Fallout4(フォールアウト4)B.O.S編 第5話 偵察チーム捜索 | TES&fallout forever

TES&fallout forever

TESのOblivionやSkyrim、falloutのことを書きます

 転送装置こと、シグナルインターセプター製作をどこに依頼するかを考えたがレールロードはインスティチュートとの戦いで秘密裏に行動することを余儀なくされるので大々的には難しいと思い、B.O.Sに協力を求めることにした。

 そのためにエルダー・マクソンに話を通すと共に装置を作ることを決めてくれて嬉しく思うと言った。だが、彼はなぜ僕がインスティチュートに興味があるかを聞いてきた。ショーン君を助けるためでもあるがどんな所か見てみたい気持ちもあったので「興味があるから」と答えた。それを聞いたエルダー・マクソンは「知りたい気持ちは分かるが、興味本位では危険だぞ」と注意された。確かにそう思う。

 製作のためにプロクター・イングラムには概要を伝えるので空港に行ってプロジェクトを始めて欲しいと言った。大掛かりな作業になるので気を引き締めて行おう。

 

シグナルインターセプター製作準備

 プロクター・イングラムの下に赴き、シグナルインターセプター製作を協力してもらうようにお願いした。その装置の内容はインスティチュートがテレポーテーションを行うからこの装置でハイジャックして僕を代わりに送り込むものであると伝えた。

 彼女はテレポーテーションという高度なテクノロジーに敵ながら感銘を受けているようだった。変則的なエネルギー数値、壁の中から兵隊が現れる謎が解明出来た瞬間だった。バージルさんの装置の内容をしっかり理解してくれたようで、そのための土台である「安定型リフレクタープラットフォーム」を製作することになった。資材は空港にある物を使っていいと許可されたのでしっかり活用しよう。

 僕が安定型リフレクタープラットフォームの製作が完了する頃までには細部まで理解出来ていると言ってくれた。装置全体のための電力は莫大なものになるので発電機も合わせて巨大なものになるだろうという事を付け加えられた。しっかり準備しよう。

 僕は空港の待合室でワークショップを物質化して起動し、周りの資材を解体しながら安定型リフレクタープラットフォームを製作した。これで次の準備が整ったので向かうとしよう。

 次の準備としてプロクター・イングラムはシグナルインターセプター機動のには4つの要素が必要と言った。1つ目は「制御コンソール」でコードを入力して信号を処理する物。2つ目は「中継アンテナ」でこれはインターセプターの部分に該当するようだ。スキャンして必要な周波数を受け取るための物だ。3つ目は「分子ビーム射出装置」で転送のために物質をエネルギーに変換することが出来るようだ。最後はさっき製作した「安定型リフレクタープラットフォーム」でこれは分子ビームを反射させて集中させるものらしい。残りの3つの製作に取り掛かろう。

 

パラディン・ダンスの信頼

 部品調達のために遠征しなくてはいけなくなったので再びパラディン・ダンスと行動を共にすることにした。彼は道中僕にわだかまりを解きたいと前置きして最初に出会った時にB.O.Sの道徳規範を強要させたことを謝罪した。僕は気にしなくていいと言ったが彼は生真面目故にどうしても伝えたかったようだ。

 次にパラディン・ダンスはイニシエイトの頃にパラディン・クリーグと呼ばれる一番厳しい隊長に師事していたと話した。クリーグ隊長は理想的な兵士で、訓練兵が目指すもの全てを体得していた人物だったようだ。恐ろしいほど忠実であり、揺ぎ無い信念と極端な程に勇敢だったとのこと。その部隊に入った瞬間から他の兵士と違い一番厳しくされたように感じたと彼は言った。

 何年も一緒に戦い、共に危険な目に遭ったがどうしてあんなに厳しくされたのかは分からなかったと言った。僕は「きっと期待していたんだと思う」と言った。パラディン・ダンスは「だとしても聞く機会が無かった」と言い、真意は掴めなかったようだ。

 パラディン昇格後に自分の部隊に移るとクリーグ隊長がアダムス空軍基地で殺された訃報を受けたとのことだった。これを腹を蹴られるぐらいの衝撃だったとパラディン・ダンスは言った。兄弟の死は何度かあったが隊長の死はかなり堪えたようだった。彼から深い悲しみを感じた。

 それからしばらくしてクリーグ隊長が厳しかった理由は僕に向ける感情と同じものだったとパラディン・ダンスは理解した。僕の事を信じ、その可能性を一辺たりとも無駄にしたくないと彼は僕に打ち明けた。そんなに信じてくれていたとは思わなかった。とてもありがたい事だ。

 パラディン・ダンスの信頼に僕は「そんなに信頼してもらえて光栄に思うよ」と答えた。彼はこれを僕自身が勝ち取ったものと評価した。これが意味あるものであることを彼は願っていると言った。

 そして、これは内密にしておいてほしいとも言った。この情報には個人的なものが含まれているから、出来れば個人的なものにしておきたいのだそうだ。彼の意見を僕は尊重して彼の信頼に応えようと思うのだった。

 

救難信号を辿れ!

 僕達はシグナルインターセプターの部品を探すためにリビア衛星アレイと呼ばれる場所に赴いた。そこにはスーパーミュータントが拠点化しており銃撃戦となった。パラディン・ダンスのおかげで大分楽に全滅させる事が出来た。

 そして、目的のセンサーモジュールを回収したがパラディン・ダンスが救難信号を傍受したらしい。探し回って木製の部屋に行くとB.O.Sのフィールド・スクライブの男性の亡骸がそこにあったのだ。救難信号は付近に有った「ディストレス・パルサー」と呼ばれる代物で行っていたらしい。

 ホロタグにはスクライブ・ファリスと書かれていた。ホロテープには致命傷を受け、プリドゥエンに救援要請を試みたが間に合わずに死亡したことが記録されていた。これを聞いたパラディン・ダンスは自分達だけが偵察チームとして派遣された訳ではなかった話をした。以前もそんな話があったと思う。最後の部隊は3年前で、2度と戻らなかったために公式では行方不明とされたが死亡したものと考えられていたようだ。

 デリケートなことを聞いてしまった事を謝罪したが、パラディン・ダンスは「偵察任務に赴く者にとって何を覚悟すべきか理解している。生き延びられるかは訓練とお互いにかかっている。もし万が一に倒れたらB.O.Sが追悼してくれる」と言い、彼らの覚悟の重さを伺い知れた。そして、彼等の足取りを探る必要があるので捜索任務に移行しようと思う。潜入地点はモールデンに近い丘だったようだ。そこを調査して捜索パターンを確立すべきと彼は進言した。

 通信システムを利用しようとしたが返信する前に待ち伏せされてしまった事をパラディン・ダンスは状況を整理させた。その後、隊長のブランディスは置き去りにしたが第1の規則を破ったことになるらしい。勝手な行動をしないことと、常に一緒に行動することだ。何かを見落としていると彼は確信しており、足取りを探りメンバーに何があったかを究明する必要があるだろう。

 僕達は救難信号を辿ってモールデンの近くの丘にある廃墟に向かった。そこは大規模な爆発が起きたと思われる惨状だった。パワーアーマーがフレームのみの状態で息絶えたB.O.Sの兵士達の亡骸がそれを物語っていた。

 ここで何が起きたかを知るために息絶えてパワーアーマーを装着していた男性、ナイト・バーラムからホロタグとホロテープを回収して確認すると、偵察任務に派遣されてすぐに何者かの一団に奇襲されたようだ。戦力は5倍以上とか言っていたが相手が分からなかった。レイダーかガンナーかインスティチュートなのか?だが、それは今は重要ではない。その戦いでは苦渋の決断としてフュージョン・コアをオーバーロードさせて自爆したようだ。敵に技術が渡るのを防ぐためだが壮絶であったことは間違いない。

 パラディン・ダンスも彼等の覚悟に敬意を表し、捜索を続行することを命じた。

 更に救難信号を辿るとナショナルガード(州軍)訓練場に辿り着いた。戦前はそのための施設だったようだが行った事がないのでよく知らない。付近に行くとマシンガンタレットがまだ起動しており、同時にフェラル・グールも攻撃してきたので慌てた。その際もパラディン・ダンスが助けてくれたので事なきを得た。

 救難信号は内部から発信されており、フェラル・グールを掃討したら女性のB.O.S兵士の亡骸を発見した。パラディン・ダンスは彼女の名前はナイト・アストリンという名前だと教えてくれた。数年前は彼の部隊に配属されており、彼曰く「最高のマークスマン(狙撃手)」だったようだ。

 そして、ホロタグとホロテープを回収して確認すると、ここで陣地を構えて防戦するが残念ながら死亡したという内容だった。それを聞いたパラディン・ダンスは防御を固めて前哨基地にすべきだったが間に合わないでこうなってしまった事を「その代償を支払うことになった」と言ったがその声には悲しみを感じられた。

 

パラディン・ブランディスを説得せよ!

 最終的に辿り着いた先はシータ偵察用シェルターと呼ばれる場所だった。パラディン・ダンスはここがホールドアウト・サイトとして警戒を緩めないように言われた。僕は道中で知ったアクセスコードをターミナルに入力して中に入った。

 すると恐慌状態の男性のB.O.Sの兵士が武器を構えていた。ホロテープで聞いたブランディスで間違いないだろう。パラディン・ダンスは彼の事もきちんと知っており、説得を試みた。パラディン・ブランディスは「嘘だ。こんな所にいるはずがない」と否定した。同じように派遣されたことをパラディン・ダンスが伝えると、少しは落ち着いたようで、ずっと独りだったことを打ち明けた。心身ともに疲れ切っていることが伺えた。

 僕はブランディスのチームの救難信号を辿り、ホロテープの内容を聞いてここに来た事を伝えた。彼は仲間がどうなったかを心配した。残念ながら助からなかった事を伝え、ホロタグを全て回収したので彼に渡した。

 それを受け取ったパラディン・ブランディスは喜び、B.O.Sに帰還しようとしたが叶わなかったことを打ち明けた。お礼として今までの3年間で収集したテクノロジーを僕に報酬としてくれることを約束した。だが、彼にとってみれば仲間の命に比べて「ガラクタ」と評した。それだけ仲間の命が大切だった証である。

 パラディン・ダンスはブランディスに帰還するように説得したが「全て起きてしまった後」として帰還を断った。僕は「B.O.Sは貴方を必要としている。そろそろ帰還しても良い頃合いではないですか?」と同じく説得してみた。

 続けて「コモンウェルスの事を知っている人間は貴方以上にはいない。その力を貸してくれませんか?」と再度説得した。パラディン・ブランディスは長くここに居過ぎたせいで、自分が自分でないらしい。それでも受け入れてくれるだろうかと不安のようだ。

 僕は「B.O.Sはチームの犠牲者を追悼します。仲間の物語を伝えるのは貴方の役目じゃありませんか?」と説得した。これが決め手となりパラディン・ブランディスは帰還を決意した。彼は「仲間の犠牲、チームが経験したことの全てが忘れ去られることがあってはならない」とし、準備が出来たら空港に向かうようだ。彼は僕に感謝して準備に入るのだった。上手く説得出来て良かった。

 外に出ると冷静に対処したことをパラディン・ダンスは褒めてくれた。パラディン・ブランディスは優秀な兵士なのでこの様な目に遭うのは割に合わないと言った。再び任務に就くには時間が掛かるだろうが、帰還して何よりだと彼は言った。キャプテン・ケルズにもこのことを報告すべきだと言っていた。プリドゥエンに帰還しよう。

 

パラディン・ブランディス帰還を報告せよ!

 僕達はプリドゥエンに戻り、キャプテン・ケルズに今回の捜索の件を報告した。生存者はパラディン・ブランディスのみだったことを伝えると、彼は笑みを零して帰還を歓迎した。再び戦線に加わるまでの道のりは困難だが培った経験は貴重なので役立つはずだと期待しているようだ。

 そして、チームの犠牲者に対しては、遺品は近親者の届けるように塵は空うと言ってくれた。この時初めてキャプテン・ケルズの悲しそうな顔を見たかもしれない。冷徹そうに見えても同じ人間で情が深い人物なんだと実感した。

 この件の詳細な報告書を作り、エルダー・マクソンに報告すると約束し、報酬として新しいアーマー一式を授けてくれた。そのアーマーは「高耐久性B.O.Sコンバットアーマー」と呼ばれる代物らしく、エネルギーとダメージの耐性が強いらしい。ありがたく受け取ろう。

 しかし、この後別の重要な任務があると彼は言った。何だろうか?詳細を聞こう。