Fallout4(フォールアウト4)オートマトロン編 第1話 メカニスト襲来 | TES&fallout forever

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 ニックとの対話を終えて、町中を再度見て回った。CW・ストームトルーパー装備の第1世代の人造人間達が巡回しているが、人造人間の存在に忌避感を持つ者や対応に苦慮する者など様々だった。バンカーヒルではケスラーさんがまだすり替えが続くかもと不安がっていたっけ。

 そんな考えを他所にX6-88はナットと交流しているような場面に出くわした。地上は「過去の存在」と豪語していたはずだが心境の変化があったのだろうか?

 その後、僕に気付いたようで、複雑な表情になりながらもナットは「信じても...いいんだよね?」と言いながら僕に最新号を手渡してくれた。彼女の想いも裏切った事になるので心苦しい。その償いが果たされるその日まで頑張らなければならないのだ。

 

変わる世論

 僕は貰った最新号を読むことにした。題名は「未来を恐れる?」と銘打っており、著者は同じくパイパーだ。

 壊れた仮面事件をに端を発したインスティチュートの脅威やレールロードとB.O.Sとの熾烈な戦い、最近起動させたリアクターによる半永久的な繁栄の確立とテレポーテーションの実態等が事細かに掲載されていた。

 インスティチュートの台頭により、コモンウェルスの住民達は「ろくなことにならない」が総意になる可能性もあるが、根拠のない可能性でもあるとパイパーは指摘していた。

 レールロードは人造人間を解放するが、人間社会に潜入する事の意味をよく考えていたのかと疑問視し、B.O.Sはテクノロジーの悪用を防止するために来たが、近代の騎士団的な組織は本当にコモンウェルスを第一に思っていたのかと指摘していた。

 次に、インスティチュートが台頭したが、希望は捨ててはならないとパイパーは書いており、皆が会った事があるVault居住者による直接的な影響下にあり、改善されていくのではないかと期待を込めた内容になっていた。

 最後にコモンウェルスの全住人に、新たな明日へ向けて慎重に踏み出そうと書いており、強さを失わず、地上で生きて死ぬことを忘れてはならない事、人類がコモンウェルスなのだと勇気付ける内容となっており、もしかしたらインスティチュートもその一部に成り得るのかもしれないと締めくくった。

 ここまで好意的に書いてくれるとは思わなかった。僕が思うにレールロードとB.O.Sを滅ぼしていたらこうはならなかっただろうと思う。

 僕なりに誠意を尽くした結果だろうか?世論は未だにインスティチュートを許してはいない事は明白なので、僕自身が死ぬまでに何とか改善するように頑張らなければならないだろうと決意を新たにした。

 

B.O.Sの動向

 僕はB.O.Sの今後はどうなるのかと思い、プリドゥエンに赴いた。どうやら人造人間の方のエルダー・マクソンの手腕によりインスティチュートとの戦争を終わらせる計画が成功していたようだ。

 よって、僕の敵対も解除された形となる。表明的には友好関係だが、マスフュージョン・ビルの戦闘や放送の件もあるので、裏では牙を研いでいるのかもしれない。

 イニシエイトやナイトがレールロード相手に分隊を2つ失った等と言っており、あの秘密の最終決戦時の犠牲者の事を言っているのかもしれないと僕は思った。その件に関しては墓場まで持って行くしかない。

 エルダー・マクソンの様子を見に行くと、本物とほぼ同等の立ち居振る舞いをしていた。彼はキャプテン・ケルズと話をして僕を「センチネル」と呼ばれる称号に推薦すると言ってきた。僕は裏切り者なんだけど?

 これはB.O.Sのにとって最も名誉な称号らしい。それを話し合って決めたとのことだが、恐らく強引に通したのだろう。

 そして、センチネルの称号を貰った僕にはB.O.S内部で最上位となったので命令は無く、この瞬間から、どのような任務を行うか、どうやって導くかを自分で決めるようにと言われた。

 センチネルの称号を貰う資格なんてないんだけど、インスティチュートとの戦争を回避するための陰謀なので仕方がない面もある。いずれ本当に相応しい人物が現れた時に即譲るとしよう。

 

謎の女性型ロボット エイダ登場!

 僕はネオ・インスティチュートの信頼を得るためにレイダー集団の討伐を請け負ったりしていた。行動で示すために住民達の安心のために働けば少しは信用してもらえると考えたからだ。

 そうして、いくつかのレイダー集団を壊滅させた頃に、Pip-Boyが謎のラジオ放送を傍受した。その発信源とされるワット・エレクトロニクス付近に行ってみると、改造されたと思わしきロボット軍団とアサルトロンを改造したようなロボットが戦闘していた。

 加勢する頃には襲撃していた改造ロボット達は全て破壊され、アサルトロン風のロボットが勝利した。付近を見渡すとラジオ放送は死亡したジャクソンという名前の男性がしていたようだった。救難要請だったのかもしれない。残念ながら勝利したロボット以外は全滅してしまっていた。 

 勝利したロボットが僕にお礼を言った。友人たちは殺され、自分も死ぬかもと覚悟した後に助かったからお礼が言いたかったそうだ。彼女の名前はエイダというらしい。この改造された見た目はジャクソンにより武器や検知機能をアップグレードしてくれたと話した。セントリーボットの防衛機能があれば守れたかもしれないと嘆いてもいた。

 どうやらプロトタイプ設計図を基に「ロボット作業台」なる物を使い、改良を施されたらしい。ロボットを改造出来る装置があるなんて驚きだ。それならこの見た目にも納得だ。

 

謎の敵 メカニスト

 エイダはこのロボット軍団は「メカニスト」なる人物が率いており、秩序の回復を主張して戦っており、レイダーとも戦うが罪のない人々も攻撃しているらしかった。住人や商人、キャラバン等もだ。

 だけど、メカニストはシルバー・シュラウドの敵キャラの名前じゃなかったっけ?それに憧れてなりきっているのかな?

 話を戻そう。コモンウェルスに残ったのは、エイダの所属するキャラバンが機械の修理や交換を専門としており、その資源がここには豊富だったかららしい。彼女は自分を責め、出発を強制すべきだったと言った。

 僕は自分を責めないように言ったが、友人達への正義を求め、あのロボット軍団と戦って被害を防ぐことを償いとすると決心した。

 メカニストの詳細を聞いてみると、エイダ自身もアイボットから得た情報しか知らないようだ。平和と正義を主張しているがロボットの攻撃で死傷者が大勢出ている事を鑑みると、阻止せざるを得ないだろう。

 エイダはこの仕事のためにロボット作業台を作るための設計図を僕にくれた。資源さえ十分ならば一からロボットを製造出来、改造も施せるらしい。ありがたく受け取るとしよう。

 そして、最後にメカニストのロボット軍団を見たのはゼネラル・アトミックス工場らしい。そこには貴重な回収品が多くあるので、可能性はあるようだ。

 X6-88には、SRB(安全保持局)にこの件を報告させるために帰還させた。この事件の対策のためにネオ・インスティチュートも動くべきだと思ったからだ。

 さて、行く前に情報収集としてゾーイとジャクソンのホロテープを確認しよう。

 ゾーイの日記を読んでみたらエイダの有効活用の話やレイダーへの嫌悪、コモンウェルスへの旅と先程話にあったゼネラル・アトミックス工場への行く予定の話が書いてあった。

 ジャクソンのホロテープにはメカニストの事について言及しており、コモンウェルスを守るという主張を信じていなかった。そのメカニストが操るロボットの技術力は自分以上だと推測しており、エイダのアップグレードをしなければいけないと懸念していたようだ。

 彼等の身に起きた事は不運でしかないが、何とかその無念を晴らせるように頑張ろうと僕は思った。

 

対決 ロボブレイン!

 エイダに場所を教えてもらい、ゼネラル・アトミックス工場に辿り着いた。この時僕は行く前にプラズマブレードを強化しており、ブレードの部分が波打つ位に出力を増大させておいたのだ。不安定な状態ではあるが、改造ロボットには効果的だと思ったのだ。

 実際に戦いってみると効果抜群だった。装甲を比較的簡単に融解させ、致命傷を与えることが出来たのだ。その調子で斬撃を繰り返してメカニストのロボット軍団を倒すことに成功した。その道中には、ゼネラル・アトミックスのIDも手に入れた。これでセキュリティの厳しい所も通れるだろう。

 最深部ではメカニストのロボット軍団のリーダー格と思われるロボットを発見したが、驚愕した。なんとそのロボットは人間の脳を搭載していたのだ。日本のロボット物の特撮番組でそんな敵キャラがいたような気がする。なんて他所事考えている場合ではない!

 エイダさえも苦戦する位の機動力と戦闘力を備えていた。僕も何度かスティムパックを使用したが、遮蔽物を利用して、プラズマブレードで攻撃を繰り返しつつ、やっと倒すことに成功した。その後に、メカニストの装置なる部品を回収した。

 僕はエイダに脳を搭載したロボットについて聞いてみた。そのロボットは詳細は知らないが、過去にキャラバンが軍事施設を探索した時に、彼等に関する記録を発見したようだ。その名も「ロボブレイン」というらしい。

 もっとも技術的に優れたロボットの1つとされており、本格的に生産される事は無かったらしい。軍事関係は全く無頓着だったから全然知らなかった。

 でも普及しなくて良かったと思う。倫理的に問題ありだもの。インスティチュートはどうかって?そ、それはこれから変えていくんだよ!うん、多分大丈夫。

 気を取り直して、僕はメカニストの装置をエイダに渡した。分析してもらうとこれは特殊なレーダービーコンらしい。ロボブレインの追跡にメカニストが使っていたらしい。これを有効利用するために彼女はロボット作業台を使用して、自身に設置させる事を提案した。

 僕はその計画に同意した。エイダは喜び、ロボット作業台で設置したら、この後もメカニストの脅威に対抗するまで同行を強く推奨すると言った。僕もそのつもりだ。

 

品質管理テスト

 僕達はゼネラル・アトミックス工場から脱出するために最短ルートを探していたら、何やらテストを開始するアナウンスが流れた。僕は「ユニット761」と誤解されているみたいだ。MS.ナニー用のテストが開始されたようだった。第1のテスト会場に向かうように言われた。無視すれば良かったのかもしれないが気になるので実施してみる事にした。

 1番目のテストは、規律と行動管理能力のテストのようだ。品質管理のアソシエイトが仮想の世話役相手に幼いティミーを演じるらしい。そのティミーが家でキャッチボールをしていて、家宝の花瓶を割ってしまった。それは替えのきかない物だったという設定で、適切な罰を与えるようにと言われた。難しいなぁ。

 しきりに「罰を与えなさい」や「懲罰を与えなさい」等物騒な事を言ってうるさく思ったので、それを放送しているラジオのスイッチを切った。そしたら、これが正解だったらしく、潜在的な遊びの道具から引き離す事であると説明された。

 設定モードでオンにしない限り、身体的懲罰は厳しく禁止されていると警告された。確かに体罰は小さい子にやったらただの虐待だもんね。その後アナウンスは、2番目のテスト会場に向かうように言われた。

 2番目のテストは、正規のMs.ナニーユニットには世話対象役の要求を特定する能力が必須とされており、泣いている子供の状態を評価して、要求を満たして下さいと言われた。クマのぬいぐるみがその子供の役をやるようだ。僕はベビー・ラトルで遊ぶかなと思い与えたら違った。これも難しいなぁ。

 僕はお腹がすいていると思ったので、大きな哺乳瓶を与えてみた。これで正解らしい。声調分析プログラムが正常に作動しており、非推奨の消音手順プログラムが残っていないか再確認するように言われたが、理屈はよく分からなかった。聞こえたらいけない事への対処だろうか?なんにしてもこの2つ目のテストも特に尖った内容ではなかった。至って普通の内容だ。

 達成した後は、3番目のテスト会場に向かうように言われた。

 3番目のテストは、危険察知のマトリックスをテストするという内容だった。危険な物を小さな手に届かない所に移動し、周囲を子供にとって安全な環境にするようにするように言われた。

 僕はグラスやフォーク等を回収先のキャビネットに入れるがまだ正解のアナウンスがない。う~ん、これも難しいなぁ。色々見て回る中で冷蔵庫にマチェットが入っているのを見た時には、何かのジョークかと思った。触ってみると冷たかった。どうして入れてあるのだろうか?

 僕はとりあえずキャビネットに配置されていた物を全部収納させてみた。そしたら、子供の手が届く範囲から危険な物を全て除去されたとして合格となった。

 子供は常に自傷する可能性を秘めているので、絶対に安全という事は決してないと警告された。まぁ子供は何をするか分からない所は確かにあるよね。絶対の慎重さが大事というアドバイスは正しいと思う。

 これで全てのテストに合格した事になり、正常に復帰できると認められたようだ。僕はMS.ナニーじゃないけどね。退場の際にはフュージョン・コアを廊下の金庫から受け取るようにと言われた。パワーアーマーで必要になるから報酬としてありがたく受け取るとしよう。

 だけど、廊下の金庫は名前が「安全」と書かれていた。これもジョークなのかな?まぁ報酬は受け取ったし、最短距離の脱出は出来なかったけど、MS.ナニーのテストという風変わりな経験が出来て良かったかな。

 

レーダービーコン+改造を施せ!

 ロボット作業台を製作するために、サンクチュアリヒルズに帰ってきた。そこでワークショップを起動させ、ロボット作業台を作った。それを開けた場所に設置すると、エイダがレーダービーコンの設置準備は大丈夫かと聞いてきた。

 僕は大丈夫だと答えると、ロボット作業台で設置し終わったら、後は彼女が自分でやるとのことだ。それを行う前にX6-88から無線が入った。SRBはメカニストの侵攻を重く受け止め、ロボット工学部門やアドバンスシステムも協力することを決定したと報告を受けた。

 味方のロボットの強化のために、地上で手に入れたロボットのデータを解析して得られた改造用の設計図をデータで受け取った。

 その制作者はロザリンドさんだった。彼女のコメントには「地上のロボットは中々に刺激的で、インスピレーションが沸き起こったから沢山製作出来たの。感謝してるわ!」と書かれていた。あの人の奔放さと言うか向上心の塊な所はなんだかんだ言って素晴らしいと思う。これはエイダの強化に使わせてもらおうかな。

 レーダービーコンを設置した後は、エイダの改造に入った。頭部はアサルトロン・セントリーVar、胴体はアサルトロンのセントリーX01と強化装甲でアサルトロン・ブレストアーマーをプラス、左肩はアサルトロン・クラスターランチャー等を装備。

 更に改造は進める。右肩にはアサルトロン・プラズマカノン、標的を追うリコンセンサー、左腕はアサルトロン・コンバットアーマーにして左手はノコギリブレード、右腕はそのままにして右手はオートマチックレーザー、足はコディアックと呼ばれる新型ロボットの試作パーツと総重量を増加させるストレージアーマー等を装備させた。

 色んな意味で見違えたエイダは新しいハードウェアを検知して、ソフトウェアをアップデートした。その後メカニストのハードウェアを分析した結果、レーダービーコンは暗号化された強力な信号を受信しているが、発信源は特定出来ないと言った。

 さらなる助けが得られればメカニストの居場所が突き止められるようだ。そして、幸運にも他にもロボブレインが存在している事を彼女は突き止めた。それを上手く利用すれば確実のようだ。複雑な暗号だが解読可能のようで、あと2個ビーコンが手に入れば解読ルーチンの拡大や必要なキー、アルゴリズムが得られるそうだ。そのためにもしっかりと頑張らねばならないだろう。