Fallout4(フォールアウト4)ヌカ・ワールド編 第2話 策士ポーター・ゲイジ | TES&fallout forever

TES&fallout forever

TESのOblivionやSkyrim、falloutのことを書きます

 コルター総支配人とのショーが目前に迫る。レッドアイはレイダー達に面白可笑しく宣伝し、対コルターの最長生存時間は1分37秒のままで止まっているらしい。生きて帰れるのかなこれ?

 その後、待合室に向かい準備をする事となった。そこでもゲイジが僕に助け舟を出してきた。また1分間の制限の内に情報を聞き出す必要がある。ここは大人しく聞くべきだろう。

 

秘密兵器を探せ!

 ゲイジはこの戦いは公平ではないと前置きし、コルター総支配人のパワーアーマーは周囲の電力網からエネルギーを得ているので、実質無敵らしい。ミニガンやグレネードも効果無しだとか。

 どうやらこの状況を打開する秘密兵器があるらしい。それを手に入れるべきだろう。

 その秘密兵器を探す前に、アニスという名前の女性の遺体を見つけた。ここでも失敬して遺言状のような手紙を見つけた。

 ガントレットを生き延びたが、コルター総支配人との理不尽な戦いをする事になり、無残に殺されるならと自決する事を決めて、頭を撃ち抜くことを決断したという内容だった。ここにある死体の山もそう言った人物達もいたのだろう。やはりここで終わらせるべきだと僕は思った。

 気を取り直して秘密兵器を探したが、「サースト・ザッパー」と呼ばれる水鉄砲しか無かった。これが秘密兵器なのだろうか?

 ゲイジは「とにかく信じてもらうしかない」としか言わなかった。僕は「上手くいくはずがない。玩具じゃないか」と抗議した。

 X6-88も「やはり、レイダーと呼ばれる集団は知性が低い傾向にあるようですね。もしくはジェット等の違法薬物のやり過ぎでしょう。哀れなものです」と呆れていた。

 それを聞いたゲイジは「アンタの連れはウザいな。インテリぶったソイツに言ってやってくれよ。俺は薬物はやらないし、そこまで馬鹿じゃないってな!」とインターコム越しに怒りを露わにした。

 落ち着きを取り戻したゲイジは続ける。このサースト・ザッパーはただの水鉄砲だが、これをコルター総支配人のパワーアーマーに浴びせる事で、回路がショートするらしい。精密機器に水を掛けると故障する理屈と同じようだ。

 その間は無防備になるが、それはほんの少しの間だけ。僕が無敵化を解除しつつ、X6-88に攻撃するように連携しておく必要があるだろう。

 そして、ゲイジは、コルター総支配人を倒したらガントレットで過ごした時間が価値があったと思えるはずだと言った。終わったら会える事になるようだ。まずは生き延びる事を考えよう。

 

コルター総支配人を倒せ!

 コルター総支配人はレイダー達を良い感じに煽り、ショーを盛り上げていた。ディサイプルズは血を求めているかと問い、パックスは派手なショーで盛り上がりたいかを問い、オペレーターズはもっと殺すところを見たいかを問うた。

 最後は僕の方を向いて、死ぬ準備はいいかと聞いてきた。答えは...否!である。

 レッドアイは惨殺劇の幕開けを高らかに宣言し、コルター総支配人も攻撃を開始した。僕はサースト・ザッパーを撃ちまくり、回路をショートさせた。それに気付かないレッドアイは僕が水鉄砲を使った事を小馬鹿にしていた。しかし、コルター総支配人はすぐに異常に気付いたので焦った。

 X6-88がその隙を逃がさずにヴェノムガンを撃ち、コルター総支配人のパワーアーマーにダメージを与えた。それに続く形で僕はアクセラレーターを撃って確実に追い詰めていく。

 再び電力が回復して無敵状態が持続したが、もうコルター総支配人に余裕の態度は無かった。死に物狂いの態度だったのだ。僕は攻撃を掻い潜り、再びサースト・ザッパーを連射して回路をショートさせた。

 それを受けてコルター総支配人の無敵状態は無情にもすぐに途切れた。彼にとっては訳が分からない状態だろう。だがここで止めるつもりはない。

 ガントレットで殺されたり、コルター総支配人に殺された人々のために終止符を打つのだ。そう思い、アクセラレーターの引き金を引いてコルター総支配人を殺した。

 レッドアイは、コルター総支配人が殺された事に度肝を抜かれた様子だった。勝つとばかり思っていたのだろう。これについてはゲイジに詰問したが、当のゲイジは想定済みらしく、僕を新しい総支配人に据えようとしていた。それは聞いていないんだけど?

 ゲイジは続ける。僕がガントレットを生き抜いた事、彼の助言を聞くだけの知恵がある事、コルター総支配人を殺すだけの力があるので適材だと皆に説いた。

 その後、ゲイジと話をする事になるのだが、僕はまずコルター総支配人のパワーアーマーを頂く事にした。これから先の戦いで役立つと思ったからだ。ついでに鍵とパスワードも手に入れておく事にした。

 

ゲイジの陰謀

  汚れたガラス越しに僕はゲイジに話し掛けた。本当に総支配人を殺したかったのかと。彼はいなくなれば良かったが、同じことだと言い「厄介払いが出来た」と喜んでいた。何もかもが一気に起きすぎだと僕は思った。

 コルター総支配人の排除は急に決めた事ではなく、内部でずっと前から数人で計画していた事だったらしい。計画が成功し、総支配人が不在になったので、僕にそれをやって欲しいと言ってきた。レイダーの親玉をやれと言うのだろうか?

 このヌカ・ワールドには、ディサイプルズやパックス、そしてオペレーターズの3つのレイダー集団がいるが、普通のレイダーとは格が違い、それでいてお互いに友好的でもないらしい。コルター総支配人の采配で一触即発の状態のようだ。1つ動きを誤れば、大虐殺に発展する恐れもある危険性もあるらしい。

 そのため僕が事態を一転させて、レイダー達がお互いを潰し合うのを防ぐ力があると言った。そんな事出来るのかな?

 僕は疑問に思う事があった。それならばどうしてゲイジ自身がトップにならないのかと。それを聞くと、ここでは話せないと言ってその会話を打ち切った。

 総支配人の部屋はフィズトップ・マウンテンの頂上のレストランにあるらしい。僕達はそこに向かう事になった。

 そこに向かう前にコーラ・カーズのターミナルを覗いた。ロブという名前の人物の書き込みで、コーラカーのベルトが3本緩んでいて、千切れかけている物が1本あったりと中々大変だったようだ。面倒事の押し付け合いも頻発したりと快適な職場とは言い難かった。

 その他にはJCBという名前の人物の書き込みでマスコットのN.I.R.Aを職員が入園者に紹介するように促したりしていた。

 別の書き込みでは、隠れキャッピーの場所を教えるのは違反行為なので、懲罰対象となり最悪の場合は即時解雇もあり得ると警告される内容やヌカ・コーラ・クアンタムの売り上げに貢献した職員には特別ボーナスが与えられるので頑張るように発破を掛けた事もあった。

 最後は再びロブの書き込みで、電気工事のために月曜日と火曜日は閉園だったが休みではなく、有給休暇とはならないという黒い内容の物もあった。稼働停止期間を楽しむようにと書かれていたが、休めないんじゃ楽しめないだろうと思った。なんでもそうだが、裏側というものは夢が無いものが多いなぁと思わずにはいられなかった。

 外に出るともう夕方だった。ヌカ・ワールドはテレビやパンフレットで見ただけだったので、ようやく来ることが出来た喜びもあったが、それもすぐに消えてしまった。オペレーターズが奴隷になったトレーダーの女性を使役していたのを見たからだ。

 2人のオペレーターズは、トレーダーの女性の抗議にどこ吹く風だった。寝る間もなく働かされている事から休みが欲しいと言ったがそれでも変わらずだった。

 オペレーターズの女性は、十分な食べ物と飲み物を確保して、安全に提供していると言い「ブラッドワーム」なる怪物の餌にならないようにしていると反論した。仕事をして生活を維持するかテーマパークの外に追放されるかを選ぶように突き付けたのだ。もしくは、武器を持たずに外に出た方がいいと思っているのかと問われ、トレーダーの女性は仕事に戻るしかなくなってしまった。

 なんとも不憫な...。どうにかしなければならない。だが数が多すぎる。僕とX6-88だけではどうにもならない。

 

改造ロボットN.I.R.Aの恐怖!

 気分を変えようと周りを見渡すと、ヌカ・コーラのボトルの形をしたロボットを見つけた。N.I.R.Aという名前の情報ロボットアシスタントだった。ターミナルの書き込みに記されたロボットだった。人格は女性で設定されているらしい。ヌカ・ワールドについて詳しく聞こうとしたら、システムエラーが発生した。

 その後は、口調が男性のようになり罵詈雑言を僕に浴びせてきた。先程の彼女とは思えないような豹変ぶりだった。

 僕はあまりの豹変ぶりに恐れをなした。N.I.R.Aは「クズ野郎」や「馬鹿なのか?」等と罵声を浴びせてきたが、すぐに元に戻った。データログによれば性格サブルーチンに不正な改変があったようだ。至急ヌカ・ワールドの保守技術者に連絡するようにと言ったが、今の時代に関係者はいないと思う。

 気になったので誰が改変を加えたのかを確認すると、N.I.R.Aも分からないらしくヌカ・ワールドの外見記録と合致しないらしい。恐らくここのレイダー達の中にロボットのAI に強い人物がいたのかもしれない。幸いな事に音声受信機が全て記録しており、標準保護手続きに則りホロテープを提出したようだ。役立つかは分からないが記録は残しておくべきだと僕は思った。

 その後は乗り物やアトラクション、その他に「パーク・メダリオン」なるメダルを集めるイベントもあると言った。

 僕はパーク・メダリオンについて気になったので聞いてみると、特別なメダルを配布する機械があり、メダルのセットを完成させて持って来ると、特別なご褒美が貰えるらしい。

 メダルを貰えるのは人気の乗り物やアトラクションを訪れると見つかるかもしれないらしい。その内やってみるのもいいかもしれない。折角来たのだから楽しみたいものだ。

 リラックスしたい時や小腹が減った時はどうすればいいかを聞くと、ここヌカ・タウンU.S.Aがそれに該当するらしい。家族で楽しむならキャッピーズ・カフェ、ロマンチックな夜のお出かけやディナーとショーを楽しむならパーラーを教えてくれた。

 その他にも1流の食事を楽しみながら景色を楽しみたいなら、フィズトップ・マウンテンのフィズトップ・グリル(ゲイジに指定された場所はここになる)に登るといいと言ったり、挑戦したい気分の時はヌカ・ケードでテクニックを試したり、コーラ・カーズ(さっきまでコルター総支配人と殺し合いをした場所だ)で荒っぽい運転をするのも良いだろうと言われた。

 今度は他のエリアについて聞いてみた。ギャラクティック・ゾーンでは、人間の宇宙の旅に関する素晴らしい未来が見れるらしい。スターポート・ヌカを探検し、ヌカ・ギャラクシー・ローラー・コースターに乗って冒険出来るらしい。ローラー・コースターは怖くて乗れないけど探検は出来そうだと思う。

 次にドライロックガルチでは、西部開拓時代をモチーフにした場所らしい。カウボーイやガンファイターの歴史を体験出来るようだ。これは是非とも行ってみたい。

 まだまだ説明は続くようだ。サファリゾーンアドベンチャーでは、自然の不思議を体験出来るようだ。世界中の変わった動物を集めたコレクションが見れるらしい。生垣の迷路やツリーハウスもあるらしい。そこにも行ってみたいかな。

 更にN.I.R.Aの説明はまだ続く。キッディキングダムでは家族連れが楽しむ場所らしく、魔法のファンタジー王国らしい。観覧車やキング・コーラ・キャッスルと言う場所もあるらしい。テーマパークなので作り物であるのは仕方がないが、本物のファンタジーや魔法の世界も体験したいなぁとありもしない事を考えたりした。

 最後にヌカ・コーラ・クアンタムの川(の、飲み干したい!)を目玉にした乗り物であるワールド・オブ・リフレッシュメントを刷新したと言っていた。是非ともそこに行きたい。コモンウェルスでは滅多にヌカ・コーラ・クアンタムが手に入らないからね!

 全ての説明を終えたN.I.R.Aが感謝の言葉を述べようとしたら、再びシステムエラーが起きた。罵詈雑言を言った後すぐに元に戻り彼女は「素晴らしい1日を!」と言って締めくくった。こんな事があった後じゃ気持ちが切り替えられないよ...。

 

フィズトップ・マウンテンを目指せ!

 僕達はゲイジが待つフィズトップ・マウンテンを目指す事にした。N.I.R.Aとの話し合いで夜になっていた。急いで行こうとすると、そこでケイトリンという名前の奴隷風の女性がスーパーミュータントに襲われた場所の噂話をしており、シャンクという名前のトレーダー風の男性がその信憑性を確認していた。

 シャンクは報酬として何かを手渡した。良く見えなかったがキャップか薬物だろうか?ケイトリンは喜んで受け取り、真っ先に知らせると言っていた。情報屋みたいな事をしているのかもしれない。

 その後シャンクは僕に気付き、値踏みするように見ていた。これから先色々な事で話し合うだろうと言った。他の事に目を光らせておけと彼は言った。何となく抜け目がない人物だと言う印象を受けた。

 そして、僕達がここに来るきっかけになったハーヴェイさんと再会した。彼は気まずそうに「気を悪くするなよ?」と言った。僕は彼も脅されてやっただけなのは分かっていたので許す事にした。彼は肩の荷が下りたようで、十分効果はあったと言った。

 本物の家族は、コルター総支配人とその仲間達がここを取り上げた時に殺されたようだ。残されたトレーダーが今の家族になると言った。人を騙してガントレットに連れ込む仕事を命じられたが、ハーヴェイさんに選択肢は無く、やらねば仲間が殺すと言われていたらしい。

 そして、もう一度こんなことになってしまった事をハーヴェイさんは謝罪した。

 今度は騙す事に失敗した事はあるかと聞いてみたら、1度も無いとハーヴェイさんは言った。以前はもう1人行動を共にしていたらしいが、脱走しようとしてレイダー達に発覚されてしまい、仲間達2人を拷問にかけて殺し、脱走を図ろうとしたその人はガントレットに送られて殺されたようだ。何とも無情な...。

 それで選択肢が無くなってしまったらしい。ハーヴェイさんはさらに謝罪したが、僕は「良いんです、ハーヴェイさん。分かりますよ」と答え、気にしていないと伝えた。彼は今度こそ肩の荷が下りたようだ。絶対に死ぬと思っていたようで、僕が生き延びた事には驚いたが称賛してくれた。

 彼はただ脅迫されてやっただけなので、殺すのは間違っていると思ったのでしなかった。犠牲者は許さないだろうけど、僕は許す事にした。欺瞞かもしれないが、そう決めた。

 その後、フィズトップ・マウンテンを目指す時に、パックスとディサイプルズがコルター総支配人が殺された時の話をしていた。パックスの男性は僕を総支配人として認めてついて行くべきか相談していた。レイダーですらないのにと憤っていた。

 ディサイプルズの女性は、ゲイジとニシャ(確かディサイプルズのリーダーだったかな?)がフィズトップ・マウンテンで長い間話話し合いをしていたらしい事を打ち明けていた。やはりこの戦いは謀殺にあたるのだろう。

 パックスの男性は、ゲイジの陰謀かどうかを聞いたがディサイプルズの女性は詳しく知りたいならメイソン(こちらはパックスのリーダーだったかな?)に聞けばいいと言ってその会話を打ち切った。それ以外のマグスという名前の人物はオペレーターズのリーダーだと歩いている内に小耳に挟んだと思う。今までの話を総合して考えると、ゲイジはコルター総支配人を合法的に殺す手段をガントレットで見つけようとしていたのかもしれない。憶測だけど。

 フィズトップ・マウンテンが目前にした時に、とある女性がディサイプルズ相手にあれこれ聞いていた。不審な物を見なかったとか隠された物、正確にはボトルのキャップの形をした物だ。コーラ・カーズのターミナルで見た隠れキャッピーの事だろうか?

 ディサイプルズの女性は「マーケットから出るな」と警告していたらしいが、その女性は守らなかったらしい。マーケットのために何百マイル歩いてきたわけではないとその女性は抗議した。何が彼女を突き動かすのだろうか?

 しびれを切らしたディサイプルズの女性は、「頭に銃弾を撃ち込まれたくなかったら勝手に出歩くな」と脅した。抗議した女性は「ああ、何て愛想の良い人達なんでしょう」と言い返してその会話は終了した。いずれ話し掛けてみるのもいいかもしれない。

 

ゲイジの計略

 僕達はフィズトップ・マウンテンに到着し、リフトを起動してフィズトップ・グリルまで行った。ゲイジはここはもう僕が使ってもいいと言った。コルター総支配人は変わった趣味をしていたが、景色は良いはずだと言った。そこから見えるもの全ては僕の指揮下になるとも。

 僕は「未だに分からないよ。どうして僕がレイダーの指導者になるんだ?」と聞いたら、前任のコルター総支配人は「ろくでなし」だと評価していた。大目に見てもらしい。組織全体にとって害となる存在だったようだ。

 ガントレットを生き延びたのだから、能力も素質もあると僕を評価した。長い間、仕事が出来る人物を探していたらしい。ここを本当に前進させる人物を求めていたとのこと。それが僕だと彼は言った。

 僕の能力を評価してくれるのはありがたいが、この仕事は残念ながらしたくないとはっきり断ったが、ゲイジは「メリットを全部説明してもいないのにか!?」と驚き、ここのレイダー達と戦うより指揮下に置いた方がいいと説得してきた。

 とにかくやってみて欲しいと言った。楽しめるかもしれないとも言った。それはどうだろう?ゲイジは続ける。ここには介入して指揮を執る人物が必要らしい。

 ゲイジ自身は直に仕切るタイプではなく、今までコルター総支配人を支えてきたので、そのせいで責められているらしい。彼の力は、新しい総支配人がこの事態を収める手助けをする形で使うのが1番良いらしい。

 とりあえずゲイジの能力について聞いてみた。人生のほとんどをレイダーとして過ごし、その考え方や望み、それを上手く利用する方法を理解していると自信を持って言った。この企みに加担しているので信じてもいいと言った。

 驚かせてしまっているのは分かると言い、僕を落ち着かせようとした。そして全体像として、ヌカ・ワールドは「1つの夢」だと表現した。巨大で要塞のような建物を支配すれば、世界も手に入るのだと。僕はここのレイダー達の野望を知るためにもう少し話を聞く事にした。