僕達はレーダービーコンの信号を基に、かつてケロッグとの死闘を演じたへーゲン砦の近くにある給油場に赴いた。そこでは既にメカニストのロボット軍団が入植者達を襲撃していた。早速助けなければ。
1つ目のレーダービーコン入手!
僕とエイダは分散してロボット軍団に対処した。強化されたエイダはダウンすることなくクラスターランチャーやプラズマカノンを駆使してロボットを4,5体を簡単に撃破した。流石はエイダ。僕も負けじとプラズマソードを駆使してロボット軍団に対して斬撃を繰り出して倒した。
倒し終わった後は入植者達の様子を見に行ったが、男性の方は残念ながら亡くなっており、助かったのは負傷した女性のグールのみだった。彼女は助かった事に感謝し、住むのに良い場所を知らないかと言われた。逃げ回りながら暮らすのは疲れたそうだ。
僕はサンクチュアリヒルズを紹介した。あそこは暮らすは安心だし、同じくグールのレオさんもいるから精神的にも安定するだろうと思ったからだ。
倒したロボブレインからレーダービーコンを回収した。これをエイダに渡して信号が追跡出来るはずだ。そして、解析ルーチンを起動させ、最後のレーダービーコンを発見したがそこで問題が起きたようだ。
最後のレーダービーコンはへーゲン砦の衛星アレイにあるようだが、そこにはラスト・デビルと呼ばれるレイダー集団が占拠しているようだ。
過去にエイダのキャラバンも遭遇しており、そのレイダー集団は非道な活動にロボットを利用する冷酷な一団らしい。ラスト・デビルはエイダのようなロボットを探しており、捕まえて再プログラム出来ない時は、予備用に部品を奪うようだ。
脅威としてはエイダに対するものであるが知っておいてほしかったようだ。僕としてもネオ・インスティチュートの指導者としては見過ごせない。直ちに全滅させるのが好ましいと思う。
エイダは困難が待ち受けるとしても、前進を続けて信号を解読すると言った。僕も最後まで戦うつもりだ。
ラスト・デビル討伐+謎のロボブレインとの共闘!
僕達はへーゲン砦の衛星アレイに向かった。そこでは目撃されるなりラスト・デビルが発砲してきたので応戦した。
エイダの話通り、ロボットを悪用してハイテク化したレイダー集団であった。装備はロボットの部品で応用し、再プログラムして凶暴化させたロボットを戦力に使っているので中々厄介だ。コモンウェルスで猛威を振るう前に壊滅させなければならない。
何故目撃されただけで発砲されたのかと思ったら、ターミナルを覗くとメカニストの襲撃を予見して臨戦態勢にしていたからのようだこの書き込みをしたアイヴィーという名前の人物がラスト・デビルのリーダーかもしれない。内部にいるならそこで倒すべきだろう。
内部にもラスト・デビルの軍勢は多数いたが、エイダのクラスターランチャーやプラズマカノンの威力が強烈過ぎたので、あっさりと全滅してしまった。ロザリンドさん、これはオーバーキルって言うやつだと思うよ...。
最深部に行くと、ロボブレインの頭部がを発見した。捕まっているようだがまだ機能していた。そのロボブレインは、ラスト・デビルではない僕に興味を持ち話し掛けてきた。
僕はレーダービーコンを追っていると答えると、興味深いと言い僕の事をスカベンジャーではない事を見抜いていた。98%の確率でメカニストを探していると導き出し、共闘を持ち掛けてきた。僕としてもメカニストの本拠地を探し出さねばならないのでそれを了承した。
それで彼もしくは彼女であるロボブレインと同盟を結んだのだ。それと固有の名前があるらしく、ジェゼベルというらしい。
ジェゼベルも同盟を受け入れたが、メカニストの本拠地へ行くにはレーダービーコンだけでは不足だと言う。そのための方法は2つの条件をクリアしてから教えると言った。
1つ目はラスト・デビルのアジトから出来るだけ離れるようにする事。ここで弄ばれたので痛くはないのだろうと思った。
2つ目はジェゼベルの新しい体を用意する事。頭部だけだと不自由だろうし、その気持ちは分からなくもない。サンクチュアリヒルズに帰ってから、ロボット作業台を使って準備してあげよう。
ジェゼベルの提案を僕は受け入れた。目的地に着いたらレーダービーコンを貰う事を確約し、ラスト・デビルのアジトからの脱出を果たすべきだろう。
ジェゼベルの頭部を装置から外すと改造されたセントリーボットと思わしきロボットが攻撃を仕掛けてきた。高火力だったので僕はダメージを受けてしまい、一旦退避してエイダに任せた。
エイダは容赦なくその改造ロボットにクラスターカノンやプラズマカノン、オートマチックレーザーを浴びせて倒した。何と言うべきか、凄まじいなぁ。ジェゼベルも戦慄しており「本当にエイハブを...破壊...」と呟き、倒せるとは思わなかったようだ。
その後、スティムパックで回復した僕は近くのターミナルを覗いた。そこにはアイヴィーが部下にジェゼベルの尋問を強行するように命令したり、メカニストのメッセージを流し続けるアイボットを破壊するように命令したり等が書き綴られていた。メカニストの主張も小馬鹿にしていたので、いつか対峙するつもりでいたのだろうか?そのための準備はしていたのは確かだ。
道中でアイヴィーがゲームのスコアを部下がイジったので怒っている書き込みを発見した。このゲームは多分僕はやった事がないタイプのゲームだ。いかんいかん。そんな事をしている場合ではない。
何だか殺し辛いが、被害が出てしまっているので始末するしかない。この仲間想いをコモンウェルスの住人に向けてくれれば、問題ないのにと思わざるを得ない。
そんな中でもジェゼベルは愚痴を零したり罠に警戒するようにアドバイスをしたり等、喧しい位に喋っていた。話し相手に飢えていたのだろうか?
ラスト・デビルを殺しつつ進むと、またターミナルを発見した。覗いてみるとアイヴィーはメカニストに部品回収を邪魔され続けており、いつか殺す事を決めていたようだ。
それからしばらくして、ロボットを入手するために目的地に部下を伴って行くと、偵察で知っていたデスクローと戦闘になったが、メカニストの軍勢も現れ三つ巴の戦闘になってしまったらしい。その結果、部下3名とロボット2体の犠牲の末にロボブレインのジェゼベルを手に入れたらしい。
仲間を殺したデスクローの頭蓋骨をロボットに串刺しにしたようでそこでエイハブと名付けたようだ。ジェゼベルの頭部を持ち去ろうとした時に攻撃してきたロボットの事なのだろう。そのエイハブを使い、メカニストを殺すつもりだったらしい。
順調に進んで行くと、ジェゼベルに警告された。ここを生きて出られる確率が65%しかないそうだ。努力次第で変わるそうだが、僕としてもそれなりに場数を踏んだと思うので注意していけば問題ないだろうと思う。
更に進むと、ラスト・デビルのリーダーであるアイヴィーの部屋に辿り着いた。ジェゼベルは頭を引き千切られた事を恨んでおり、同じように千切り返そうと言い、これで公平だと豪語した。
物騒ではあるが、ここで始末しておかなければいけない事は確かなので、早急に対処しようと思う。アイヴィーは特殊なパワーアーマーを着用していた。T-6型に表面から電流が流れており、それが防御力を向上させているようだった。それに放電する特殊な銃も持ち合わせており厄介だ。
だが、ここでもエイダのオーバーキルっぷりは健在だ。狭い部屋でプラズマカノンを連射したものだから、流石のラスト・デビルのリーダーも成す術が無く死んでしまった。
エイダも中々容赦ないなぁ。まぁ、僕も人の事は言えないけどね。
僕が呆気に取られていると、ジェゼベルは「もし体があったら、自分で彼女を殺していた」や「五十歩百歩。よくやった、人間」等と言っていた。こっちもこっちで物騒だなぁ。
無事にラスト・デビルのリーダーであるアイヴィーを始末する事に成功した。僕はこの特殊なパワーアーマーの装甲を頂戴する事にした。これは「テスラ」と呼ばれる装甲のようだ。
偉人の二コラ・テスラから名前を引用しているのだろうか?恐らくエネルギーダメージ耐性があると思われる。それでも滅茶苦茶な攻撃に(プラズマカノンの連射)には耐えられないので、完璧に遮断するのではないのだろう。
次にアイヴィーが所持していた放電する銃である「テスラライフル」も頂戴した。どうやら放電のための電気弾を放つ仕組みのようだ。ロザリンドさん辺りが喜びそうな武器である。
更に脱出時に見たまんまの「回収されたアサルトロンの頭部」を見つけた。これはアサルトロンのレーザーを撃つことが出来るようだが、放射能ダメージも受けるみたいなので、使い所は見極めなければならない。これも貰って行こう。
最後に入り口付近の扉を開錠すると「X-01・パワーアーマー」と呼ばれるパワーアーマーを発見した。今までのタイプとは全く違っていた。戦前のアメリカ軍が製造したのだろうか?中々カッコいいので軍には悪いけど、頂戴する事にした。
脱出後にはジェゼベルはまだ体を用意する条件を満たしていないので、協力しないと文句を言ってきた。それは忘れていないから心配しないで。僕はエイダに最後のレーダービーコンを渡し、ジェゼベルの頭部を返してもらうようにお願いした。
エイダは何故頭部を返す必要があるのかと疑問を投げ返した。レーダービーコンのみが必要で、ロボブレインは悪名高く厄介だと反論した。
僕はそれでも必要だと言い、メカニストの本拠地を特定するための助けになる筈だと説得した。エイダはメカニストが本拠地を極秘事項にして、侵入者対策をしていると考えるのは、完全に筋が通ると言って考えを改めた。
エイダはその可能性は想定外だったと謝罪し、人間を助ける事に関しては最近上手くないと気落ちした。僕は「そんな事は無いよ。君のおかげでここまで来れたんだよ」と言って勇気付けた。
その後、エイダはキャラバンの友人達を死なせてしまって以来、どんな仕事も失敗してきたような気持ちだと打ち明けた。
攻撃された時にそのルートを選んだのはエイダであり、別のルートを選択すれば良かったと打ち明け、彼等の死を後悔した。ジャクソンに人格モードを永久停止状態にプログラムされていれば、こんなに心を乱される事は無かったのにと彼女は言った。
僕は「人格は個人を定義するんだ。手放すのは良くないよ」と説得した。インスティチュートに加担した僕がそれを言うのは滑稽な話ではあるけれどね...。その真意は伝えなかったが、エイダは合点がいった様子だ。
エイダはそんな事をすれば「エイダ」として経験してきた事の全ての思い出が失われる事に気付き、そんなことは出来ないと言った。
エイダは他の誰かにそう言ってホしかったのだと気付いたと言った。それに気付けた事に感謝し、煩わせる事を止めると言った。僕がジェゼベルの体を製作する間に計算を済ませると言った。
エイダはジェゼベルのからメカニストへの本拠地の侵入方法を聞いたら、この事件に完全決着を付けると宣言した。この時にジェゼベルは女性と判明した。そうなの?脳だけだから分からなかったよ。次からはそのように対応しなければ。
ジェゼベルの体の用意と衝撃の真実!
サンクチュアリヒルズに帰ってジェゼベルの体を製作する事にした。その前に最初に助けたグールの女性は到着したかとレオさんに聞いたが、彼は全然見かけなかったと答えた。もしかしたら来る途中でレイダーかガンナー等の敵、デスクローやヤオ・グアイ等の怪物に殺されたのかもしれない。護衛すればよかった...。悪い事をした。僕は胸中で哀悼の意を表しつつ、お詫びした。
気を取り直してジュゼベルの身体を製作しよう。
頭部を設置後は、保護するための頭部工業用アーマーの装備。
胴体はアサルトロン・コンバット胴体やアサルトロン・ディフォームアーマー。それの強化のためにダメージとエネルギー耐性向上のためのリア工業ストレージアーマーの装備。標的の追跡にはエイダにも設置したリコンセンサーを装備。
両肩の武器はアサルトロン・クラスターランチャーを装備。
左腕はアサルトロン・ディフォーム左腕や左腕アサルトロン・コンバットアーマーを装備。左手にはダメージとエネルギー耐性を向上させる左手油圧フレームを装備し、武器はプロテクトロン左手オートレーザーを装備。
右腕はアサルトロン・ディフォーム右腕や右腕アサルトロン・コンバットアーマーを装備。武器は右手アックスを装備。
両脚は、アサルトロン・コンバット用脚とアサルトロン・ディフォームアーマーを装備。最後にダメージとエネルギー耐性を向上させる工業用アーマーを両脚に装備してジェゼベルの体の製作を完了した。
体を手に入れたジェゼベルは「自分が想像していた体と違ったが仕方ない」と文句を言った。僕は「そう思うのは残念だけど、精一杯に用意したつもりだよ」と反論した。彼女はラスト・デビルの玩具にされるよりはマシとして、現状を受け入れた。
気が合わないのも明らかだし、それで構わないと言いつつも、早く帰りたいので知りたい事を迅速に質問するようにとジェゼベルは言った。我儘だなぁと思いつつも、僕はメカニストについて聞いた。
ジェゼベルはその質問を「魅力的な題材」と評して、プログラムが素晴らしく巧みな、本物のエレクトロニクスの天才と評価した。長い間コモンウェルスの人々を助けるというメカニストの指示に律義に従ってきたと言った。
僕はまだその脳には善が残っていると言った。ジェゼベルはその善と呼ぶものは「最優先命令」であると言った。メカニストにコモンウェルスの人々を助けるように指示されたらしいが、どういう意味だろうか?
ジェゼベルの計算によると、人間を助けるのに最も簡単な方法は「破壊」であった。彼女は滑稽な程に脆い命を引き延ばすのは無意味と豪語した。それが最も効率的に手助けする方法であり、他の方法ならば複雑な副作用を招くと言った。僕は突飛過ぎる考えだから違うと反論したら、彼女は無意味に助ける事こそ無意味の極みだと言って僕に言い返した。
僕は「助けるという意味が分かっていないよ」と反論すると、ジェゼベルは助けるとは任務の達成や必要を満たすために、不可欠なものを提供する事であると意味「だけ」は理解していた。指示通りに動いていると彼女は言ったがそうは見えなかった。
どんなに全力を尽くしても、生存率は25%にしかならないとのこと。そして、努力に関わらずどうする事も出来なくて死ぬ確率が残りの75%を占めると結論付けた。
尚もジェゼベルの持論は続く。人間の死を早める事で、高確率で訪れるであろう苦しみから救う方法こそが最善で、彼女自身の限られた時間を消耗するより良いと豪語した。
要するにウェイストランド(荒廃した世界)に存在する脅威や苦しみで死ぬよりも、早期にこちらから殺す事で「究極的な平穏を齎す」事がジェゼベルが導き出した助けなのだろう。
それを聞いた僕は「信じたいものを信じればいい。但し、約束通りにメカニストの本拠地を教えてもらうよ」と言った。ジェゼベルの救済は苛烈過ぎて脅威にしかならないからだ。分かっていたらここまで強化した体を用意しなかったんだけどなぁ。
それを聞いたジェゼベルは、侵入には「M-SAT」と呼ばれる装置が必要だと言った。その後、そのための設計図をPip-Boyにアップロードしてもらい、約束を果たしたとジェゼベルは言った。
ジェゼベルはしばらくここに残り、僕とメカニストとの問題が解決する様子を見守ると言った。個人的な楽しみのためにだ。戻った時にはかなり面白い話が聞けそうだが、戻れるだけで驚きだと彼女は愉快そうに言ってその場を後にした。
まぁ、サンクチュアリヒルズに居座るならその方が良いかな。そうすれば他の所で脅威にはなり得ないだろうし。
メカニストの本拠地を目指せ!
エイダはジェゼベルから有益な情報が聞けたかと尋ねた。僕は聞いた印象からロボット達が指令を誤解している可能性は無いだろうかと聞いてみた。
人間でさえ勘違いや思い込みが無くならないのに、ロボットやAIは間違えないという保証はどこにあるのだろうか?ましてやロボブレインは人間の脳を使っているのだから。
エイダもその可能性は考えたと言った。メカニストの放送の矛盾する性質には困惑していたようだ。だが、目的がどうかに関わらずメカニストを止めるべきだと主張した。ロボット軍団はあまりにも脅威だからだ。
僕はジェゼベルからM-SATという物をロボットに装備する必要があると言った。そのための設計図は貰ってあると伝えると、メカニストの施設の鍵となる特別改良だと言って喜んだ。
エイダは身分証として複数の場所で使用する可能性があるので必須だと言った。確かに厳重なセキュリティならばそうすべきだろう。
そして、メカニストの本拠地が分かった。レーダービーコンの信号を解読した結果、ロブコ・セールス&サービスセンターという場所にいるようだ。より重要な活動のための隠れ蓑らしい。
僕はメカニストとの対決する時が来たと宣言し、エイダもメカニストの言い分に興味があると言った。そのための準備としてM-SATを装備させ、左手の装備をデスクローに変更した。
今回は敵の戦力が未知数のため過剰であっても、無いよりはマシと判断したからだ。それでは決着を付けに行きますかね。