Fallout4(フォールアウト4)サイドクエスト編 第17話 Vault81探索 | TES&fallout forever

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 建築技術の入手を目指して僕はVault81を目指した。ここの事をディーコンは「狂った世捨て人の集まり」と評した。通常は密閉されているので得体が知れないのでそう評したのだろうか?

 僕は自分のPip-Boyを使用してスイッチを起動させると、居住者と思われるオフィサー・エドワードという名前の男性が「そのPip-Boyを何処で手に入れた?」と言ってきたので「Vault111で手に入れた」と僕は答えた。だが、信用されていないようで警戒されたままだ。入れないのだろうと諦めかけたら監督官と思われる女性がとりあえず話を聞いてくれることとなった。上手く入れればいいけど。

 

稼働するVault

 監督官は交換条件を飲むなら扉を得開けると言った。「助けてもらう代わりに、助けてあげる」という形だ。Vaultもコモンウェルスも大変な環境に違いないから僕はそれを受け入れることにした。

 目的のものはフュージョン・コアを3つだ。それはパワーアーマーをしっかり使っていなかったこともあり、余るぐらい持っている。もう持っていることを伝えると監督官は驚いてしまったが開けることを了承した。簡単に手に入る物ではないから時間が掛かると思ったのだろう。思ったよりもスムーズには入れて良かった。

 扉を抜けて中に入るときちんと稼働しているVaultには入れた。戦前のVault111に入った時以来だったので少し感動した。だが、入って早々居住者と対応してくれた声と同じ人と思われる監督官が口論する場面を目撃した。ここVaultでは休みなく仕事を行っており、カルビンという名前の男性は休憩が必要だと進言していたのだ。監督官は何とか頑張るようにお願いしたが、カルビンはずっと続けるのは無理だと忠告してその場を去った。中々大変なんだなと思いながら聞いていたら監督官は僕に気付いた。今の口論を謝罪して、メンテナンスプロジェクトの同時進行をしていたからと説明した。なるほどね。

 僕は自分の名前を言ってその後に放浪者であると自己紹介をした。その後で監督官も自分の名前はグウェン・マクナマラであると明かした。完全な自給自足は出来なくてもここが稼働し続けて2世紀にもなるようだ。戦後からずっとになるとは偉業に等しいのではないかと思った。それも前監督官のおかげなのだとか。それでも凄い。

 Vaultの扉を開くのはそういった理由からだが、それを良しと考えない人々も少なからずいるらしい。その背景から危険かどうかを振り分けるために交換条件を持ち出して助けてくれるならこちらも助ける形にしたようだ。それを続けることで物資不足が起きないようにしてきたのだろう。本当に凄いと思う。僕は忘れる前にフュージョン・コアを3つをマクナマラ監督官に渡した。

 僕達を入れることは近くにいたオフィサー・エドワードは反対したが僕達の対応に感心したマクナマラ監督官は許可してくれた。これには感謝だ。セキュリティがいつも以上に気を配っていることと、監督官自身が判断した事なので大丈夫だと保証してくれたのだ。この配慮に報いるように行動しようと思う。

 このVault81を見て回ろうと思い、居住者と話し合うこととした。

 最初は扉の通路の近くにいたエンジニア風のミランダという名前の女性に話し掛けた。彼女は外部の人間を警戒しているようで自分達のVaultでうろうろしているのが気に入らないらしい。こういうのを日本の諺で「取り付く島もない」と言うのだろうか?いつか打ち解けられると良いんだけど。

 そして入ることを警戒していたオフィサー・エドワードに挨拶に行った。彼は僕の行動に目を光らせると言った。皆に親切にして慎重に行動するようにと釘を刺された。役職を考えればそういう対応も仕方がないと思った。気真面目なんだ彼は。

 次に仕事中のニールという名前の男性に話し掛けた。彼は外の世界に興味津々だった。僕は「危険だから1日と持つか分からない危険な世界だよ」と伝えた。それを聞いた彼は残念がったがすぐに気持ちを切り替えた。とてもポジティブなのだろう。

 僕はなんで長時間労働をしているのかを聞いてみた。ニールは今の自分たちの住む所を無くさないようにしているだけだと言った。そして「稼働部品こそが我々を1日中働かせる原因だ」というここの格言のようなことを言った。構造的にはかなりしっかりしたものらしく、Vault-Tecも建設当初は自分達が何をしているかを把握していたとのこと。もしかしたらここも実験があったのだろうが比較的平和に過ごしているなら失敗して正解だったかもしれない。

 更に進むと男の子がやって来た。名前はオースティンというらしい。外の人間である僕達に興味があり、色々と話をしたいようだ。案内する代わりに5キャップを条件に出した。それ位大したことないのですぐに支払った。彼は喜んでこれから案内してくれると言った。しっかり見て回ろうと思う。ところでディーコン、いつの間にVaultのジャンプスーツ手に入れて着ていたの?気付かなかったよ。

 

Vault81の案内

 最初は友達のエリンの両親であるコムズ夫妻が経営しているお店だ。夫婦仲が悪いようで2人がいる時にはいかないようだ。だが、物資調達は必要なのでしっかり利用しようと思う。

 次はマクナマラ監督官の監督室の通路だ。何故直接行かないのかは仕事の時に会いに行くと叱られるかららしい。規則を作るが監督官は好きだと言っていた。子供にも好かれるなら監督官として大成したと言えるのではないだろうか。

 次は食堂だ。サンシャイン食堂と呼ばれているらしい。ここはサマーセット夫婦が経営しているとのこと。おススメはMrs.サマーセットのパイだと言った。いずれ食べようと思う。それを調理場で聞いていたマリアは後でオースティンの分のパイを一切れ残しておくと言った。話通りに優しい人のようだ。

 次を紹介される前に挨拶をしておこうと思った。最初は調理場で作業しているマリアに挨拶した。新しく来た人を喜んで歓迎してくれた。旅の途中で食べ物が必要になったり空腹になったら声をかけてと言った。外の世界程異国情緒はないけど困った時には役に立つと彼女は言った。ありがたい限りだ。その気持ちに報いるように立ち寄ろうと思う。

 そして、近くにいた男性は夫でありマークという名前らしい。僕が受けた交換条件はフュージョン・コアだったのを知って「マット・フルーツの方が良かった」と言っていた。申し訳ない。その時は食料じゃなかったんだと心の中でお詫びした

 扉を開けることで責める人々がいるがマクナマラ監督官を擁護していた。子供の頃から知っている間柄のようだ。彼女の事を頭の良い娘だと評し、Vaultの住民全体を管理するのは大変だからその手腕を評価していた。悪く言う人がいるけどこういう人々のおかげで続けて行けるのだろうと思った。

 長話が過ぎたようで彼は妻のマリアの下に戻った。「怒られるのが怖いから」と言っていたが心から愛していると言った雰囲気だったのだ。相思相愛という表現がピッタリだと思った。

 今度は床屋だった。ホレーシオという名前の男性が経営しているようだ。オースティンとは仲良しのようで、彼の頭を「モールラットの巣みたい」だと冗談を言った。同年代の友達のような関係のようで中々面白いなと思った。それだけお互いを大切にしていると思った。

 その後、ホレーシオは僕に「経験上、コモンウェルスは髪に対して容赦がないんだ。だから、ここで整髪するのはどうだい?」と言ってきた。確かに旅をしている時はそこまで考えてなかった。オースティンには待ってもらい、整髪することにした。今回はカジュアル・ランガーという形の髪形にしてみた。自分で言うのもなんだけどしっくりとした感じだった。

 今度はオースティンの祖母に会いに行くことになった。だが、本当の祖母ではないようだ。複雑な家庭環境かもしれない。しかし行ってみると祖母であるDr.ペンスキーという名前の女性はオースティンのことを心から愛しているのは言動で見て取れた。厳しいがそこには愛があった。オースティンもそれは分かっていた。

 ここでは水栽培ラボを経営しており、それがVault81の食料になるようだ。

 他の場所の紹介を受けるために歩いているとエリンの両親に出会った。夫の方のホルトという名前の男性は僕の事を警戒しているか厄介者として接していた。ここではお互いの面倒を見合うのでいちいち旅人に構う事はないという姿勢のようだ。妻の方はアレクシスという名前の女性は夫であるホルトが自分を卑下しているのかが分からないといった風なことを言っていた。この2人が喧嘩するのを見るのは確かに苦しいものがあると思う。その理由が少し分かった気がする。

 気を取り直して今度は診察室に行った。そこでDr.フォーサイスという名前の男性に出会ったが医療用サンプルとして血液を採取したいと言ってきた。僕は何かの助けになるならと思い、喜んで採血してもらった。

 次に病気や怪我で軽度ならば彼の助手のレイチェルという名前の女性に診断してもらうように言われた。Dr.フォーサイスに診てもらうのは重病の時になるだろう。

 そして、助手であるレイチェルに会いに行った。彼女は観察眼が鋭いようで僕達の怪我を瞬時に見抜いた。そこで治療してもらって部屋を後にした。前より動きやすくなったのはありがたかった。

 最後は学校に立ち寄ることとなった。そこはケイティ―という名前の女性1人が先生をしていた。挨拶すると彼女は「コモンウェルスでの旅の話を聞かせてくれませんか?」と言ってきた。僕は「目が覚めている間はずっと冒険です」と伝えた。それを聞いた彼女は子供達が喜ぶだろうと言って僕にゲストとして教壇に立って欲しいとお願いされた。緊張するが頑張ろうと思う。

 そこで僕はコモンウェルスの今までの旅をかいつまんでだが話した。子供達は興味津々で聞いていた。何だが恥ずかしかったが上手く話せた。オースティンはデスクローと戦った事はあるのかと聞かれた。コモンウェルスの旅人からその存在を聞いたらしい。手強かったが仲間のおかげで倒すことが出来たと答えた。オースティンが言っていたエリンという名前の女の子は「弾をいっぱい使ったのね」と感心している風だった。

 最後まで話し終わった後はケイティ―先生からゲストの報酬として「グロッグナック・ザ・バーバリアン」のコミックをくれた。久しぶりにこのコミックを手に入れることが出来て良かった。頑張って話してみるものだと思うのだった。

 授業が終わるとエリンが僕に猫を見なかったかと聞いてきた。そういえば走ってどこかに行くのを見かけた気がする。Vaultを出たのかもしれないことを伝えると彼女は慌てた。他に外に行く人がいないので僕にしか頼めないようだ。グレーの猫でアッシズという名前のようだ。この子のためにも見つけてきますかね!

 Vaultを出てすぐの廃墟にアッシズはいた。怖くて動けなかったのだろうか?何にしても無事で良かった。コモンウェルスは猫が生きていくには危険過ぎる世界だから生きていて何よりだ。僕はアッシズに「家に帰りなさい。エリンが心配しているよ」と言った。伝わったかどうか分からないがすぐに帰ることにしたようだ。やはり怖かったのだろう。

 エリンの下にアッシズを返すことに成功したので彼女はとても喜んだ。僕も上手くいって何よりと思った。これでアッシズも外の世界が危険だと分かっただろうからひとまずは安心という事でいいだろうと思った。

 Vault81は排他的な所はあるがとても良い所だと思う。ここに建築の技術はあるかはこれから探そう。