Fallout4(フォールアウト4)ファー・ハーバー編 第7話 アカディアの仕事と潜入任務 | TES&fallout forever

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 ファー・ハーバーの人々の手助けが完了した事で、今度はアカディアの仕事を引き受けようと思った。すぐにでもニュークリアスに行くべきだろうが、ここでしっかり顔を売っておく事で警戒心を解いて協力関係がうまくいくのではと考えたからだ。最初はチェイスの仕事を手伝おうと思う。

 

合流予定の人造人間を探せ!

 チェイスに仕事はあるかと聞いてみると、言いにくそうに頼みたい仕事があると言った。その内容は、新たにアカディアに合流するはずだった男性の人造人間の捜索だ。今頃来ているはずが気配もないので心配していると言った。

 手掛かりを得るためには、ファー・ハーバーでブルックスさんに話を聞けばいいそうだ。彼も人造人間らしく、新たな訪問者は彼に接触して、ここに向けて送り出される仕組みのようだ。僕が話に行っても聞いてくれない可能性もあると言い、その時は「L7-92」と呼べばいいそうだ。それが正式名称らしい。

 これは時間との勝負となる。1人で生きていくには過酷過ぎるからだ。僕は急いでファー・ハーバーに向かった。

 僕は早速ブルックスさんに行方不明の人造人間の話を聞いてみると、彼は「余所者相手に話す事じゃない」と言ってはぐらかそうとした。

 仕方がないので僕は「チェイスに協力しているのですが、貴方はL7- 92さんですよね?」と正式名称を当てたら、血相を変えて信じるから静かにして欲しいと言った。確かに公に出来ない情報だからね。これで協力してくれるだろう。

 その人造人間は白髪の若者で、20代前半位らしい。デリックという名前で通しているようだ。どうやら予定よりも早く来ていたようで、コーサに追われていると思い、前倒ししたとのことだ。

 ブルックスさんはそんなデリックを「クズで、酷い臆病者、5分毎に背後を確認する事で、余計人目を引いている」と言い、愚痴を零した。だがそれでも心配しているようで、気が動転したデリックが霧の中に消えていった事を嘆いていた。先程の苛立ちは心配している事の証だったのだ。

 ブルックスさんは気が短くなっている事を謝罪して、町から南の道を進むようにと指示を受けた。どんな脅威が待っているか分からないが、注意して進むようにしなければいけない。彼は人造人間のために、そして赤の他人のために行動する僕に感謝の言葉を述べた。何とか見つけられるように頑張ろうと思う。

 だが、南の方角に進むと大量出血したと思われる血痕を発見した。それを追跡するとかなりの量を出血していると推測出来た。デリックの物かは分からないが追いかけてみるべきだろう。

 血痕を辿ると、トラッパーの隠れ家に行き着いた。嫌な予感がした。僕は感情を逆撫でしないように注意深く話をすることにした。あるトラッパーは「新鮮な肉が這い出てきている?」と呟いていた。まさかね。

 僕は穏便に済ます事を条件に白髪の若者について聞いてみた。新鮮な肉と呟いたトラッパーは、霧に潜む怪物に襲われた彼を見つけたようだ。だがその後に「その肉は無駄にしなかったぞ」と言った。もしかして食べてしまったのか?食人もするのかトラッパーは...。

 それを言い終えたトラッパーは「残り物だ...受け取れ。ははは」と猟奇的な笑い声をあげ、デリックと思われる頭部を渡された。僕は仇打ちをすべきと考えたが、トラッパー相手とはいえ約束したし、頭部を持ったままではすぐに撃てない。なので、悔しいがトラッパーの隠れ家を後にした。

 僕はデリックの件をチェイスに報告した。彼女は嘆き悲しみ、自分から会いに行くべきだったと悔やんだ。僕は「良い結果にならなくて残念です」と言った。彼女のせいではない。悪い偶然が重なったのだ。

 そして、チェイスは僕に報酬の200キャップとブラステック(ブラスターライフルだと今まで思っていた)の「殺し屋」と呼ばれる改造された武器をくれた。生きたまま合流出来なかったのは僕としても辛い。こうならないようにお互い注意して改善していくしかないのだろうと思った。

 

ストレージドライブを手に入れろ!

 気を取り直して、今度はファラデーの仕事を引き受けてみようと思った。彼はアカディアで必要になる部品を積んだ船が停泊しているので取ってきて欲しいと言った。その部品はストレージドライブで、予備として必要になるらしい。その船は南東にあるらしい。今度は無事に成功させようと思う。

 南東に向かうと、サウスウエスト・ハーバーと呼ばれる場所に辿り着いた。そこに停泊した船を見つける事に成功した。そして、ストレージドライブを2つ発見した。これを持ち帰ろう。

 ファラデーにストレージドライブを渡すと、彼は戸惑っていた。本当は3つあると思っていたようだ。そう言えば、鍵の掛かった箱があった。その中かもしれない。だがファラデーは残念ながら知らないらしく、2つだけで間に合わせると言った。その後報酬のキャップを貰った。

 あれで大丈夫なのか心配だが、ファラデーは優秀なので何とかするだろうと思い、その場を後にした。

 

ニュークリアスに潜入せよ!

 ファー・ハーバーとアカディアでの仕事を終えた事でしっかりとした協力関係を築くことに成功したので、いよいよニュークリアスに向かった。そこは放射能汚染レベルが高く、輝きの海とまではいかないがガイガーカウンターがガリガリと悲鳴を上げていた。RADアウェイが手放せない位の汚染度だ。

 ニックだけを連れてきて良かった。ロング・フェローを連れて来たら問答無用の殺し合いになっていただろうから。まぁそれは境遇的に仕方ないんだけどね。

 だが入り口付近で信者達が口論していた。リヒターという名前の男性は「グランドジーロット」と呼ばれる役職に就いており、信者達に献身が疑われているので証明せよと言ったいた。2人信者がいたが1人だけは戻っても良いが、残る1人はアトムの下に戻れと言った。要するに天に召されろと言っているのだと思った。

 男性の信者は2人共生き残るつもりだったようだが、女性の信者の方は容赦なく男性の信者にガンマ線銃を撃ち込んで殺害してしまった。これで献身が認められた事になり、晴れて戻れることになりましたとさ。狂気だねぇ...。

 リヒターは僕達に気付いてファー・ハーバーの者かと聞いてきた。僕はコモンウェルスから来たと言って安心させた。彼はアトムの子になりたいのかと聞いてきたので、そうであると答えた。

 仲間に入れるに値するかはアトムが決める事と言って、儀式を受けるようにと言った。それで僕自身の価値を証明せよと言うのだ。やるしかないのだろう。

 

霧の母の導きを受けよ!

 僕はアトムの求める事をしようと言って、儀式を承諾した。リヒターはそう遠くない場所に泉があると言った。その湧き水を飲んで、導きに従うように命令された。大丈夫なのそれ?

 早速泉に行くとやはりガイガーカウンターがガリガリと悲鳴を上げていた。死ぬかもしれない恐怖に駆られながらも僕は泉の湧き水を飲んだ。

 それを飲んだ僕は気分が悪くなり、視界が歪んだ。その少し後に声が聞こえた。それは女性の声だ。ついて来るように言っていた。その女性は真っ黒に塗り潰された不気味な見た目をしており、霧に覆われているようにも見えた。

 ついて行く時に気付いた事だが、周りの怪物は一切攻撃しなかったのだ。ガルパーやラッドスタック、フォグ・クロウラーでさえもだ。その女性を恐れている、いや、畏れているようにも見えた。

 そして、最後にはある廃墟に導かれた。彼女はチルドレン・オブ・アトムの聖堂であると僕に告げた。ここで何をすればいいのだろうか?

 その聖堂ではフェラル・グールが襲い掛かってきたので、1人で対応せざるを得なかった。かなりキツかったが、ニックの援護で何とか難を逃れた。

 彼は僕が1人でどんどん先に行っていたので心配になって追跡して来たのだという。不気味な女性を見たのかと聞くと僕だけしかいなかったと返答した。幻覚を見たのか、僕は狂ったか、本当に幽霊を見たのかだ。それとも神様だったのだろうか?

 そして聖堂内部に入ると、セキュリティロックされた扉を見つけた。中に何かあるようだ。ハッキング出来なかったので、パスワードを探す事にした。

 メモ紙を見つけた。それには「聖なるエレメント記す、アトムの言葉、彼の石板が導く中に」と書かれていた。そうして、壁を見てみると、側面に走り書きがある事に気付いた。

 M,O,T,H,E,Rと並べ替え、「MOTHER」となる事が分かった。これを入力すればいいのだろう。そうしてパスワードとして入力すると、開錠した。そこで「母の像」と呼ばれる彫像を手に入れた。これを持ちかえればいいのだろうか?

 ニュークリアスにの入り口に帰還した僕はリヒターに泉の水を飲んだ後の事を報告した。不気味な女性に像のある所に案内された事をだ。彼は合点がいかないようで詳細を詰めてきた。

 僕は異世界のようで、生きた影のように、霧に覆われていたと話した。リヒターはやっと理解した風で、その人物を「霧の母」と呼んだ。如何にも怪しそうな名前だ。どんな人物だろうか?

 霧の母はアトムの使者であり、彼女の計画と家族の未来にとって重要な者を案内する役目を担っているようだ。ニュークリアスに導いたのも彼女であり、僕にも見えたのなら家族の一員として迎える証にもなるとリヒターは言った。

 そしてアトムはビジョンを僕に授けたのだとリヒターは言った。価値のある者だけに見え、生きていられると。時にはさらに与えるようで、それが使者であり、僕の場合は霧の母だったようだ。

 多くの者は霧の母を超常の存在として敬うが、ただの老いた隠遁者だと言う者もいるらしい。正体はどうあれ、彼女の導きが無ければチルドレン・オブ・アトムはここにいなかったとリヒターは言った。

 僕自身も霧の母の正体は分からない。トリックを使ったのかもしれないけど、説明出来ない事象がいくつもある。やはり超常の存在なのだろうか?

 次に教義について教えて貰うことにした。2世紀前、つまり210年程前に世界を滅ぼした核兵器の齎した放射能の輝きを崇拝している事、その輝きを用いてこの世界から脱するための道としようとしている事を話してくれた。彼等はそれを「分界」と呼んでいた。

 分界とは何かを聞いてみると、それは解放の事らしい。人の可能性の解放、人の中に眠っている世界の解放、アトムの輝きを通して、千回もの死滅と再誕を繰り返すとリヒターは言った。

 う~ん、やっぱりカルトな気がしてきたなぁ。でもこの人達にとっては救いなのだろう。脅威にならなければ宗教の自由は保障されるべきだけど、実際問題で言えば危険な集団でもあるのは事実。潜入して見極めるとしよう。

 どうしてここに拠点を構えたのかを聞くと、島は最適な場所だと言っていた。霧、ひいてはニュークリアスのおかげでだ。見渡す限り輝いているからだそうだ。確かに光っているね、中々体に悪そうだけど。

 次に、信者2人に対してしていた事を聞いてみると、ここでは信頼で成り立っているため、あの2人には証明する必要があったからだと言っていた。襲われる事もあるのでその対策のようだ。

 そして僕は、彼等の仲間として迎え入れられた。中に入ったら、上級聴罪司祭の説教を聞いたら、その人に像を渡せばいいらしい。DiMAの話通りなら、現在はテクタスという人物なのでその人物に接触すべきだ。

 話を聞き終えたら、リヒターは僕に仕事を頼みたいようで、終わってから話を聞くべきだろう。何はともあれ、信用されるようにしなければいけない。

 だがここで忠告を受けた。どんな理由であれ、仲間に対する背任行為は許されないと言われた。しっかり入信するかは別としても、それは忘れないでおこうと思った。

 リヒターは僕を仲間と認めているようで、アトムの信者のローブをくれた。無理に着なくてもいいと言ってくれたので、気持ちとして受け取って欲しいようだ。僕はその思いを汲んで受け取ることにした。それじゃ、ニュークリアスに入りますかね。