Fallout4(フォールアウト4)ファー・ハーバー編 第10話 DiMAの追憶 | TES&fallout forever

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 僕はある程度信頼されるようになったので、テクタス上級聴罪司祭にチルドレン・オブ・アトムの教義や島での立ち位置等を確認する事にした。

 霧について聞いてみると、チルドレン・オブ・アトムが来る前から存在しており、それまでは時折起きる出来事に過ぎなかったらしい。それが進行と献身を通じて、アトムは島全土に霧を広げるようになったと言った。どうだろか?多分彼の思い込みかもしれない。霧自体が酷くなるのはし自然現象かもしれないし、霧の母のような超常現象が常に起きるとは限らないからね。

 次に、放射能による耐性の話を聞いてみた。ジーロット・ウェアのような人がいる中でどうして放射能に強い耐性を持つようになったのか。それは生まれた時から放射能に耐性があり、彼等からしてみれば「五月雨」のようなもので、暖かいらしい。それ故にこの島の環境は彼等にとってベストポジションという事になる。

 その次は分界について聞いてみた。我々の中には数十億の見えない世界が封じ込められており、分界を通して生まれ変わるために、アトムの光に触れられるのを待っていると言った。

 そして、時間は掛かるが、数年間放射能を受け続ける事によって分界に近づくとされている。分界が果たされるまでどれだけ時間が掛かっても構わないと言う考えらしい。

 その見えない世界とは原子と呼ばれる物質の事だと思うが、彼等にしてみれば未知なる世界でしかないのだろう。僕は無暗に否定しない事にした。これが彼等の心の拠り所なのだから。

 更に次は、マーティン聴罪司祭について聞いてみた。ある日の夜に船室で寝ていたが、翌朝には消えていたらしい。他のジーロットと共に捜索したが見つからなかったようだ。ファー・ハーバーに連れていかれたか、南に逃げたかどうかは分からないが驚きはしないと言った。彼の献身は疑わしい所があったかららしい。

 ファー・ハーバーにより、宣教師が殺された時にはマーティン聴罪司祭は何もしなかったと言っていた。いなくなって良かったと思っているようだ。

 今度は、ファー・ハーバーと決裂する事になった事件について聞いてみた。テクタス上級聴罪司祭曰く、恐ろしい残虐行為だったらしい。

 その内容は、かつてブラザー・アンドリュースという名前の男性の宣教師がおり、霧に立ち向かいながらも、アトムの光を届けるためにファー・ハーバーで布教活動を行おうとしていたようだ。だが一言も発することが出来ずに、冷酷に切り刻まれてしまったらしい。襲うでもなく布教しようとしただけで殺されたと彼は憤っていた。それを「野蛮人どもめ」と呟くように罵倒した。

 そして、追放された後は何年か前にこのニュークリアスに辿り着いたと彼は言った。ファー・ハーバーの人々が私刑なんかやるとは思えないが、真偽は不明だ。

 その次は、チルドレン・オブ・アトムがどこから来たのかを聞いてみた。テクタスとマーティンは最初は北にやって来たらしい。それは預言者であるクロムウェル聴罪司祭という名前の信者の命令だったようだ。

 元々はキャピタル・ウェイストランドに小さな避難所を持つだけの集まりだったようだ。その予言者もそこの出身だったらしい。そして島に着いた彼等は、教えを受け入れる者達を何名か見つけたようだ。その中でアルケミストの話が出てきて、名前はアンナという名前だった事が判明した。

 だがその他の人々には脅威と感じられ、命からがら逃げ延びたと言った。それはアトムの愛があったからであり、苦難の果てにニュークリアスを我が家にする事が出来たと誇らしげに語っていた。狂信的側面は充分あるけど、彼等もちゃんと人間なんだなぁと僕は感じた。

 

DiMAの記憶を手に入れろ!

 テクタス上級聴罪司祭の信用を得たので、僕は母の像を渡した。これで確実に味方と思われるはずだ。彼は霧の母の恩恵は全ての信者達の憧れであると言い、グランドジーロット・リヒターが僕に何かを感じたように、彼も同じく何かを感じたらしい。

 僕は宗教は特に入信してはいないが、神様や幽霊はいるものではないかと考えている。だってその方が死ぬ時に怖がらずに済むと思うからだ。あの世があると思った方が死に怯えて暮らす事もないと思うからなのだ。

 僕は完全に信用されたと確信し、メモリーにアクセスする方法を見つけたと言った。テクタス上級聴罪司祭はそれを簡単に信じた。ここでの仕事を複数こなした事で実績を得たので信用する事にしたのだろう。

 その情報は直接持って来るようにと言った。それとセキュリティーシステムが強固であり、暴こうとした信者達は無残にも殺されてしまった事を警告した。情報の開示をどうするかはまずそれを見てからにしようと思うので、この命令に即答はしなかった。

 DiMAの記憶のあるニュークリアス指令センターへの入り口はジーロットの女性が警護していた。以前探ろうとした信者はロボットを起こしてしまい殺されてしまったようだ。だから上級聴罪司祭の命令ではないと入れないと言われた。

 それなら問題ない。その上級聴罪司祭の命令で来たことを伝えると、アトムの加護には限度があるから気を付けるように言われて、入る事が出来た。それでは進みますかね。

 内部ではレーザートリップワイヤーやMr.ガッツィー、プロテクトロンやアサルトロン等の妨害を受けた。それらを返り討ちにしながら進むがかなり強かった。DiMAとしては鉄壁の防御として配置したのだろう。

 最深部に到着してターミナルを起動しようとしたら、補助電源が機能していなかった。仕方ないので補助パワーのスイッチを入れると、背後からアサルトロンが襲い掛かってきた。スイッチを入れると同時に攻撃するように仕掛けられていたのだろう。何かオーラのようなものが見えたが気のせいだろうか?

 その後はようやくターミナルを起動出来た。僕はファラデーから受け取ったプログラムを起動させて、DiMAの記憶を引き出した。

 その過程はなかなか難しいパズルだった。インデクサー(虫)と呼ばれる虫型プログラムを操って、青い柱と黄色の柱の間を行き来出来るように道を開いたり、タレットを製作してインデクサーを護衛したりしながら目的の記憶を手に入れる仕組みだった。これが5回繰り返してやっと終わった。こういうのはとても苦手なので時間が掛かってしまった。

 

暴かれたDiMAの記憶!

 1つ目の記憶はメモリーファイル0V-9AX0と識別されており、ファー・ハーバーの関係は良好ではなく、訳もなく同胞の人造人間は襲われ、唾を吐かれ、尋問を受けたとDiMAが語っていた。

 どうにか改善するために、信じてもらうために味方を付けようとしたようだ。何をするつもりかは言えないが、アカディアから遥か遠くに設備を用意する必要があると言った。証拠を「埋め隠す」ためだと意味深な事を呟いていた。場所はヴィム・ポップ工場の地下の医療施設にあるようだ。何をしたのだろうか?

 2つ目の記憶はメモリーファイル0J-2NN8と識別されており、核ミサイルの発射キーの場所を見つけた事実を無かった事にしたいと言うDiMAの独白だった。マーティン聴罪司祭とその信者達がそれを分界で使用させたくなかったからであり、彼等はDiMAの事をありのままに受け入れた過去があり、その人々が死ぬのが耐えられなかったからだ。

 その場所はハーバー・グランドホテルの隠し部屋にあり、キーコードは485130だ。これも無視出来ないので行くべきだろう。

 3つ目の記憶はメモリーファイル0H-3X0Pと識別されており、ファー・ハーバーが真実に辿り着いたり、余所者が恐怖に駆られて手に負えなくなった場合の緊急措置を作り上げたとDiMAは語っていた。

 その内容はファー・ハーバーの霧コンデンサーを動力を与える風力タービンを孤立させる事にし、キルスイッチ1つでそこに住む霧とそこに住む人々に対して無力になる驚愕の事実だ。これは彼曰く、大虐殺になるだろう。近くに置くには気分が悪くなると打ち明けていた。自分でも恐ろしいとは思う。こんな発想は忘れてしまうに限るだろうと僕も思うのだった。実行せず忘れてしまえば無かったも同じなのだから。

 だが聞いた以上は見過ごせない。キルスイッチの指令コードはDiMAの貯蔵庫と呼ばれる場所にあるらしい。これも回収する必要がある。

 4つ目の記憶はメモリーファイル0Z-7A4Kと識別されており、ニックとの脱出時の記憶だった。

 だがニックは生身のニック・バレンタインの記憶が混濁しており、DiMAに対して攻撃してしまった。だが返り討ちに遭い、そのままにされてしまったようだ。何とか連れ帰ろうとしたのだろうが当時のニックには無理だったのだろう。

 5つ目の記憶はメモリーファイル0Y-8K7Dと識別されており、潜水艦基地でコンバットアーマーの先進的なモデルがあると記録があると語っていた。密封材が持ち堪えていれば最高の状態で使用出来るはずだと言った。これも何かの縁という事で捜索しようと思う。

 

ニックとDiMAはかけがえのない兄弟である

 ここに保管されていた5つの記憶を聞き終えたので、ニックにDiMAの真実は間違いなく本当だったと僕は言った。彼は自分達の間に何が起きたのかを気にしていたからしっかり知る必要があると思ったからだ。

 僕は当時の脱出時の記憶音声の入ったホロテープをニックに渡した。彼は驚愕し、あの話が真実だったと信じるようになった。ゴミとして捨てられたのではなかったのだ。そして、当時は意識が朦朧としておりDiMAを襲い、返り討ちになってそのままにされた事を理解したようだ。彼は思い出せない事に苛立った。

 僕は落ち着くように言った。人は忘れる生き物であり、人造人間も同じであると。あんなトラウマになるような出来事が起きた後だと、尚更だと説得した。

 ニックは落ち着きを取り戻して、自分達が出会っていた事を証明するものが欲しかったと打ち明けた。それが手に入り、これからどう付き合うかを迷っているようだ。チャンスを与えるべきか、兄弟として受け入れるべきなのかを。もう同じプロトタイプは世界にはニックとDiMAしかいないかもしれないからだ。

 僕はもっとDiMAの事を知るべきだと言った。せっかく再会出来たんだからその方がいいと思ったのだ。ニックはそれに納得し、アカディアに戻ったら旧友にもう少し優しくしようと言った。失われた時間っを取り戻すためにだ。そして、ニックは僕にお礼を言った。真実を知ることが出来たからだ。いつも助けてもらっているからね、お安い御用だ。

 そうして記憶を手に入れた僕達はテクタス上級聴罪司祭には報告しなかった。島の安全を考えるなら持ち主のDiMAに確認すべきと考えたからだ。だがその前に風力タービンのコードと核ミサイル発射キーを手に入れる必要がある。

 

風力タービンコードと核ミサイル発射キーの入手

 メモリーファイルから座標を特定した僕達は、DiMAの貯蔵庫と呼ばれる場所に向かった。そこには何もないかに思われたが、砂が不自然に被された場所を発見した。それを掘り返すと風力タービンコードが収められたケースを見つけた。これは持ち帰ってDiMAに確認すべきだろう。

 次は核ミサイル発射キーを入手するために、座標を特定したのでハーバー・グランドホテルに向かった。だがそこはスーパーミュータントの一団に占拠されており、大規模戦闘に突入してしまった。ニックはブラステックの使用に大分慣れたようで巧みに扱ってスーパーミュータントを殺していた。やはりあの武器は人造人間がどのタイプでも使えるように互換性があるように設計されているのだろうか?

 その後はホテル内部にもいたスーパーミュータントを壊滅させた。そしいて、メモリーファイルから分かった番号の485130を入力した。だがそこには核ミサイル発射キーは無かった。

 手掛かりがないかと思い、部屋にあったホテルのセキュリティーターミナルのホロテープを起動してみると、アニーという名前の男性とフラニーと呼ばれる女性が口論していた。

 時は最終戦争当時らしく、フラニーは誰かに雇われてアニーに対して生かさず殺さずの拷問で核ミサイル発射キーの場所を聞き出していた。場所はフリンジコーヴ・ドックスで番号は4467512だ。その後はアニーによる返り討ちでフラニーは殺されてしまったようだった。どの組織が使おうとしたかは定かではないが、この2人の関係を引き裂いてしまった事は確かだろう。

 そして目的地のフリンジコーヴ・ドックスに行くと、マイアラークの群れが襲い掛かってきた。それらを返り討ちにした後は、沈んだボートの金庫を発見し、4467512と入力して核ミサイル発射キーを手に入れた。これも持ち帰ってDiMAに確認すべきだろう。

 

装備 マリーン・コンバットアーマー!

 今度はマリーン・コンバットアーマーを入手しようと思い島中を探索した。今着ているブラックウィドウアーマーや以前着ていたタクティカルコンバットアーマーも大好きだが、海軍仕様のアーマーも魅力的だったので今度はこれを着てみようと思ったのだ。

 場所は見事にバラバラで、MSアゼリアから南西の沖合にある沈没船の甲板の上、ハドック・コーヴから西の沖合の沈没船の下層の方の船室内東側の隅、レイバーン・ポイントから南西の沖合に沈んだ黄色いコンテナの中にあった。中々苦労したが全て手に入って良かった。

 心機一転した事で、最後のメモリーファイルにあるヴィム・ポップ工場の地下の医療施設に行くべきだ。そこには何がるのだろうか?