Fallout4(フォールアウト4)ヌカ・ワールド編 第1話 ヌカ・ワールド・レイダーズの策略 | TES&fallout forever

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 サンクチュアリヒルズに帰ってきたので、エイダに改造を施す事にした。メカニストともう戦う必要が無いので、重武装から機動性重視に変更する事にしたのだ。

 胴体はアサルトロン・コンバット胴体やリア油圧フレーム、アサルトロン・チェストアーマーを設置。

 右手は左手と同様にデスクローに変更した。

 脚はアサルトロン・ディフォーム脚や中央油圧フレーム、それぞれの部位にはノーマルプレートを設置して完成した。

 元のエイダから大分姿が変わってしまったが、彼女は特に気にした様子ではない。そのことに感謝しかない。少し休息が必要と思い、サンクチュアリヒルズに残ってもらう事にした。

 

ヌカ・ワールドの罠

 一息ついたところでラジオを付けると、驚くべき放送が流れてきた。なんとヌカ・ワールドの来場案内の放送だったのだ。愉快な放送で、そこに誘う謳い文句が満載だった。あれから200年以上も経過しているのに怪しい。何か罠があるに違いない。

 僕は装備を整えていく事にした。改造データはロボットだけではなく僕が使う物にも適応出来る物も含まれていた。ロザリンドさんに感謝だ。銃はアクセラレーターをヘビーリアクターバレルと呼ばれるアークプラズマエネルギー弾を発射するものに改造し、ストラジデー・スーツはハンターと呼ばれるスキンに変更し、バイザーにはリコンセンサーを仕込んだ。

 そして、ネオ・インスティチュートに戻りX6-88と話し合い、同行してもらう事にした。今回はどんな相手と戦う事になるか不明だからだ。

 

アカディアでの動向

 その前に僕は行くべき場所があった事を思い出したのでX6-88にはサンクチュアリヒルズで待機してもらう事にした。行先はファー・ハーバーのアカディアだった。

 僕がDiMAにインスティチュートの責任者になった事を報告するためだ。彼は驚き、インスティチュートは闇討ちするものとばかり思っていた事を告白した。彼は敵対する意志は無く、穏やかに、仲間達と暮らしたいだけだと懇願した。独立した人造人間の生活に意義が見出せないかと交渉してきた。それがどれほど素晴らしいチャンスであるかをだ。僕としてもそれは伸ばしていきたいと思っている。

 DiMAは僕にインスティチュートの仲間達にアカディアの事を話さないでほしいとお願いしてきた。

 僕は「今までのインスティチュートの歴史は終わり、ネオ・インスティチュートとして生まれ変わる最中にあるんだ。だから、口外しない事を誓うよ」と答えた。DiMAも「そうである事を願います」と僕を信頼する事を約束した。この件は墓場まで持って行くつもりだ。

 

ヌカ・ワールドから逃げ延びた生存者

 DiMAとの話し合いが完了したので、サンクチュアリヒルズでX6-88と合流した。その後は放送と地図を頼りに、ヌカワールド交通センターに赴いた。戦前はここを通ってヌカ・ワールドに行って、スペース・ウォーズのジェネラル・ベイダーの役を披露する予定だったんだけど、ネオ・インスティチュートの業魔として来園する事になるとは思わなかった。

 交通センターを通過しようとしたら、ガンナーの一団がいる事に気付いた。彼等は何かを探していたようだが、僕達に気付くと攻撃を開始した。僕達も応戦して数分後には全滅した。ストラジデー・スーツを改良したのもあるが、プラズマソードの性能も相まって簡単に倒すことが出来たのだ。ネオ・インスティチュートの科学者達には感謝してもしきれない。

 このガンナーの指揮官であるケイラ―という名前の女性の死体に失敬して探ると指令書が入っていた。サイプレス大佐と呼ばれる人物からの指令で、偵察部隊であるラニアー軍曹の安否を調べるために部隊を派遣したようだ。人探しだったとは思わなかった。知っていれば話し合いで解決出来たかもしれないのに。

 いざ、ヌカ・ワールド交通センターを通ろうとしたが中々にゴミだらけだった。テーマパークはゴミの問題が付き物だけど、実際に目にしてみると気分の良い物ではないなぁ。戦後200年以上経過しているだけに、溜まりまくりである。

 まぁ、ヌカ・コーラ・クアンタムやヌカ・ケイドと呼ばれるチケット、記念品のグラス等を来園記念として貰う事にした。他にも何処かで入手するかもしれないけどね。

 地下鉄に降りると男性が腹を押さえてうずくまっていた。撃たれたらしく、レイダーに殺されると呟いていた。家族も人質に取られているらしい。それならば助けるべきだろう。

 彼の名前はハーヴェイというらしい。自分の事よりも残してきた家族の事を気に掛けていた。家族がどんな目に遭わせられるかと思うと気が気ではなく、僕に助けを求めてきた。

 ハーヴェイはあるトレーダーと出会い、ヌカ・ワールドに安全な居住地があると言われてついて行ったが、そのトレーダーも含めてレイダーが支配する場所だったらしい。彼自身は逃げ出せたけど、妻と息子を残してきたらしい。助けを呼ぼうと逃げ出したが、撃たれてしまったとのこと。

 ヌカ・ワールドがまだ運営されていたとは思わなかった。どうなっているかと聞いたら、ハーヴェイさんはそこは運営されたとは言い難く、廃墟だけどレイダーが上手く利用しているらしい。物資や綺麗な水、銃も沢山あったようだ。それなりに充実した場所らしく、離れるのが惜しいとまでいう位の規模らしい。

 どうやって逃げ出したのかと聞いてみると、レイダー達は4,5人しかおらず、ジェットをたらふく吸引していたらしく、簡単だったらしい。閉じ込められていた檻の鍵を開けようとしたが、妻と息子を解放する間もなく見つかってしまい、妻のサラに逃げるように促され、ここまで逃げてきたらしい。

 僕は負傷しているハーヴェイさんのために、スティムパックをあげようとしたが拒否されてしまった。妻のサラと息子のコーディーのために取っておいてほしいと言った。

 それなら心配いらない。余る程持っているからね。僕が数の心配はいらないと言うと、彼は今までの事は全部嘘だと告白した。ヌカ・ワールドのレイダー達に脅されてやっただけだと告げた。何でそんなことを?

 この演技はレイダーが遊びのために、人を誘き寄せて殺すために仕組んでいるらしい。これ以上は加担したくはないとハーヴェイさんは言った。自分が何をされてもいいと覚悟を決めていた。僕が無償でスティムパックをあげようとした事が良心の呵責に耐えかねたのだろうか?

 何故加担したのかを聞いてみると、ハーヴェイさんは自分が死にたくないのもあるが、ヌカ・ワールド内にいる人々の命が危険に晒される事に繋がるのでやるしかなかったらしい。自分の命と他人の命を比べたらと言っていたので、彼なりに苦しんでいたのだろう。

 だから、僕はレイダーの支配を終わらせる事をハーヴェイさんに告げた。彼は驚き、簡単にはいかないだろうと言った。多分そうだろうと思う。入念に準備する必要がある。

 僕はハーヴェイさんからモノレールの管理ターミナルのパスワードを貰った。最速で行くためにはヌカ・エクスプレスと呼ばれるモノレールを利用するしかないが、レイダーを引き留めるための信憑性を持たせるために停止させたと言った。事務所にある管理ターミナルを使い、電力を戻せばいいらしい。

 向こうでは気を付けるようにと言って、ハーヴェイさんはその心労から近くにある椅子で深く座り込んで休んだ。

 X6-88は「この大嘘吐きの狼藉者は、今すぐ殺すべきです」と耳打ちしたが僕は断った。そこまでする必要は無い。それに僕はハーヴェイさんに怒りを感じていないし。

 僕は管理ターミナルへ行き、パスワードを入力して、鉄道の電源と予備電源を入れた。予備電源の方は地下鉄内の電力復旧と放送が再開する仕組みだった。ターミナルの上には記念品のコーヒーカップもあったのでついでに貰っておこう。

 行く前に管理ターミナルを覗くと、ヌカ・ワールドもかなり問題を抱えていた事が浮き彫りになった。笑顔で対応出来ない職員は即解雇というかなりキツイ職場だったようだ。

 他には噴水の噴射口にガムが付けられる等の悪質な悪戯の報告や酷い放送システムの修理、プロテクトロンがプログラム通りに動かない事、モノレールの扉がきちんと閉まらない等の問題が山積みだったらしい。

 その担当者であるゴードン・マッケイは愚痴を書き込みながらも対応していたが、プロテクトロンが子供を負傷させる不具合をが起きてしまい、調査対象になってしまったらしい。何とも辛い状況だったようだ。夢のテーマパークも裏では大変どころではない問題に悩まされていたのだろう。

 僕はヌカ・ワールド・エクスプレス・モノレールを起動してヌカ・ワールドに向かった。しばらく進むとアナウンスが流れていた。

 そこでフィズトップ・マウンテンやフィズトップ・グリルの説明を聞いていると、突然男性の声が割り込んできた。真実を知ってもここまで来るとはハーヴェイさんは上手く仕事を果たしたと言った。どういう意味だろうか?

 1分だけしか言わないからよく聞くようにと言われた。声の男性はポーター・ゲイジという名前らしい。ハーヴェイさんは全てを話したわけではないらしい。そうなの?だが、生き残れば問題ないだろう?そうすればハーヴェイさんを殺す必要は全くないし。

 最後まで生き残れるなら、面白い話があるとゲイジは言った。監視しているようだ。上手くいけば全貌が把握出来るかもしれない。

 いざ、ヌカ・ワールドに到着するとレッドアイという名前の男性のアナウンスが流れてきた。「ガントレット」なる施設に僕を誘き寄せ、残虐なショーをレイダー達が楽しむらしい。

 そう上手くいかないと思うよ?僕は解凍時の僕ではないし、今ではネオ・インスティチュートの責任者。ここで死ぬつもりは全くない。X6-88という頼もしい味方もいるし。

 

ガントレットを生き延びろ!

 第1関門はマシンガンタレットが満載のエリアだった。そこではハチの巣にされた死体が多くあった。僕達は遮蔽物を利用してアクセラレーターを使用して破壊していった。アークプラズマエネルギー弾の威力は絶大だったので簡単に突破出来た。

 突破出来た僕達にレッドアイは悔しさを露わにしたがこちらにも考えがあると次の場所に行くように促した。

 今受けた関門の扉付近にいたサイクスという名前の男性のレイダーの死体を失敬して、手紙を読むと、K・Cという人物から絶縁されたようだ。フェイトという名前のミニガンを100キャップで売ったらしいのだ。性能は分からないが、余程の高性能だったのだろう。

 第2関門は手作りトリップワイヤーによる罠だらけのエリアだった。引っかかるとショットガンや火炎放射器、レーザーピストルが発射される危険地帯だった。なので、地道に解除して進んだ。

 その道中にはオフィーリアという名前の女性の死体があった。年頃の女性だったようで、もう子供じゃないのを証明するために家族の下から抜け出したようで、ダイヤモンドシティで仕事と生活する場所を見つけるつもりだったようだ。

 出て行ったとはいえ、両親の事は愛していたようでその内この手紙を出すつもりだったらしい。生きて渡すことが出来なくて不憫この上ない。何としてもこの悲劇を終わらせねばならないだろう。

 第3関門は3つある扉から正解を選ぶエリアだった。何とか正解を一発で当てたが、他の2つを選んでいたら危なかっただろう。

 第4関門は放射能バレルが満載のエリアだった。ここにはコリンという名前のレイダー風の男性の死体があり、ジェットを全部吸引してRAD-Xもあるだけ摂取したので気絶しようとしたようだ。ハーヴェイさんに騙された事を恨んでいたらしい。なんて、ゆっくり読んでいては死んでしまう!僕は早くそのエリアから脱出した。その後にRADアウェイをしっかり打ったのは言うまでもない事だ。

 第5関門はまたしてもマシンガンタレット満載のエリアだった。今度は遮蔽物無しだったので苦戦した。だが、これもしっかり破壊してヌカ・ワールドの倉庫の鍵を入手して先に進んだ。

 第6関門はテスラトラップやラッドラットと呼ばれるネズミの怪物が襲い掛かったり、アニマトロ二リック・エイリアンと呼ばれるタレット等の罠が仕掛けられたエリアだった。他には、タイラー兵卒という名前のガンナー風の男性の支配があった。

 タイラー兵卒はガンナーの仕事にウンザリしており、警戒ばかりの仕事を任せられるようになったことが不満で仕方なかったらしい。抜け出してグッドネイバーかダイヤモンドシティに身を寄せるつもりだったようだ。

 味方のデイビスという名前の人物が理不尽に処刑された事で抜け出す決心を固め、スーパーミュータントとの戦いで死んだ事にして逃げ延びたらしい。ガンナーの領土を避けてコモンウェルスから脱出を図るつもりだったようだ。

 だが、不運にもフェラル・グールとの戦闘で西に来てしまい、誰かが助けを求めているかもしれない声が聞こえたらしく、そこに行ってしまいヌカ・ワールドに連れて来られたのかもしれない。ハーヴェイさんが関わっているかどうかは不明だ。

 第7関門は地雷だらけのエリアだった。これは1つずつ解除して進んだ。

 第8関門はマイアラークの巣があるエリアだった。朽ちた橋を渡り切る事で抜け出せたので、レッドアイは度肝を抜かれて悔しがった。

 第9関門は毒ガスが充満したエリアだった。これにはレッドアイも有頂天になり僕を罵倒してきた。バルブを操作しても意味は無く、毒ガスの影響を受けないX6-88が共同溝の変電所のパスワードを見つけ、それをターミナルに入力して脱出する事に成功した。これはかなり危なかったと思う。

 毒ガスのエリアではマークス軍曹という名前の女性のガンナーの死体があった。ケイラ―指揮官が探していたラニアー軍曹とは別人のようだ。死体を失敬して確認すると、3日分の記録のホロテープがあった。

 1日目の記録。へーゲン砦の斥候を命じられたようで、接収出来る場所を探していたらしい。残された物は少なかったらしく、中国ロケットの補給基地を目指したらしい。その時はキャンプをして明日に持ち越したようだ。

 2日目の記録。助けを求める民間人と遭遇したらしい。恐らくハーヴェイさんの事だろう。命令とは無関係だが調べる事にしたらしい。

 3日目の記録。今度はガントレットに誘い込まれたようだ。スティムパックの残りが僅かになり、生き延びたら仕組んだ全員を殺すつもりでいたらしい。何とも無情な。手を貸すとは言わないまでもここで終止符を打ち事には同意しようと思う。

 第10関門は軍隊アリが怪物化した群れがいるエリアだった。驚いたが然程強くなかったので、すぐに全滅させた。

 第11関門は観客も参戦するエリアだったらしく、「パックス」「オペレーターズ」「ディサイプルズ」と呼ばれる見た事が無いレイダー集団が僕達を攻撃してきた。今までとは違う相手に手間取ったが、何とかで全滅出来た。

 第12関門で最後らしく、ゴーカートが置いてあるエリアに辿り着いた。そこには先程の3つのレイダー集団が観客としており、エリアの中央には特殊なパワーアーマーを着たコルター「総支配人」という名前の男性がいた。

 コルター総支配人はアラームを消すようにゲイジに命令し、僕の姿を捉えると「大したことがなさそうだ」と呟いた。戦ってみないと分かりませんよ、総支配人さん?

 コルター総支配人は戦いの仕組みの説明に入った。僕が装備や武器を準備したら、ここにいるレイダー達にショーを見せる内容のようだ。僕が無残に死んでいくためのショーをだ。

 何やらコードを繋がれたパワーアーマーを装着している限り、コルター総支配人の勝利は揺るがないようだ。ここまで来られたから強いとは思うなら間抜けであると僕を罵倒し、ゲイジに通すように命令した。彼はこれから起きるショーを楽しみにしているようだ。こちらも負けるつもりは全く無いけどね。