われた。まるでデスクローだった。返り討ちにした後に半裸の男性が現れて、たどたどしい喋りで接してきた。ターザンかな?

 

サファリアドベンチャーの野生児 シート―

 この野生児の男性は、ワニの怪物を倒した僕を「強い」と言って受け入れてくれた。素直にありがたいと思う。これはデスクローの亜種かと聞いてみれば、デスクロー自体知らず、「デスは悪者」という認識であり、怪物は悪いという事しか知らないようだ。う~む、ますます野生児だ。

 僕はもう倒したから安心するようにと言ったが、全滅しておらずまだ沢山おり、倒しても次から次に現れるようだ。

 怪物がいくらでもやって来て困っていると野生児は言った。僕はこれを何とかするために協力する事にした。彼は喜び、見せたいものがあると言って自分の住処へと案内してくれた。そして、自分の名前はシート―であると教えてくれた。良い名前だと思う。

 シート―は僕達を霊長類ハウスと呼ばれる建物へと導いた。そこにはパックスやヌカ・タウン・マーケットで見かけたグールリラが多くいたのだ。彼はここが家であり、グールリラが家族だと言っていた。彼等の育てられたのだろうか?

 僕は率直に素晴らしい家族だとシート―に言った。彼は喜び、僕を友達と呼んでくれたのだ。こちらこそ嬉しい。

 シート―は家族が危険に晒されている事に嘆いており、もうここしか安全な場所は無いと言った。しかし、ここには食べ物も水も無かった。家族のために彼が離れると、怪物が襲って来るのを恐れていた。

 そのために、シート―は沢山倒したがすぐに次が現れるために終わりが無かった。僕は「大丈夫だよ、シート―。君とその家族は僕達が守るよ」と答えると、シート―は「新しい友達の事、好きだ」ともう一度行って喜んだ。彼等のためにも怪物を全滅させなければならない。

 

ゲータークロ―の製造源を調べろ!

 シート―はあの怪物達の事を知っていると言った。それしわくちゃの人間(恐らくグールの事だろう)が怪我をして、霊長類ハウスにやって来てシートに助けられたらしい。

 そのグールが怪物を作ったと知った時は、シート―は家族が襲われたので怒っていたが、グールは謝り、キラキラ光る物をくれたらしい。それが怪物を倒すのに役立つようだ。

 残念ながらどのグールは亡くなってしまったらしい。貰った物はシート―が持っており、それは1つのホロテープだった。

 そのホロテープはダレン・マクダーモットという名前の男性の科学者の物であり、サファリ・アドベンチャー受付センターの最後の生存者であったらしい。ダレンが生み出した怪物は「ゲータークロ―」と呼ばれており、飼いならす事も支配する事も出来ず、完璧な残忍さを持ち合わせていると言った。

 それを生み出す「ヌカ発生再現装置」なる物で製造していたようなので、ゲータークロ―はSFでよくあるクローン(複製された生命体)という事になるのだろうか?それが今暴走して手が付けられなくなり、今でも生産が続けられていると言っていた。

 そのヌカ発生再現装置に行くためには、Dr.ハインのパスコートが必要らしい。そして、この録音をDr.ハインが聞いていたら、「許してくれ」と伝えて欲しいと言っていた。仲違いしたのだろうか?

 僕はシート―にワニの怪物はゲータークロ―と呼ばれておりサファリアドベンチャーの地下にあるクローン工場から来ている事を伝えた。それを聞いたシート―はしわくちゃな人間は「大きな三角の家」から来たと言っていた。そこがサファリ・アドベンチャー受付センターなのだろう。

 この戦いにはシート―も同行したいと言ったので、僕は了承した。戦力は多い方がすぐに片付きそうだし。彼の家族のために戦いたいという意志を尊重すべきだと思ったからだ。

 サファリ・アドベンチャー受付センターに行き、ゲータークロ―を返り討ちにして進むとはハッキング不能のターミナルを発見した。ホロテープの内容にあったDr.ハインのパスコードが必要な場所というわけだ。

 その手掛かりを見つけようとしたら、その近くの白骨遺体のダッフルバックの中に「A.F.A.D宣言」と書かれたホロテープを見つけた。何か関係あるかもしれない。次にターミナルを再度調べると先程のAFADなる一団により、Dr.ハインが拉致されてブラッドバートンに1人で来るように脅迫し、アングリ―・アナコンダという名前の場所で待つと書き込まれていた。

 僕はDr.ハインは誘拐され、アングリー・アナコンダという場所にいるらしい事をシート―に伝えた。彼は「巨大なメタルの蛇の下にいる」と言っていた。どういう意味か聞いてみると、大きな「ライド」と呼んであり、それはどこからでも見えるものらしく、多分ジェットコースターの事だろうと思った。

 動物園の後ろの坂の上にあるとシート―は言った。早速向かうとしよう。

 

A.F.A.Dの横暴

 行く前に気になったので、A.F.A.D宣言のホロテープを聞く事にした。そこではラビットとチップムンクという名前の男性2人組が漫才のようなやり取りの後に、A.F.A.Dの名前の意味を明らかにした。

 チップムンクはA.F.A.Dとはアニマル・フレンズ・アンド・ディフェンダーズの略称であると言っていた。彼等は動物たちが絶滅寸前になるまで狩り尽くそうとされている現状を嘆き、行動を起こすと宣言していた。

 次に大企業が「科学」の名の下に動物たち虐待される現状に憤りを露わにし、同じく行動に移すと宣言していた。

 最後にはラビットが食糧にするつもりが無いのに動物を殺す事も言い忘れないようにと付け足したして、最後まで締まらない感じでホロテープの録音は終わった。

 う~む、過激な動物愛護団体という奴だろうか?僕も動物虐待は嫌な気持ちになるが、それを止めるためとはいえ過激な方法で行うのは良くないと思う。インスティチュートに関わってきた僕が批判する資格は無いのは承知だけどね...。

 僕達インスティチュートもA.F.A.Dと同じような事を長年続けて来た。それを続けさせないためにも気が引き締まる思いになる。しっかり生まれ変わるように頑張らねば。

 アングリー・アナコンダまでの道中はゲータークロ―の奇襲に始まり、ツリーハウスがある所の迷路等時間は掛かったが到着出来た。そこでもゲータークロ―襲撃が起きたので返り討ちにして進んだ。

 Dr.ハインが監禁されていると目される場所に行ったが固く閉ざされており、その鍵は屋上に隠されていた。それを使って侵入すると、やっぱりと言うべきかDr.ハインは拷問され、左腕を切断された白骨遺体として見つかった。当時はかなり凄惨な現場だったろう事が想像がついた。

 やはりA.F.A.Dはやり過ぎたのは明白だった。そう思いながらDr.ハインのパスコードを手に入れた。

 Dr.ハインのパスコードを入手した後に、侵入する際に見つけたホロテープ「A.F.A.Dの尋問」と書かれた物を再生させた。そこでは拉致されたDr.ハインとA.F.A.Dのチップムンクとラビット、そしてもう1人ロビンという名前の男性がおり、尋問を開始していた。

 相変わらず締まりがない展開だったが、チップムンクはブラッドバートンの命令でクローン実験を行っている事に対しての非難をし、それを聞いたDr.ハインはどの実験体にも最高の敬意を払って行っていると反論した。それを聞いたチップムンクはそれが間違いだと一蹴し、動物を保管する場所の近くでアングリー・アナコンダを建設させる事は「愚かな行為」であると罵声を浴びせていた。まぁ騒音はストレスになるのは分かるけど、だからってそこまでやらなくてもいいのにと僕は思った。

 Dr.ハインは解放してもらうように懇願し、ブラッドバートンに話を付けると言った。

 解放される事は無かったが、外に何か動く存在がいる事を察知して警戒に入る所で記録は終わっていた。恐らく別の怪物に襲われたと思われる。それともゲータークロ―だろうか?A.F.A.Dも柔軟性があれば生き残れたかもしれないと思うと、難儀な気持ちになる。これは戒めとして僕自身の心に刻み込むべきだろうと思った。

 

ヌカ発生再現装置を破壊せよ!

 サファリ・アドベンチャー受付センターへと戻り、Dr.ハインのパスコードをを入力して扉を開いた。道中でゲータークロ―を発見次第、シート―とX6とで連携して返り討ちにした。

 最深部ではゲータークロ―のボスと目されるアルビノ・ゲータークロ―が通常種のゲータークロ―を引き連れて襲い掛かってきた。耐久力はデスクロー並みだったが、こちらも手数が増えたので数分後には全滅出来た。そして、僕はヌカ発生再現装置を停止させ、これ以上のゲータークロ―が生まれるのを阻止する事に成功した。

 ヌカ発生再現装置を止めた後に、ダレンの研究記録を拝見した。ある実験体は極度の電離放射線が見られ、またある実験体は培養期間中に生き残れなかったようだ。共に焼却炉行きにさせられてしまったらしい。最高の敬意を払っていないのでは?と思ったが、バイオハザード(生物災害)が起きる事を懸念したからかもしれないので突っ込むのは止そう。

 その過程を経て、ゲータークロ―が生まれた。だが極度に不安定で攻撃的な状態であったのはこの時からであり、やり直しを推奨していた。それがどうにも出来ずにサファリアドベンチャーに沢山放たれる事になったのだろう。

 研究記録の拝見後に、ホロテープを見つけた。それには「Dr.マクダーモッドの日誌:69H」と書かれており、その内容はダレンがサファリ・アドベンチャー受付センターの最後の生存者であり、外に出るとウェイストランド・スカベンジャーに見つかりそうになったために、自分の身を守り、施設の安全を維持するためにサンプルの「継ぎ足し」を行ったと語っていた。

 その結果がゲータークロ―というわけか。継ぎ足したせいで不安定な生命体が生まれたのだ。

 データの化学分析や解析に数年時間を必要とする事を懸念したが、一番の懸念はこのヌカ発生再現装置を他の誰かの手に渡る事を恐れたからだった。この事をDr.ハインが知ったら非難するだろうと言っており、その行動はゲータークロ―という脅威を生み出してしまったという皮肉な結果となったので、悲劇でしかないと思う。

 

生き残りのゲータークロ―を全滅させよ!

 これで後は生き残りのゲータークロ―を全滅させるのみとなった。

 最初はサファリ・アドベンチャー受付センター、次は屋外の劇場、その次は熊の洞窟内部、最後は爬虫類ハウスにいるのを殺して、全滅させる事に成功させた。凶暴でなければ共存させるべきだと考えていたけど、旅行者やトレーダー達の事も考えると排除するしか道は無かった。

 爬虫類ハウスを出る前にターミナルを覗いた。そこではここでトラブルが起きた場合は、入園チケットを所持しているか確認し、あっても麻痺したり、自力で動けない場合は400ドルで緊急ストレッチャーを用意する等高額請求をしたり、

 そのための事件報告書を入園者に書かせた上で、医療品と緊急救命士の医療費を請求するという足元を見た内容になっていた。確かに入園者自身の問題行動も考えられるけど、これも「アコギ」な感じがする。

 次に、デスアダー、ブラックマンバ、ナイリクタイバンは子供の爬虫類の触れ合いコーナーから外すようにとの命令があった事や蛇の卵で「絶品のオムレツが出来る」というデマを流すのを止めるように警告したり、A.F.A.Dが爬虫類ハウスの動物を3匹も盗むという問題行動を起こしたり等問題が山積みといった感じだった。またしてもA.F.A.Dは組織の正義を周りに押し付けた形となった。僕自身も身につまされるのでこうならないようにしなければいけないと思い、爬虫類ハウスを後にした。

 

シート―達の安息

 霊長類ハウスに戻ると、シート―はゲータークロ―がもう襲って来ないか聞いてきた。僕は、ゲータークロ―はもう戻ってこないから安全だと伝えた。それを聞いた彼はとても喜んでいた。

 そして、どうやってお礼すればいいかと聞いてきたので、僕は「ネオ・インスティチュートという名前の組織が何人か来ると思うけど、その人達は悪い人では無いから、落ち着いて行動すれば仲良くやっていけると思うよ」と答えた。

 この件にはバイオサイエンス部の協力が必須となるだろう。クレイトンさんが喜びそうな案件だ。彼はとても強かだがとても優秀なのは事実。その彼を有効活用するのも責任者になった僕の務めだ。

 それを聞いたシート―は僕の事を「信用する」と言い、僕が呼ぶネオ・インスティチュートの人々や人造人間も「新しい友達」として歓迎すると言ってくれた。彼の期待を裏切らないように気を引き締めなければならない。

 そして、霊長類ハウスを出る前にキラキラ光る物を僕にあげると言った。ホロテープの事かと思ったが違ったらしい。僕としたことがうっかりしていた。それは「シャイニングスラッガー」と呼ばれるバットの武器であり、シート―が所持していたので「シート―シャイニングスラッガー」と呼ぶべきだろうか?

 それをくれたシート―は、「ありがとう。新しい友達、ずっと忘れない」と労ってくれた。久しぶりに胸がジーンとした。僕にもまだ人並みの感情が残っていた証だろうか?それを無くさないように心を強く持つように頑張り、彼の気持ちに報いるようにしていかなければと心に誓った。