Fallout4(フォールアウト4)メインクエスト編 第19話 託された自由への道 | TES&fallout forever

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 理事会で良い様に押し切られてしまった感があるので、もう少し信用を得るための仕事を行うことに決めた。僕としてはまだ実績が少ないのではないかと考えたからだ。

 

スーパーミュータントのサンプルを手に入れろ!

 僕は理事会が終わったすぐ後に、クレイトンさんに仕事はないかと聞いてみた。彼はスーパーミュータントの変異細胞を用いて作物の成長速度を加速出来るのではと考えているようだ。そのため特に強力なスーパーミュータントの体組織のサンプルを手に入れる任務を行う必要がある。

 抜群に強いスーパーミュータントの体組織のサンプルが必要なので、準備はしっかり整えて行くべきだろう。

 目標地点は、ビッグジョンのサルベージ場と呼ばれる場所だった。そこにはスーパーミュータントの群れが根城として使っていた。僕はすぐさま攻撃を開始したが、そこにレイダーやB.O.Sの兵士が乱入する混沌とした戦場と化した。銃弾の雨あられとなったので、1人ずつ確実に殺していった。

 最後に群れのリーダーと目される抜群に強いスーパーミュータントを見つけた。殺した後は体組織のサンプルを手に入れてインスティチュートにテレポーテーションした。

 バイオサイエンス部に行って、クレイトンさんにスーパーミュータントの体組織のサンプルを渡した。条件に合うサンプルになっていたようで満足していた。彼は僕を適任だと言って、もっとサンプルが必要になったらお願いするかもしれないと言った。

 クレイトンさんは「貴方無しでは出来なかった」と言ってくれたので、少しは信用してもらえただろうか?これが次の理事会での発言に有利になるの良いのだが...。


 

設計図を強奪せよ!

 今度はアドバンスシステム部のエヴァンさんの仕事を受けてみる事にした。地上任務が多い僕にお願いがあるらしく、B.O.Sが開発したテクノロジーを学ぶために、設計図の強奪をお願いしてきた。

 小規模なサルエージ部隊の情報を掴んでおり、そこから入手する方がいいとエヴァンさんは言った。正攻法の接触はもう出来なくなっているのでそうするしかないのだろう。

 目標はダートマス・PROビルと呼ばれる場所に行った。そこには確かにB.O.Sのサルベージ部隊がいた。小規模と言うだけあってパワーアーマーを着用したナイトがいなかったのは幸いだ。僕とX6-88は奇襲を仕掛け、あっという間にB.O.Sのナイトを全滅させた。

 その後、木箱に隠されていた設計図を発見してインスティチュートにテレポーテーションした。

 設計図をエヴァンさんに手渡すと、彼はとても喜んでいた。年甲斐もなくはしゃいでいたのかもしれない。このために危ない橋を割ったのだろうと僕を労ってくれた。まぁ、B.O.Sとは敵対の道を歩んでいるわけなので、今更向こう側に取り繕うことは出来ない。僕は問題ないですと答えておいた。

 またこの手の設計図があれば教えてほしいとエヴァンさんは言った。それまでの間は設計図の研究をしようと言って、この任務は完了した。

 

レールロードを殲滅せよ!

 僕はインスティチュートでの任務が大体片付いたところで、ショーン君の下に向かった。理事会で押し切られる形になる事は予想通りだったらしい。あからさまな敵対行為に打って出るのは苦渋の決断だったと僕に告げた。

 僕は「どの位前から決めていた話なんだい?いつからこういう方向に決まったの?」と質問した。ショーン君はB.O.Sの飛行船、プリドゥエンが来た時が最後の一撃だったと言った。彼等の戦力から考えて殺される前に殺す方向に舵を切ったのだろう。彼はインスティチュートとそこに住む全ての者を護るためにその決断を受け入れたのだった。

 そして、僕がインスティチュートに辿り着くために関わりを持っていた事、その関わりの深さを誰もが疑問視していた事を僕に教えてくれた。再度忠誠心が試されているというわけか...。

 現在はどういう立場を取っているのかをここで教えるようにショーン君は言った。味方と考えているのかを。僕は「これに関しては嘘は付けないよ。彼等も味方なんだ」と答えた。

 それを聞いたショーン君は正直に言った事は感謝するが、歪んだイデオロギーを持つレールロードを生かす事はインスティチュートを支持する全ての者達を傷付けるだろうと危惧していた。僕としてはどちらも死んでほしくはない。

 それでも僕は説得と続けた。彼等は人造人間の自由を求めているだけなのだと。インスティチュートの脅威にはならないとショーン君に言った。

 だが、それでもショーン君の意志は固いようで、人造人間の権利と自由を求めるのがレールロードである事は知っているが、誤解に基づいた考えであり、それにより数え切れない暴力を誘発して来たと結論付けた。

 最早レールロードと共に行動することは出来ず、終止符を打つ時が来たと言う。我々とインスティチュートの未来を護るためにだと。これは命令であり、レールロードの指導部は抹殺するのは確定事項だと断言し、急行して全滅させるようにと言われた。もうお互いが滅ぼし合うしかないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レールロードと停戦せよ!

 僕はレールロードのエージェントとしてではなく、業魔としてレールロード本部にテレポーテーションした。X6-88はSRBに置いてきた。彼を連れてくると敵対は確実で、即殺し合いに発展するだろうからだ。

 レールロードの皆は僕がいつか来ることを分かっており、いつでも銃が抜ける体勢であり、殺気に満ちていた。あのディーコンでさえもだ。彼は「なぜそっちの戯言を信じたんだよ!?今までの旅は何だったんだ!」と僕に怒りをぶつけた。まぁ、僕がインスティチュートに加担したからであるから当然の反応だろうね。

 そして、皆はどこかで怪人の噂を聞き、リアクター稼働後の放送で僕が業魔の正体だと看破したのだろう。B.O.Sよりも先にだ。

 僕は「ここにいる皆さんを殺すように言われて来ました」と正直に答えた。デズデモーナは警戒を解かせ、真の脅威は自分達だと認められたのは一応誉め言葉として受け取ると言った。そして、僕はどうするのかと問い返してきた。僕としてもそんなことはしたくないので、どう対処すればいいのか分からないと答えた。

 デズデモーナはインスティチュートを足止めする必要があると言った。どんな方法でもいいから時間を稼ぐようにと命令された。彼等に全幅の信頼を得ている僕ならばどんな話をしても反論される事は無いと言った。上手くいくのだろうか?

 だが、その話を聞いて気が変わった。レールロードも滅ぼされるならこちらから滅ぼす姿勢である事が分かったのだ。何でも屋のトムが良い物を作ったらしい。その名も「核融合パルスチャージ」と呼ばれる装置で、数百メートルの範囲のものをなんでも破壊するのだと。

 僕はそのやり方に異議を唱えた。インスティチュートとして汚れ仕事に関わったが、虐殺がやりたいわけじゃない。それ以外の方法を見つけるべきだと反論した。だから、僕はインスティチュートの後継者になると宣言し、レールロードの解決方法を否定したのだ。デズデモーナは眉を顰め、レールロードの皆の殺気は高まった。

 僕は「彼等は僕が引き継ぐことを望んでいます。インスティチュートと協力して人造人間を解放する手段を見つけましょう」と言って説得を試みた。

 デズデモーナは僕が率いる立場になったとしても、インスティチュートの本質は変えられないと断言しており、トップを殺しても代わりの責任者を置くだけだと言った。あくまで戦う姿勢らしい。

 僕は「これ以上の殺し合いはコモンウェルス全体にとって無意味です。平和のために、我々が変わるように行動するしかありません」と再度説得した。デズデモーナは一応納得し、PAMを使用したいくつかのシナリオを考えていると言った。

 僕はPAMを用いるのに異議を唱えた。ロボットは簡単な作業は出来るが重大な決断をする時にはやはり人間の考えが必要なのではないかと反論したのだ。

 デズデモーナは考えを改め、僕にある手紙を預けた。インスティチュートは人造人間を所有物や道具として扱っているが、チャンスを与えようと言ってくれたのだ。

 デズデモーナは、自分達の未来と人造人間達の未来、両方を僕に託すと言った。彼女は「信頼している。がっかりさせないでちょうだい」と目を瞑りながら僕に言った。裏切り行為を働いたけど、僕を信じてくれている。その思いを汲んで行動すべきだろう。

 インスティチュートに戻り、預かった手紙を開いてみると僕と同じく人造人間解放を考えている人物がいるらしい。それはリアムさんの事だと書かれていた。責任者の地位が確実になった時に、彼と話すようにと書かれていた。もし手に負えなくなったら、人造人間のZ1-14を頼るといいと書かれていた。なるべくなら荒事は避けたいところだ。

 そして、僕の権限では人造人間を解放するのは不十分だと文中で警告された。正しい事をしてくれると期待している、幸運を祈ると最後に書き綴られていた。かなりの難問だがやってみせるしかない。責任者になったらリアムさんと話し合うべきだろう。

 とりあえずショーン君に報告した。彼は「気の毒な事をした」と言い、辛い仕事になりそうだと分かっていたと悲しそうな顔で僕に言った。僕は「キツくて、辛い仕事だったよ」と嘘を吐いた。今レールロードの生存がバレるのは良くないからだ。

 ショーン君はそれに気付かず、他の道は選べなかった事と狂信ぶりがそれを許さなかったのだと言った。こんな手を使わなくても和平を結びたかったと思わざるを得ない。

 もう少し柔軟性を持つ必要があると思うが、今のインスティチュートのままではそれは実現不可能だと僕は思うようになっていた。